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| S&S(Simplification & Streamlining=単純化と合理化)構想の下開発された。戦争の長期化で資源・人材の不足を見越して開発されたモビルスーツで、経験の少ないパイロットでも操縦できる操縦性と高い生産性を持ち、単純な性能も高い。 | | S&S(Simplification & Streamlining=単純化と合理化)構想の下開発された。戦争の長期化で資源・人材の不足を見越して開発されたモビルスーツで、経験の少ないパイロットでも操縦できる操縦性と高い生産性を持ち、単純な性能も高い。 |
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− | 本機に頭部や脚部は存在せず、先端部にトゲのある壺状の胴体から腕が生えたような異様な形状をしている。見た目は[[モビルアーマー]]だが、AGE世界ではMAの概念は無いため、あくまでも[[モビルスーツ]]である。 | + | 本機に頭部や脚部は存在せず、先端部にトゲのある壺状の胴体から腕が生えたような異様な形状をしている。見た目は[[モビルアーマー]]だが、『AGE』世界ではMAの概念は無いため、あくまでも[[モビルスーツ]]である。 |
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| トゲ部分から発射するドリル「ビームスクレイパー」や、腕を使った格闘を攻撃手段とする。後部の推進器の推力は高く加速性能は抜群な反面、旋回性能が犠牲になっている。 | | トゲ部分から発射するドリル「ビームスクレイパー」や、腕を使った格闘を攻撃手段とする。後部の推進器の推力は高く加速性能は抜群な反面、旋回性能が犠牲になっている。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | :初登場作品。第41話にてゴドムの乗機として登場。5万ものHPを持つが、ビームスクレイパーの最大射程が5のため、遠距離から攻撃すれば一方的に撃破できる。ただし、ビームスクレイパーは移動後攻撃可能な上、敵ターンでは8もある移動力で突っ込んでくる。本作では数少ないS適応持ち(宇宙適応S)であり、命中率・回避率が意外と高いことにも注意。 | + | :初登場作品。第41話にてゴドムの乗機として登場。5万ものHPを持つが、ビームスクレイパーの最大射程が5のため、遠距離から攻撃すれば一方的に撃破できる。ただし、ビームスクレイパーは移動後攻撃可能な上、敵ターンでは8もある移動力で突っ込んでくる。 |
| + | :本作では数少ないS適応持ち(宇宙適応S)であり、命中率・回避率が意外と高い事にも注意。 |
| :[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。 | | :[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。 |
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| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;格闘 | | ;格闘 |
− | :シャルドール改を殴りつけるだけで撃墜したり、両腕で真っ二つに引き裂くなど、パワーは強大。BXでは未採用。なお、掌部からビームバルカンやビームサーベルが発生可能だと思われるが、原作では何故か使用していない(未完成ゆえに使用不可能だった可能性もある)。 | + | :シャルドール改を殴りつけるだけで撃墜したり、両腕で真っ二つに引き裂く等、パワーは強大。『BX』では未採用。 |
| + | :なお、掌部からビームバルカンや[[ビームサーベル]]が発生可能と思われるが、原作では何故か使用していない(未完成故に使用不可能だった可能性もある)。 |
| ;ビームスクレイパー | | ;ビームスクレイパー |
| :先端部から発射する巨大なビームドリル。直撃すれば複数のMSを撃墜できる威力がある。また、射出せずに先端へ留めたまま敵機へ突撃することも可能。 | | :先端部から発射する巨大なビームドリル。直撃すれば複数のMSを撃墜できる威力がある。また、射出せずに先端へ留めたまま敵機へ突撃することも可能。 |
− | :BXではP武器、[[命中]]と[[クリティカル]]率が+30、装甲値低下の[[特殊効果]]付きと地味に強力。 | + | :『BX』ではP武器、[[命中]]と[[クリティカル]]率が+30、装甲値低下の[[特殊効果]]付きと地味に強力。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;宇宙要塞ラ・グラミス | | ;宇宙要塞ラ・グラミス |
− | :第46話。部下の命を奪ったガンダムへの復讐を誓うゴドム。しかし、自身の機体は未だ調整中だった。格納庫に置かれたグルドリンの姿を見た彼は、出撃できれば良いと整備兵へ了承を取って調達し、未完成の機体へと乗り込んだ。 | + | :第46話より。部下の命を奪ったガンダムへの復讐を誓う[[ゴドム・タイナム|ゴドム]]。 |
| + | :しかし、自身の機体は未だ調整中だった。格納庫に置かれたグルドリンの姿を見た彼は、出撃できれば良いと[[科学者・技術者|整備兵]]へ了承を取って調達し、未完成の機体へと乗り込んだ。 |
| ;青い星 散りゆく命 | | ;青い星 散りゆく命 |
− | :第47話。出撃するや否や瞬く間にクランシェやシャルドール改を撃墜していくグルドリン。そして仇であるガンダム、AGE-FXを発見したゴドムはキオに襲い掛かる。しかし、セリックに邪魔された上、彼の戦法で徐々に追い込まれていく。最後は機体を大破されながらもセリックへ一矢報いようとするが及ばず、ゴドムは宇宙に散った。 | + | :第47話より。出撃するや否や瞬く間に[[クランシェ]]やシャルドール改を撃墜していくグルドリン。そして仇であるガンダム、[[ガンダムAGE-FX|AGE-FX]]を発見したゴドムは[[キオ・アスノ|キオ]]に襲い掛かる。 |
| + | :しかし、[[セリック・アビス|セリック]]に邪魔された上、彼の戦法で徐々に追い込まれていく。最後は機体を大破されながらもセリックへ一矢報いようとするが及ばず、ゴドムは[[宇宙]]に散った。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[GUNDAM:ゴールデングルドリンパーフェクト|ゴールデングルドリンパーフェクト]](SRW未登場) | | ;[[GUNDAM:ゴールデングルドリンパーフェクト|ゴールデングルドリンパーフェクト]](SRW未登場) |
− | :外伝『EXA-LOG』に登場。戦後に量産されたグルドリンの改修機。原型機では欠点だった旋回性能を補うためのウィングアタッチメントが両腕部に取り付けられた。 | + | :[[MSV]]にあたる公式[[外伝]]『機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG』に登場。戦後に量産されたグルドリンの改修機。 |
| + | :原型機では欠点だった旋回性能を補うためのウィングアタッチメントが両腕部に取り付けられた。 |
| ;グルドリンL、ヘザー・グルドリン | | ;グルドリンL、ヘザー・グルドリン |
− | :両機ともAGEのPSP版ゲームに登場する機体。 | + | :両機とも[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]版に登場する機体。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *その異形の姿から、初めて登場した際は視聴者の度肝を抜いた。[[ジークフリート|別の機体]]を思い出した人も多数。『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日|ジャイアントロボ]]』や『鉄人28号(原作版)』に登場した怪ロボット「モンスター(SRW未登場)」に似ていると評する人も。 | | *その異形の姿から、初めて登場した際は視聴者の度肝を抜いた。[[ジークフリート|別の機体]]を思い出した人も多数。『[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日|ジャイアントロボ]]』や『鉄人28号(原作版)』に登場した怪ロボット「モンスター(SRW未登場)」に似ていると評する人も。 |
− | *[[ザクレロ]]が本機の原点といえる。色が黄色、腕部があり脚部がない、珍妙な外見、機動性はあるが運動性に難がある等と、その共通点は言い出したらキリがないのだが、さすがに奇抜な顔面部までは本機で再現されてはいない。 | + | *[[ザクレロ]]がグルドリンのオマージュ元であると考えられる。色が黄色、腕部は有る一方で脚部が無い、珍妙な外見、機動性は有る一方で運動性に難が有る等…と、その共通点は言い出したらキリが無いのだが、さすがに奇抜な顔面部までは本機で再現されてはいない。 |
− | *小説版ではEXA-DB内のあるテクノロジーを再現しようとしてしくじった機体だったらしく、未完成で脱出装置にも不備があったため、出撃時に整備兵は難色を示している場面がある。 | + | *[[小説|小説版]]では、グルドリンは[[EXA-DB]]内のあるテクノロジーを再現しようとして、しくじった機体であった模様。その上、未完成で脱出装置にも不備があったため、出撃時に整備兵が難色を示している場面が有る。 |
| + | **未完成の状態、腕部は有る一方で脚部が無い機体という点において、グルドリンは[[ジオング]]と共通しているとも言える(ただし、本機はジオングの場合と異なり、整備兵が機体性能に対して難色を示している点においては異なるのだが)。 |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |