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10 バイト除去 、 2020年7月25日 (土) 19:58
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一番顕著な例である[[アダマトロン]]を見てみると、'''「アダマトロンが存在する」という「果」'''に至るために'''「[[イーグレット・イング|イング]]が[[鋼龍戦隊]]に入る」'''、'''「[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]がマシアフに目覚める」⇒「[[ナシム・ガンエデン]]が起動する」'''、'''「[[AI1]]が暴走する」'''、'''「[[南極]]の[[クロスゲート]]が起動する」'''など、非常に多くの「因」が必要となってくるため、これらの一つでも欠けると存在できなかったことになる。
 
一番顕著な例である[[アダマトロン]]を見てみると、'''「アダマトロンが存在する」という「果」'''に至るために'''「[[イーグレット・イング|イング]]が[[鋼龍戦隊]]に入る」'''、'''「[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]がマシアフに目覚める」⇒「[[ナシム・ガンエデン]]が起動する」'''、'''「[[AI1]]が暴走する」'''、'''「[[南極]]の[[クロスゲート]]が起動する」'''など、非常に多くの「因」が必要となってくるため、これらの一つでも欠けると存在できなかったことになる。
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逆に[[アストラナガン]]の場合は、'''「OG世界での技術でアストラナガンを造ることは不可能」'''、'''「イングラムの行動理念がα世界でのイングラムとは異なる」⇒「アストラナガンを造る動機がない」'''という「因」があったため、OG世界に登場できなかったととれる。そして[[アウルゲルミル]]も、'''アストラナガンという重要な「因」'''が欠けたためOG世界に存在することはなかった。
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逆に[[アストラナガン]]の場合は、'''「OG世界での技術でアストラナガンを造ることは不可能」'''、'''「[[イングラム・プリスケン|イングラム]]の行動理念がα世界のイングラムとは異なる」⇒「アストラナガンを造る動機がない」'''という「因」があったため、OG世界に登場できなかったととれる。そして[[アウルゲルミル]]も、'''アストラナガンという重要な「因」'''が欠けたためOG世界に存在することはなかった。
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一番言及される機会の多い[[OGシリーズ]]では、輪廻転生の思想や「[[虚憶]]」と関連付けられる形で扱われている。この原理に最も深く関わっているキャラクターとして、[[イングラム・プリスケン]]と[[ユーゼス・ゴッツォ]]がいる。
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一番言及される機会の多い[[OGシリーズ]]では、輪廻転生の思想や「[[虚憶]]」と関連付けられる形で扱われている。この原理に最も深く関わっているキャラクターとして、イングラムと[[ユーゼス・ゴッツォ]]がいる。
    
=== 「因果の鎖」について ===
 
=== 「因果の鎖」について ===
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ただし、[[無限力]]と異なり「量」の概念があり、それに比例して因果律干渉の度合いが上下する。
 
ただし、[[無限力]]と異なり「量」の概念があり、それに比例して因果律干渉の度合いが上下する。
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=== 「因果律の番人」 ===
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=== 因果律の番人 ===
    
イングラムの持つ称号の一つ。アストラナガンはそのための剣であるという。具体的にこれが何を意味するのかは今なお不明だが、αシリーズにおける動向や言動を見る限り、「因」への干渉と「果」の改変を目論む──言うなれば、'''運命を都合のいいように捻じ曲げる存在'''を討つためのカウンター、ということだろう。
 
イングラムの持つ称号の一つ。アストラナガンはそのための剣であるという。具体的にこれが何を意味するのかは今なお不明だが、αシリーズにおける動向や言動を見る限り、「因」への干渉と「果」の改変を目論む──言うなれば、'''運命を都合のいいように捻じ曲げる存在'''を討つためのカウンター、ということだろう。
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これにダイレクトに当てはまるのはユーゼスだが、[[スーパーヒーロー作戦|虚構の世界]]を脱出して以降、イングラムは因果の鎖によって彼の操り人形となることが確定しているため、使命を果たすことはできなくなった。そのため、銀河大戦の一つの可能性においてクォヴレーがその使命を継承し、「虚空の使者」として数多の並行世界を巡ることとなった。
 
これにダイレクトに当てはまるのはユーゼスだが、[[スーパーヒーロー作戦|虚構の世界]]を脱出して以降、イングラムは因果の鎖によって彼の操り人形となることが確定しているため、使命を果たすことはできなくなった。そのため、銀河大戦の一つの可能性においてクォヴレーがその使命を継承し、「虚空の使者」として数多の並行世界を巡ることとなった。
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ちなみに、実は'''必ずしも「生命」の味方ではない'''。『第3次α』で介入を試みたのは、正と負の無限力が互角の衝突を起こし、それが連鎖的に並行宇宙を破壊するのを危惧したためであり、正負いずれにしろ、どちらかがどちらかを圧倒して勝利するのならばそれで構わない、ということである。事実、イングラムも「俺を善悪の基準に当てはめるな」と述べており、ここからも彼ら「番人」が必ずしも人間の味方ではなく、あくまでも'''宇宙全体の平衡の守護者'''であることが読み取れる。
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ちなみに、実は'''必ずしも「生命」の味方ではない'''。『第3次α』で介入を試みたのは、正と負の無限力が互角の衝突を起こし、それが連鎖的に並行宇宙を破壊するのを危惧したためであり、正負いずれにしろ、どちらかがどちらかを圧倒して勝利するのならばそれで構わない、というわけである。事実、イングラムも「俺を善悪の基準に当てはめるな」と述べており、ここからも彼ら「番人」が必ずしも人間の味方ではなく、あくまでも'''宇宙全体の平衡の守護者'''であることが読み取れる。
    
もっとも、使命を持った個人が、それを達成するためにどう行動するかはそれぞれに委ねられており、イングラムはアストラナガンをその指針に用い、新たな番人であるクォヴレーは銀河大戦において、正の無限力を勝利させるために生命の守護を選択した。
 
もっとも、使命を持った個人が、それを達成するためにどう行動するかはそれぞれに委ねられており、イングラムはアストラナガンをその指針に用い、新たな番人であるクォヴレーは銀河大戦において、正の無限力を勝利させるために生命の守護を選択した。
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;[[クロスゲート]]
 
;[[クロスゲート]]
 
:あらゆる因果を無視して並行世界や遠く離れた空間、果ては異なる時間すらも繋いでしまう掟破りの「次元門」。ぶっちゃけると'''このゲートが出て来た時点で「何でもあり」になってしまう'''。
 
:あらゆる因果を無視して並行世界や遠く離れた空間、果ては異なる時間すらも繋いでしまう掟破りの「次元門」。ぶっちゃけると'''このゲートが出て来た時点で「何でもあり」になってしまう'''。
:何故かと問われても'''「このゲートはそういうもの」「クロスゲートだから仕方ない」'''になるのがオチ。寺田プロデューサーが元々そういうアイテムとして考えたのが原因である。
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:何故かと問われても'''「このゲートはそういうもの」「クロスゲートだから仕方ない」'''になるのがオチ。寺田プロデューサーが元々そういうアイテムとして考えたからである。
 
;[[クロスゲート・パラダイム・システム]]
 
;[[クロスゲート・パラダイム・システム]]
 
:限定因果律操作装置。限られた空間においてだが、因果律を自在に操り神の如き力を発揮できる。ただし、完成度は作品を追うごとに低くなっており、技術的ブレイクスルーはあれど肝心な部分がどんどん欠けている。
 
:限定因果律操作装置。限られた空間においてだが、因果律を自在に操り神の如き力を発揮できる。ただし、完成度は作品を追うごとに低くなっており、技術的ブレイクスルーはあれど肝心な部分がどんどん欠けている。
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:αシリーズでは宇宙の因果に干渉しているため、運命そのものとして「[[アカシックレコード]]」の別名で呼ばれることもしばしば。また、負の無限力はこれに対抗して因果を歪めることができる。
 
:αシリーズでは宇宙の因果に干渉しているため、運命そのものとして「[[アカシックレコード]]」の別名で呼ばれることもしばしば。また、負の無限力はこれに対抗して因果を歪めることができる。
 
:αシリーズにおいては[[ゲッター線]]や[[ビムラー]]といった数々の超エネルギーも内包した概念だが、元々は『[[伝説巨神イデオン]]』が出典。
 
:αシリーズにおいては[[ゲッター線]]や[[ビムラー]]といった数々の超エネルギーも内包した概念だが、元々は『[[伝説巨神イデオン]]』が出典。
;[[因果地平]]の彼方
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;[[因果地平]]
 
:「この宇宙の出来事が一切及ばないような、宇宙の果てより向こう側の世界」というのが大まかな意味。原因も結果も干渉できない。
 
:「この宇宙の出来事が一切及ばないような、宇宙の果てより向こう側の世界」というのが大まかな意味。原因も結果も干渉できない。
 
;[[異能生存体]]
 
;[[異能生存体]]
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:「無限拳」の系統に連なる[[エンシェントAQ]]の必殺技。通常「無限拳」は'''アクエリオンから腕が伸びていく「因」'''が発生して'''敵にパンチが直撃する「果」'''に至るというプロセスとなっているが、この技は'''先にパンチが直撃する「果」を作り出して、その後「因」として腕が本体へ伸びていく'''、「因」と「果」が逆転した技となっている。
 
:「無限拳」の系統に連なる[[エンシェントAQ]]の必殺技。通常「無限拳」は'''アクエリオンから腕が伸びていく「因」'''が発生して'''敵にパンチが直撃する「果」'''に至るというプロセスとなっているが、この技は'''先にパンチが直撃する「果」を作り出して、その後「因」として腕が本体へ伸びていく'''、「因」と「果」が逆転した技となっている。
 
;ラプラスコンピューター
 
;ラプラスコンピューター
:[[神聖ラングラン王国]]製の[[魔装機神]]に搭載された機構であり、あらゆる「事象」を予測するために搭載されたメインコンピュータ。
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:[[神聖ラングラン王国]]製の[[魔装機神]]に搭載された機構であり、あらゆる「事象」を予測するために搭載されたメインコンピュータ。予測の的中率は極めて高いが、パイロットが高い魔力を有していないと発動しない上に、これを使用すれば因果律を捻じ曲げる危険性をはらんでいる。
:予測の的中率は極めて高いが、パイロットが高い魔力を有していないと発動しない上に、これを使用すれば因果律を捻じ曲げる危険性をはらんでいる。
   
:しかもマサキの場合、このコンピューターをもってしても(ナビゲーターが壊れれば)'''生来持っている方向音痴という「因」とそれによって道を迷う「果」は変えられない'''というオチが待っている。
 
:しかもマサキの場合、このコンピューターをもってしても(ナビゲーターが壊れれば)'''生来持っている方向音痴という「因」とそれによって道を迷う「果」は変えられない'''というオチが待っている。
 
;[[タングラム]]
 
;[[タングラム]]
:『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』に登場する超時空因果律制御機構。その名の通り、限定的ではあるものの平行世界と現行世界の事象の繋ぎ合わせ、入れ替えるという形で因果律を制御することが可能な存在。言わば'''自我を持つCPS'''。
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:『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]』に登場する超時空因果律制御機構。その名の通り、限定的ではあるものの平行世界と現行世界の事象を繋ぎ合わせ、入れ替えるという形で因果律を制御することが可能な存在。言わば'''自我を持つCPS'''。
 
:SRWでは現状『[[K]]』のみの登場だが、他に『バーチャロン』が参戦した[[第3次α|タイ]][[UX|トル]]で対峙する[[ケイサル・エフェス|モ]][[ナイア|ノ]][[カリ・ユガ|たち]]のことを考えると……。
 
:SRWでは現状『[[K]]』のみの登場だが、他に『バーチャロン』が参戦した[[第3次α|タイ]][[UX|トル]]で対峙する[[ケイサル・エフェス|モ]][[ナイア|ノ]][[カリ・ユガ|たち]]のことを考えると……。
 
;[[次元力]]
 
;[[次元力]]
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