4,259 バイト追加
、 2021年6月26日 (土) 23:17
クトゥルー(Cthulhu)とはクトゥルフ神話に登場する神。『機神咆吼デモンベイン』にも登場する。
== 概要 ==
「[[神|旧支配者]]」の一柱で、クトゥルフ神話における代表的な神。「クトゥルフ」「ク・リトル・リトル」などと表記揺れが存在するが、これはそもそも人間には発音できない名前であり、無理やり英語っぽく表記したという設定であるため。
海底都市「ルルイエ」に眠る旧支配者。
オーガスト・ダーレスが体系化した後に生まれた分類においては、水に関連付けられることが多い。
=== 『機神咆吼デモンベイン』において ===
秘密結社[[ブラックロッジ]]最大の計画「C計画」の中心に据えられている神。
本作では、太平洋上に浮かんでいた幻の大陸ルルイエを築き、地球に君臨していた神性とされる。<ref>クトゥルフ神話自体が作品によってさまざまな設定があるため、あくまでこれは『デモンベイン』における設定である。</ref>
ブラックロッジの本拠地である「夢幻心母」を母体に、それを受肉させる形で現世に顕現した。それ故に、形状は夢幻心母を引き継ぎ球状になり、そこから無数の触手を生やし、鱗に覆われている。蝙蝠のような翼を所持している作品もあるが、『デモンベイン』におけるクトゥルーには翼の意匠は確認できない。夢幻心母内の設備は全損しておらず、[[ドクター・ウェスト]]の研究室は何とか難を逃れることに成功した。中枢部は心臓の間となり、その名の通りクトゥルーの心臓が鼓動し、クトゥルーの赤き血と肉に満たされている。
ブラックロッジの大導師[[マスターテリオン]]と、幹部[[アンチクロス]]6名の魔術によって招喚され、アーカムシティを阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ。夢幻心母に居た[[ブラックロッジ構成員]]も取り込まれ、多くが命を落としている。
しかし、マスターテリオンを以てしてもクトゥルー招喚には多大なる魔力を要し、消耗したところをC計画を巡って謀反を起こしたアンチクロス達の手によりマスターテリオンは殺害される。以降、[[アウグストゥス]]を中心としたアンチクロスの手によって本拠地として運用される。
後にルルイエにクトゥルーを進行させるが、そこが覇道財閥の戦力との決戦の地となる。が、紆余曲折を経て復活したマスターテリオンにより、別の神[[ヨグ=ソトース]]を招喚するための苗床となり消滅した。
== 関連人物 ==
=== 魔導書 ===
;[[ルルイエ異本]]
:クトゥルーに関する[[魔導書]]の化身。招喚の鍵。
=== ブラックロッジ ===
;[[マスターテリオン]]
:招喚者。
;[[アウグストゥス]]
:謀反を起こし、クトゥルーを本拠地として運営した。
;[[ウェスパシアヌス]]
:原作ではアウグストゥスをさらに欺き、一時的にコントロールを奪ったが、直後彼もまた奪われる。
;[[エンネア|ネロ]]
:原作・アニメ版共に、他の[[アンチクロス]]からコントロールを奪う。
== 登場作品 ==
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:アニメ版設定。ユニットとして戦うことはなく、地形扱いで「心臓の間」が登場。
:ユニオンルート第43話『THE RETURN OF THE SORCERER』にて戦いの舞台となる。インターミッションで内部へ突入し、心臓の間で[[アウグストゥス]]ならびに[[エンネア|ネロ]]と決着をつけることになる。それ以外の経緯はほぼ原作に準拠。
== 余談 ==
*『UX』における心臓の間の背景処理が重いのか、[[ギム・ゲネン]]の合体技を心臓の間で使うと高確率でフリーズしてしまうバグが存在する。
== 脚注 ==
<references />
{{DEFAULTSORT:くとうるう}}
[[category:機神咆吼デモンベイン]]