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| 特派主任の[[ロイド・アスプルンド]]の意向によって性能のみを追求、開発された。従来のKMFよりも多くサクラダイトを使っており、非常に高い戦闘力を発揮するが、その反面、操縦が極めて困難となっており、選出の結果、高い適正を持ち[[軍階級|階級]]が低くスカウト可能だった[[枢木スザク]]がデヴァイサー(操縦者)となった。また、稼働時間が短い、当初は脱出装置がなかったなどの問題も残されている。 | | 特派主任の[[ロイド・アスプルンド]]の意向によって性能のみを追求、開発された。従来のKMFよりも多くサクラダイトを使っており、非常に高い戦闘力を発揮するが、その反面、操縦が極めて困難となっており、選出の結果、高い適正を持ち[[軍階級|階級]]が低くスカウト可能だった[[枢木スザク]]がデヴァイサー(操縦者)となった。また、稼働時間が短い、当初は脱出装置がなかったなどの問題も残されている。 |
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− | スザクがデヴァイサーとなったことでその性能を発揮。獅子奮迅の活躍を見せ、[[黒の騎士団]]からは最も厄介なイレギュラーと認識され幾度となく激突する。全身白と金の外見から、黒の騎士団からは'''「白兜」'''と呼称されている。
| + | スザクがデヴァイサーとなった事でその性能を発揮。獅子奮迅の活躍を見せ、[[黒の騎士団]]からは最も厄介なイレギュラーと認識され幾度となく激突する。全身白と金の外見から、黒の騎士団からは'''「白兜」'''と呼称されている。 |
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| 後に正式に開発された第七世代KMFには本機のノウハウが生かされており、実験機としては申し分ない結果を出したと言える。 | | 後に正式に開発された第七世代KMFには本機のノウハウが生かされており、実験機としては申し分ない結果を出したと言える。 |
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− | 機体名の由来は『アーサー王物語』に登場する円卓の騎士の一人「ランスロット」からであるが、ある意味で「[[裏切りイベント|裏切り]]」を象徴とするランスロットと同様、搭乗者のスザクも人生で何度か裏切りに近い行為(スザク本人に事情があったとはいえ、父親殺しや、日本人でありながら敵である[[神聖ブリタニア帝国]]に与していることなど)をしている点は皮肉なものである(ただし、搭乗者のスザクは作中において自らが所属する[[組織]]を裏切ったことは一度も無い。なお、「裏切り」をサブタイトルに冠する『R2』第19話において[[扇要|味方を裏切った者]]は……これもまた皮肉、である)。 | + | 機体名の由来は『アーサー王物語』に登場する円卓の騎士の一人「ランスロット」からであるが、ある意味で「[[裏切りイベント|裏切り]]」を象徴とするランスロットと同様、搭乗者のスザクも人生で何度か裏切りに近い行為(スザク本人に事情があったとはいえ、父親殺しや、日本人でありながら敵である[[神聖ブリタニア帝国]]に与している事etc.)をしている点は皮肉なものである。ただし、搭乗者のスザクは作中において自らが所属する[[組織]]を裏切った事は一度も無い<ref>そもそも、[[枢木スザク|スザク]]が敢えて[[神聖ブリタニア帝国]]へ仕官した真意は、任意のエリア一つの支配権を与えられる[[ナイトオブラウンズ|ナイトオブワン]]に出世を果たし、[[エリア11]]を賜る事によって祖国・[[日本]]を解放する為である。</ref><ref>なお、「裏切り」をサブタイトルに冠する『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第19話において[[扇要|味方を裏切った者]]は…これもまた皮肉、である。</ref>。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| :わかりやすいようにするためか、このイベント中のみランスロットが有利な地形にいるとマスが緑色に不利な地形では赤色に光り、地形効果が可視化されている。 | | :わかりやすいようにするためか、このイベント中のみランスロットが有利な地形にいるとマスが緑色に不利な地形では赤色に光り、地形効果が可視化されている。 |
| :2020年3月のイベント「クロッシング・パイロット第2弾」では、スポット参戦という形で本編に先駆けて操作することが可能。 | | :2020年3月のイベント「クロッシング・パイロット第2弾」では、スポット参戦という形で本編に先駆けて操作することが可能。 |
− | :1章Part10「キュウシュウ戦役」ではやはりスポット参戦だが、本編でも操作することが可能になった。 | + | :1章Part10「キュウシュウ戦役」ではやはりスポット参戦だが、本編でも操作する事が可能になった。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ==== 武装 ==== | | ==== 武装 ==== |
| ;メーザーバイブレーションソード(MVS) | | ;メーザーバイブレーションソード(MVS) |
− | :コクピット左右側面の二つの鞘に収納されている剣。刀身を高周波振動させて対象を切断する。通常は刀身の中心が割れているが、使用時には合わさり赤く発光する。後の第七世代KMFには標準装備されることになる。 | + | :コクピット左右側面の二つの鞘に収納されている剣。刀身を高周波振動させて対象を切断する。通常は刀身の中心が割れているが、使用時には合わさり赤く発光する。後の第七世代KMFには標準装備される事になる。 |
| :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「押出」特性が付く。 | | :『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「押出」特性が付く。 |
| :;MVS(コンボ) | | :;MVS(コンボ) |
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| : | | : |
| ;ヴァリス | | ;ヴァリス |
− | :本機専用のライフルで、正式名称は「'''V'''ariable '''A'''mmunition '''R'''epulsion '''I'''mpact '''S'''pitfire」(可変弾薬反発衝撃砲)。[[サザーランド]]などが装備しているアサルトライフルなどとは比較にならないほどの威力を持っている。 | + | :本機専用のライフルで、正式名称は「'''V'''ariable '''A'''mmunition '''R'''epulsion '''I'''mpact '''S'''pitfire」(可変弾薬反発衝撃砲)。 |
| + | :[[サザーランド]]等が装備しているアサルトライフルなどとは比較にならないほどの威力を持っている。 |
| :戦況に応じてインパクトレールを換装でき、ノーマルモード、バーストモードの二つの切り替えが可能となっている。 | | :戦況に応じてインパクトレールを換装でき、ノーマルモード、バーストモードの二つの切り替えが可能となっている。 |
| :『OE』では「貫通」特性。『DD』では通常攻撃に採用。 | | :『OE』では「貫通」特性。『DD』では通常攻撃に採用。 |
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| ==== 防御兵装 ==== | | ==== 防御兵装 ==== |
| ;[[ブレイズ・ルミナス]] | | ;[[ブレイズ・ルミナス]] |
− | :サクラダイトによるエネルギーで発生するシールド。防御だけでなく攻撃にも使用可能。MVS同様、本機以降様々な機体に装備されることとなる。 | + | :サクラダイトによるエネルギーで発生するシールド。防御だけでなく攻撃にも使用可能。MVS同様、本機以降様々な機体に装備される事となる。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :前期OPテーマ。 | | :前期OPテーマ。 |
| ;「Previous Notice」 | | ;「Previous Notice」 |
− | :次回予告やランスロットの発進シーンなどで使われる[[BGM]]。 | + | :[[次回予告]]やランスロットの発進シーン等で使われる[[BGM]]。 |
| <!-- == 対決・名場面 == --> | | <!-- == 対決・名場面 == --> |
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| :今までのランスロットに追加装備を施したものではなく、新たに一から作られた機体である。 | | :今までのランスロットに追加装備を施したものではなく、新たに一から作られた機体である。 |
| ;[[ランスロットsiN]] | | ;[[ランスロットsiN]] |
− | :劇場版『[[コードギアス 復活のルルーシュ]]』に登場。「罪(SIN)」の名を冠することを条件に開発を許されたランスロット系列の最新鋭機。 | + | :劇場版『[[コードギアス 復活のルルーシュ]]』に登場。「罪(SIN)」の名を冠する事を条件に開発を許されたランスロット系列の最新鋭機。 |
| ;[[ランスロット・フロンティア]] | | ;[[ランスロット・フロンティア]] |
| :ランスロットの予備パーツから作られた機体。搭乗者はスザクではなく[[C.C.]]になっており、彼女に合わせてカラーリングはピンクになっている。 | | :ランスロットの予備パーツから作られた機体。搭乗者はスザクではなく[[C.C.]]になっており、彼女に合わせてカラーリングはピンクになっている。 |
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| :上記のヴィンセントのデータを用いて完成された正規量産機。 | | :上記のヴィンセントのデータを用いて完成された正規量産機。 |
| ;ランスロット・クラブ | | ;ランスロット・クラブ |
− | :ゲーム『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』(SRW未参戦)に登場。[[主人公]](ゲームオリジナルキャラクター)が[[神聖ブリタニア帝国]]側に所属した場合に搭乗する機体。 | + | :[[プレイステーション2|PS2]]・[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』(SRW未参戦)に登場。[[主人公]](ゲームオリジナルキャラクター)が[[神聖ブリタニア帝国]]側に所属した場合に搭乗する機体。 |
| :主人公の戦闘記録や騎乗技術・戦術を全て反映した調整が施されており、完全な専用機となっている。カラーリングは青と白。頭部の一本角をはじめ、デザインも細かく異なる。 | | :主人公の戦闘記録や騎乗技術・戦術を全て反映した調整が施されており、完全な専用機となっている。カラーリングは青と白。頭部の一本角をはじめ、デザインも細かく異なる。 |
| :ライフルは可変式アサルトライフルで、MVSはランス型になっている(後にヴィンセントにも使用される)。 | | :ライフルは可変式アサルトライフルで、MVSはランス型になっている(後にヴィンセントにも使用される)。 |
− | :外伝『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズO2]]』ではノネット・エニアグラムが搭乗しており、『LOST COLORS』のブリタニアルートが正史になっている模様。 | + | :[[外伝]]『[[コードギアス 双貌のオズ|双貌のオズO2]]』ではノネット・エニアグラムが搭乗しており、『LOST COLORS』のブリタニアルートが正史になっている模様。 |
| ;[[ランスロット・トライアル]] | | ;[[ランスロット・トライアル]] |
| :ヴィンセントの先行試作型。元々は放送前の初期に公開されていた「赤いランスロット」。 | | :ヴィンセントの先行試作型。元々は放送前の初期に公開されていた「赤いランスロット」。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *初期設定のランスロットは「白と金のツートンカラー」ではなく、「赤と金のツートンカラー」になっていた。 | | *初期設定のランスロットは「白と金のツートンカラー」ではなく、「赤と金のツートンカラー」になっていた。 |
− | **なお、この配色は上記のランスロット・グレイル(およびグリンダ騎士団所属のKMF)に受け継がれている。 | + | **なお、この配色は上記の[[ランスロット・グレイル]](およびグリンダ騎士団所属のKMF)に受け継がれている。 |
− | *[[漫画|コミカライズ作品]]である『コードギアス 反攻のスザク』では[[ナイトメアフレーム]]は一切登場しない世界観に合わせて、本機は'''強化スーツ'''として登場している。 | + | *[[漫画|コミカライズ作品]]である『コードギアス 反攻のスザク』では[[ナイトメアフレーム]]は一切登場しない世界観に合わせて、本機は'''[[パイロットスーツ|強化スーツ]]'''として登場している。 |
− | **ついでに、『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス第1期]]』の第21話「学 園 祭 宣 言 !」にて、このスーツ版ランスロットがカメオ出演している。 | + | **ついでに、『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス第1期]]』の第21話「学 園 祭 宣 言 !」にて、この強化スーツ版ランスロットがカメオ出演している。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |