差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
2行目:
2行目:
− 戦後に廃棄された軍事施設、兵器の残骸を漁って売り捌く、軍の管理から外れた[[モビルスーツ]]の売買などをする者達の通称。+
+
+
+
→概要
== 概要 ==
== 概要 ==
戦後に廃棄された軍事施設、兵器の残骸を漁って売り捌く、MSで武装し強奪を行う、フリーのMS乗りとして報酬を貰って。傭兵稼業を行う、金品軍の管理から外れた[[モビルスーツ]]の売買などをする者達の通称。
“Vulture”は英語で「ハゲタカ」「ハゲワシ」など、タカ科で主に動物の死骸を食べる一群の種の総称であり、その死肉を漁る生態からの連想で名づけられた。
“Vulture”は英語で「ハゲタカ」「ハゲワシ」など、タカ科で主に動物の死骸を食べる一群の種の総称であり、その死肉を漁る生態からの連想で名づけられた。
荒廃した世界と言うこともあり、大抵のバルチャーは[[戦艦]]や[[モビルスーツ|MS]]等で武装しており、用心棒や[[傭兵]]を雇っていたりもする。これは廃棄物を回収するのではなく[[モビルスーツ]]で戦闘を経て奪うなど、暴力で他人を支配する無法者も数多く含まれ、自衛力が欠かせないためである。
荒廃した世界と言うこともあり、大抵のバルチャーは[[戦艦]]や[[モビルスーツ|MS]]等で武装しており、用心棒や[[傭兵]]を雇っていたりもする。これは廃棄物を回収するのではなく[[モビルスーツ]]で戦闘を経て奪うなど、暴力で他人を支配する無法者も数多く含まれ、自衛力が欠かせないためである。
その性質上、弱者は生き残れないガンダムXの弱肉強食の世界観を如実に現した存在と言え、戦闘による強奪、殺し合いが日常茶飯事故にパイロットとしての練度は全体的に高く、一般モブレベルのバルチャーすら侮れない実力を持つ。強く無ければ奪われる=死の世界なので当たり前だが。
更に陸上高機動機に火炎放射器を装備した「炎の時計部隊」を擁するザコット一味やイルカの脳を使用した生体航法システム「Dナビ」を装備し水中戦で無類の強さを発揮するドーザ一味等、自らの得意フィールドではガンダムタイプですら一筋縄ではいかない実力者達も多く存在し、他作品の軍属エリート部隊とはまた違った環境で死線を潜り抜けた戦闘のスペシャリスト集団と言える。ただし、一部を除き仲間意識は希薄で獲物の奪い合いが起きる等、基本的には良くも悪くもならず者の集まりと言った趣が強い。また、劇中のガロードのセリフにもあるように新連邦軍等の正規軍の方が更に装備、練度共に上回るようである。こちらはこちらで過去7回もの世界大戦を経てきた正規軍の末裔、生き残りであり、普段からバルチャーの鎮圧も行っている為、その兵士達の強さもある意味当然ではある。
無法者の多さから人々から忌み嫌われる存在でもあるが、同時に[[ジャミル・ニート]]率いる[[フリーデン]]チームを代表とする、それなりの秩序と商取引(モビルスーツ以外の生活物資なども含む)を持ち合わせ、組合を作って自治団のような役目を担って人々から信頼を集めているグループもあるなど、その性格は様々であるが、基本的には政治や戦略レベルの視点で行動する者はいない。
無法者の多さから人々から忌み嫌われる存在でもあるが、同時に[[ジャミル・ニート]]率いる[[フリーデン]]チームを代表とする、それなりの秩序と商取引(モビルスーツ以外の生活物資なども含む)を持ち合わせ、組合を作って自治団のような役目を担って人々から信頼を集めているグループもあるなど、その性格は様々であるが、基本的には政治や戦略レベルの視点で行動する者はいない。