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| 第二次世界大戦中の昭和20年(1945年)3月、[[沖縄]]の上空付近で特攻機・桜花による[[特攻]]の最中に米軍機「F4U コルセア」に撃破された瞬間、突如[[オーラロード]]が開きバイストン・ウェルに召喚される。 | | 第二次世界大戦中の昭和20年(1945年)3月、[[沖縄]]の上空付近で特攻機・桜花による[[特攻]]の最中に米軍機「F4U コルセア」に撃破された瞬間、突如[[オーラロード]]が開きバイストン・ウェルに召喚される。 |
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− | その後、直心影流剣術を奮い見知らぬ土地で「聖戦士」として活躍する。そして戦い続ける中で彼のオーラ力が「リーンの翼」として顕現した。
| + | その後、[[武術・格闘技|直心影流剣術]]を奮い、見知らぬ土地で「聖戦士」として活躍する。そして戦い続ける中で彼のオーラ力が「リーンの翼」として顕現した。 |
| | | |
| いつかは無事に地上に戻れるものと期待していたが、同胞であった[[アマルガン・ルドル]]に[[裏切りイベント|裏切られて]]死亡。サコミズの意思はリーンの翼と融合して地上界に戻り、小倉に落とされるはずだった第三の[[核ミサイル|原爆]]を防いだ。 | | いつかは無事に地上に戻れるものと期待していたが、同胞であった[[アマルガン・ルドル]]に[[裏切りイベント|裏切られて]]死亡。サコミズの意思はリーンの翼と融合して地上界に戻り、小倉に落とされるはずだった第三の[[核ミサイル|原爆]]を防いだ。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :初登場作品。担当声優の小山力也氏も[[第2次Z]]での[[ガイオウ]]役を経て初の版権キャラでのスパロボ参加となる。今作では世界観が未来寄りになっている都合上、時間の流れが原作以上に激しいものとなっており、[[バイストン・ウェル]]で70年ものの時間が経過し、地上では'''200年も経過した'''という設定になっている。 | + | :初登場作品。担当声優の小山力也氏も『[[第2次Z]]』での[[ガイオウ]]役を経て初の版権キャラでのスパロボ参加となる。今作では世界観が未来寄りになっている都合上、時間の流れが原作以上に激しいものとなっており、[[バイストン・ウェル]]で70年ものの時間が経過し、地上では'''200年も経過した'''という設定になっている。 |
| :現実であった戦争の生き残りというキャラクター性もほぼ余すところなく再現され、その強烈なキャラクター故、物語の中でも強烈な存在感を誇り、物語を時には熱く、時には哀しく盛り上げる。 | | :現実であった戦争の生き残りというキャラクター性もほぼ余すところなく再現され、その強烈なキャラクター故、物語の中でも強烈な存在感を誇り、物語を時には熱く、時には哀しく盛り上げる。 |
| :[[日本]]の有り様を見て絶望する理由の1つは「自分と同じ目線に立てる人間がいなくなってしまった」ことではないかと解釈されているようで、自分と同じく大日本帝国軍に所属していた[[加藤久嵩]]とのやり取りにおいては穏やかな一面を見せていた。原作のラストで過去の怨念や妄執から解放されていることもあり、仲間になる際にはそういった「憑き物」が落ち、[[アルティメット・クロス|UX]]の面々に対して毅然としつつも穏やかな態度を見せている。 | | :[[日本]]の有り様を見て絶望する理由の1つは「自分と同じ目線に立てる人間がいなくなってしまった」ことではないかと解釈されているようで、自分と同じく大日本帝国軍に所属していた[[加藤久嵩]]とのやり取りにおいては穏やかな一面を見せていた。原作のラストで過去の怨念や妄執から解放されていることもあり、仲間になる際にはそういった「憑き物」が落ち、[[アルティメット・クロス|UX]]の面々に対して毅然としつつも穏やかな態度を見せている。 |
| :基本的に原作通りの結末を辿るが、特定のフラグを成立させると[[隠し要素/UX|隠しキャラ]]としてリーンの翼の導きで生還し、第3部の[[ヒトマキナ]]との戦いに味方援軍として登場、仲間に加わる。場合によっては[[呂布トールギス|呂布]]もサコミズと同時加入する。エイサップのアッカナナジンとの合体攻撃が非常に強力なので加入すれば以降のボス戦がだいぶ楽になる。 | | :基本的に原作通りの結末を辿るが、特定のフラグを成立させると[[隠し要素/UX|隠しキャラ]]としてリーンの翼の導きで生還し、第3部の[[ヒトマキナ]]との戦いに味方援軍として登場、仲間に加わる。場合によっては[[呂布トールギス|呂布]]もサコミズと同時加入する。エイサップのアッカナナジンとの合体攻撃が非常に強力なので加入すれば以降のボス戦がだいぶ楽になる。 |
− | :フラグには最終決戦での[[説得]]も含まれるのだが、'''各参戦作品の主人公キャラから説得可能'''(それどころか、一部ライバルキャラやヒロイン格まで説得できる)という[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]以来の豪華な仕様となっている(版権キャラとしては[[L]]で[[張五飛]]が[[中島宗美|宗美]]への説得が前例として挙げられる)。 | + | :フラグには最終決戦での[[説得]]も含まれるのだが、'''各参戦作品の主人公キャラから説得可能'''(それどころか、一部ライバルキャラやヒロイン格まで説得できる)という[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]以来の豪華な仕様となっている(版権キャラとしては『[[スーパーロボット大戦L|L]]』で[[張五飛]]が[[中島宗美|宗美]]への説得が前例として挙げられる)。 |
− | :本作においては彼もまた「時空を超える意思」の持ち主らしく、生存時に[[呂布トールギス|呂布]]のフラグが成立していると同時出現。それを示すフレーズを口にする他、リーンの翼によって[[オーラロード]]に消えた際はエイサップと共に「(『[[鉄のラインバレル|ラインバレル]]』の)前世の地球」を見ている。[[カリ・ユガ]]との戦いの後、UXを元の世界に戻すために次元の狭間に残り力の1つとなった。 | + | :本作においては彼もまた「時空を超える意思」の持ち主らしく、生存時に[[呂布トールギス|呂布]]のフラグが成立していると同時出現。それを示すフレーズを口にする他、リーンの翼によって[[オーラロード]]に消えた際はエイサップと共に「(『[[鉄のラインバレル|ラインバレル]]』の)前世の地球」を見ている。[[カリ・ユガ]]との戦いの後、UXを元の世界に戻すために次元の狭間に残り力の一つとなった。 |
− | :なお、『[[聖戦士ダンバイン]]』が前世の[[地球]]での出来事であり、[[ビルバイン]]の補助ロケットがサコミズがかつて乗っていた特攻機・桜花を参考にしている事、『ダンバイン』のバイストン・ウェルにはサコミズが存在しない事と合わせると、「前世の地球におけるサコミズは、初期小説版の展開でアマルガンに殺害されていた」と解釈できるかもしれない。 | + | :なお、『[[聖戦士ダンバイン]]』が前世の[[地球]]での出来事であり、[[ビルバイン]]の補助ロケットがサコミズがかつて乗っていた特攻機・桜花を参考にしている事、『ダンバイン』のバイストン・ウェルにはサコミズが存在しない事と合わせると、「前世の地球におけるサコミズは、初期小説版の展開でアマルガンに殺害されていた」と解釈できるのかもしれない。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| === [[戦術指揮]] === | | === [[戦術指揮]] === |
− | ;格闘武器の攻撃力10%上昇、CRT率30%上昇、サイズ差無効 | + | ;格闘武器の攻撃力10%上昇、CRT率30%上昇、サイズ差無効 |
− | :格闘機向けの非常に強力な指揮。サイズ差無効がある為、自身含む[[オーラバトラー]]は勿論サイズの小さな三国伝とも相性が良い。 | + | :格闘機向けの非常に強力な指揮。サイズ差無効がある為、自身含む[[オーラバトラー]]は勿論サイズの小さな『三国伝』とも相性が良い。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :商人の家で働いていた少女だったが、迫水に惹かれてアマルガン軍に参加。彼女の死が「[[リーンの翼]]」が発現する切っ掛けとなった。 | | :商人の家で働いていた少女だったが、迫水に惹かれてアマルガン軍に参加。彼女の死が「[[リーンの翼]]」が発現する切っ掛けとなった。 |
| ;リンレイ・メラディ | | ;リンレイ・メラディ |
− | :キェ国の[[女王]]。女王リンレイとは共に幾多の戦いを潜り抜けることで、将来を約束するような仲となる。小説版ではサコミズを殺したアマルガンの凶刃を向けられた瞬間に彼女の履いていたサンダルに宿ったリーンの翼が炎になって彼を焼き殺した。逆にOVAの前日談になる小説完全版ではアマルガンの凶刃からサコミズをかばって死亡。 | + | :キェ国の[[女王]]。女王リンレイとは共に幾多の戦いを潜り抜けることで、将来を約束するような仲となる。 |
| + | :小説版ではサコミズを殺したアマルガンの凶刃を向けられた瞬間に彼女の履いていたサンダルに宿ったリーンの翼が炎になって彼を焼き殺した。逆にOVAの前日談になる小説完全版ではアマルガンの凶刃からサコミズをかばって死亡。 |
| ;蓼科宗一郎 | | ;蓼科宗一郎 |
| :サコミズと同じ地上人の仲間。長崎の[[核ミサイル|原爆]]によりバイストン・ウェルへ跳ばされた。 | | :サコミズと同じ地上人の仲間。長崎の[[核ミサイル|原爆]]によりバイストン・ウェルへ跳ばされた。 |
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| :サコミズの思想に大きく影響を与え、亡くなった後でもサコミズが彼を回想する場面がある。 | | :サコミズの思想に大きく影響を与え、亡くなった後でもサコミズが彼を回想する場面がある。 |
| ;アピア・メッレ | | ;アピア・メッレ |
− | :一人目の妻。後述のシンイチを亡くしたことで心身ともに衰弱し、後を追うように病死。 | + | :一人目の妻。後述のシンイチを亡くした事で心身ともに衰弱し、後を追うように病死。 |
| ;シンイチ・サコミズ | | ;シンイチ・サコミズ |
| :アピアとの息子。10歳ほどで、地上で言うインフルエンザのような何ということの無い[[医療・病障害|流行り病]]に罹りあっけなく死亡。 | | :アピアとの息子。10歳ほどで、地上で言うインフルエンザのような何ということの無い[[医療・病障害|流行り病]]に罹りあっけなく死亡。 |
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| :二人目の妻であるエミア・スッカ(SRW未登場)との実の娘。 | | :二人目の妻であるエミア・スッカ(SRW未登場)との実の娘。 |
| ;[[コドール・サコミズ]] | | ;[[コドール・サコミズ]] |
− | :三人目の妻である「後添え様」。[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]では彼女を討った。 | + | :三人目の妻である「後添え様」。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』では彼女を討った。 |
| ;[[コットウ・ヒン]] | | ;[[コットウ・ヒン]] |
| :[[フガク]]の艦長を務める部下。同部族のコドールと共謀してサコミズを討とうとしたが、完全版ではあべこべにサコミズに討ち取られる。 | | :[[フガク]]の艦長を務める部下。同部族のコドールと共謀してサコミズを討とうとしたが、完全版ではあべこべにサコミズに討ち取られる。 |
− | :CCではコドール共々コットウを葬った。 | + | :『CC』ではコドール共々コットウを葬った。 |
| ;[[エイサップ・鈴木]] | | ;[[エイサップ・鈴木]] |
− | :偶然から出会った若き[[聖戦士]]。彼をリュクスの婿にさせようとした。劇中では意見が兎に角ぶつかり合うが、サコミズとエイサップでは生きた時代も価値観も視点もまるで違うため、目指すところとその前提、という根本の部分から食い違っている。 | + | :偶然から出会った若き[[聖戦士]]。彼をリュクスの婿にさせようとした。 |
| + | :劇中では意見が兎に角ぶつかり合うが、サコミズとエイサップでは生きた時代も価値観も視点もまるで違うため、目指すところとその前提、という根本の部分から食い違っている。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| ;[[ショット・ウェポン]] | | ;[[ショット・ウェポン]] |
| :サコミズたちの住まうバイストン・ウェルとは別のバイストン・ウェルで[[オーラバトラー]]を開発した男。 | | :サコミズたちの住まうバイストン・ウェルとは別のバイストン・ウェルで[[オーラバトラー]]を開発した男。 |
− | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]では『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』の世界から転移してきた彼を部下とし、[[ホウジョウ軍]]のオーラバトラーの開発を任せる。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』の世界から転移してきた彼を部下とし、[[ホウジョウ軍]]のオーラバトラーの開発を任せる。 |
− | :ホウジョウ軍が地上から放逐された後は[[人類軍]]へと参加する為、サコミズが生存した場合は敵対する事になるが、特に会話はない。 | + | :ホウジョウ軍が地上から放逐された後は[[人類軍]]へと参加する為、サコミズが生存した場合は敵対する事になるが、特に会話は無い。 |
− | :[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]ではコドールとコットウ諸共、彼を殺害した。 | + | :『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではコドールとコットウ諸共、彼を殺害した。 |
| ;[[ショウ・ザマ]]、[[チャム・ファウ]]、[[マーベル・フローズン]]、[[バーン・バニングス]] | | ;[[ショウ・ザマ]]、[[チャム・ファウ]]、[[マーベル・フローズン]]、[[バーン・バニングス]] |
| :別のバイストン・ウェルの聖戦士及びその関係者達。サコミズの頑なさと強すぎる信念から徐々に[[ハイパー化]]への懸念を募らせていたが、最終戦でそれが現実となってしまう。 | | :別のバイストン・ウェルの聖戦士及びその関係者達。サコミズの頑なさと強すぎる信念から徐々に[[ハイパー化]]への懸念を募らせていたが、最終戦でそれが現実となってしまう。 |
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| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]] | | ;[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操ガンダム]] |
− | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]における最大の[[ライバル]]といえる侠。同じ「王」として、互いの信念と誇りをかけて激突する。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』における最大の[[ライバル]]といえる侠。同じ「王」として、互いの信念と誇りをかけて激突する。 |
| ;[[孫尚香ガーベラ]]、[[陸遜ゼータプラス]] | | ;[[孫尚香ガーベラ]]、[[陸遜ゼータプラス]] |
− | :UXの序盤、ホウジョウ軍に捕らえられた彼らを地上人だと勘違いしてショット共々驚愕する。 | + | :『UX』の序盤、ホウジョウ軍に捕らえられた彼らを地上人だと勘違いしてショット共々驚愕する。 |
| ;[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]] | | ;[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]] |
− | :UXでは共にフラグを満たしている場合、第45話にて共に参戦し、[[アルティメット・クロス|UX]]の活路を開くべく[[ヒトマキナ]]を相手に奮戦する。 | + | :『UX』では共にフラグを満たしている場合、第45話にて共に参戦し、[[アルティメット・クロス|UX]]の活路を開くべく[[ヒトマキナ]]を相手に奮戦する。 |
| :余談だが、サコミズを演じる小山力也氏は三国志[[漫画]]の一つ『蒼天航路』のアニメ版にて呂布を演じている。 | | :余談だが、サコミズを演じる小山力也氏は三国志[[漫画]]の一つ『蒼天航路』のアニメ版にて呂布を演じている。 |
| ;[[孔明リ・ガズィ]] | | ;[[孔明リ・ガズィ]] |
− | :UXではアブタ・ブラスを焼き討ちしようとした際、彼が立案した[[アル・アジフ]]の魔術による陽動作戦に引っかかって作戦が失敗している。 | + | :『UX』ではアブタ・ブラスを焼き討ちしようとした際、彼が立案した[[アル・アジフ]]の魔術による陽動作戦に引っかかって作戦が失敗している。 |
| ;[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :UXにおいて、[[ダブルオークアンタ]]の初陣の相手となる。サコミズ自身もまた初戦闘の時から刹那を「聖戦士の素養がある」と評価し、[[説得]]された際はエイサップやショウと並ぶ大きな効果がある。 | + | :『UX』において、[[ダブルオークアンタ]]の初陣の相手となる。サコミズ自身もまた初戦闘の時から刹那を「聖戦士の素養がある」と評価し、[[説得]]された際はエイサップやショウと並ぶ大きな効果がある。 |
| ;[[ギム・ギンガナム]] | | ;[[ギム・ギンガナム]] |
| :同じく[[富野作品]]の熱く濃すぎる漢で、色々と似たような点が多い人物。 | | :同じく[[富野作品]]の熱く濃すぎる漢で、色々と似たような点が多い人物。 |
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| === リアル系 === | | === リアル系 === |
| ;[[小楯衛]] | | ;[[小楯衛]] |
− | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]では彼の様な少年までもが戦いに出ている事に大きなショックを受ける。大切なものを守る為に戦う彼の信念を認めるも、直後の悲劇にサコミズも激しい怒りと悲しみを露わにする。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では彼の様な少年までもが戦いに出ている事に大きなショックを受ける。大切なものを守る為に戦う彼の信念を認めるも、直後の悲劇にサコミズも激しい怒りと悲しみを露わにする。 |
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| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
| ;[[海動剣]] | | ;[[海動剣]] |
− | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]の序盤、城に単身乗り込んできた彼と[[白兵戦]]を展開する。血気盛んな海動を「ガロウ・ラン気質の地上人」と見て、自らにサムライとして仕えるよう勧誘する。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』の序盤、城に単身乗り込んできた彼と[[白兵戦]]を展開する。血気盛んな海動を「ガロウ・ラン気質の地上人」と見て、自らにサムライとして仕えるよう勧誘する。 |
| ;[[加藤久嵩]] | | ;[[加藤久嵩]] |
− | :UXでは地上に出た後、彼ら[[加藤機関]]と一時的に同盟を結ぶ。サコミズ自身は第二次世界大戦当時、大日本帝国軍の少将だった加藤と対面した事がある。現在でも彼を「加藤少将」と呼び、敬意を表している。 | + | :『UX』では地上に出た後、彼ら[[加藤機関]]と一時的に同盟を結ぶ。サコミズ自身は第二次世界大戦当時、大日本帝国軍の少将だった加藤と対面した事がある。現在でも彼を「加藤少将」と呼び、敬意を表している。 |
| :加藤もまさかサコミズが生きていたとは思いもしなかったようで懇意に接しており、負けると分かっていて太平洋戦争に加担していたにも関わらずサコミズが敬意を表してくれる事には負い目を感じていた節がある。EDでは、エイサップやリュクス、ショウ達と共に、サコミズの墓参りに訪れている。 | | :加藤もまさかサコミズが生きていたとは思いもしなかったようで懇意に接しており、負けると分かっていて太平洋戦争に加担していたにも関わらずサコミズが敬意を表してくれる事には負い目を感じていた節がある。EDでは、エイサップやリュクス、ショウ達と共に、サコミズの墓参りに訪れている。 |
| :なお、明言されないが時間軸の関係上、[[石神邦生|石神]](当時海軍中尉)とも会っていた可能性はあるが、回想場面で加藤と石神が「小倉への原爆投下を阻止した若い特攻隊員の噂」について話している様子を見る限り、2人ともサコミズと会っていたとしてもそこまで親しかったわけではなさそうである。 | | :なお、明言されないが時間軸の関係上、[[石神邦生|石神]](当時海軍中尉)とも会っていた可能性はあるが、回想場面で加藤と石神が「小倉への原爆投下を阻止した若い特攻隊員の噂」について話している様子を見る限り、2人ともサコミズと会っていたとしてもそこまで親しかったわけではなさそうである。 |
− | :余談だが、加藤久嵩の[[声優]]はエイサップ・鈴木と同じ福山潤氏である。 | + | :余談だが、加藤久嵩の[[声優]]はエイサップ・鈴木と同じ[[声優:福山潤|福山潤]]氏である。 |
| ;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] | | ;[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ]] |
− | :UXではサコミズが仲間になった後、同じアメリカ人であるマーベルと共にかつて太平洋戦争にてアメリカを敵国として戦い、現代でもアメリカへの敵愾心を露わにしていたサコミズの想いを心配されるが、そんな彼とマーベルに対し、自身が憎悪と妄執を既に捨て去ったことを穏やかに伝える。 | + | :『UX』ではサコミズが仲間になった後、同じアメリカ人であるマーベルと共にかつて太平洋戦争にてアメリカを敵国として戦い、現代でもアメリカへの敵愾心を露わにしていたサコミズの想いを心配されるが、そんな彼とマーベルに対し、自身が憎悪と妄執を既に捨て去ったことを穏やかに伝える。 |
| ;[[ハザード・パシャ]] | | ;[[ハザード・パシャ]] |
− | :UXにおいて最も憎んだ人物の一人。軍人でありながら、醜悪な欲望のために非道の限りを尽くす彼に激怒する。また、生存フラグを立てなかった場合は間接的にサコミズの死因を作った形になる。 | + | :『UX』において最も憎んだ人物の一人。軍人でありながら、醜悪な欲望のために非道の限りを尽くす彼に激怒する。また、生存フラグを立てなかった場合は間接的にサコミズの死因を作った形になる。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| :[[白兵戦]]時の掛け声。直心影流剣術独特の気合である。 | | :[[白兵戦]]時の掛け声。直心影流剣術独特の気合である。 |
| ;敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花 | | ;敷島の 大和心を 人問わば 朝日に匂ふ 山桜花 |
− | :特攻時に残した[[辞世の句]]。[[スーパーロボット大戦UX|UX]]では第40話「桜花嵐」ラストにてホワイトバックに浮かび上がる演出がある(奇しくも、同じような演出がなされた[[羽佐間翔子]]も「守るために大空へと飛翔して散った」という共通点がある)。また、EDにおいてサコミズ(と言うよりは迫水家)の墓前で[[加藤久嵩|加藤]]がこの句を読んでいる。 | + | :特攻時に残した[[辞世の句]]。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では第40話「桜花嵐」ラストにてホワイトバックに浮かび上がる演出がある(奇しくも、同じような演出がなされた[[羽佐間翔子]]も「守るために大空へと飛翔して散った」という共通点がある)。 |
| + | :また、EDにおいてサコミズ(と言うよりは迫水家)の墓前で[[加藤久嵩|加藤]]がこの句を読んでいる。 |
| :なお、元ネタ(『引用元』と言うべきか)は[[江戸時代]]の国学者である本居宣長の詠んだ句であり、後年、太平洋戦争末期には海軍中将の大西瀧治郎によって創設された神風特別攻撃隊(所謂カミカゼ特攻隊)の最初の部隊が、この句をモチーフに小隊名を名付けている(敷島隊・大和隊・朝日隊・山桜隊)。 | | :なお、元ネタ(『引用元』と言うべきか)は[[江戸時代]]の国学者である本居宣長の詠んだ句であり、後年、太平洋戦争末期には海軍中将の大西瀧治郎によって創設された神風特別攻撃隊(所謂カミカゼ特攻隊)の最初の部隊が、この句をモチーフに小隊名を名付けている(敷島隊・大和隊・朝日隊・山桜隊)。 |
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| :サコミズの代名詞とも言える会話で、富野節全開である。『UX』では3行目がDVEで取り入れられている。ついでにエイサップの台詞の方は汎用の回避台詞に採用。 | | :サコミズの代名詞とも言える会話で、富野節全開である。『UX』では3行目がDVEで取り入れられている。ついでにエイサップの台詞の方は汎用の回避台詞に採用。 |
| ;「見事だよエイサップ君。キャノピーを閉じ、ナナジンの角も折らなかった」<br/>「聖戦士の資格があると見た! ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 | | ;「見事だよエイサップ君。キャノピーを閉じ、ナナジンの角も折らなかった」<br/>「聖戦士の資格があると見た! ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 |
− | :上記の台詞と共にナナジンに背負い投げをかました後で。『UX』では前のセリフと組み合わさる形で使われるほか、[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にこれが使われる。 | + | :上記の台詞と共にナナジンに背負い投げをかました後で。『UX』では前のセリフと組み合わさる形で使われる他、[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にこれが使われる。 |
| ;エイサップ「地上界に異質なエネルギーを持ち込むのは危険ですよ」<br/>サコミズ「君は混血なのだろう?」 <br/>エイサップ「…はい」<br/>サコミズ「異質なものの組み合わせの真骨頂だ。その君は、自分の存在が危険なものと感じるのかね?」 <br/>エイサップ「いえ」 | | ;エイサップ「地上界に異質なエネルギーを持ち込むのは危険ですよ」<br/>サコミズ「君は混血なのだろう?」 <br/>エイサップ「…はい」<br/>サコミズ「異質なものの組み合わせの真骨頂だ。その君は、自分の存在が危険なものと感じるのかね?」 <br/>エイサップ「いえ」 |
| :OVA版第3話「地上人のオーラ力」でのやりとり。エイサップはオーラ力を異質なエネルギーと言うが、他のスパロボでは地上界そのものに[[オーラ力]]に勝るとも劣らない[[光子力エネルギー|異]][[ゲッター線|質]][[ビムラー|な]][[ムートロン|エ]][[Gストーン|ネ]][[ザ・パワー|ル]][[トリニティエネルギー|ギ]][[リンカージェル|ー]]が数多く存在している。そもそも言うのなら、'''スパロボ自体が異質なものの組み合わせ'''である。 | | :OVA版第3話「地上人のオーラ力」でのやりとり。エイサップはオーラ力を異質なエネルギーと言うが、他のスパロボでは地上界そのものに[[オーラ力]]に勝るとも劣らない[[光子力エネルギー|異]][[ゲッター線|質]][[ビムラー|な]][[ムートロン|エ]][[Gストーン|ネ]][[ザ・パワー|ル]][[トリニティエネルギー|ギ]][[リンカージェル|ー]]が数多く存在している。そもそも言うのなら、'''スパロボ自体が異質なものの組み合わせ'''である。 |
206行目: |
209行目: |
| :『UX』では「桜花嵐」限定の戦闘台詞としても採用されているが、アニメや[[小説]]媒体では滅多に(表現規制のある地上波では不可能)使用されない単語だったりするので、それに驚いたプレイヤーは多かった。 | | :『UX』では「桜花嵐」限定の戦闘台詞としても採用されているが、アニメや[[小説]]媒体では滅多に(表現規制のある地上波では不可能)使用されない単語だったりするので、それに驚いたプレイヤーは多かった。 |
| ; サコミズ「同じ部族同士、ねんごろになって私を欺くかぁ」<br>コットウ「せ、聖戦士を相手にするなど…」<br>サコミズ「コドールの<RUBY><RB>褥</RB><RT>しとね</RT></RUBY>は暖かいよなぁ……?」<br>コットウ「へ、へへへへぇ…」<br>サコミズ「死ねやぁぁぁぁ!」 | | ; サコミズ「同じ部族同士、ねんごろになって私を欺くかぁ」<br>コットウ「せ、聖戦士を相手にするなど…」<br>サコミズ「コドールの<RUBY><RB>褥</RB><RT>しとね</RT></RUBY>は暖かいよなぁ……?」<br>コットウ「へ、へへへへぇ…」<br>サコミズ「死ねやぁぁぁぁ!」 |
− | :OVA第6話「桜花嵐」にて、自らを謀った[[コドール・サコミズ|コドール]]と[[コットウ・ヒン|コットウ]]に詰め寄って。[[声優:小山力也|小山力也]]氏演じるサコミズの怒り滲む凄味の効きまくった演技と、対するコットウのサコミズの剣幕に飲まれてビビリまくる醜態を演じる[[声優:三木眞一郎|三木眞一郎]]氏の演技は必聴。 | + | :OVA第6話「桜花嵐」にて、自らを謀った[[コドール・サコミズ|コドール]]と[[コットウ・ヒン|コットウ]]に詰め寄って。[[声優:小山力也|小山力也]]氏演じるサコミズの怒り滲む凄味の効きまくった演技と、対する彼の剣幕に飲まれて醜態を晒すコットウを演じる[[声優:三木眞一郎|三木眞一郎]]氏の演技は必聴。 |
| :小説完全版では、スパロボではそのまま使用する事はできなさそうな更に「踏み込んだ」遣り取りの後で、コットウを殺害する。 | | :小説完全版では、スパロボではそのまま使用する事はできなさそうな更に「踏み込んだ」遣り取りの後で、コットウを殺害する。 |
| :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]]として採用。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではコットウに加え、コドールと[[ショット・ウェポン|ショット]]を自身の手で屠る等、小説完全版を意識した展開を遂げる。 | | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では[[DVE]]として採用。『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではコットウに加え、コドールと[[ショット・ウェポン|ショット]]を自身の手で屠る等、小説完全版を意識した展開を遂げる。 |
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238行目: |
| ;「対話の道など、祖国に原爆を落とした奴らを滅ぼすまでありえん!」 | | ;「対話の道など、祖国に原爆を落とした奴らを滅ぼすまでありえん!」 |
| :対[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の特殊戦闘台詞。 | | :対[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の特殊戦闘台詞。 |
− | ;「若い、あまりにも若い…! 正義などと軽々しくほざく!」 | + | ;「若い、あまりにも若い…! 正義などと軽々しくほざく!」 |
| :対[[早瀬浩一|浩一]]、[[龍装劉備ガンダム|劉備]]の特殊戦闘台詞。 | | :対[[早瀬浩一|浩一]]、[[龍装劉備ガンダム|劉備]]の特殊戦闘台詞。 |
| ;「貴様も己の野心に忠実な男だろうにぃぃっ!」 | | ;「貴様も己の野心に忠実な男だろうにぃぃっ!」 |
− | :対[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]の特殊戦闘台詞。生まれた世界は違えど、どこか自分に通じるモノを持つ侠に対し、ホウジョウの王が吼える。だが、半ば私怨で剣を振るう今のサコミズと[[理想|野心]]のために剣を振るう曹操は、理解者がいないサコミズと道を共にする部下達がいる曹操は、暴走する前に止めてくれる者がいなかったサコミズと止めてくれる[[龍装劉備ガンダム|侠]][[猛虎装孫権ガンダム|達]]がいる曹操は、似ているようで全く違ったのかもしれない。 | + | :対[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]の特殊戦闘台詞。生まれた世界は違えど、どこか自分に通じるモノを持つ侠に対し、ホウジョウの王が吼える。 |
| + | :だが、半ば私怨で剣を振るう今のサコミズと[[理想|野心]]のために剣を振るう曹操は、理解者がいないサコミズと道を共にする部下達がいる曹操は、暴走する前に止めてくれる者がいなかったサコミズと止めてくれる[[龍装劉備ガンダム|侠]][[猛虎装孫権ガンダム|達]]がいる曹操は、似ているようで全く違ったのかもしれない。 |
| ;「米国人は滅びよ! 我が無念晴らしてくれる!」 | | ;「米国人は滅びよ! 我が無念晴らしてくれる!」 |
− | :[[グラハム・エーカー|グラハム]]等のアメリカ人に対する特殊戦闘台詞。上の台詞からも分かるように、アメリカへの深い憎しみを抱いていることがよく伝わる。 | + | :[[グラハム・エーカー|グラハム]]等のアメリカ人に対する特殊戦闘台詞。上の台詞からも分かるように、アメリカへの深い憎しみを抱いている事がよく伝わる。 |
− | :とはいえアニメ版でのサコミズはエイサップを気に入り、マキャベル司令たちも[[ホウジョウ軍]]に編入しようとしているなど、各個人としてのアメリカ人への差別意識はそこまで強くはない。 | + | :とはいえアニメ版でのサコミズはエイサップを気に入り、マキャベル司令たちも[[ホウジョウ軍]]に編入しようとしている等、各個人としてのアメリカ人への差別意識はそこまで強くはない。 |
− | :また、『UX』ではサコミズに仕えている[[ショット・ウェポン|ショット]]もアメリカ人だが差別している様子はないため、アメリカ人キャラクター全体にこのような戦闘セリフが使われるのは少々過激な改変と言える。なのだが、第40話にて日本人キャラクターで戦闘すると……。 | + | :また、『UX』ではサコミズに仕えている[[ショット・ウェポン|ショット]]もアメリカ人だが差別している様子はないため、アメリカ人キャラクター全体にこのような戦闘セリフが使われるのは少々過激な改変と言える。なのだが、『UX』第40話にて日本人キャラクターで戦闘すると……。 |
| ;「滅びよ! 21世紀の日本人!!」<br/>「あんなコンクリートの街で! 日本人は窒息しておらんのか!? 答えろよぉっ!!」<br/>「これが米国の植民地になった結果かぁ!」 | | ;「滅びよ! 21世紀の日本人!!」<br/>「あんなコンクリートの街で! 日本人は窒息しておらんのか!? 答えろよぉっ!!」<br/>「これが米国の植民地になった結果かぁ!」 |
− | :第40話「桜花嵐」でのエイサップや[[早瀬浩一|浩一]]など、日本人に対する特殊戦闘台詞。過去の妄執に囚われ、今や進むべき道を見失いつつあるホウジョウの王……その刃はいつしか向けるべき相手を誤り、己の知る故国を取り戻そうと「未来の今」に振り下ろされる。 | + | :『UX』第40話「桜花嵐」でのエイサップや[[早瀬浩一|浩一]]等、日本人に対する特殊戦闘台詞。過去の妄執に囚われ、今や進むべき道を見失いつつあるホウジョウの王……その刃はいつしか向けるべき相手を誤り、己の知る故国を取り戻そうと「未来の今」に振り下ろされる。 |
− | :ちなみに、'''[[世界観/UX|UX世界]]は22世紀である'''。セリフそのものはOVAベースの改変である為、そちらを尊重したが故の齟齬であろう(類似の例として、[[スーパーロボット大戦BX|3DSの次作]]にて[[ユニオン (00)|ユニオン]]出身になっているのに[[マーベル・フローズン|「同じアメリカ人」と言ってしまう聖戦士]]もいる)。 | + | :ちなみに、'''[[世界観/UX|『UX』世界]]は22世紀である'''。台詞そのものはOVAベースの改変である為、そちらを尊重したが故の齟齬であろう(類似の例として、[[スーパーロボット大戦BX|3DSの次作]]にて[[ユニオン (00)|ユニオン]]出身になっているのに[[マーベル・フローズン|「同じアメリカ人」と言ってしまう聖戦士]]もいる)。 |
| ;エイサップ「俺とサコミズ王が力を合わせれば、やれるはずです!」<br/>サコミズ「君がそう言うのならばそうなのであろう!」 | | ;エイサップ「俺とサコミズ王が力を合わせれば、やれるはずです!」<br/>サコミズ「君がそう言うのならばそうなのであろう!」 |
− | :ツインオーラアタック使用時、エイサップから始動した場合の掛け合い。憑き物が落ちたこともあってか、心底エイサップを信頼しているらしい。 | + | :ツインオーラアタック使用時、エイサップから始動した場合の掛け合い。憑き物が落ちた事もあってか、心底エイサップを信頼しているらしい。 |
| ;サコミズ「今の鈴木君ならば、私の動きにもついて来られよう」<BR/>エイサップ「わかりました! やって見ます!」 | | ;サコミズ「今の鈴木君ならば、私の動きにもついて来られよう」<BR/>エイサップ「わかりました! やって見ます!」 |
| :サコミズから始動した場合はこちら。 | | :サコミズから始動した場合はこちら。 |
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| === シナリオデモ === | | === シナリオデモ === |
| ;「威勢が良いな。自らの渇きのままに戦いを求める者…ガロウ・ラン気質の地上人と見た!」 | | ;「威勢が良いな。自らの渇きのままに戦いを求める者…ガロウ・ラン気質の地上人と見た!」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第12話「ホウジョウの王」より。自らの首を取りに来たと吼える[[海動剣|海動]]の言葉を受けて。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第12話「ホウジョウの王」より。自らの首を取りに来たと吼える[[海動剣|海動]]の言葉を受けて。 |
| :ちなみにガロウ・ランとは[[バイストン・ウェル]]に存在する蛮族――というより種族――のことで、[[ガロード・ラン|ガンダムのパイロットではない]]。 | | :ちなみにガロウ・ランとは[[バイストン・ウェル]]に存在する蛮族――というより種族――のことで、[[ガロード・ラン|ガンダムのパイロットではない]]。 |
| ;「敷島の、大和心を人問わば、朝日に匂ふ、山桜花…」<br/>「いずれまた、先に散った桜たちと、春のこずえで…」 | | ;「敷島の、大和心を人問わば、朝日に匂ふ、山桜花…」<br/>「いずれまた、先に散った桜たちと、春のこずえで…」 |
− | :『UX』第2部第38話「防人たち」シナリオデモより。[[加藤久嵩|久嵩]]との別れ際に。「春の梢」は軍歌「同期の桜」の歌詞を援用したもので、この[[歌]]は特に特攻隊員達が好んでいた。 | + | :『UX』第38話「防人たち」シナリオデモより。[[加藤久嵩|久嵩]]との別れ際に。「春の梢」は軍歌「同期の桜」の歌詞を援用したもので、この[[歌]]は特に特攻隊員達が好んでいた。 |
| :ホウジョウの王が久嵩と再び共闘できるかは――プレイヤーの手にかかっている。 | | :ホウジョウの王が久嵩と再び共闘できるかは――プレイヤーの手にかかっている。 |
− | ;「子供を盾にするとは…! 貴様ら、それでも軍人かッ!」<br/>「ド外道がぁぁぁぁーッ!」 | + | ;「子供を盾にするとは…! 貴様ら、それでも軍人かッ!」<br/>「ド外道がぁぁぁぁーッ!」 |
| :同上。戦闘マップより。[[核ミサイル|核]]を積んだ[[ファミール艦]]を守ろうとした[[小楯衛|衛]]に対して「[[自爆]]なり何なりしてそのバケモノを止めろ」と心無い言葉を吐いたハザードに対して怒りを爆発させた。 | | :同上。戦闘マップより。[[核ミサイル|核]]を積んだ[[ファミール艦]]を守ろうとした[[小楯衛|衛]]に対して「[[自爆]]なり何なりしてそのバケモノを止めろ」と心無い言葉を吐いたハザードに対して怒りを爆発させた。 |
| :サコミズのやってることは決して許されないにしろ、志のある少年を己の野望を守るための「使い捨ての道具」同然の暴言を吐いたハザードに彼も怒りを抑えられるはずもなかっただろう。 | | :サコミズのやってることは決して許されないにしろ、志のある少年を己の野望を守るための「使い捨ての道具」同然の暴言を吐いたハザードに彼も怒りを抑えられるはずもなかっただろう。 |
| ;「お、愚かなことを…!」<br/>「あたら若い命を、なんという愚かな行為で…!」 | | ;「お、愚かなことを…!」<br/>「あたら若い命を、なんという愚かな行為で…!」 |
− | :イベント戦闘後、[[ハザード・パシャ|ハザード]]の[[ファミール艦]]から放たれたミサイルが[[マークフュンフ]]に命中、爆散する様を目の当たりにして。 | + | :イベント戦闘後、[[ハザード・パシャ|ハザード]]のファミール艦から放たれたミサイルが[[マークフュンフ]]に命中、爆散する様を目の当たりにして。 |
| :敵と言えど若き命を散らせたハザードの非業な行為に対して。それでいて「ファフナー諸共爆散すればよかったものの」と暴言を吐いたハザードに対しては彼も怒りと憎しみを抑えることは出来なかった。 | | :敵と言えど若き命を散らせたハザードの非業な行為に対して。それでいて「ファフナー諸共爆散すればよかったものの」と暴言を吐いたハザードに対しては彼も怒りと憎しみを抑えることは出来なかった。 |
| ;「フン、小賢しい! いかに言葉を弄しようと…!」<br/>「今を生きるすべてのものが堕落しているわけではないことは認めよう!」 | | ;「フン、小賢しい! いかに言葉を弄しようと…!」<br/>「今を生きるすべてのものが堕落しているわけではないことは認めよう!」 |
− | : UXでの[[説得]]に対するリアクション。前者は失敗時で、後者は成功時のもの。それぞれもう少し台詞が続くが、割愛する。 | + | :『UX』での[[説得]]に対するリアクション。前者は失敗時で、後者は成功時のもの。それぞれもう少し台詞が続くが、割愛する。 |
− | : ちなみに失敗すると'''[[魂]]がかかる'''。ペナルティ搭載の説得と言うのも珍しい。 | + | :ちなみに失敗すると'''[[魂]]がかかる'''。ペナルティ搭載の説得と言うのも珍しい。 |
| ;サコミズ「!? こ、これは…! この紙人形は!」<br/>「私の桜花に残した、文金高島田の特攻人形…!」<br/>[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]「聞こえてくる…。 兵士たちを想う人々の声が…」<br/>[[シェリル・ノーム|シェリル]]「今もさすらう、魂の唄…」<br/>[[ランカ・リー|ランカ]]「そうだよ…! 忘れちゃいけない、忘れられない想いがここにはあるんだ!」<br/>[[遠見真矢|真矢]]「存在の記憶…。 美しかった故郷の思い出…」<br/>[[道明寺誠|道明寺]]「これが、サコミズ王の想い…いや、日本人の中に受け継がれてきた、魂の記憶か…」<br/>[[刹那・F・セイエイ|刹那]]「耳を傾けろ、サコミズ! お前たちに向けられた声に…人形に込められた意志を!」 | | ;サコミズ「!? こ、これは…! この紙人形は!」<br/>「私の桜花に残した、文金高島田の特攻人形…!」<br/>[[ソーマ・ピーリス|ピーリス]]「聞こえてくる…。 兵士たちを想う人々の声が…」<br/>[[シェリル・ノーム|シェリル]]「今もさすらう、魂の唄…」<br/>[[ランカ・リー|ランカ]]「そうだよ…! 忘れちゃいけない、忘れられない想いがここにはあるんだ!」<br/>[[遠見真矢|真矢]]「存在の記憶…。 美しかった故郷の思い出…」<br/>[[道明寺誠|道明寺]]「これが、サコミズ王の想い…いや、日本人の中に受け継がれてきた、魂の記憶か…」<br/>[[刹那・F・セイエイ|刹那]]「耳を傾けろ、サコミズ! お前たちに向けられた声に…人形に込められた意志を!」 |
− | :第40話「桜花嵐」にて、己が憎んだ米国の文化に染まりきった[[東京]]を核で無に返そうとサコミズを止めようとするエイサップのナナジンから出てきたのは命の手紙――「[[特攻人形]]」であった。 | + | :『UX』第40話「桜花嵐」にて、己が憎んだ米国の文化に染まりきった[[東京]]を核で無に返そうとサコミズを止めようとするエイサップのナナジンから出てきたのは命の手紙――「[[特攻人形]]」であった。 |
| :人形を特攻人形を手にした瞬間、サコミズの顔は若々しいそれでなく、歳相応の老人のものとなっていた。そう、憑き物が落ちたかのように…。 | | :人形を特攻人形を手にした瞬間、サコミズの顔は若々しいそれでなく、歳相応の老人のものとなっていた。そう、憑き物が落ちたかのように…。 |
| ;「諦めてはならんッ!」<br/>「わだつみたちの声が、私に生きる力と…掴むべき運命を与えてくれたッ! 今の私に、もはや迷いはないッ!」<br/>「加藤少将! あの時の誓い…今こそ果たす時!」 | | ;「諦めてはならんッ!」<br/>「わだつみたちの声が、私に生きる力と…掴むべき運命を与えてくれたッ! 今の私に、もはや迷いはないッ!」<br/>「加藤少将! あの時の誓い…今こそ果たす時!」 |
− | :UX第45話「ユダ」でのサコミズ生存フラグ成立時限定の台詞。襲来した[[ヒトマキナ]]の圧倒的な力に苦戦するUXの前に、桜花と共に散ったはずだった憂国の士が、再び姿を現した。今度は、頼もしき味方として――。 | + | :『UX』第45話「ユダ」でのサコミズ生存フラグ成立時限定の台詞。襲来した[[ヒトマキナ]]の圧倒的な力に苦戦するUXの前に、桜花と共に散ったはずだった憂国の士が、再び姿を現した。今度は、頼もしき味方として――。 |
| ;「さあ、集え! 始まりのもとにッ!」 | | ;「さあ、集え! 始まりのもとにッ!」 |
| :[[呂布トールギス|呂布]]が生存していると代わりにこの台詞が出る。サコミズもまた、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]達同様「時空を超える意思」を持つ者の一人であり、生還出来たのはその意志にリーンの翼が応えたためらしい。 | | :[[呂布トールギス|呂布]]が生存していると代わりにこの台詞が出る。サコミズもまた、[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]達同様「時空を超える意思」を持つ者の一人であり、生還出来たのはその意志にリーンの翼が応えたためらしい。 |
| ;「過去に囚われた亡霊は、未来を生きる若者たちにすべてを託すと決めた…だが、今一度! 若者たちの未来を守るため、この亡霊の力を振るってくれよう!」 | | ;「過去に囚われた亡霊は、未来を生きる若者たちにすべてを託すと決めた…だが、今一度! 若者たちの未来を守るため、この亡霊の力を振るってくれよう!」 |
− | :同じくUX第45話より、初戦闘時。過去の妄執に囚われたホウジョウの王は、もうそこにはいない。本義に立ち返った往年の[[聖戦士]]……その刃が、命持つ傀儡を捉え、閃く。 | + | :同じく『UX』第45話より、初戦闘時。過去の妄執に囚われたホウジョウの王は、もうそこにはいない。本義に立ち返った往年の[[聖戦士]]……その刃が、命持つ傀儡を捉え、閃く。 |
| ;「心配するな。今の私にとってはもはや日本も米国も関係ない」<br/>「我々は共にこの星に生きる民…いや、この宇宙に生まれた同じ命ではないか」<br/>「それを教えてくれたのは、君たちアルティメット・クロスだ」 | | ;「心配するな。今の私にとってはもはや日本も米国も関係ない」<br/>「我々は共にこの星に生きる民…いや、この宇宙に生まれた同じ命ではないか」<br/>「それを教えてくれたのは、君たちアルティメット・クロスだ」 |
− | :UXで自軍入りしたとき[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]から自分たちの事を憎んでいるのでは、と懸念されてこう諭した。 | + | :『UX』で自軍入りしたとき[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]から自分たちの事を憎んでいるのでは、と懸念されてこう諭した。 |
| :彼もまた過去の妄執を乗り越え、日本や米国という括りではなく、地球に生きる命を守り抜こうという意志を以ってUXの旗のもとに参じた。これも道明寺のいうところの「憑き物が落ちた」と呼ぶべきだろうか。 | | :彼もまた過去の妄執を乗り越え、日本や米国という括りではなく、地球に生きる命を守り抜こうという意志を以ってUXの旗のもとに参じた。これも道明寺のいうところの「憑き物が落ちた」と呼ぶべきだろうか。 |
| ;「こ、これが…! これが人間のすることかァァッ!!」 | | ;「こ、これが…! これが人間のすることかァァッ!!」 |
− | :UX第47話「HEAVEN AND EARTH」より。第2次蒼穹作戦の後、ハザードが'''人間特攻兵器にした[[キバの輩|彼]][[ガラン軍兵士|ら]]を自軍に向けて[[特攻]]させている'''残虐極まりない凶行にホウジョウの王は激しい怒号をあげた。 | + | :『UX』第47話「HEAVEN AND EARTH」より。第2次蒼穹作戦の後、ハザードが'''人間特攻兵器にした[[キバの輩|彼]][[ガラン軍兵士|ら]]を自軍に向けて[[特攻]]させている'''残虐極まりない凶行にホウジョウの王は激しい怒号をあげた。 |
| :かつて特攻隊に所属したこと、太平洋戦争を初めとする凄惨な光景を身をもって知った彼にとっては、己の醜悪な欲望のために脱獄した囚人を無理やり特攻兵器に仕立て上げて平然と特攻させるハザードに怒りを抑えられるはずがなかった。 | | :かつて特攻隊に所属したこと、太平洋戦争を初めとする凄惨な光景を身をもって知った彼にとっては、己の醜悪な欲望のために脱獄した囚人を無理やり特攻兵器に仕立て上げて平然と特攻させるハザードに怒りを抑えられるはずがなかった。 |
| :ちなみにサコミズを仲間に出来なかった場合[[関羽ガンダム|関羽]]がこの台詞を言い放つ。 | | :ちなみにサコミズを仲間に出来なかった場合[[関羽ガンダム|関羽]]がこの台詞を言い放つ。 |
| ;「いざ、往かん! 我らは今、新たな[[神話]]となる!」 | | ;「いざ、往かん! 我らは今、新たな[[神話]]となる!」 |
− | :最終話の特殊IMの〆。数え切れないほどの輪廻の末、一つに集った「可能性」達……決戦に向けて闘志を燃やす彼らを鼓舞するがごとく、ホウジョウの王は号令する。 | + | :『UX』最終話「命の始まり」の特殊IMの〆。数え切れないほどの輪廻の末、一つに集った「可能性」達……決戦に向けて闘志を燃やす彼らを鼓舞するが如く、ホウジョウの王は号令する。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの迷台詞 == | | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
| ;「何っ! 貴様にも聖戦士の資格があると!?」 | | ;「何っ! 貴様にも聖戦士の資格があると!?」 |
− | :[[スーパーロボット大戦UX|UX]]における被ダメージ時の'''汎用戦闘台詞'''。なので、誰だろうと構わず聖戦士認定してしまう。 | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』における被ダメージ時の'''汎用戦闘台詞'''。なので、誰だろうと構わず聖戦士認定してしまう。 |
| :作中で聖戦士の素質について触れられている[[刹那・F・セイエイ|刹那]]や[[羽佐間翔子|翔子]]、[[スーパーロボット大戦BX|後の作品]]で似たような扱いをされた[[海動剣|地]][[真上遼|獄]]あたりに出ればいいが、酷い時には'''[[ハザード・パシャ|ハザード]]相手でも出る'''。さらには地上人のみならず、'''反乱軍が相手でも出る'''。 | | :作中で聖戦士の素質について触れられている[[刹那・F・セイエイ|刹那]]や[[羽佐間翔子|翔子]]、[[スーパーロボット大戦BX|後の作品]]で似たような扱いをされた[[海動剣|地]][[真上遼|獄]]あたりに出ればいいが、酷い時には'''[[ハザード・パシャ|ハザード]]相手でも出る'''。さらには地上人のみならず、'''反乱軍が相手でも出る'''。 |
| ;「日本は…地上は、どうなってしまったというのだ!」 | | ;「日本は…地上は、どうなってしまったというのだ!」 |
− | :『UX』第1部第11話「招かれざるもの」より。兵士が連れてきた[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]を見て漏らした言葉。 | + | :『UX』第11話「招かれざるもの」より。兵士が連れてきた[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]を見て漏らした言葉。 |
| :彼女らは地上とも日本とも全く関係ない[[三璃紗]]の人間なのだが、まがりなりにも地上から転移してきた者がこんな姿だったら驚くのも致し方ない。 | | :彼女らは地上とも日本とも全く関係ない[[三璃紗]]の人間なのだが、まがりなりにも地上から転移してきた者がこんな姿だったら驚くのも致し方ない。 |
| ;サコミズ「鈴木君、決めて見せよっ!」<br/>エイサップ「本当はご自身で決めたいんでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁぁっ!!」 | | ;サコミズ「鈴木君、決めて見せよっ!」<br/>エイサップ「本当はご自身で決めたいんでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁぁっ!!」 |
| :ツインオーラアタックの〆。こんなところで名台詞を使わなくても。 | | :ツインオーラアタックの〆。こんなところで名台詞を使わなくても。 |
| ;「見事だよプレイヤー。途中セーブをし、正規の手順でゲームも終わらせた。聖戦士の資格があると見た! ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 | | ;「見事だよプレイヤー。途中セーブをし、正規の手順でゲームも終わらせた。聖戦士の資格があると見た! ホウジョウの城の婿殿にならんか!」 |
− | :[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。'''そんな理由で聖戦士&ホウジョウの城の婿殿になれるのはどうかと思う'''。そしてエイサップからは'''「プレイヤーが女だったらどうするんですか」'''と突っ込まれる。 | + | :[[中断メッセージ/UX|『UX』の中断メッセージ]]にて。'''そんな理由で聖戦士&ホウジョウの城の婿殿になれるのはどうかと思う'''。そしてエイサップからは'''「プレイヤーが女だったらどうするんですか」'''と突っ込まれる。 |
| ;サコミズ「全軍前進せよ! より多くの敵を討ち取った者をホウジョウの婿とする!」<br/>リュクス「婿って…父上!」<br/>エイサップ「またそんなこと言って…! 本当はご自分が前に出たいのでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁ!」 | | ;サコミズ「全軍前進せよ! より多くの敵を討ち取った者をホウジョウの婿とする!」<br/>リュクス「婿って…父上!」<br/>エイサップ「またそんなこと言って…! 本当はご自分が前に出たいのでしょうが!」<br/>サコミズ「そうでもあるがぁぁ!」 |
− | :[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]「宇宙を守ってきた者達」にて、ショウたちと模擬戦を繰り広げてる際に。 | + | :『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』「宇宙を守ってきた者達」にて、ショウたちと模擬戦を繰り広げてる際に。 |
− | :二番目の台詞でリュクスは狼狽し、エイサップに突っ込まれてしまうが、どうやらまだ娘を渡したくない模様(そして一番下の名台詞でサコミズの[[カットイン]]が出てくる)。 | + | :二番目の台詞でリュクスは狼狽し、エイサップに突っ込まれてしまうが、'''どうやらまだ娘を渡したくない模様(そして一番下の名台詞でサコミズの[[カットイン]]が出てくる)'''。 |
| | | |
| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
| ;桜花 | | ;桜花 |
− | :大日本帝国海軍が太平洋戦争末期に開発したロケット特攻機。昭和20年(1945年)3月、特攻隊員である迫水真次郎(シンジロウ・サコミズ)は、乗機である特攻機・桜花を敵機によって撃破された瞬間に[[バイストン・ウェル]]へと召喚された。[[スーパーロボット大戦UX|UX]]においても、イベントシーンで[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]達にサコミズ自身が乗っていた特攻機・桜花を見せている。 | + | :大日本帝国海軍が太平洋戦争末期に開発したロケット特攻機。昭和20年(1945年)3月、特攻隊員である迫水真次郎(シンジロウ・サコミズ)は、乗機である特攻機・桜花を敵機によって撃破された瞬間に[[バイストン・ウェル]]へと召喚された。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』においても、イベントシーンで[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]達にサコミズ自身が乗っていた特攻機・桜花を見せている。 |
| :数ある特攻兵器の中でも桜花は「航続距離が短すぎる、重過ぎて桜花を吊る母機がまともに飛べない(よってしばしば桜花発進前に母機ごと撃墜されてしまう)、ロケット機なのに当時の米軍戦闘機と大差無い速度である」等、多数の欠陥を抱えていた。何よりも、'''桜花の主武装は1200kgの徹甲爆弾(要するに、爆弾を抱えた機体で「体当たり」をする)のみであり、機銃等の副武装および脱出装置が存在していない'''。そのため、連合国側からは'''「BAKA BOMB(馬鹿爆弾)」'''という酷いコードネームで呼ばれた。ただし、コードネームとは裏腹に当時の米軍は桜花と特攻作戦を(実害よりも心理的な面で)大きな脅威と見なしており、対応マニュアルを前線将兵に配っている。 | | :数ある特攻兵器の中でも桜花は「航続距離が短すぎる、重過ぎて桜花を吊る母機がまともに飛べない(よってしばしば桜花発進前に母機ごと撃墜されてしまう)、ロケット機なのに当時の米軍戦闘機と大差無い速度である」等、多数の欠陥を抱えていた。何よりも、'''桜花の主武装は1200kgの徹甲爆弾(要するに、爆弾を抱えた機体で「体当たり」をする)のみであり、機銃等の副武装および脱出装置が存在していない'''。そのため、連合国側からは'''「BAKA BOMB(馬鹿爆弾)」'''という酷いコードネームで呼ばれた。ただし、コードネームとは裏腹に当時の米軍は桜花と特攻作戦を(実害よりも心理的な面で)大きな脅威と見なしており、対応マニュアルを前線将兵に配っている。 |
| :余談だが、『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』の[[パラレルワールド]]にあたる『[[聖戦士ダンバイン]]』では「特攻機・桜花のロケットエンジン部が、[[ビルバイン]]の脚部補助ロケットの参考にされた」という設定が存在する。 | | :余談だが、『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』の[[パラレルワールド]]にあたる『[[聖戦士ダンバイン]]』では「特攻機・桜花のロケットエンジン部が、[[ビルバイン]]の脚部補助ロケットの参考にされた」という設定が存在する。 |
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| ;パジャマリア | | ;パジャマリア |
| :マリアの後継機。マリアよりも数段性能が上がったが配備数が少なく、メッオの国は常に劣勢を強いられていた。 | | :マリアの後継機。マリアよりも数段性能が上がったが配備数が少なく、メッオの国は常に劣勢を強いられていた。 |
− | :しかし、これに搭乗したサコミズが「[[リーンの翼]]」を発現したことで戦況は逆転。ホウジョウ国がヘリコンの地を統一した原動力となった。 | + | :しかし、これに搭乗したサコミズが「[[リーンの翼]]」を発現した事で戦況は逆転。ホウジョウ国がヘリコンの地を統一した原動力となった。 |
| ;[[オウカオー]] | | ;[[オウカオー]] |
| :サコミズ専用の[[オーラバトラー]]。名前の由来は、サコミズがかつて搭乗した特攻機・桜花から。 | | :サコミズ専用の[[オーラバトラー]]。名前の由来は、サコミズがかつて搭乗した特攻機・桜花から。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *原作小説版『リーンの翼』の[[主人公]]でもあり、'''OVA版でも一応の[[主人公]]である[[エイサップ・鈴木]]を食ってしまうほどの存在感を放っている'''。また、小説完全版では全編を通して主人公となっている。 | | *原作小説版『リーンの翼』の[[主人公]]でもあり、'''OVA版でも一応の[[主人公]]である[[エイサップ・鈴木]]を食ってしまうほどの存在感を放っている'''。また、小説完全版では全編を通して主人公となっている。 |
− | *なお、実は『[[聖戦士ダンバイン]]』の世界にもかつて存在していた。サコミズがアマルガンに討たれた場合の物語は『ダンバイン』に続き、残された桜花は[[ビルバイン]]のブースターの参考として使われる。一方、サコミズが生き残った場合はOVA版『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』に繋がることになる。 | + | *なお、実は『[[聖戦士ダンバイン]]』の世界にもかつて存在していた。サコミズがアマルガンに討たれた場合の物語は『ダンバイン』に続き、残された桜花は[[ビルバイン]]のブースターの参考として使われる。一方、サコミズが生き残った場合はOVA版『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』に繋がる事になる。 |
| *富野由悠季監督は小説完全版第4巻付属の小冊子「バイストン・ウェルへの誘い4」で、OVA版サコミズのことを'''「肩肘張って怒鳴ってるだけの人」''' と評している。 | | *富野由悠季監督は小説完全版第4巻付属の小冊子「バイストン・ウェルへの誘い4」で、OVA版サコミズのことを'''「肩肘張って怒鳴ってるだけの人」''' と評している。 |
− | *サコミズのキャラクター性は、昔も今も伝統的となっている「異世界漂流もの」の成れの果てだったりする。「サコミズは[[異世界]]で周囲から望まれて王になるも、不老の王政が次第に民から疎まれていく」という非常にリアリティのある設定。 | + | *サコミズのキャラクター性は、昔も今も伝統的となっている「異世界召喚・転生もの」の成れの果てだったりする。'''「サコミズは[[異世界]]で周囲から望まれて王になるも、不老の王政が次第に民から疎まれていく」'''という非常にリアリティのある設定。 |
| **たとえ[[アマルガン・ルドル|同胞]]に裏切られたとしても、若き聖戦士のまま死した初期小説版設定のままだった方が本人にとっては幸せだったのかも知れない。 | | **たとえ[[アマルガン・ルドル|同胞]]に裏切られたとしても、若き聖戦士のまま死した初期小説版設定のままだった方が本人にとっては幸せだったのかも知れない。 |
| **創作によっては「主人公が元の世界へ戻らず異世界へ留まる」という結末も多く見られるが、[[マサキ・アンドー]]をはじめ似たような境遇の者達のありうるかもしれない末路と言える。 | | **創作によっては「主人公が元の世界へ戻らず異世界へ留まる」という結末も多く見られるが、[[マサキ・アンドー]]をはじめ似たような境遇の者達のありうるかもしれない末路と言える。 |
− | *シンジロウ・サコミズの担当声優である小山力也氏は収録に当たり、原作小説版を何度も読み返して移入し、サコミズになり切って収録に参加したというエピソードがある。もちろん、UXの収録でも同様である。 | + | *シンジロウ・サコミズの担当声優である小山力也氏は収録に当たり、原作小説版を何度も読み返して移入し、サコミズになり切って収録に参加したというエピソードがある。もちろん、『UX』の収録でも同様である。 |
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| [[Category:登場人物さ行]] | | [[Category:登場人物さ行]] |
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