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| オレンジ色の髪に猫耳のような癖毛が特徴。保護した直後は呆然としたままだったが、その後本来の快活な性格を取り戻し、そのまま九郎の部屋に住み着き始める。家事全般が得意らしく、特に料理の腕前はプロ並とさえ言われるが、食材の買出しの際に必要経費と称して九郎の所持金を勝手に使う等、お調子者としての一面も併せ持つ。九郎や[[アル・アジフ|アル]]と共に家族として溶け込んでいく一方、九郎が戦う者であることを見抜いたり、アルからその目的を問われた際に答えをはぐらかす等どこかミステリアスな部分を秘めている。 | | オレンジ色の髪に猫耳のような癖毛が特徴。保護した直後は呆然としたままだったが、その後本来の快活な性格を取り戻し、そのまま九郎の部屋に住み着き始める。家事全般が得意らしく、特に料理の腕前はプロ並とさえ言われるが、食材の買出しの際に必要経費と称して九郎の所持金を勝手に使う等、お調子者としての一面も併せ持つ。九郎や[[アル・アジフ|アル]]と共に家族として溶け込んでいく一方、九郎が戦う者であることを見抜いたり、アルからその目的を問われた際に答えをはぐらかす等どこかミステリアスな部分を秘めている。 |
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− | その正体は[[ブラックロッジ]]の幹部「アンチクロス」の一人であり、[[魔導書]]「無銘祭祀書」を所有する魔術師'''ネロ'''。名前の由来は古代ローマ帝国5代目皇帝であり、ローマ帝国史上最大の暴君「ネロ」から。 | + | その正体は[[ブラックロッジ]]の幹部「[[アンチクロス]]」の一人であり、[[魔導書]]「無銘祭祀書」を所有する魔術師'''ネロ'''。名前の由来は古代ローマ帝国5代目皇帝であり、ローマ帝国史上最大の暴君「ネロ」から。 |
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− | その力はアンチクロスの中でも最強と謳われており、[[マスターテリオン]]と同等と言われるが、彼らを上回る凶暴さから地下に幽閉されている。脱走直後の時点だと頭は拘束衣の覆面で隠されている。原作PC版『斬魔大聖デモンベイン』では非常に露出度の高い格好をしていたが、移植やアニメ化にあたって修正された。 | + | その力はアンチクロスの中でも最強と謳われており、[[マスターテリオン]]と同等と言われるが、表向きは彼らを上回る凶暴さから地下に幽閉されており、アンチクロスの例外的存在。脱走直後の時点だと頭は拘束衣の覆面で隠されている。原作PC版『斬魔大聖デモンベイン』では非常に露出度の高い格好をしていたが、移植やアニメ化にあたって修正された。 |
| 魔銃「クトゥグア」「イタクァ」を所持しているが、それらは紆余曲折を経て(ルートによって過程が異なる)九郎の手に渡ることとなる。 | | 魔銃「クトゥグア」「イタクァ」を所持しているが、それらは紆余曲折を経て(ルートによって過程が異なる)九郎の手に渡ることとなる。 |
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| 終盤、再び九郎達の前に姿を現すと同時に、その正体を明かし立ちふさがった。デモンベインに発現したシャイニング・トラペゾヘドロンの一撃を受けることで、仕組まれた一連の輪廻から解放されることを望むが、それをよしとしなかった九郎により、乗機[[ネームレス・ワン]]から引きずり出される。だがこの時の彼女は、既に「ムーンチャイルド計画」の果てに邪神[[ヨグ=ソトース]]との子を受胎しており、半神半人の子…即ち、'''[[マスターテリオン]]の転生に伴い、九郎の眼前で胎を突き破られて死亡した。''' | | 終盤、再び九郎達の前に姿を現すと同時に、その正体を明かし立ちふさがった。デモンベインに発現したシャイニング・トラペゾヘドロンの一撃を受けることで、仕組まれた一連の輪廻から解放されることを望むが、それをよしとしなかった九郎により、乗機[[ネームレス・ワン]]から引きずり出される。だがこの時の彼女は、既に「ムーンチャイルド計画」の果てに邪神[[ヨグ=ソトース]]との子を受胎しており、半神半人の子…即ち、'''[[マスターテリオン]]の転生に伴い、九郎の眼前で胎を突き破られて死亡した。''' |
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| + | 延々と繰り返される無限螺旋の世界の中で、マスターテリオンの転生の憑代として彼女もまた、生み出されては殺され殺され殺され続けているのである。絶望と諦観はこのためであり、彼女もまた邪神の被害者の一人である。 |
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| 以上がアルルートにおける彼女の顛末であり、同時に最も扱いのいいルートである<ref>アニメ版はアルルート準拠だが、'''エンネアを失った九郎の怒りと嘆きの発露が尺の都合でカットされてしまっている'''ため、原作より扱いが悪い。</ref>。アルルート以外ではエンネアとしては登場せず、特に[[ライカ・クルセイド]]のルートでは最も悪い扱いで戦死する。 | | 以上がアルルートにおける彼女の顛末であり、同時に最も扱いのいいルートである<ref>アニメ版はアルルート準拠だが、'''エンネアを失った九郎の怒りと嘆きの発露が尺の都合でカットされてしまっている'''ため、原作より扱いが悪い。</ref>。アルルート以外ではエンネアとしては登場せず、特に[[ライカ・クルセイド]]のルートでは最も悪い扱いで戦死する。 |
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| :九郎を巡ってしょっちゅう喧嘩しあうが、エンネアは寧ろ楽しんでいる。 | | :九郎を巡ってしょっちゅう喧嘩しあうが、エンネアは寧ろ楽しんでいる。 |
| ;[[ライカ・クルセイド]] | | ;[[ライカ・クルセイド]] |
− | :アルルートでエンネアとして九郎の元に転がり込んだ時は'''「九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にしてるぅー」'''程度の認識しかなかったが、実は同じ『ムーンチャイルド計画』の犠牲者。ライカルートでは「ネロ」の死により代役扱いされ、大変な目に遭う。 | + | :アルルートでエンネアとして九郎の元に転がり込んだ時は、ライカからすれば'''「九郎ちゃんがまた新しい女の子を餌食にしてるぅー」'''程度の認識しかなかったが、実は同じ『ムーンチャイルド計画』の犠牲者。そのためライカルートでは「ネロ」の死により代役扱いされ、大変な目に遭う。 |
| ;[[マスターテリオン]] | | ;[[マスターテリオン]] |
| :原作アルルート及びアニメ版では、彼の憑代となり死亡する。血縁上は彼の母親となる。 | | :原作アルルート及びアニメ版では、彼の憑代となり死亡する。血縁上は彼の母親となる。 |
| ;[[ウェスパシアヌス]] | | ;[[ウェスパシアヌス]] |
− | :彼によって生み出された。 | + | :彼によって生み出された。一部の例外を除き、彼の『ムーンチャイルド計画』の末、[[ヨグ=ソトース]]の子を受胎させられる。 |
| ;[[クラウディウス]] | | ;[[クラウディウス]] |
| :『UX』にて彼を殺害する。 | | :『UX』にて彼を殺害する。 |