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3 バイト追加 、 2020年3月15日 (日) 19:57
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**タイトルの『トップをねらえ!』も、トム・クルーズの『トップガン』と『エースをねらえ』のパロディである事は言うまでもないが、肝心の'''庵野監督がトップガンを知らなかったため'''トップガン要素が皆無になった、という逸話がある。
 
**タイトルの『トップをねらえ!』も、トム・クルーズの『トップガン』と『エースをねらえ』のパロディである事は言うまでもないが、肝心の'''庵野監督がトップガンを知らなかったため'''トップガン要素が皆無になった、という逸話がある。
 
***結果、庵野監督の意向によって、本人が知ってる70年代の特撮やスポ根アニメ、邦画の戦争映画、宇宙戦艦ヤマトなどがパロディーの元ネタにふんだんに使われ、洋画パロディの要素が消えている。
 
***結果、庵野監督の意向によって、本人が知ってる70年代の特撮やスポ根アニメ、邦画の戦争映画、宇宙戦艦ヤマトなどがパロディーの元ネタにふんだんに使われ、洋画パロディの要素が消えている。
****本作はヒットできるかもわからなかったため、とりあえず4話までを作って、売れたら追加であともう2話を作る、という方針で製作された。そのため、第4話目が一旦の区切りであり、セミ最終回として製作されている。結果は予想外のヒットだったため、急遽追加された5話、6話の予算が足りなかった。そこで一計を案じ、一部をモノクロで演出する事で作業工程を省いて節約しようとしたが、'''それならまるまるモノクロでやりたい'''と庵野監督が提案したため、最終回は全編モノクロ映像で、止め絵を多用している。止め絵を多用して予算を浮かせる手法は、その後もエヴァンゲリオンなどでも見かけられる、庵野秀明氏の得意の演出手法となった。上記のパソコン用アダルトゲームの製作も、それだけ懐事情が厳しかったからである。なお、そうまでしてもガイナックスの経営はなかなか上向かず、ようやく会社の経営が軌道に乗ったのは『[[ふしぎの海のナディア]]』ヒットと、赤井秀美が製作したプリンセスメーカーシリーズが売れてからだという。
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****本作はヒットできるかもわからなかったため、とりあえず4話までを作って、売れたら追加であともう2話を作る、という方針で製作された。そのため、第4話目が一旦の区切りであり、セミ最終回として製作されている。結果は予想外のヒットだったため、急遽追加された5話、6話の予算が足りなかった。そこで一計を案じ、一部をモノクロで演出する事で作業工程を省いて節約しようとしたが、'''それならまるまるモノクロでやりたい'''と庵野監督が提案したため、最終回は全編モノクロ映像で、止め絵を多用している。止め絵を多用して予算を浮かせる手法は、その後もエヴァンゲリオンなどでも見かけられる、庵野秀明氏の得意の演出手法となった。上記のパソコン用アダルトゲームの製作も、それだけ懐事情が厳しかったからである。なお、そうまでしてもガイナックスの経営はなかなか上向かず、ようやく会社の経営が軌道に乗ったのは『[[ふしぎの海のナディア]]』ヒットと、赤井孝美氏が手がけたプリンセスメーカーシリーズが売れてからだという。
    
== 脚注 ==
 
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