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| | 初クレジットSRW = | | | 初クレジットSRW = |
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− | 『'''スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[OGシリーズ]]」の1つ。 | + | 『'''スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[OGシリーズ]]」の一作。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。PS4・PS3のマルチプラットフォームでリリースされそれぞれシリーズ初のPS4向け・シリーズ最後のPS3向けタイトルとなっている。略称は『OGMD』。 | + | スーパーロボット大戦シリーズ25周年記念タイトル第1弾。『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の続編であり、正規OGシリーズの第6作となる。プレイステーション4(PS4)・プレイステーション3(PS3)のマルチプラットフォームでリリースされそれぞれシリーズ初のPS4向け・シリーズ最後のPS3向けタイトルとなっている。略称は『OGMD』。 |
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− | タイトルが「第○次」という形でないのはバンダイナムコエンターテインメント側の要望で、アジア展開により日本以外では初めてOGシリーズに触れる人がいることを考慮して、ナンバリングではなくサブタイトルがつけられることとなった<ref>『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ パーフェクトバイブル』267頁。</ref>。システム面でも、『第2次OG』と同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く手に入る「ビギナーズモード」が搭載されることで、新規の人でも安心して遊べるようになっている。そのためか、'''『第2次OG』と違い[[熟練度|SRポイント]]でシナリオ分岐が発生しない'''。
| + | 本作はシリーズでは初となる、日本国外展開を念頭に置いたプロデュースが行われており、タイトルが「第○次」というナンバリング形式でないのもバンダイナムコエンターテインメント側の要望により、本作で初めてOGシリーズに触れる海外ユーザーを考慮したものであるとしている<ref>『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ パーフェクトバイブル』267頁。</ref>。 |
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| + | システム面でも、『第2次OG』と同様「ガイダンスシナリオ」が搭載される他、初心者向けの新モードとして、強化パーツや資金が通常モードよりも多く獲得可能な「ビギナーズモード」の実装や、[[熟練度|SRポイント]]によるシナリオ分岐の廃止など新規プレイヤーに配慮したデザインがなされている。 |
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| == 機種による相違点 == | | == 機種による相違点 == |
− | ローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えの部分ではPS4(プレイステーション4)が上回っている。一方でPS3(プレイステーション3)はローディング、コンテニューセーブ、戦闘アニメの切り替えはPS4より遅いが、『第2次スーパーロボット大戦OG』や『スーパーロボット大戦OG ダークプリズン』と同等。しかし、長期間の動作には不具合が生じ、戦闘アニメOFFにおける[[オルゴン・クラウド]]の[[バリア]]展開では動作不良を起こすといった欠点がある。これらの欠点が気になる場合には予算ある限りPS4版を購入することを勧める。
| + | 全体的なローディングや動作スピードはPS4版が上回っている。PS3版は長期間の動作によって戦闘アニメOFF時における[[オルゴン・クラウド]]の[[バリア]]展開で動作不良を起こすといった不具合もあるため、基本的にPS4版でのプレイが推奨される。 |
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− | なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには'''非対応'''となっている。
| + | なお、PS3版・PS4版間のクロスセーブには非対応となっている。 |
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| == システム == | | == システム == |
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| ;[[スカルナイト]] | | ;[[スカルナイト]] |
| :ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。 | | :ダークブレイン三幹部の一人。何故か関西弁で喋る。 |
| + | ;[[XN-L]] |
| + | : |
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− | === 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ === | + | === 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ === |
| ==== 登場人物 ==== | | ==== 登場人物 ==== |
| ;[[キャリコ・マクレディ]] | | ;[[キャリコ・マクレディ]] |
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| ;[[キナハ・ソコンコ]] | | ;[[キナハ・ソコンコ]] |
| : | | : |
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| ==== 登場メカ ==== | | ==== 登場メカ ==== |
| ;[[ゲシュテルベン改]] | | ;[[ゲシュテルベン改]] |
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| ==== 登場人物 ==== | | ==== 登場人物 ==== |
| ;[[ギント・キタウミ]] | | ;[[ギント・キタウミ]] |
− | :[[アルテウル・シュタインベック]]の罠によって[[グライエン・グラスマン|グライエン・グラスマン大統領]]を殺してしまった事に関して、連邦軍から[[鋼龍戦隊]]に送られた[[ハガネ]]の新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。 | + | :連邦軍から[[鋼龍戦隊]]に送られた[[ハガネ]]の新たな艦長。過去、部隊を失うという失態を犯した様で、その経験による慎重さから鋼龍戦隊の手綱として選ばれた。 |
− | :マイルズ司令の微妙な指示にもあまり反論せずに従うが、要所要所で意見を述べて通すなどしたたかな一面も見せる。
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| ;[[マイルズ・ブースロイド]] | | ;[[マイルズ・ブースロイド]] |
| :同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。 | | :同じく、艦長専任となったレフィーナに代わって配属された司令。 |
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| *[[エクセレン・ブロウニング]]や[[アインスト・アルフィミィ]]を演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、2016年4月収録の「び~ち・でゅえら~ず」が生前最後のスパロボの収録となった。 | | *[[エクセレン・ブロウニング]]や[[アインスト・アルフィミィ]]を演じた声優の水谷優子氏が2016年5月17日に他界された為、2016年4月収録の「び~ち・でゅえら~ず」が生前最後のスパロボの収録となった。 |
| *発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。 | | *発売直前には『[[スーパーロボット大戦X-Ω]]』と期間限定でコラボレーションが行われ、同作に本作からグランティードがユニットとして参戦した。 |
| + | *英語版も発売されたが、翻訳の質は極めて低く、英語圏においては未だに「駄目な翻訳のゲーム」の代名詞として語り継がれている。誤植や誤訳、そもそも英語として成立していない文章、翻訳することを放棄した文章や名称(玉座機→「Gyokuza Ki」等)がほとんどで、むしろ問題のない文章を探すほうが難しいとされている。 |
| + | **例として、[[キョウスケ・ナンブ]]の台詞「どんな装甲だろうと撃ち貫くのみ」が「No matter what armor! All you need is fire and pierce!」(「どのような装甲でも!あなたに必要なのは炎と貫通!」)に翻訳されており、完全に意味不明である。 |
| + | **他にもエンドレス・フロンティアを指す「未知なる無限の開拓地」が「an endless, unknown stretch of reclaimed land」(「無限に広がる未知な'''埋立地'''」)に訳された。 |
| + | **「日本語以前に、英語も分からない人が訳したのでは?」と言われているほど。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *自部隊が'''地球人と敵対することがない'''OG史上類に見ない作品になっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。 | + | *本作は「自軍部隊が地球人と敵対することがない」という、OG史上でも類に見ない作品となっている(敵部隊が地球製の機体を運用しているが、彼らは全て異星人である。また、[[エントリヒ・ガイスト]]も登場するが暴走状態でパイロットの[[ドゥバン・オーグ|ドゥバン]]とは交戦していない)。 |
| + | *PS4版のみ、味方は青色、敵は赤色、第三勢力は黄色、味方NPCは緑色と、フェイズが切り替わる度にコントローラー(DUALSHOCK4)の発光色が変化する。 |
| + | *2021年10月5日配信の『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』において、寺田Pより開発中のタイトルは『第2次スーパーロボット大戦OG外伝』であったことが明かされた。 |
| + | *『OG』は「[[DC戦争]]」「[[L5戦役]]」、『OG2』は「[[インスペクター事件]]」、『OG外伝』は「[[バルトール事件]]」「[[修羅の乱]]」、『OG2nd』は「[[ラ・ギアス事件]]」「[[封印戦争]]」と、具体的な戦乱名が付けられているが、本作のみ現時点では付けられていない。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |