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321 バイト追加 、 2020年7月17日 (金) 03:23
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[[OZ]]が開発した[[量産型]][[可変モビルスーツ]]。
 
[[OZ]]が開発した[[量産型]][[可変モビルスーツ]]。
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宇宙進出を目論むOZによって開発され、レイク・ビクトリア基地で初期生産された。しかし、[[張五飛]]の標的にされて一部のトーラスが輸送中に撃破された。その後[[シベリア]]基地に移送されて、自律起動システム[[モビルドール|モビルドールシステム]]が搭載された。
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宇宙進出を目論むOZによって開発され、レイク・ビクトリア基地で初期生産が行われた。しかし、[[張五飛]]の標的とされ一部は輸送中に撃破された。その後[[シベリア]]基地へ移送が行われ、自律起動システムである[[モビルドール|モビルドールシステム]]が搭載された。
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宇宙に進出したOZの主力[[モビルスーツ]]として、[[地球圏統一連合]]の宇宙用[[リーオー]]を圧倒、[[エアリーズ]]の速力、運動性を軽々と凌駕しOZ躍進の先駆けになった。その後[[宇宙]]でも量産されて、主力モビルドールとして運用された。宇宙戦用に開発された機体だが、大気圏内でも運用可能。射撃武装は変形時、機体の上下に設置する。
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宇宙に進出したOZの新型主力[[モビルスーツ]]として従来機である[[エアリーズ]]の速力・運動性を軽々と凌駕する高性能を発揮し、[[地球圏統一連合]]の宇宙用[[リーオー]]を圧倒、OZ躍進の先駆けを担う。その後[[宇宙]]でも量産が開始され、主力モビルドールとして運用が行われた。宇宙戦を主眼として開発された機体だが、大気圏内でも運用可能。射撃武装は変形時、機体の上下に設置する。
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作中で唯一有人機と無人機の両方が量産されたMSであり<ref>[[ビルゴ]]は無人機のみ、[[リーオー]]はMDシステムのテスト機のみ、[[メリクリウス]]と[[ヴァイエイト]]はワンオフ機。</ref>外見上の差異も全くないため、初見での判別は困難を極める。
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作中では唯一有人タイプとモビルドールの両方が量産されたMSでもあり<ref>[[ビルゴ]]は無人機のみ、[[リーオー]]はMDシステムのテスト機のみ、[[メリクリウス]]と[[ヴァイエイト]]はワンオフ機。</ref>両者に外見上の差異は全く無い。モビルドールタイプでも本来の有人用コクピットは残されており、コクピットに無人のまま起動、戦闘を行う演出でモビルドールを印象付ける役を担っている。
    
なお、キノコのような形をした専用の輸送機(トーラスクルーザー)があり、TV版で[[ヒルデ・シュバイカー|ヒルデ]]が[[リーブラ]]からの脱出時に使用した他、Endless Waltzでは[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の搭乗艦として活躍した。
 
なお、キノコのような形をした専用の輸送機(トーラスクルーザー)があり、TV版で[[ヒルデ・シュバイカー|ヒルデ]]が[[リーブラ]]からの脱出時に使用した他、Endless Waltzでは[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]と[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]の搭乗艦として活躍した。
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リーオーほどではないが、複数の勢力で用いられており、型式番号が複数存在する。
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リーオーほどではないが複数の勢力で用いられ、型式番号が複数存在する。
    
機体のカラーはOZ所属が黒、ホワイトファング所属が赤茶色、サンクキングダム所属が白になっている。
 
機体のカラーはOZ所属が黒、ホワイトファング所属が赤茶色、サンクキングダム所属が白になっている。
 
武装は変わらないがサンクキングダム所属機のみ[[ビームサーベル]]を装備している。
 
武装は変わらないがサンクキングダム所属機のみ[[ビームサーベル]]を装備している。
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武装や火力の面では[[ビルゴ]]タイプに劣るため量産されてからは徐々に戦場から姿を消すことになる(登場してもいわゆる雑魚無人機としての扱いが多くなる)が、機動力・航続距離に関してはビルゴを上回っており、パイロット次第ではビルゴの[[プラネイトディフェンサー]]の突破も可能。
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武装や火力の面でより新型の[[ビルゴ]]タイプに劣るため、ビルゴの量産が始まってからは徐々に戦場から姿を消すことになる(登場してもいわゆる雑魚無人機としての扱いが多くなる)。一方で機動力・航続距離に関しては依然としてビルゴを上回っており、パイロット次第ではビルゴの[[プラネイトディフェンサー]]の突破も可能ではある。
    
=== 劇中での様相 ===
 
=== 劇中での様相 ===
宇宙に帰還した直後の[[デュオ・マックスウェル]]の[[ガンダムデスサイズ]]との戦闘では、デュオとデスサイズが消耗していることに加え、デスサイズが地上用のままであったことから、宇宙用のトーラスが勝利している。
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宇宙に帰還した直後の[[デュオ・マックスウェル]]の[[ガンダムデスサイズ]]との戦闘では、デュオとデスサイズが消耗していたことに加え、デスサイズが地上用のままであったこともあり、宇宙用のトーラスが勝利している。
    
ガンダムのパイロットの中では[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]と記憶喪失の[[トロワ・バートン]]が[[サンクキングダム]]仕様のトーラスに搭乗している。特に後者はトーラスの機動性を最大に生かした回避機動と[[ガンダムヘビーアームズ|ヘビーアームズ]]ばりのビーム火器弾幕で、同型機のMDトーラス部隊を次々と撃墜している<ref>第39話にて、[[ゴーグ|ライフルがエネルギー切れになった際にはトーラスに投げつけていた]]。</ref>。
 
ガンダムのパイロットの中では[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]と記憶喪失の[[トロワ・バートン]]が[[サンクキングダム]]仕様のトーラスに搭乗している。特に後者はトーラスの機動性を最大に生かした回避機動と[[ガンダムヘビーアームズ|ヘビーアームズ]]ばりのビーム火器弾幕で、同型機のMDトーラス部隊を次々と撃墜している<ref>第39話にて、[[ゴーグ|ライフルがエネルギー切れになった際にはトーラスに投げつけていた]]。</ref>。
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さらにガンダムパイロットではないが、[[ルクレツィア・ノイン]]に至っては250機もの[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]部隊を[[ゼクス・マーキス]]の[[トールギスIII]]とのコンビで不殺を貫いた上で全て撃破している。このように[[量産型]]でもパイロット次第で戦えるということを見せ付けた機体でもある。
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さらにガンダムパイロットではないが、[[ルクレツィア・ノイン]]に至っては250機もの[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]部隊を[[ゼクス・マーキス]]の[[トールギスIII]]とのコンビで不殺を貫いた上で全て撃破している。このように[[量産型]]でもパイロット次第で戦えるということを実証した機体でもある。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

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