差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
10 バイト追加 、 2020年2月8日 (土) 14:50
編集の要約なし
40行目: 40行目:  
| その他 =  
 
| その他 =  
 
}}
 
}}
『'''機動新世紀ガンダムX'''』はサンライズが制作したテレビアニメ。
+
『'''機動新世紀ガンダムX'''』はサンライズ制作のテレビアニメ作品。
 +
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
15年前、旧連邦と[[宇宙革命軍]]による第七次宇宙戦争の果てに、[[地球]]に[[スペースコロニー|コロニー]]が落され、地上は荒野と化した。その荒野に生きるバルチャーの少年[[ガロード・ラン]]の物語。
 
15年前、旧連邦と[[宇宙革命軍]]による第七次宇宙戦争の果てに、[[地球]]に[[スペースコロニー|コロニー]]が落され、地上は荒野と化した。その荒野に生きるバルチャーの少年[[ガロード・ラン]]の物語。
   −
作中でも[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]という語が頻繁に使用され、ストーリーの核となっているほか、「コロニー落とし」「地球とコロニーの争い」など宇宙世紀作品を彷彿とさせる設定が意図的に多くみることが出来る。「ニュータイプ」という存在をテーマにしたことについては話題を呼んだが、本作では最終的にニュータイプを人類が到達すべき革新の姿として特別視する考え方を否定している。奇しくも同時期に連載していた[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]もニュータイプについて似たような見解を示しているが、Xにおける[[ニュータイプ]]は[[宇宙世紀]]のものとは微妙に異なっており、1981年2月22日の「アニメ新世紀宣言」を踏まえたメタフィクション的な形で、これまでの「ガンダム」という作品そのものを象徴させているとも言われる。
+
作中でも[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]という語が頻繁に使用され、ストーリーの核となっているほか、「コロニー落とし」「地球とコロニーの争い」など宇宙世紀作品を彷彿とさせる設定が意図的に多くみることが出来る。「ニュータイプ」という存在をテーマにしたことについては話題を呼んだが、本作では最終的にニュータイプを人類が到達すべき革新の姿として特別視する考え方を否定している。奇しくも同時期に連載していた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』もニュータイプについて似たような見解を示しているが、『X』における[[ニュータイプ]]は[[宇宙世紀]]のものとは微妙に異なっており、1981年2月22日の「アニメ新世紀宣言」を踏まえたメタフィクション的な形で、これまでの「ガンダム」という作品そのものを象徴させているとも言われる。
    
各話のタイトルはその回における登場人物の台詞が使用される。[[次回予告]]ではエンディングテーマをバックに次回の映像が流れ、最後に曲がフェードアウト、タイトル兼用の台詞を喋る、という構成だった。
 
各話のタイトルはその回における登場人物の台詞が使用される。[[次回予告]]ではエンディングテーマをバックに次回の映像が流れ、最後に曲がフェードアウト、タイトル兼用の台詞を喋る、という構成だった。
50行目: 51行目:  
なお、視聴者の間では本作はしばしば「[[打ち切り]]作品」と認識されているが、公式には「放送期間の短縮」であり「打ち切り」ではないとしている。実際スタッフも「放送期間こそ短くはなったものの、それによって切られたエピソードは無い」と語っている。
 
なお、視聴者の間では本作はしばしば「[[打ち切り]]作品」と認識されているが、公式には「放送期間の短縮」であり「打ち切り」ではないとしている。実際スタッフも「放送期間こそ短くはなったものの、それによって切られたエピソードは無い」と語っている。
   −
本作のタイアップ漫画作品は、コミックボンボンで連載されていたが製作現場の忙しさ等が理由で設定のすり合わせ・展開等の連絡作業が上手くいっていなかった為、作者であるときた氏は一部自作オリジナル創作を行うことで対処したが、アニメ本編との矛盾を生じるものもある為多くはアンオフィシャルとなった。それらの一部は氏の同人誌でも発表されている。さらに『機動新世紀ガンダムX Under the Moonlight』という後の時代を描いた外伝に当たる作品も存在する(同作のスピンオフ作品が描かれるのは、極めて珍しい)。Blu-rayメモリアルボックスには、ときた氏による最終回のその後を描いた完全新作コミックが付属予定。こちらは高松監督が監修し、ストーリー構成を務めた川崎ヒロユキ氏がストーリーを手掛け、ガロード達の新たな旅が描かれるとの事。
+
本作のタイアップ漫画作品は『コミックボンボン』で連載されていたが、製作現場の忙しさ等が理由で設定のすり合わせ・展開等の連絡作業が上手くいっていなかった為、作者であるときた氏は一部自作オリジナル創作を行うことで対処したが、アニメ本編との矛盾を生じるものもある為多くはアンオフィシャルとなった。それらの一部は氏の同人誌でも発表されている。さらに『機動新世紀ガンダムX Under the Moonlight』という後の時代を描いた外伝に当たる作品も存在する(同作のスピンオフ作品が描かれるのは、極めて珍しい)。Blu-rayメモリアルボックスには、ときた氏による最終回のその後を描いた完全新作コミックが付属。こちらは高松監督が監修し、ストーリー構成を務めた川崎ヒロユキ氏がストーリーを手掛け、ガロード達の新たな旅が描かれる。
   −
スパロボに登場する際は[[特殊技能]]のニュータイプは『[[ニュータイプ (X)]]』と表記される。
+
スパロボに登場する際は[[特殊技能]]のニュータイプは「[[ニュータイプ (X)]]」と表記される。
    
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
310行目: 311行目:     
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
Zシリーズでは不参戦の『時獄篇』を含む全作品においてマップごとに昼夜の区別が設定されており、第2次Z以降[[ザンボット3]]と[[鉄人28号]]のカスタムボーナスにもこの区別が関わっている。
+
Zシリーズでは不参戦の『時獄篇』を含む全作品においてマップごとに昼夜の区別が設定されており、『第2次Z』以降[[ザンボット3]]と[[鉄人28号]]のカスタムボーナスにもこの区別が関わっている。
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
:初めて本格的に『ガンダムX』の世界観が再現され、[[宇宙革命軍]]などが登場した。フォート・セバーン編まで消化済みの時系列からスタートのため、最初からGXはディバイダーで他の機体も改修された形で登場。エスタルド編を除けば、ほぼ原作通りに話が進む。『ガンダムX』のストーリーを堪能したいなら、ランド(スーパー男主人公)ルートを選択すべし。
 
:初めて本格的に『ガンダムX』の世界観が再現され、[[宇宙革命軍]]などが登場した。フォート・セバーン編まで消化済みの時系列からスタートのため、最初からGXはディバイダーで他の機体も改修された形で登場。エスタルド編を除けば、ほぼ原作通りに話が進む。『ガンダムX』のストーリーを堪能したいなら、ランド(スーパー男主人公)ルートを選択すべし。
10,951

回編集

案内メニュー