差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
1,108 バイト追加 、 2020年9月5日 (土) 12:47
31行目: 31行目:  
[[ネオ・ジオン]]軍が開発した水陸両用の試作型[[モビルスーツ]]。
 
[[ネオ・ジオン]]軍が開発した水陸両用の試作型[[モビルスーツ]]。
   −
[[一年戦争]]時に投入された[[ハイゴッグ]]の発展型。手足を収納する事で巡航形態に[[変形]]が可能。変形した姿はほぼ球形で、それによって水の抵抗を少なくしており、水中戦では非常に高い性能を発揮する。
+
見た目からは想像出来ないが[[一年戦争]]時に投入された水陸両用モビルスーツである[[ハイゴッグ]]の発展型。ハイゴッグと同様、伸縮自在のフレキシブル・ベロウズ・リム状の腕部と脚部が採用されており、手足を収納する事で巡航形態に[[変形]]が可能。変形した姿はほぼ球形で、それによって水の抵抗を少なくしており、水中戦では非常に高い性能を発揮する。また、ガンダリウム合金製の二重装甲によって耐圧性、耐弾性にも優れ、並のビーム兵器の攻撃も耐え凌ぐ事が可能となっており、気密性も非常に高い事から、やろうとさえ思えば宇宙空間での運用も可能である。
   −
また、ガンダリウム合金製の二重装甲によって耐圧性、耐弾性にも優れており、並のビーム兵器の攻撃も耐え凌ぐ事が可能となっている。
+
武装では、両腕部の先端に装備されているアイアンネイルの他に、モノアイ部分から発射されるビーム砲や腹部に一門内蔵されているソニックブラスト、胸部の装甲をスライドさせて展開する8基のミサイルランチャー等も設けられており、原型機であるハイゴッグよりも火力面が向上している。
    
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===
『ΖΖ』本編では第24話に登場。「海のない所で開発された水中用モビルスーツは信用できない」と言った[[地球]]に残っていた兵達はザク・マリナーに搭乗しており、本機は傭兵として現地徴用された青年・タマンが搭乗。[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]と交戦するが、ジュドーの説得によりタマンは本機から降り、[[自爆]]させた。
+
『ΖΖ』本編では第24話に登場。当初は[[地球]]に残っていた[[ジオン兵]]の隊長が偵察がてらに搭乗していたが、本機が宇宙の拠点であるアクシズで開発された上に、海洋での運用データが全く無かったのが原因で、「海のない所で開発された水中用モビルスーツは信用できない」として、ジオン兵達はザク・マリナーに乗り換えている。残された本機は、傭兵として現地徴用された漁師の青年・タマンが搭乗し、[[ジュドー・アーシタ]]の[[ΖΖガンダム]]と交戦するが、ジュドーの説得によりタマンは本機から降り、[[自爆]]させた。
   −
『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機であり、銀色に塗装されている。また、水陸両用MSながら宇宙空間での運用も可能であった。
+
『ΖΖ』の外伝作品『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの搭乗機で、銀色に塗装されている。気密性の高さから宇宙空間で運用された。
   −
第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版では、地球上のジオン軍残党の戦力として登場。その特性を遺憾なく発揮する形で、[[トリントン基地]]に配備されたジム部隊に猛威を振るったが、緊急出撃した[[バイアラン・カスタム]]には敗れてしまい、その防御性を、盾代わりに逆利用されてしまっている。
+
第一次ネオ・ジオン抗争から8年後の宇宙世紀0096年を舞台とした『[[機動戦士ガンダムUC]]』のOVA版では、地球上のジオン軍残党であるカークス隊の戦力として登場。[[ジュアッグ]]と共にダカールに上陸し、その特性を遺憾なく発揮する形で、[[トリントン基地]]に配備されたジム部隊に猛威を振るったが、緊急出撃した[[バイアラン・カスタム]]には敗れてしまい、更に機能停止した機体は、その防御性をゾゴックのブーメランカッターの攻撃を防ぐ盾代わりに逆利用されてしまっている。
    
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』では本機にそっくりな[[MS]]である[[カプル]]が登場している。
 
『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』では本機にそっくりな[[MS]]である[[カプル]]が登場している。
匿名利用者

案内メニュー