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== ラースエイレム(Larseilam) ==
 
== ラースエイレム(Larseilam) ==
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[[スーパーロボット大戦J]]の敵組織「フューリー」の使う時間兵器。範囲内の時間経過を完全停止させる「ステイシス・フィールド」を展開することで、内部に存在するターゲットを「停止」させてしまうという反則じみた性能を持つ。この機構は[[ラフトクランズ]]にのみ搭載されており、その他の機体にはない。フィールド内で動くには、フューリー製の機体であるか、後述のアンチシステムを搭載するかの二択である。
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[[スーパーロボット大戦J]]の敵組織「[[フューリー]]」の使う時間兵器。範囲内の時間経過を完全停止させる「ステイシス・フィールド」を展開することで、内部に存在するターゲットを「停止」させてしまうという反則じみた性能を持つ。この機構は[[ラフトクランズ]]にのみ搭載されており、その他の機体にはない。フィールド内で動くには、フューリー製の機体であるか、後述のアンチシステムを搭載するかの二択である。
    
発動シーケンスの詳細は不明だが、[[サイトロン]]の推論を踏まえるとこのようなものだと思われる。
 
発動シーケンスの詳細は不明だが、[[サイトロン]]の推論を踏まえるとこのようなものだと思われる。
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*高濃度のサイトロンをフィールド内のターゲット目がけて打ち込み、未来へと向かう時間の粒子にぶつけて相殺、時間経過を一時的に停止させる
 
*高濃度のサイトロンをフィールド内のターゲット目がけて打ち込み、未来へと向かう時間の粒子にぶつけて相殺、時間経過を一時的に停止させる
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これは、初めて使用された「闇の胎動」において、木連の兵器が停止していた=フィールドが展開されている時に主人公達が現れた場面でわかる。バッタは完全に停止していたが、豹馬やムウがそのことを訝しんでいるため、'''後から入って来た機体は止められない'''ことが読み取れる。つまり、このシステムは'''フィールドを展開した上で、その中に存在するターゲットの時間のみを止めるもの'''である、ということがわかる。
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これは、初めて使用された「闇の胎動」において、木連の兵器を停止させたフィールドが展開されている時に主人公達が現れた場面でわかる。バッタは完全に停止していたが、豹馬やムウがそのことを訝しんでいるため、'''後から入って来た機体は止められない'''ことが読み取れる。つまり、このシステムは'''フィールドを展開した上で、その中に存在するターゲットの時間のみを止めるもの'''である、ということがわかる。
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これを使うと言う事は、敵の抵抗力を完全に奪うということと同義であるため、フューリーは大概の作戦をこれの力で完遂している。ただし、フューリーの力は、ほぼ全てがこのシステムに依るため、自身の技術が卓越していたアル=ヴァンはともかく、ジュア=ム率いる部隊はシステムが使えない状態では必ず負けていた。なお、「ステイシス」とはフューリーの言葉で「停止」を意味する。
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これを使う事は、敵の抵抗力を完全に奪うことと同義であるため、フューリーは大概の作戦をこの力で完遂している。ただし、システムが使えない状態になると、自身の操縦技術が卓越していたアル=ヴァンはともかく、ジュア=ム率いる部隊は[[特務分艦隊]]に必ず負けていた。なお、「ステイシス」とはフューリーの言葉で「停止」を意味する。
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騎士の一人であったエ=セルダ・シューンはフューリーの地球侵攻を前に、「ラースエイレムがある以上、地球に勝ち目はない」と考え、極秘裏にアンチシステム「ラースエイレムキャンセラー」を開発。その後、これを搭載した機体(主人公機選択でどんな機体かが決まる)を[[カティア・グリニャール|カティア]]、[[フェステニア・ミューズ|テニア]]、[[メルア・メルナ・メイア|メルア]]の3人に託し、地球へと逃がした。その後、この機体は彼の息子である統夜、あるいは元地球連合の軍人であるカルヴィナの手へ渡り、フューリーとの戦いの根幹をなす事となる。
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騎士の一人であったエ=セルダ・シューンはフューリーの地球侵攻を前に、「ラースエイレムがある以上、地球側に勝ち目はない」と考え、極秘裏にアンチシステム「ラースエイレムキャンセラー」を開発。その後、これを搭載した機体(主人公機選択でどんな機体かが決まる)を[[カティア・グリニャール|カティア]]、[[フェステニア・ミューズ|テニア]]、[[メルア・メルナ・メイア|メルア]]の3人に託し、地球へと逃がした。その後、この機体は彼の息子である統夜、あるいは元地球連合の軍人であるカルヴィナの手へ渡り、フューリーとの戦いの根幹をなす事となる。
    
このキャンセラーは、搭載している機体をステイシス・フィールドの影響から完全に守る他、ラースエイレムと同じ要領で駆動するとフィールド自体を消滅させ、ラースエイレム自体にも極度の負荷をかけてシステムを止めてしまう。アンチフィールドを発生させるのではなく、展開されるフィールドを伝ってシステム搭載機をピンポイントで狙い撃つ仕組みになっている。
 
このキャンセラーは、搭載している機体をステイシス・フィールドの影響から完全に守る他、ラースエイレムと同じ要領で駆動するとフィールド自体を消滅させ、ラースエイレム自体にも極度の負荷をかけてシステムを止めてしまう。アンチフィールドを発生させるのではなく、展開されるフィールドを伝ってシステム搭載機をピンポイントで狙い撃つ仕組みになっている。
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フューリー製の機体は、たとえ従士の機体でもラースエイレムの影響を受けないため、40億年前の戦いでは決定打にならなかったことは想像に難くない。おそらくは騎士の個々の技量が勝敗を決したのであろう。ジュア=ムのように戦いの経験が浅い戦闘要員が見られるのは、ベテランの大半が戦死していたためかもしれない。
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フューリー製の機体は、たとえ従士の機体でもラースエイレムの影響を受けないため、40億年前の内戦では決定打にならなかったことは想像に難くない。おそらくは騎士の個々の技量が勝敗を決したのであろう。ジュア=ムのように戦いの経験が浅い戦闘要員が見られるのは、内乱の敗戦でベテランの大半が戦死していたためかもしれない。
    
なお、このシステムで停止したものは攻撃で破壊できるため、恐らく版権作品でいうと[[ロロ・ランペルージ]]の使う[[ギアス|絶対停止のギアス]](漫画版+アニメ版)に近いものであると思われる。
 
なお、このシステムで停止したものは攻撃で破壊できるため、恐らく版権作品でいうと[[ロロ・ランペルージ]]の使う[[ギアス|絶対停止のギアス]](漫画版+アニメ版)に近いものであると思われる。
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