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67 バイト追加 、 2019年11月17日 (日) 19:21
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[トリニティシティ]]の最高責任者で、[[ゴッドシグマ]]の開発者。優秀な科学者であると共に、度量の大きい人格者でもあり、トリニティシティの大黒柱的存在。
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[[トリニティシティ]]の最高責任者で、[[ゴッドシグマ]]の開発者。優秀な[[科学者・技術者|科学者]]であると共に、度量の大きい人格者でもあり、トリニティシティの大黒柱的存在。
    
しかし、第38話にてエルダー星の科学力に惚れ込んだ故に[[テラル]]に対する強引な尋問を行うという行動に出る事になり、さらにこれまでの拷問まがいの尋問で多くの[[エルダー兵]]の捕虜が死亡してその遺体をカプセルに保存していた衝撃の事実が発覚、この事で[[壇闘志也]]や[[ジュリィ野口]]達との関係も急速に冷え切っていく事になる。
 
しかし、第38話にてエルダー星の科学力に惚れ込んだ故に[[テラル]]に対する強引な尋問を行うという行動に出る事になり、さらにこれまでの拷問まがいの尋問で多くの[[エルダー兵]]の捕虜が死亡してその遺体をカプセルに保存していた衝撃の事実が発覚、この事で[[壇闘志也]]や[[ジュリィ野口]]達との関係も急速に冷え切っていく事になる。
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そして、第46話にて[[エルダー軍]]の実力と科学力で圧倒されるトリニティシティとゴッドシグマの姿を見た事で降伏を通告し、翌第47話において未来のエルダーで優れた科学力を身につけたいという欲望で[[地球]]を裏切ってしまい、ガガーンの命令でその手土産にトリニティエネルギーを奪おうとしたが、最期は[[エルダー兵]]の流れ弾に当たって死亡した。
 
そして、第46話にて[[エルダー軍]]の実力と科学力で圧倒されるトリニティシティとゴッドシグマの姿を見た事で降伏を通告し、翌第47話において未来のエルダーで優れた科学力を身につけたいという欲望で[[地球]]を裏切ってしまい、ガガーンの命令でその手土産にトリニティエネルギーを奪おうとしたが、最期は[[エルダー兵]]の流れ弾に当たって死亡した。
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科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
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=== キャラクターの総評===
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科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の横暴・無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
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'''「作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまう」'''という、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「[[エルチ・カーゴ|敵に洗脳された影響]]」「[[ケーン・ワカバ|人質を取られてやむを得ず]]」「[[キリコ・キュービィー|敵を欺くには先ず味方から的な演技]]」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍などでは風見博士の裏切り行為を「'''前代未聞'''」と評するものも存在している。</ref>。
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'''「作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまう」'''という、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「[[エルチ・カーゴ|敵に洗脳された影響]]」「[[ケーン・ワカバ|人質を取られてやむを得ず]]」「[[キリコ・キュービィー|敵を欺くには先ず味方から的な演技]]」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍等では風見博士の裏切り行為を'''「前代未聞」'''と評するものも存在している。</ref>。
    
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
 
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
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