差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
2,630 バイト除去 、 2019年12月6日 (金) 10:36
編集の要約なし
30行目: 30行目:  
本名はイザベル・ライラック。
 
本名はイザベル・ライラック。
   −
イザベルは露天商を営む貧しい家庭で産まれた。ダンスの才能があった彼女は「シャノワール」のステージネームで巴里のモンマルトルで脚光を浴びて人気ダンサーとなり、その実力は1900年の巴里万国博覧会のダンスコンクールで優勝する程だった。ダンス会場にお忍びで訪れていたイギリス国王<ref>なお、『サクラ』の世界と同様に史実でもパリ万博は1900年に開催されているが、当時のイギリスの国家元首はヴィクトリア女王である。</ref>はイザベルに求愛し2人はしばらく文通を続けるが、イザベルは交際が公になる事を案じ別れの手紙を綴った。その1年後、ナイトクラブでイザベルはライラック伯爵と知り合い2人は激しい恋に落ち、周囲の反対を押し切りスイスに旅立ち現地で結婚、一大センセーションを巻き起こした。
+
[[貴族]]の世界ではイザベルを成り上がり者として疎ましく思う人間もいる。だが、彼女にとっては世間の悪評などどこ吹く風、持ち前の度量で貴族達に自分の存在を認めさせた。人々から「グラン・マ」と呼ばれ、「巴里社交界にその人あり」と畏怖されるようになった。民間人でありながら、欧州和平会議によって既に設立が決まっていた[[巴里華撃団]]の総司令に任命された事実も、グラン・マが肩書だけの人間ではない事を証明している。
 
  −
上記の経歴から、[[貴族]]の世界ではイザベルを成り上がり者として疎ましく思う人間もいる。だが、彼女にとっては世間の悪評などどこ吹く風、持ち前の度量で貴族達に自分の存在を認めさせた。ライラック伯爵が他界して以降も、伯爵夫人という地位を利用し社交界・政界に強い発言権を持つようになり、人々から「グラン・マ」と呼ばれ、「巴里社交界にその人あり」と畏怖されるようになった。民間人でありながら、欧州和平会議によって既に設立が決まっていた[[巴里華撃団]]の総司令に任命された事実も、グラン・マが肩書だけの人間ではない事を証明している。
      
性格は我が強く、人使いも荒い。[[帝国華撃団]]総司令の[[米田一基]]が父親のように慕われていたのに対し、グラン・マは一目を置かれている。ただし、部下に非情な決断を迫った際には自らも同じ責任を果たそうとする等、他人に厳しいが自分を甘やかさない厳格な人物である。
 
性格は我が強く、人使いも荒い。[[帝国華撃団]]総司令の[[米田一基]]が父親のように慕われていたのに対し、グラン・マは一目を置かれている。ただし、部下に非情な決断を迫った際には自らも同じ責任を果たそうとする等、他人に厳しいが自分を甘やかさない厳格な人物である。
65行目: 63行目:  
;[[シー・カプリス]]
 
;[[シー・カプリス]]
 
:部下。個人的な秘書でもある。シャノワールに採用する際にグラン・マとひと悶着起こしたが、グラン・マはシーの度量を買っている。
 
:部下。個人的な秘書でもある。シャノワールに採用する際にグラン・マとひと悶着起こしたが、グラン・マはシーの度量を買っている。
;迫水典通
  −
:共に巴里華撃団設立に尽力した。その能力を大いに認めているが、巴里社交界の男としてはまだまだだと思っている。SRW未登場。
  −
;ナポレオン
  −
:飼い猫。グラン・マの若い頃のステージネーム「シャノワール」は[[フランス語]]で黒猫を意味し、彼女は巴里華撃団の表の顔のキャバレーの名称にも採用しているが、このナポレオンも当然のように黒い体毛で覆われている。ナポレオンを抱きかかえたグラン・マの原作の立ち絵が『X-Ω』にも流用される形で登場。
      
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
92行目: 86行目:  
:上記の場面に続き、大神は過去の戦いの経験からグラン・マの要求を拒否し、巴里花組に別の命令を下す。グラン・マは驚きつつも自らの過ちを認め、最終決戦の幕が上がる。
 
:上記の場面に続き、大神は過去の戦いの経験からグラン・マの要求を拒否し、巴里花組に別の命令を下す。グラン・マは驚きつつも自らの過ちを認め、最終決戦の幕が上がる。
 
:グラン・マが「大神隊長」と発言するのはこの時のみ。
 
:グラン・マが「大神隊長」と発言するのはこの時のみ。
  −
;迫水「これで、よろしかったのですか?今回の作戦に失敗は……許されませんよ。」<br/>グラン・マ「……いいのさ。あの子たちの顔を見ただろ?隊長を信頼しきっていたよ。」<br/>「初めてだよ、あんな表情……あたしは見たことがなかった……ふふふ……これでいいのさ。」<br/>迫水「大神くんは……いつのまにか、我々を超えていたんですね。」<br/>グラン・マ「そうだね……いい言葉じゃないか。生きて未来をつくる……か。」
  −
:『3』にて、大神が「巴里は燃えているか」の号令を下した後の迫水との会話。
  −
:総司令として巴里花組の誕生と成長を見守ってきたグラン・マだが、その顔からは笑みがこぼれていた。
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
4,992

回編集

案内メニュー