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=== 停滞期 ===
=== 停滞期 ===
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『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の成功を受け、[[続編]]の企画、制作も始まった。しかし、『[[スーパーロボット大戦F]]』の開発の優先により、この企画は中止されることとなった。さらに、『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』を最後に、新作の開発に関するバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたため、旧シリーズまでの体制で続編を制作することは不可能になった。
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『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の成功を受け、[[続編]]の企画、制作も始まった。しかし、『[[スーパーロボット大戦F]]』の開発の優先により、この企画は中止されることとなった<ref>勁文社『スーパーロボット大戦 エンサイクロペディア DC戦争編』254頁。</ref>。さらに、『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』を最後に、新作の開発に関するバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたため、旧シリーズまでの体制で続編を制作することは不可能になった。
その後、魔装機神シリーズの制作は、バンプレストにより従来と異なった形で続けられ、『[[魔装機神サイバスター]]』(テレビアニメ/ラジオドラマ)、『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』が発表された。これらの作品には旧作と同じ固有名詞が登場するが、その設定に関係はない。一方、ウィンキーソフトは旧作と類似した設定を持つ作品『聖霊機ライブレード』を独自に制作した。いずれの作品も旧作ほどの支持を得るには至らず、以後続編は発売されていない。
その後、魔装機神シリーズの制作は、バンプレストにより従来と異なった形で続けられ、『[[魔装機神サイバスター]]』(テレビアニメ/ラジオドラマ)、『[[真・魔装機神 PANZER WARFARE]]』が発表された。これらの作品には旧作と同じ固有名詞が登場するが、その設定に関係はない。一方、ウィンキーソフトは旧作と類似した設定を持つ作品『聖霊機ライブレード』を独自に制作した。いずれの作品も旧作ほどの支持を得るには至らず、以後続編は発売されていない。
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=== シリーズ復活 ===
=== シリーズ復活 ===
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2010年、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』が制作された。開発担当は原作者の阪田雅彦氏とウィンキーソフト(以降の作品も担当)。制作発表の際には「[[熱血!必中!スパログ!]]」にて寺田貴信プロデューサーにより、OGシリーズの誕生の背景に魔装機神シリーズ復活の計画が含まれていたことが明かされた(「[[#資料リンク]]」参照)。
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2010年、『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』のリメイク作品『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』が制作された。開発担当は原作者の阪田雅彦氏とウィンキーソフト(以降の作品も担当)。制作発表の際には「[[熱血!必中!スパログ!]]」にて[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]プロデューサーにより、OGシリーズの誕生の背景に魔装機神シリーズ復活の計画が含まれていたことが明かされた<ref>[http://blog.spalog.jp/?p=5833 魔装機神、復活!!] 2020年7月26日閲覧。</ref>。
2012年には『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の正式な続編である『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が制作された。
2012年には『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』の正式な続編である『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』が制作された。
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=== 関連作品 ===
=== 関連作品 ===
;[[Zシリーズ]]
;[[Zシリーズ]]
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:『[[旧シリーズ]]』、『[[αシリーズ]]』と並ぶスーパーロボット大戦の王道シリーズ。<br />このシリーズに登場する[[アサキム・ドーウィン]]と搭乗機[[シュロウガ]]には、マサキとサイバスターのオマージュとみられる要素が存在する。例えば、シュロウガの武器「レイ・バスター」のアニメーションには[[グランゾン]]や[[サイバスター]]が登場している。現段階では本シリーズとの関連性は明確には語られておらず、1のNDS版リメイク時に『[[熱血!必中!スパログ!]]』において、寺田プロデューサーの「Q.『アの付く人は出るの?』A.『Zのオリジナルキャラクターなので出ない』」というコメントが掲載され、魔装機神F制作発表時に「魔装機神シリーズとZシリーズに関連性はない」と明言しており、噂されていたアサキム=無限獄に堕ちたマサキという図式はなくなった。
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:「[[旧シリーズ]]」、「[[αシリーズ]]」と並ぶスーパーロボット大戦の王道シリーズ。
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:このシリーズに登場する[[アサキム・ドーウィン]]と搭乗機[[シュロウガ]]には、マサキとサイバスターのオマージュとみられる要素が存在する。例えば、シュロウガの武器「レイ・バスター」のアニメーションには[[グランゾン]]や[[サイバスター]]が登場している。現段階では本シリーズとの関連性は明確には語られておらず、1のNDS版リメイク時に『[[熱血!必中!スパログ!]]』において、寺田プロデューサーの「Q.『アの付く人は出るの?』A.『Zのオリジナルキャラクターなので出ない』」というコメントが掲載され、魔装機神F制作発表時に「魔装機神シリーズとZシリーズに関連性はない」と明言しており、噂されていたアサキム=無限獄に堕ちたマサキという図式はなくなった。
;聖霊機ライブレード
;聖霊機ライブレード
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:スパロボシリーズの制作から離れたウィンキーソフトが2000年に独自に発売した作品。なお阪田氏は当時体調不良のためウィンキーソフトを退社しており、直接『ライブレード』の制作には関わっていない模様。<br />攻略本インタビューによると、阪田氏の手により開発が開始されながらも、『F』開発難航を受け開発中止となった『魔装機神2』がベースになっているとのことで、世界観は魔装機神のファンタジーな世界観とは異なっているものの、登場キャラクターの設定には共通点が見られる。そのため、当時魔装機神の真似をしてると指摘されたこともあったとのこと。<br />続編の制作も発表されたが、現在まで発売はされていない。2013年2月のウィンキーソフトのWebサイトリニューアルに伴い、続編の情報は削除された。
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:スパロボシリーズの制作から離れたウィンキーソフトが2000年に独自に発売した作品。なお阪田氏は当時体調不良のためウィンキーソフトを退社しており、直接『ライブレード』の制作には関わっていない模様。
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:攻略本インタビューによると、阪田氏の手により開発が開始されながらも、『F』開発難航を受け開発中止となった『魔装機神2』がベースになっているとのことで、世界観は魔装機神のファンタジーな世界観とは異なっているものの、登場キャラクターの設定には共通点が見られる。そのため、当時魔装機神の真似をしてると指摘されたこともあったとのこと。
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:続編の制作も発表されたが、現在まで発売はされていない。2013年2月のウィンキーソフトのWebサイトリニューアルに伴い、続編の情報は削除された。
:『魔装機神F』に登場する[[レイブレード]]の名称が本作品を参考にしているとの事。
:『魔装機神F』に登場する[[レイブレード]]の名称が本作品を参考にしているとの事。
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=== 書籍 ===
=== 書籍 ===
<amazon>4775310623</amazon><amazon>B00GH9JLWG</amazon>
<amazon>4775310623</amazon><amazon>B00GH9JLWG</amazon>
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== 資料リンク ==
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*[http://blog.spalog.jp/?eid=827442 魔装機神、復活!! | スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」]
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== 脚注 ==
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<references />
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{{魔装機神シリーズ}}
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{{DEFAULTSORT:まそうきしん しりいす}}
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[[Category:魔装機神シリーズ|*まそうきしん しりいす]]
[[Category:魔装機神シリーズ|*まそうきしん しりいす]]