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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = バグ | | | タイトル = バグ |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Bug]]
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| | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] |
| *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF91}} | | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムF91}} |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
| [[クロスボーン・バンガード]]の自律式の無人殺人兵器。 | | [[クロスボーン・バンガード]]の自律式の無人殺人兵器。 |
− | 本機は「'''親バグ'''」とも呼ばれる。
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− | 円盤の外周に鋸状の突起が付いた様な形状をしており、人間の体内から排出された二酸化炭素や体温、すなわち「生体反応」を感知してその外周突起で切り刻む攻撃を行う。切り刻みは建造物やモビルスーツの装甲を容易く切り裂いてしまうほどの威力があるが、行動パターンが単純で回避動作もしないので、個々の迎撃は容易。しかし、その膨大な物量に任せて四方八方から襲い掛かってくるバグを全て迎撃しきることは難しく、実際に劇中でもビルギットのヘビーガンが捌ききれずに撃墜されている。
| + | 本機は「'''親バグ'''」とも呼ばれる。円盤の外周に鋸状の突起が付いた様な形状をしており、人間の体内から排出された二酸化炭素や体温、すなわち「生体反応」を感知してその外周突起で切り刻む攻撃を行う。切り刻みは建造物やモビルスーツの装甲を容易く切り裂いてしまうほどの威力があるが、行動パターンが単純で回避動作もしないので、個々の迎撃は容易。しかし、その膨大な物量に任せて四方八方から襲い掛かってくるバグを全て迎撃しきることは難しく、実際に劇中でもビルギットの[[ヘビーガン]]が捌ききれずにバラバラにされ撃墜されている。 |
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− | 建物等親バグが入れない場所(または入る事が非効率的な場所)には「'''子バグ'''」と呼ばれる直径0.6m程の小型機(こちらは円盤に刃状の突起が付いた物)を射出、侵入させ切り刻みと自爆による攻撃を行う。 | + | 建物等親バグが入れない場所(または入る事が非効率的な場所)には「'''子バグ'''」と呼ばれる直径0.6m程の小型機(こちらは円盤に刃状の突起が付いた物)を射出、侵入させ切り刻みと自爆による攻撃を行う。漫画版においては、人体が真っ二つにされる・手足が引き千切れるなど、[[映画]]以上にグロテスクな殺戮が描かれている。 |
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| 劇中では[[ザムス・ガル]]に秘密裏に搭載されており、運用テストとしてフロンティアIで使用された。 | | 劇中では[[ザムス・ガル]]に秘密裏に搭載されており、運用テストとしてフロンティアIで使用された。 |
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| この時点でのプログラミングはまだ不完全であり、「高熱を発するもの」には弱いという特徴がある。[[ビーム兵器]]やモビルスーツの高熱には敏感に反応している。その不完全さを利用して[[シーブック・アノー]]の[[ガンダムF91]]は両腕の[[ビームサーベル]]の回転と正確なヴェスバーの発砲、バグを破壊したことによる高熱でコロニー全てのバグを撃退に成功している。 | | この時点でのプログラミングはまだ不完全であり、「高熱を発するもの」には弱いという特徴がある。[[ビーム兵器]]やモビルスーツの高熱には敏感に反応している。その不完全さを利用して[[シーブック・アノー]]の[[ガンダムF91]]は両腕の[[ビームサーベル]]の回転と正確なヴェスバーの発砲、バグを破壊したことによる高熱でコロニー全てのバグを撃退に成功している。 |
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− | この無人機による無作為の粛正を、[[カロッゾ・ロナ]]は'''「誰の良心も痛める事は無い良い作戦」'''と語っており、機体のテストの結果が良好であれば、バグを[[月]]と[[地球]]に降下させる予定であったらしい。
| + | この無人機による虐殺を無作為の粛正と称した[[カロッゾ・ロナ]]は'''「誰の良心も痛める事は無い良い作戦」'''と語っており、機体のテストの結果が良好であれば、バグを[[月]]と[[地球]]に降下させる予定であったらしい。 |
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| === 『F91』以外の作品に登場するバグ === | | === 『F91』以外の作品に登場するバグ === |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | SRWではユニットとして登場したり、武器扱いだったりと様々。
| + | SRWでは初期から[[ラフレシア]]の武装として登場、『COMPACT』から単独ユニットでも登場する。 |
| + | |
| + | === [[旧シリーズ]] === |
| + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
| + | :初登場作品。[[ラフレシア]]の武装『バグ』として登場。 |
| + | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]]、[[第3次スーパーロボット大戦]]、[[第4次スーパーロボット大戦]]、[[第4次スーパーロボット大戦S]]、[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
| + | :同じくラフレシアの武装『バグ』として登場。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
| + | :ラフレシアの武装『バグ援護攻撃』として登場。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}} |
| :今作では[[クロスボーン・バンガード]]の貴族主義派が[[木星帝国]]に付いている為、木星帝国の兵器として登場。 | | :今作では[[クロスボーン・バンガード]]の貴族主義派が[[木星帝国]]に付いている為、木星帝国の兵器として登場。 |
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| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}} |
− | :これまでは[[ラフレシア]]の武装としてのみだったが、今回から単独ユニットとしても登場。 | + | :ユニットとしての初登場作品。SSサイズでオーラバトラー以上の回避性能を持つが、[[HP]]は非常に低くバルカンでも撃墜できそうなほど。 |
− | :SSサイズでオーラバトラー以上の回避性能を持つが、[[HP]]は非常に低くバルカンでも撃墜できそうなほど。
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| :射程が短い故に一ヶ所にまとめやすいので、「[[必中]]」+[[MAP兵器]]で一掃するといい。 | | :射程が短い故に一ヶ所にまとめやすいので、「[[必中]]」+[[MAP兵器]]で一掃するといい。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}} |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[ザムス・ガル]] | | ;[[ザムス・ガル]] |
− | :艦首部(ガル・プラウ)に搭載しており、合体用の部分から射出する…が、SRWではザムス・ガルの[[合体]][[分離]]機構を再現していない事も有ってか、武装には反映されていない。 | + | :艦首部(ガル・ブラウ)に搭載しており、合体用の部分から射出する…が、SRWではザムス・ガルの[[合体]][[分離]]機構を再現していない事も有ってか、武装には反映されていない。 |
| ;[[ラフレシア]] | | ;[[ラフレシア]] |
− | :原作では搭載していないので、[[召喚攻撃]]の一種になる。原作ではそもそも、ガル・プラウが破壊されてバグが射出できなくなったので、ラフレシアが出撃した。 | + | :原作では搭載していないので、[[召喚攻撃]]の一種になる。原作ではそもそも、ガル・ブラウが破壊されてバグが射出できなくなったので、ラフレシアが出撃した。 |
| ;[[ピレスロイド]] | | ;[[ピレスロイド]] |
| :『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』に登場した無人殺傷兵器。攻撃方法がそっくりで、バグとの関連がネタになっている。SRWでは『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と『[[スーパーロボット大戦X|X]]』に登場し、『X』では本当に[[ラフレシア]]と共に現れる回がある。 | | :『[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]』に登場した無人殺傷兵器。攻撃方法がそっくりで、バグとの関連がネタになっている。SRWでは『[[スーパーロボット大戦V|V]]』と『[[スーパーロボット大戦X|X]]』に登場し、『X』では本当に[[ラフレシア]]と共に現れる回がある。 |
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| *バグはどういう訳か、ネットでは'''「[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]だけを殺す機械」'''という[[俗語・俗称|通称]]が広まってしまった。 | | *バグはどういう訳か、ネットでは'''「[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]だけを殺す機械」'''という[[俗語・俗称|通称]]が広まってしまった。 |
| <!--劇場公開版では一般人が襲われるシーンがカットされて死者がビルギットのみと聞いたけど未確認--> | | <!--劇場公開版では一般人が襲われるシーンがカットされて死者がビルギットのみと聞いたけど未確認--> |
− | *『[[機動戦士Vガンダム]]』における[[ザンスカール帝国]]の「[[アドラステア|地球クリーン作戦]]」および[[サイコミュ]]要塞「[[エンジェル・ハイロゥ]]」もまた、「(自然環境へのダメージを小さくしながら)人間だけを殺す機械」と言える。
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| *2012年に公開されたアメリカ映画『バトルシップ』に登場する[[異星人]]の使用する円盤状の兵器が、「バグに似ている」と視聴者からネタにされることがある。 | | *2012年に公開されたアメリカ映画『バトルシップ』に登場する[[異星人]]の使用する円盤状の兵器が、「バグに似ている」と視聴者からネタにされることがある。 |
| **ちなみに、『バトルシップ』に登場する異星人の使用する円盤状の兵器は、バグと異なって(何故か)人間を殺傷せずに機械や建造物の破壊だけを行う代物である。殺戮を目的としたバグと比較すると、人間に優しい(?)兵器である。 | | **ちなみに、『バトルシップ』に登場する異星人の使用する円盤状の兵器は、バグと異なって(何故か)人間を殺傷せずに機械や建造物の破壊だけを行う代物である。殺戮を目的としたバグと比較すると、人間に優しい(?)兵器である。 |
− | | + | == 資料リンク == |
| + | *[[GUNDAM:バグ]] |
| {{ガンダムシリーズ}} | | {{ガンダムシリーズ}} |
| {{DEFAULTSORT:はく めか}} | | {{DEFAULTSORT:はく めか}} |
| [[Category:登場メカは行]] | | [[Category:登場メカは行]] |
| [[Category:機動戦士ガンダムF91]] | | [[Category:機動戦士ガンダムF91]] |