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| ===原作漫画版=== | | ===原作漫画版=== |
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− | 概ねアニメ版と同じではあるが、真実を知る石神とデータ回収を行った森次により、恐るべき事実が判明している。そもそも舞台となった世界は天児がマキナを開発した時代の過去ではなく、その時代から降った時代であり(つまり久嵩が「未来人」という認識は誤り)、ナノマシンによる死の克服により「想像力を失った」人類は自殺によって本編の660年前に絶滅。その後、互いに殺し合うことで人間に進化したマキナ「'''ヒトマキナ'''」とファクターとなって永らえた人類によって現在の世界が再構築された、というものだった。ヒトマキナは月に障壁を張って籠っており、全てのマキナにファクターが作られることで月から「出現(オーバーライド)」するという。このヒトマキナは'''巨大な人間の赤ん坊'''という異様な姿をしている。。 | + | 概ねアニメ版と同じではあるが、真実を知る石神とデータ回収を行った森次により、恐るべき事実が判明している。そもそも舞台となった世界は天児がマキナを開発した時代の過去ではなく、その時代から降った時代であり(つまり久嵩が「未来人」という認識は誤り)、ナノマシンによる死の克服により「想像力を失った」人類は自殺によって本編の660年前に絶滅。その後、互いに殺し合うことで人間に進化したマキナ「'''ヒトマキナ'''(後述)」とファクターとなって永らえた人類によって現在の世界が再構築された、というものだった。ヒトマキナは月に障壁を張って籠っており、全てのマキナにファクターが作られることで月から「出現(オーバーライド)」するという。このヒトマキナは'''巨大な人間の赤ん坊'''という異様な姿をしている。。 |
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| これに関しては17巻で宗美が墓参りに行った先の住職が、「マキナは明らかに鬼を模して造られており、我々の知る『鬼』の伝説に関わりがあるのではないか」と述べている。 | | これに関しては17巻で宗美が墓参りに行った先の住職が、「マキナは明らかに鬼を模して造られており、我々の知る『鬼』の伝説に関わりがあるのではないか」と述べている。 |
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| + | === ヒトマキナ === |
| + | 原作漫画版に登場する、死を認識し、想像力を得ることで「'''人間になったマキナ'''」のこと。当然のように自意識と感情、そして想像力を備え、人語を解する。ただし、会話は通常のヒトマキナは出来ず、「主」と呼ばれる[[デウスエクスマキナ]]以外では、地上にいた通称「お爺ちゃん」と呼ばれる人間型、離反してJUDAについた大場 真紀梓が可能となっている。 |
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| + | ちなみに、ヒトマキナの定義は「想像力を得たマキナ」であるため、裏を返すと'''JUDAや加藤機関のマキナも、何らかの拍子に死を認識するとヒトマキナになってしまう'''ということである。例外は想像力の根源となり得る電脳を持たず、意志の全てをファクターに依存するラインバレル。 |
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| + | アニメ版には登場しないが、そちらの世界には真逆の存在である「マキナになった人間」、つまり[[マキナ人間]]が存在している。 |
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| ==該当機体== | | ==該当機体== |
− | ;[[ヴァーダント]]:「蒼の戦慄」と形容される特性可変式前線戦闘型。ファクターは[[森次玲二]]。 | + | ;[[ヴァーダント]] |
− | ;[[ハインド・カインド]]:装甲と砲撃能力を重視した支援型。ファクターは[[山下サトル]]。 | + | :「蒼の戦慄」と形容される特性可変式前線戦闘型。ファクターは[[森次玲二]]。原作漫画版ではロストバレルに始まる「バレルシリーズ」の正式量産型であり、森次が使っているのはその内のヒトマキナになれなかった機体。 |
− | ;[[ペインキラー]]:拠点防衛能力(原作では拠点強襲能力)に特化した支援型。ファクターは[[九条美海]]。 | + | ;[[ハインド・カインド]] |
− | ;[[ディスィーブ]]:後付けではあるが唯一の複座機にして非戦闘型、そして非人型という異色の機体。ファクターは[[遠藤イズナ]]。 | + | :装甲と砲撃能力を重視した支援型。ファクターは[[山下サトル]]。原作漫画版では浩一の発案で「ハインドタンク」なる戦車形態が登場。 |
− | ;[[アパレシオン]]:電磁迷彩による隠密行動に特化した偵察型。狙撃の性能も高い。ファクターは[[矢島英明]]。 | + | ;[[ペインキラー]] |
− | ;[[プリテンダー]]:ディスィーブの発展機に当たる唯一の可変型。ファクターは[[桐山英治]]。 | + | :拠点防衛能力(原作では拠点強襲能力)に特化した支援型。ファクターは[[九条美海]]。原作漫画版では支援機を持ち、合体機構を備える。 |
− | ;[[グラン・ネイドル]]:ラインバレル以外で唯一ビーム兵器を実装した要塞型。後述のネイキッド共々、ファクターは[[菅原マサキ]]。 | + | ;[[ディスィーブ]] |
− | ;[[ネイキッド]]:グラン・ネイドルの本体である接近戦型。 | + | :後付けではあるが唯一の複座機にして非戦闘型、そして非人型という異色の機体。ファクターは[[遠藤イズナ]]。原作漫画版では後に死を認識してしまい、ヒトマキナと化して暴走を起こす。 |
− | ;[[タリスマン]]:迎撃能力を高めた防衛型。ファクターは[[中島宗美]]。 | + | ;[[アパレシオン]] |
− | ;シャングリラ:[[加藤機関]]の移動基地である超弩級戦艦。ファクターは[[加藤久嵩]]。しっかり第三艦橋がある。 | + | :電磁迷彩による隠密行動に特化した偵察型。狙撃の性能も高い。ファクターは[[矢島英明]]。 |
− | ;[[ジュダ]]:原作漫画版のみ登場。[[JUDA]]本社の中枢であり、七支刀を武器とした接近戦を行う。ファクターは[[石神邦生]]。現状存在が確定している「ヒトマキナ」の一人。邂逅時に名乗った名前は正確には「ユダ」であり、「ヒトマキナの裏切り者」という意味。「人類を救うための方法」とその実行プロセスを石神に伝え、最期は転送フィールドでヒトマキナに特攻をかけて消滅した。 | + | ;[[プリテンダー]] |
− | ;ロストバレル:シャングリラ内部に死蔵されていた11体目にして「最後のマキナ」。最も初期に作られた最初のマキナであり、ラインバレルやヴァーダントなど、全てのマキナの原型。意匠は左二つ巴、ファクターは[[沢渡拓郎]]。ビームの刀を武器に戦う。 | + | :ディスィーブの発展機に当たる唯一の可変型。ファクターは[[桐山英治]]。 |
− | ;[[ラインバレル]]:「鬼」「マキナ殺し」「カウンター・マキナ」とも呼ばれる12体目。ファクターは[[早瀬浩一]]及び[[城崎絵美]]。 | + | ;[[グラン・ネイドル]] |
− | ;アダマント:ゲーム版に登場したオリジナル。セントラルの最終防衛ラインとして2機配置された。 | + | :ラインバレル以外で唯一ビーム兵器を実装した要塞型。後述のネイキッド共々、ファクターは[[菅原マサキ]]。 |
− | ;[[セントラル]]:統一意志セントラルの最終兵器。ネイキッドと融合した。ちなみに「セントラル」はスパロボでの名前で、設定名称は不明。 | + | :;[[ネイキッド]] |
− | ;[[量産型マキナ]]:セントラルが投入した侵略兵器。ラインバレルの意匠を残す無人機。原作では加藤機関の機体。 | + | ::グラン・ネイドルの本体である接近戦型。 |
− | ;[[デウスエクスマキナ|マキナ]]:「鋼鉄の華」の主役機で、ラインバレルの原型。意匠は右一つ巴、搭乗者(ファクターではない)は浩一と絵美。 | + | ;[[タリスマン]] |
− | ;[[新型迅雷]]:原作漫画版に登場。迅雷の改良型で浩一も搭乗した。 | + | :迎撃能力を高めた防衛型。ファクターは[[中島宗美]]。 |
− | ;ラインバレル・エコー:後日談「鉄の影」に登場したラインバレルの影。ファクターのいない自律稼働。 | + | ;シャングリラ |
| + | :[[加藤機関]]の移動基地である超弩級戦艦。ファクターは[[加藤久嵩]]。しっかり第三艦橋がある。 |
| + | ;[[ジュダ]] |
| + | :原作漫画版のみ登場。[[JUDA]]本社の中枢であり、七支刀を武器とした接近戦を行う。ファクターは[[石神邦生]]。ただのマキナではなく「ヒトマキナ」の一人。邂逅時に名乗った名前は正確には「ユダ」であり、「ヒトマキナの裏切り者」という意味。「人類を救うための方法」とその実行プロセスを石神に伝え、最期は転送フィールドでヒトマキナに特攻をかけて消滅した。 |
| + | ;ロストバレル |
| + | :シャングリラ内部に死蔵されていた11体目にして「最後のマキナ」。最も初期に作られた最初のマキナであり、ラインバレルやヴァーダントなど、全てのマキナの原型。意匠は左二つ巴、ファクターは[[沢渡拓郎]]。ビームの刀を武器に戦う。 |
| + | ;[[ラインバレル]] |
| + | :「鬼」「マキナ殺し」「カウンター・マキナ」とも呼ばれる12体目。ファクターは[[早瀬浩一]]及び[[城崎絵美]]。 |
| + | :;[[ラインバレル・アマガツ]] |
| + | ::原作漫画版に登場したラインバレルの本当の姿。ファクターは[[城崎天児]]。 |
| + | ;アダマント |
| + | :ゲーム版に登場したオリジナル。セントラルの最終防衛ラインとして2機配置された。 |
| + | ;[[セントラル]] |
| + | :統一意志セントラルの最終兵器。ネイキッドと融合した。ちなみに「セントラル」はスパロボでの名前で、設定名称は不明。 |
| + | ;[[量産型マキナ]] |
| + | :セントラルが投入した侵略兵器。ラインバレルの意匠を残す無人機。原作では加藤機関の機体で、アルマとして作られている。過去の世界ではマキナとして作られ、殺し合いを生き延びてヒトマキナと化している。 |
| + | ;[[デウスエクスマキナ|マキナ]] |
| + | :「鋼鉄の華」の主役機で、ラインバレルの原型。意匠は右一つ巴、搭乗者(ファクターではない)は浩一と絵美。 |
| + | ;[[新型迅雷]] |
| + | :原作漫画版に登場。迅雷の改良型で浩一も搭乗した。 |
| + | ;ラインバレル・エコー |
| + | :後日談「鉄の影」に登場したラインバレルの影。ファクターのいない自律稼働。 |
| + | ;「お爺ちゃん」 |
| + | :地上にいたヒトマキナの一体。リンカーンを模した姿をしている。真来梓に対し、「人間を救うにはどうすればいいか、人間を見て考えなさい」と言いつけている。 |
| + | ;大場 真来梓(おおば まきし) |
| + | :ヒトマキナの一体で少女型。「お爺ちゃん」の言いつけに従い、人類を救うために人間の観察を続けていたが、その途中で森次に一目惚れしてヒトマキナを離反、JUDAについてしまった。 |
| + | :;ラヴバレル |
| + | ::真来梓が戦闘に使用するヒトマキナ。ただし電脳は真来梓自身であるため、ラヴバレル自体は意志を持たない。 |
| + | ;[[ヒトマキナ丙型]] |
| + | :最初に登場したヒトマキナ。巨大な赤ん坊の姿をしている。 |
| + | ;ヒトマキナ乙型 |
| + | : |
| + | ;ヒトマキナ甲型 |
| + | : |
| + | ;[[デウスエクスマキナ]] |
| + | :ヒトマキナの「主」。通常のマキナに対するファクターに相当する存在であり、明確な個我と心を持つ。 |
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| ==関連用語== | | ==関連用語== |
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| ;キリヤマ重工:プリテンダーを所有している。 | | ;キリヤマ重工:プリテンダーを所有している。 |
| ;[[統一意志セントラル]]:マキナを侵略兵器として使おうとしていた。 | | ;[[統一意志セントラル]]:マキナを侵略兵器として使おうとしていた。 |
− | ;バルド・ロック:原作版ペインキラーの随伴機。 | + | ;パルド・ロック:原作版ペインキラーの随伴機。 |
| ;「ラインバレル」世界の人間達:原作漫画版では深いかかわりを持つ。 | | ;「ラインバレル」世界の人間達:原作漫画版では深いかかわりを持つ。 |
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| [[Category:戦略・戦術兵器]] | | [[Category:戦略・戦術兵器]] |