差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
4,054 バイト追加 、 2020年1月25日 (土) 19:03
10~12話の台詞を追加しました
84行目: 84行目:  
;「我らは尽力した。皇帝陛下から賜った力を使い、民を統べ、ヴァースの荒れた地を開拓し、領地を広げ富を築こうとした。しかし、何をしようと我らには限界があった」<br />スレイン「限界?」<br />「水と空気だ。アルドノアを生んだ古代文明人の時代にはまだ水と空気が豊富であった。しかし、今のヴァースは真空に近い薄い大気と、地下に残った僅かな水のみ。むしろ薄い大気のせいで常に砂嵐に見舞われる。これではどんなに土地があっても得られる実りは僅か。民が増えれば増えるほど生産が消費に追い付かずに困窮していく。あの惑星に住むのは最初から無理があったのだ」<br />「しかし、二代目皇帝ギルゼリア陛下はアルドノアの力を信奉し、工業力の発展ばかりに力を注がれた。アルドノアを支配する王族の権力を絶対のものとし、民衆の苦しみには耳を傾けられなかった。そして民の募る不満の矛先を地球へと向けられた。ヴァースに対して主権を主張し、独立を阻み、遠く離れた星から統治しようとした地球こそが我らの敵であり、苦難の源であるとヴァースの民を煽動されたのだ」<br />「恐ろしいことにその妄言は、皆に支持された。自らこそが優秀な民族であり、豊かさを握っている劣等民族こそが悪であると、我らは地球侵攻を企て、ハイパーゲートを経由して月に戦力を結集した。愚かにもそれを正義と信じて。そして先方として飛行能力に長けた我がディオスクリアと、オルレインのデューカリオンが種子島に降下した……」
 
;「我らは尽力した。皇帝陛下から賜った力を使い、民を統べ、ヴァースの荒れた地を開拓し、領地を広げ富を築こうとした。しかし、何をしようと我らには限界があった」<br />スレイン「限界?」<br />「水と空気だ。アルドノアを生んだ古代文明人の時代にはまだ水と空気が豊富であった。しかし、今のヴァースは真空に近い薄い大気と、地下に残った僅かな水のみ。むしろ薄い大気のせいで常に砂嵐に見舞われる。これではどんなに土地があっても得られる実りは僅か。民が増えれば増えるほど生産が消費に追い付かずに困窮していく。あの惑星に住むのは最初から無理があったのだ」<br />「しかし、二代目皇帝ギルゼリア陛下はアルドノアの力を信奉し、工業力の発展ばかりに力を注がれた。アルドノアを支配する王族の権力を絶対のものとし、民衆の苦しみには耳を傾けられなかった。そして民の募る不満の矛先を地球へと向けられた。ヴァースに対して主権を主張し、独立を阻み、遠く離れた星から統治しようとした地球こそが我らの敵であり、苦難の源であるとヴァースの民を煽動されたのだ」<br />「恐ろしいことにその妄言は、皆に支持された。自らこそが優秀な民族であり、豊かさを握っている劣等民族こそが悪であると、我らは地球侵攻を企て、ハイパーゲートを経由して月に戦力を結集した。愚かにもそれを正義と信じて。そして先方として飛行能力に長けた我がディオスクリアと、オルレインのデューカリオンが種子島に降下した……」
 
:第10話より。ヴァース帝国の設立後の貧困と、地球への敵意に関して。火星の生存資源と乏しさと、ヴァース皇族のアルドノアを重視した重工業偏重主義により苦しめられる民と、不満を抑えるべく選民思想煽動と反地球を煽った結果が、現在のヴァース帝国であると語る。
 
:第10話より。ヴァース帝国の設立後の貧困と、地球への敵意に関して。火星の生存資源と乏しさと、ヴァース皇族のアルドノアを重視した重工業偏重主義により苦しめられる民と、不満を抑えるべく選民思想煽動と反地球を煽った結果が、現在のヴァース帝国であると語る。
 +
;「あやつには過ぎた機体だ」
 +
:同話より。スレインにクルーテオ城から回収したクルーテオ専用カタクラフト「タルシス」を見せた際に。ザーツバルムからのクルーテオの評価は決して高くなかった事を窺わせる。
 +
;「父君への義理は果たした。我が軍に付くもよし、地球に逃げるもよし、好きにせよ」
 +
:同話より。スレインの手錠をハンドガンで撃ちぬいた際に。
 +
;「揚陸城降下開始ッ! 目標、ロシア・ノヴォスタリクス地球連合本部!」
 +
:第10話の最後。アセイラムが地球連合軍本部ノヴォスタリクス地下基地に所在している事を特定し、地球連合本部に揚陸城で降下を開始する。
 +
:第一期の最終決戦となるノヴォスタリクス攻防戦が始まる。
 +
;「ディーカリオン……かの機体よりアルドノアを移植するも、オルレインが他界して機能せず、それをアセイラム姫殿下が再起動したというところか、……忌まわしき船よ」
 +
第11話より。成層圏付近でデューカリオンを被弾させた際に。かつての婚約者の愛機を敵対者である地球連合軍が再利用し、憎むべき皇族であるアセイラムが再稼働させたことに忌々しさを感じている模様。
 +
;「そうか? 我は地球人というだけで憎いがな……ヴァース軌道騎士37家門よりザーツバルム参上いたしました。……お覚悟をアセイラム姫殿下」
 +
:第12話より。アセイラムが伊奈帆へ「ヴァースが憎いですよね」との問いかけと、伊奈帆の「憎いとは思わない」との回答に割り込んだ際に。
 +
:アセイラムはザーツバルムが反逆者であることに非常に驚いているため、表向きのザーツバルムは忠義者と見られていた模様。
 +
;「分かるまい……貴様らにはぁぁッ! 植え付けられた地球人への羨望と憎しみが、何時までも我らの魂を濁らせ続ける。人としての生き方を奪う」<br />「豊かな地で漫然と生きる者に我らの想いは分かりはすまい。憎しみを植え付けられた恨み……それに気づいた時の虚しさ……愛する者を護れなかった無念……分かりはすまいぃッ!」<br />「のあああぁぁぁぁッ!!」
 +
:同話より。火器を捨てた[[スレイプニール]]と対峙し、戦闘で劣勢に陥りながらも戦い続ける最中に。祖国ヴァースから受けた仕打ちと豊かな世界で生き続ける地球人への憎悪、自身の無力と無念を喚き散らしながら伊奈帆へと突撃する。しかし、感情的な行動を読まれたのか、伊奈帆のスレイプニールから完璧なカウンターを食らってしまい、衝撃に耐えきれず、コクピット内で吐血する。
 +
;「我は憎む全てを倒し、憎しみの連鎖を……断つ」
 +
:同話より。決定的な劣勢になりながらもザーツバルムは抵抗を諦めず、この言葉を聞いたタルシスに乗っていたスレインはザーツバルムを援護するべく突撃するが、同時にアセイラムが揚陸城のアルドノアを停止させたため、そのままスレイプニールとディオスクリアに突っ込んでしまい……
 +
;「我を助けたな……スレイン」<br />「……よくやった……」
 +
:同話より。そのままアルドノアの保管室に突っ込んでしまい、大破したスレイプニールの伊奈帆に寄り添っていたアセイラムをスレインの前で銃撃した際に。
 +
:当然ながら激高し、狂乱したスレインからは拳銃を乱射されたが、数発の弾丸を受けても致命傷に至ることなく排莢不良を起こしてしまう。吐血した後に静かに自身の手で「眉間を打ち抜け」と言わんばかりに、額を指し示すが……
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
 
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
  
匿名利用者

案内メニュー