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865 バイト追加 、 2021年6月13日 (日) 20:24
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関節部は[[PS装甲]]技術を転用した特殊素材製で、稼働状態では鈍い金属光を発する。脚部は装甲を複数のパーツに分解し、それぞれをフレキシブルにスライドさせることで、広い関節稼動部分と高い運動性を実現させている。脚部のこの機構はどうしても防御力が下がってしまうという欠点があるが、ザフト開発陣は専属パイロットのシンの戦闘データを解析、運用実績にあわせた可動範囲の設定と装甲分割を行っているため、本機は敵に対する無防備な瞬間を最小限に留めつつ最大の機動性が発揮できるようになった。
 
関節部は[[PS装甲]]技術を転用した特殊素材製で、稼働状態では鈍い金属光を発する。脚部は装甲を複数のパーツに分解し、それぞれをフレキシブルにスライドさせることで、広い関節稼動部分と高い運動性を実現させている。脚部のこの機構はどうしても防御力が下がってしまうという欠点があるが、ザフト開発陣は専属パイロットのシンの戦闘データを解析、運用実績にあわせた可動範囲の設定と装甲分割を行っているため、本機は敵に対する無防備な瞬間を最小限に留めつつ最大の機動性が発揮できるようになった。
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激戦を経て特に反応速度が飛躍的に上がったシンに、その反応速度に追従できるだけの本機の基礎性能、高速機動に特化した推進装備が嚙み合った結果、本機は総合的に速度の優れた機体となっている。<ref>高山瑞穂氏の漫画版では、シミュレータしか触っていない段階のシンを以て「反応速度は信じられないレベル」と言わしめている。</ref>
    
なお、この装甲調整はシンに引き渡された後も複数回にわたって微調整が続けられている。また、同様のシステムは[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]にも採用されているが、本機の方がより実戦的である。
 
なお、この装甲調整はシンに引き渡された後も複数回にわたって微調整が続けられている。また、同様のシステムは[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]にも採用されているが、本機の方がより実戦的である。
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=== 戦績に対する評価 ===
 
=== 戦績に対する評価 ===
 
劇中での戦果は、実のところヘブンズベース攻略戦・レクイエム制圧戦以外は結果的に負けで終わっている。しかも、敗北時の相手はインフィニットジャスティスであったため、よく「非合理的な全領域対応と大型目標特化の性能ゆえに、モビルスーツ戦には却って向いていない」と言われることがある。
 
劇中での戦果は、実のところヘブンズベース攻略戦・レクイエム制圧戦以外は結果的に負けで終わっている。しかも、敗北時の相手はインフィニットジャスティスであったため、よく「非合理的な全領域対応と大型目標特化の性能ゆえに、モビルスーツ戦には却って向いていない」と言われることがある。
しかし、デスティニーには機関砲・ビームライフル・ビームサーベル(フラッシュエッジ)などの対MS戦を想定した武器が一通りは装備されており、この指摘は誤りである。こういった誤った指摘の背景には、「作中での武装の使用頻度の差」や「シンの戦い方」があると思われる(極端な話、戦闘バンクの使い回しにより、ビームサーベルが使用されないのがおそらく一番の要因)。
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しかし、デスティニーには機関砲・ビームライフル・ビームサーベル(フラッシュエッジ)などの対MS戦を想定した武器が一通りは装備されており、この指摘は誤りである。こういった誤った指摘の背景には、「作中での武装の使用頻度の差」や「シンの戦い方」があると思われる(極端な話、戦闘バンクの使い回しにより、ビームサーベルが使用されないのがおそらく一番の要因)。
 
また、あまり知られていないが、シンを始めとする当時のザフト軍パイロットは、モビルスーツを身体の延長として扱う技術に長けている。
 
また、あまり知られていないが、シンを始めとする当時のザフト軍パイロットは、モビルスーツを身体の延長として扱う技術に長けている。
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:*大器型SSRファイター…VPS装甲、100%分身「ミラージュコロイド技術の応用」と回避時に発動するHP回復+コア獲得「運命の業火」によりデスティニーガンダムの中では生存性に優れるものの、昨今の回避・命中率のインフレや、そもそも回避を許さない超命中・必中状態の実装が向かい風。
 
:*大器型SSRファイター…VPS装甲、100%分身「ミラージュコロイド技術の応用」と回避時に発動するHP回復+コア獲得「運命の業火」によりデスティニーガンダムの中では生存性に優れるものの、昨今の回避・命中率のインフレや、そもそも回避を許さない超命中・必中状態の実装が向かい風。
 
:*大器型SSRアタッカー…大器シューター版のリメイクと言った趣で、デスアップ系アビリティ「譲れない信念」による爆発力が持ち味。EXアビリティの分身は特殊回避に変更され、回数は限られるが確実に攻撃を回避できるようになった。しかし「特殊回避を潰してくる超命中・必中状態に無力」「耐久面はシンの不屈やPアビリティのタフネス頼り」といった欠点はシューター・ファイター版から変わらずで、10というVコストの重さもあって編成難易度は高い。
 
:*大器型SSRアタッカー…大器シューター版のリメイクと言った趣で、デスアップ系アビリティ「譲れない信念」による爆発力が持ち味。EXアビリティの分身は特殊回避に変更され、回数は限られるが確実に攻撃を回避できるようになった。しかし「特殊回避を潰してくる超命中・必中状態に無力」「耐久面はシンの不屈やPアビリティのタフネス頼り」といった欠点はシューター・ファイター版から変わらずで、10というVコストの重さもあって編成難易度は高い。
:*極型SSRファイター(XΩ)…「VPS装甲【極】」による莫大な耐久値、ダメージを受けるたびに耐久値を修復しつつ速度を上げる「ソリドゥス・フルゴール【極】」の2つのアビリティが肝となり、前線で味方の盾になりながら反撃で相手を殲滅できる。必中状態にはなれないが、逆に攻撃を回避されるたびに行動力が加速する上に、XΩスキルの相方である[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]が必中状態で当ててくれてしっかりダメージを稼げるため、互いに殲滅速度を支え合う形となる。基本XΩスキル前提の運用で、末期の強豪ユニットとして活躍した。
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:*極型SSRファイター(XΩ)…「VPS装甲【極】」による莫大な耐久値、ダメージを受けるたびに耐久値を修復しつつ速度を上げる「ソリドゥス・フルゴール【極】」の2つのアビリティが肝となり、前線で味方の盾になりながら反撃で相手を殲滅できる。必中状態にはなれないが、逆に攻撃を回避されるたびに行動力が加速する上に、XΩスキルの相方である[[ストライクフリーダムガンダム|ストライクフリーダム]]が必中状態で当ててくれてしっかりダメージを稼げるため、互いに殲滅速度を支え合う形となる。基本XΩスキル前提の運用で、末期の強豪ユニットとして活躍した。しかし、耐久値を無視されるとあっさり落ち、それを行えるユニットの活躍もまた目立った。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
家庭用作品で[[ルナマリア・ホーク]]の[[フォースインパルスガンダム]]との連携攻撃のみが採用されている。『X-Ω』では初めて[[キラ・ヤマト]]との合体攻撃が実装された。
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家庭用作品では[[ルナマリア・ホーク]]の[[フォースインパルスガンダム]]との連携攻撃のみが採用されている。『X-Ω』では初めて[[キラ・ヤマト]]との合体攻撃が実装された。
    
;コンビネーション・アサルト
 
;コンビネーション・アサルト
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:余談だがシン役の鈴村氏とルナマリア役の坂本氏はUX発売の前に結婚しており、この攻撃パターンは'''ウェディングケーキ入刀→お色直し→キャンドルサービス'''とファンからの祝福混じりでネタにされた。
 
:余談だがシン役の鈴村氏とルナマリア役の坂本氏はUX発売の前に結婚しており、この攻撃パターンは'''ウェディングケーキ入刀→お色直し→キャンドルサービス'''とファンからの祝福混じりでネタにされた。
 
;コンビネーション・アサルトII
 
;コンビネーション・アサルトII
:『X-Ω』で使用。キラの[[ストライクフリーダムガンダム]]との合体攻撃。各種武装を使用した連続攻撃の後、トドメに長射程ビーム砲とカリドゥス複相ビーム砲を放つ。〆の同時攻撃は、ストライクフリーダムと対峙した際の撃ち合いの再現と思われる。
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:『X-Ω』で使用。キラの[[ストライクフリーダムガンダム]]との合体攻撃。各種武装を使用した連続攻撃の後、トドメに長射程ビーム砲とカリドゥス複相ビーム砲を放つ。〆の同時攻撃は、ストライクフリーダムと対峙した際の撃ち合いの再現と思われるが、同時攻撃の都合上交差撃ち。
 
:デスティニー側の動きは、正面からビームライフル2連射→アロンダイトで突撃して後ろに回る→斬り上げ→長射程ビーム砲で〆。
 
:デスティニー側の動きは、正面からビームライフル2連射→アロンダイトで突撃して後ろに回る→斬り上げ→長射程ビーム砲で〆。
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:撃墜した場合は追加で、最終期OPのラストカットからインフィニットジャスティスを抜いて位置調整したような形で、地球をバックに両機立ち並ぶカットが加わる。
 
;ザフトレッド・コンビネーションI
 
;ザフトレッド・コンビネーションI
 
:『V』で使用。フォースインパルスとの合体攻撃。演出は天獄篇と同じだが、撃墜後にシンとルナマリアのカットインが入るようになった。
 
:『V』で使用。フォースインパルスとの合体攻撃。演出は天獄篇と同じだが、撃墜後にシンとルナマリアのカットインが入るようになった。
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