差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
230 バイト追加 、 2020年6月27日 (土) 11:20
38行目: 38行目:  
[[ハイザック]]の発展型で、ザク系統のモビルスーツの意匠が取り入れられており、右肩のバインダーシールドや左肩のスパイクアーマーからもその事が推察できる。ジェネレーター出力の向上や出力供給経路の改善などを施した事で、ハイザックの欠点であった「2種のビーム兵器の同時運用が不可能」という弱点が克服されており、また装甲には[[リック・ディアス]]と同じガンダリウムγを採用した事で、全体的に高性能な機体に仕上がっており、カタログスペックでならば、なんと[[ガンダムMk-II]]やリック・ディアス、[[百式]]にも引けをとらない程のものとなっている。更には、大掛かりの整備無しに大気圏の内外を問わずに運用可能なだけでなく、バリュートパックを装着すれば大気圏突入も可能となっている。その反面、ハイザックの延長線上の機体にも関わらず機体コストが高騰化してしまった事から、優秀ながらも軍の主力機にまでは採用されず、主に小隊長やエースパイロットにしか配備されなかったが、コストを除けば欠点らしい欠点は無いという事実からも、第二世代モビルスーツの中では最良の傑作機として扱われている。
 
[[ハイザック]]の発展型で、ザク系統のモビルスーツの意匠が取り入れられており、右肩のバインダーシールドや左肩のスパイクアーマーからもその事が推察できる。ジェネレーター出力の向上や出力供給経路の改善などを施した事で、ハイザックの欠点であった「2種のビーム兵器の同時運用が不可能」という弱点が克服されており、また装甲には[[リック・ディアス]]と同じガンダリウムγを採用した事で、全体的に高性能な機体に仕上がっており、カタログスペックでならば、なんと[[ガンダムMk-II]]やリック・ディアス、[[百式]]にも引けをとらない程のものとなっている。更には、大掛かりの整備無しに大気圏の内外を問わずに運用可能なだけでなく、バリュートパックを装着すれば大気圏突入も可能となっている。その反面、ハイザックの延長線上の機体にも関わらず機体コストが高騰化してしまった事から、優秀ながらも軍の主力機にまでは採用されず、主に小隊長やエースパイロットにしか配備されなかったが、コストを除けば欠点らしい欠点は無いという事実からも、第二世代モビルスーツの中では最良の傑作機として扱われている。
   −
本来なら[[エゥーゴ]]に最新鋭の量産機として引き渡されるはずだったが、アナハイム社が「ガンダムMk-II強奪事件」へ関与していたのではないかと疑われ、それを躱す為に、急遽初期生産分が[[ティターンズ]]へと無償で引き渡された<ref>正確には技術の無償供与を行いティターンズが「恩を仇で返す行為」を行う様に見せ迂闊に手を出させない様にするのが目的。だがティターンズは結局AEの連邦側拠点である[[フォン・ブラウン]]を占領しエゥーゴの正当性をより高める愚挙を行ってしまったと言える</ref>。これが切っ掛けで、ティターンズ([[地球連邦軍]])側が知らなかったガンダリウムγやAE式のブロックビルドアップ寄りムーバブルフレーム技術などもティターンズの元へ渡る事となり、[[グリプス戦役]]の全陣営がガンダリウムγを使用したモビルスーツを運用するという形になった。
+
本来なら[[エゥーゴ]]に最新鋭の量産機として引き渡されるはずだったが、アナハイム社が「ガンダムMk-II強奪事件」へ関与していたのではないかと疑われ、それを躱す為に、急遽初期生産分が[[ティターンズ]]へと無償で引き渡された<ref>正確には技術の無償供与を行いティターンズが「恩を仇で返す行為」を行う様に見せ迂闊に手を出させない様にするのが目的。だがティターンズは結局AEの連邦側拠点である[[フォン・ブラウン]]を占領しエゥーゴの正当性をより高める愚挙を行ってしまったと言える。</ref>。これが切っ掛けで、ティターンズ([[地球連邦軍]])側が知らなかったガンダリウムγやAE式のブロックビルドアップ寄りムーバブルフレーム技術などもティターンズの元へ渡る事となり、[[グリプス戦役]]の全陣営がガンダリウムγを使用したモビルスーツを運用するという形になった。
   −
連邦やティターンズだけでなく、[[グリプス戦役]]後に流失した機体を使用していた[[ジオン公国軍|ジオン]]側のパイロット達からも扱い易い機体と好評だったようで、後に[[ネオ・ジオン]]軍([[シャア・アズナブル|シャア]]が率いる軍事組織)は、本機を発展させた[[ギラ・ドーガ]]を開発させ、主力兵器として採用している。
+
連邦やティターンズだけでなく、[[グリプス戦役]]後に流失した機体を使用していた[[ジオン公国軍|ジオン]]側のパイロット達からも扱い易い機体と好評<ref>本機のテストを兼ねて出撃したカクリコンは「良い加速だ」、ジェリドは「貰いものといっても馬鹿には出来んか」と性能についてそれぞれ高く評価している。</ref>だったようで、後に[[ネオ・ジオン]]軍([[シャア・アズナブル|シャア]]が率いる軍事組織)は、本機を発展させた[[ギラ・ドーガ]]を開発させ、主力兵器として採用している。
    
=== 劇中での活躍 ===
 
=== 劇中での活躍 ===
1,476

回編集

案内メニュー