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199 バイト追加 、 2019年11月28日 (木) 22:51
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=== その他の媒体 ===
 
=== その他の媒体 ===
アニメ本編と比較して、シンの心情がより細かく描かれているのが特長である。
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アニメ本編と比較して、シンの心情がより細かく描かれている点が特長である。
 
;「でもっ……」<br />「生きろ! レイ!」<br />「言ったじゃないか、まえに! どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろうってっ!」
 
;「でもっ……」<br />「生きろ! レイ!」<br />「言ったじゃないか、まえに! どんな命でも、生きられるのなら生きたいだろうってっ!」
:小説版にて、アスランに敗れた後、レイと会うために[[メサイア]]まで戻り、彼がデュランダルを撃った事で生きる気力を失った事に対して。これがシンとレイの最後の会話となった。
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:[[小説|小説版]]より。アスランに敗れた後、レイと会うために[[メサイア]]まで戻り、彼がデュランダルを撃った事で生きる気力を失った事に対して。これがシンとレイの最後の会話となった。
 
;「父さんを…母さんを…そしてマユを守れなかった国オーブ!」<br />「そして今ロゴスと手を組み、ジブリールを匿うひきょうな国オーブ!!」<br />「そんな国…この俺が滅ぼしてやる!!」
 
;「父さんを…母さんを…そしてマユを守れなかった国オーブ!」<br />「そして今ロゴスと手を組み、ジブリールを匿うひきょうな国オーブ!!」<br />「そんな国…この俺が滅ぼしてやる!!」
:ボンボン版のオーブ戦にて、鬼神の如く戦いながら叫んだ祖国への怒りの言葉。シンにとってオーブとは紛れもない故国であり、どうしてもそれを信じたい思いが捨てきれずにいた。だからこそ、彼は今、多くの犠牲を払ってまで守った理念を捨て、ロゴスにおもねる今のオーブに銃を向ける。
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:高山瑞穂氏の[[漫画]]ボンボン版のオーブ戦にて、鬼神の如く戦いながら叫んだ祖国への怒りの言葉。シンにとってオーブとは紛れもない故国であり、どうしてもそれを信じたい思いが捨てきれずにいた。だからこそ、彼は今、多くの犠牲を払ってまで守った理念を捨て、ロゴスにおもねる今のオーブに銃を向ける。
 
;「あんたはいつもひとりだけわかったつもりで!!」<br />「そうやって人を見下す事しかできないんだ!!」<br />「俺だってちゃんと考えてこの道を選んだんだ!!」<br />「もうあんたの指図なんて受けない!!」
 
;「あんたはいつもひとりだけわかったつもりで!!」<br />「そうやって人を見下す事しかできないんだ!!」<br />「俺だってちゃんと考えてこの道を選んだんだ!!」<br />「もうあんたの指図なんて受けない!!」
 
:ボンボン版のオーブ戦にて、[[インフィニットジャスティスガンダム]]を駆り姿を現したアスランと対峙して。
 
:ボンボン版のオーブ戦にて、[[インフィニットジャスティスガンダム]]を駆り姿を現したアスランと対峙して。
 
;「だったらどうすればいいっていうんだ!? あんたらの理想ってヤツで戦争を止められるのか!?」<br />「戦争のない世界以上に幸せな世界なんて…あるはずがないっ!!」
 
;「だったらどうすればいいっていうんだ!? あんたらの理想ってヤツで戦争を止められるのか!?」<br />「戦争のない世界以上に幸せな世界なんて…あるはずがないっ!!」
:ボンボン版での最終決戦でアスランの説得を拒否して。戦争によって家族、そして[[ステラ・ルーシェ|大切な人]]を失った経験を持つシンだけに非常に重みのある台詞である。
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:ボンボン版での最終決戦でアスランの[[説得]]を拒否して。戦争によって家族、そして[[ステラ・ルーシェ|大切な人]]を失った経験を持つシンだけに非常に重みのある台詞である。
 
:ボンボン版のシンは[[デスティニープラン]]に問題があるのを承知の上で「平和な世界」の実現のためにアスランと戦う。また、[[ラクス・クライン|ラクス]]達の問題点をしっかり指摘している。
 
:ボンボン版のシンは[[デスティニープラン]]に問題があるのを承知の上で「平和な世界」の実現のためにアスランと戦う。また、[[ラクス・クライン|ラクス]]達の問題点をしっかり指摘している。
:原作終了後設定の[[UX]]では、「あんたらの理想…」の部分が対[[加藤機関]]の特殊台詞として採用された。
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:原作終了後設定の『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では、「あんたらの理想…」の部分が対[[加藤機関]]の特殊台詞として採用された。
 
;「''あんたが正しいって言うなら! 俺に勝ってみせろっ!!''」
 
;「''あんたが正しいって言うなら! 俺に勝ってみせろっ!!''」
:ボンボン版での最終決戦でアスランに言い放った台詞。なんと'''アニメ本編の台詞を差し置いて模型誌の宣伝文句に採用された'''ことがある<ref> 2017年に発売したプラモデル、EXスタンダードシリーズの組み立て説明書にも引用されており、近年のこの台詞は最早シンの代名詞的な扱いである。</ref>。
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:ボンボン版での最終決戦でアスランに言い放った台詞。なんと'''アニメ本編の台詞を差し置いて模型誌の宣伝文句に採用された'''事がある<ref> 2017年に発売した[[ガンプラ|プラモデル]]「EXスタンダードシリーズ」の組み立て説明書にも引用されており、近年のこの台詞は最早シンの代名詞的な扱いである。</ref>。
 
:一方、このセリフの前にアスランの「俺もお前のように家族の仇が取りたくて軍人になった」「だが、憎しみで戦った先では自分の心は救われなかった」「お前も過去ではなく未来に目を向けろ」という説得に対して、何かを振り払うかのような表情で「今さら何を!」「俺はもう選んだんだ、この道を! なら、行くしかないじゃないか!」と心が揺れ動いている様子も見せている。
 
:一方、このセリフの前にアスランの「俺もお前のように家族の仇が取りたくて軍人になった」「だが、憎しみで戦った先では自分の心は救われなかった」「お前も過去ではなく未来に目を向けろ」という説得に対して、何かを振り払うかのような表情で「今さら何を!」「俺はもう選んだんだ、この道を! なら、行くしかないじゃないか!」と心が揺れ動いている様子も見せている。
:UXでは前述の台詞同様、加藤機関関連の敵に対しての特殊台詞として採用された。
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:『UX』では前述の台詞同様、加藤機関関連の敵に対しての特殊台詞として採用された。
 
;「アスラン…あんた、やっぱ強いや…」
 
;「アスラン…あんた、やっぱ強いや…」
 
:ボンボン版での最終決戦でアスランに敗れた際の台詞。この時のシンは憑き物が落ちたかのように穏やかだった。
 
:ボンボン版での最終決戦でアスランに敗れた際の台詞。この時のシンは憑き物が落ちたかのように穏やかだった。
 
;「そうだな…ステラ…。俺はまだ…生きている…」<br />「生きている限り、明日はやってくるさ…」
 
;「そうだな…ステラ…。俺はまだ…生きている…」<br />「生きている限り、明日はやってくるさ…」
:ボンボン版でアスランとの決着の後にステラの霊に「明日を見る」事を諭されて。意味するものは違うが、後の『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]も概ね同じ事を言っている。
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:ボンボン版でアスランとの決着の後にステラの霊に「明日を見る」事を諭されて。
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:意味するものは違うが、後の『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]も概ね同じ事を言っている。
 
;「でも…同じことじゃないか?」<br />「俺のデスティニーとあの兵器に、結局どんな違いがあるっていうんだ?」
 
;「でも…同じことじゃないか?」<br />「俺のデスティニーとあの兵器に、結局どんな違いがあるっていうんだ?」
:こちらはガンダムエースの『THE EDGE』にて、ザフトが連合のアルザッヘル基地を[[レクイエム]]で壊滅したという事実に[[ミネルバ]]のクルーが戸惑った際に。
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:こちらは漫画雑誌『ガンダムエース』連載『THE EDGE』にて、ザフトが連合のアルザッヘル基地を[[レクイエム]]で壊滅したという事実に[[ミネルバ]]のクルーが戸惑った際に。
 
:平和を築くために戦う、という事への疑問や迷いを抱いていると同時に、自身が「あの兵器」とは何も変わらない(この発言のコマでは'''シンの瞳からハイライトが消えている''')ことを端的に示した台詞だが、直後に[[ヴィーノ・デュプレ|ヴィーノ]]に「[[デスティニーガンダム|デスティニー]]が撃たれたらシンが死ぬだろ!」と怒られる。その後、それでも平和が最も重要だと考え議長やレイの思想に賛同する。
 
:平和を築くために戦う、という事への疑問や迷いを抱いていると同時に、自身が「あの兵器」とは何も変わらない(この発言のコマでは'''シンの瞳からハイライトが消えている''')ことを端的に示した台詞だが、直後に[[ヴィーノ・デュプレ|ヴィーノ]]に「[[デスティニーガンダム|デスティニー]]が撃たれたらシンが死ぬだろ!」と怒られる。その後、それでも平和が最も重要だと考え議長やレイの思想に賛同する。
 
;「レイの運命は…変わらないのか?」<br />「議長は…定められた運命を受け入れることが幸せだっていったけど、レイは…」
 
;「レイの運命は…変わらないのか?」<br />「議長は…定められた運命を受け入れることが幸せだっていったけど、レイは…」
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:『THE EDGE』でアスランと対峙した際に。複雑な関係にありながらも、アスランが「忘れるな」と残した言葉をしっかりと胸に留めていた。しかし、戦争の中で一人で出来ることの限界を目の当たりにしてきたシンは、戦いを終わらせる為に、それでも大きな"力"を求め、縋るしかなかった…。
 
:『THE EDGE』でアスランと対峙した際に。複雑な関係にありながらも、アスランが「忘れるな」と残した言葉をしっかりと胸に留めていた。しかし、戦争の中で一人で出来ることの限界を目の当たりにしてきたシンは、戦いを終わらせる為に、それでも大きな"力"を求め、縋るしかなかった…。
 
;「……一人で立てます」
 
;「……一人で立てます」
:『THE EDGE』最終回、手を差し伸べようとするアスランに対し。涙を浮かべながらも毅然とした表情で見つめるシンに、アスランは優しく微笑むのだった。
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:『THE EDGE』最終話より。手を差し伸べようとするアスランに対てし。涙を浮かべながらも毅然とした表情で見つめるシンに、アスランは優しく微笑むのだった。
 
:ボンボン版同様に、自分自身の強い意志をアスランに対して明確に示している。
 
:ボンボン版同様に、自分自身の強い意志をアスランに対して明確に示している。
;「そんなの、ただの言葉じゃないか…!誰がそんなことを決めたんだ!」<br/>「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが正義なのかよ!?」<br/>「それを決めていいのは、アンタじゃない!俺なんじゃないのか!」<br/>「俺は決めたんだ!過去を放ってはおかない!決着を付けるんだ!」
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;「そんなの、ただの言葉じゃないか…! 誰がそんなことを決めたんだ!」<br/>「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守ることだけが正義なのかよ!?」<br/>「それを決めていいのは、アンタじゃない!俺なんじゃないのか!」<br/>「俺は決めたんだ! 過去を放ってはおかない! 決着を付けるんだ!」
:『ガンダム無双2』シンのストーリーミッションの終盤、アスランから「過去に囚われたまま戦うのはやめろ」と言われた時の反論。
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:[[コンピュータゲーム|ゲーム]]『ガンダム無双2』シンのストーリーミッションの終盤、アスランから「過去に囚われたまま戦うのはやめろ」と言われた時の反論。
 
:原作とは異なり、本作においてもまた自分自身の戦う意義をアスランにはっきりと返している。
 
:原作とは異なり、本作においてもまた自分自身の戦う意義をアスランにはっきりと返している。
 
;「あんたは、大切なものを守るために戦う……」<br/>「それでいいんだ……でも、だからって、オレも戦わないわけにはいかないんだ!」
 
;「あんたは、大切なものを守るために戦う……」<br/>「それでいいんだ……でも、だからって、オレも戦わないわけにはいかないんだ!」
:同じく『ガンダム無双2』シンのストーリーミッションの終盤、こちらはキラに対しての台詞。
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:同じく『ガンダム無双2』におけるシンのストーリーミッションの終盤より。こちらはキラに対しての台詞。
 
:キラのテロ紛いの行動を批難しつつも彼の信念には理解を示し、その上で自分の戦う理由を告げて対峙する。
 
:キラのテロ紛いの行動を批難しつつも彼の信念には理解を示し、その上で自分の戦う理由を告げて対峙する。
  
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