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3,988 バイト追加 、 2013年4月20日 (土) 17:55
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== 基本設定 ==
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舞台となる地球に、未来や異世界から多くの人間達が集まってくる……というのが基本だが、実際には全く別の理由が存在する。詳しくは後述。
 
舞台となる地球に、未来や異世界から多くの人間達が集まってくる……というのが基本だが、実際には全く別の理由が存在する。詳しくは後述。
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== 敵勢力 ==
 
== 敵勢力 ==
本作の敵勢力は「侵略者」は実の所少なく、別の目的があるか、あるいは完全な誤解であったケースも存在。
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本作の敵勢力は「侵略者」は実の所少なく、別の目的があるか、あるいは完全な誤解であったケースも存在。なお、少なくともスクラッグとショット・ウェポンは「声」に導かれてUXの世界に来ている。明らかに地球にとって不都合でしかない彼らをわざわざ呼び出したのは、ヒーローマンやナナジンといった可能性を生ませるためと思われる。フェストゥムやELSと言った存在が地球に到達したのも声によるものなのかは不明。
 
;[[スクラッグ]]
 
;[[スクラッグ]]
:異世界のメンバー同様「声」に導かれた異星生命体。実際には[[ヒーローマン]]を誕生させるための咬ませ犬に近い。
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:異世界のメンバー同様「声」に導かれた異星生命体。上記の通り、実際には[[ヒーローマン]]を誕生させるための咬ませ犬に近い。
 
;[[加藤機関]]
 
;[[加藤機関]]
 
:久嵩が設立したテロ組織。想像力喪失による人類絶滅を防ぐため、自らが「死」となって人々を抑圧、その反発力としての想像力励起を促していた。
 
:久嵩が設立したテロ組織。想像力喪失による人類絶滅を防ぐため、自らが「死」となって人々を抑圧、その反発力としての想像力励起を促していた。
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:外宇宙の金属生命体。フェストゥムに酷似した性質を持っており、脳量子波に引き付けられる性質を持つ。
 
:外宇宙の金属生命体。フェストゥムに酷似した性質を持っており、脳量子波に引き付けられる性質を持つ。
 
;[[ホウジョウ軍]]
 
;[[ホウジョウ軍]]
:この世界のバイストン・ウェルに存在する国家・ホウジョウの擁する軍隊。国王シンジロウ・サコミズ自身が率いている。サコミズの宿願を果たすべく、オーラロードの開放を狙っている。
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:この世界のバイストン・ウェルに存在する国家・ホウジョウの擁する軍隊。国王シンジロウ・サコミズ自身が率いている。サコミズの宿願を果たすべく、オーラロードの開放を狙っている。本作においては、オーラバトラーを生み出したのは前の宇宙から転移してきた[[ショット・ウェポン]]。
 
;[[ヒトマキナ]]
 
;[[ヒトマキナ]]
 
:加藤機関本来の敵。人類絶滅後、互いに殺し合い「死」を認識したことで人となったマキナのことを指す。今作では月の内部に潜んでいたが、そこはショウの知る東京であった。
 
:加藤機関本来の敵。人類絶滅後、互いに殺し合い「死」を認識したことで人となったマキナのことを指す。今作では月の内部に潜んでいたが、そこはショウの知る東京であった。
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つまり、UXの世界はナイアの企みとそれによるループさえも一つの事象として無限に廻っているメビウスの輪である、ということである。言い換えれば、ナイアとその行動については「'''物語の世界そのものを変えようとしたが、本人が物語の登場人物であるため、その行動自体が物語の筋書に沿ったものであった'''」ということになる。
 
つまり、UXの世界はナイアの企みとそれによるループさえも一つの事象として無限に廻っているメビウスの輪である、ということである。言い換えれば、ナイアとその行動については「'''物語の世界そのものを変えようとしたが、本人が物語の登場人物であるため、その行動自体が物語の筋書に沿ったものであった'''」ということになる。
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無論この中には、本編と同じ展開を迎えたループばかりではなく、たとえばUXが敗北したり、スクラッグがいなかったり、あるいはアーニーがアーカムシティで死に、ジンがUXにいる可能性も存在している。今回の戦いで'''たまたま'''プレイヤーの目に触れた可能性が、スクラッグなどが襲来し、それに立ち向かうのがアーニー、という世界なのだ。これらの事実あるいは推測から判断できることは、「'''ゲーム中の周回プレイが、ナイアすら巻き込んだ世界のループそのもの'''」ということである。G記に記されたジョカとは、要は過去の周回で葬られたカリ・ユガと言うことになる。
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無論この中には、本編と同じ展開を迎えたループばかりではなく、たとえばUXが敗北したり、スクラッグがいなかったり、あるいはアーニーがアーカムシティで死に、ジンがUXにいる可能性も存在している。今回の戦いで'''たまたま'''プレイヤーの目に触れた可能性が、スクラッグなどが襲来し、それに立ち向かうのがアーニー、という世界なのだ。これらの事実あるいは推測から判断できることは、「'''ゲーム中の周回プレイが、ナイアすら巻き込んだ世界のループそのもの'''」というある種のメタ的なものとなっている。作中の孔明たちが知るG記に記されたジョカとは、要は過去の周回で葬られたカリ・ユガと言うことになる。
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ここで注目すべきは、本来UXにいるはずのない人間達である。この世界はループしているとはいえ、またそこにいる面子が同じとはいえ、繰り広げられる物語が同じとは限らない(原作の通りに推移した展開もある、という話。少なくともどこかのループで九郎とアルが旧神となっているのは確定)。それら少しずつ違う物語を繰り返す中で可能性が積み重ねられていき、あるループにおいてそれは新しい運命を選択できるほどに高められることになった。これによって生き残り、最後の戦いに参加したのが翔子であり、バーンであり、サコミズであり、呂布であり、ブレラなのである。無論、選択の結果命を落とした可能性もある。そして、ループの結果これらの可能性が宇宙を圧迫しすぎたため、次のループへの突入が困難になった場合、それを一度リセットするためにカリ・ユガが現れるのである。ちなみにこの状態に陥った場合、ノーヴルはナイアの企みをカウンターする傍ら、膨れ上がった可能性を一つに収束させるべく暗躍することになる(本編で見られるのはまさにこの展開)。
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ここで注目すべきは、本来UXにいるはずのない人間達である。この世界はループしているとはいえ、またそこにいる面子が同じとはいえ、繰り広げられる物語が同じとは限らない(原作の通りに推移した展開もある、という話。少なくともどこかのループで九郎とアルが旧神となっているのは確定)。それら少しずつ違う物語を繰り返す中で可能性が積み重ねられていき、あるループにおいてそれは新しい運命を選択できるほどに高められることになった。これによって生き残り、最後の戦いに参加したのが翔子であり、バーンであり、サコミズであり、呂布であり、ブレラなのである。無論、選択の結果命を落とした可能性もある。また、周回で維持される隠し要素のフラグは「過去のループで生存・参戦した可能性の魂の記憶」が呼び起こされた結果と言える。そして、ループの結果これらの可能性が宇宙を圧迫しすぎたため、次のループへの突入が困難になった場合、それを一度リセットするためにカリ・ユガが現れるのである。ちなみにこの状態に陥った場合、ノーヴルはナイアの企みをカウンターする傍ら、膨れ上がった可能性を一つに収束させるべく暗躍することになる(本編で見られるのはまさにこの展開)。結局、それを知るノーヴルが何者なのかは依然謎のままだが。
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またこの事実から、周回プレイの際に登場するキャラクターたちは'''同一人物ではなく、並行同位体である'''という事実が見える。拡大解釈をすると、'''プレイヤー一人一人が見ているキャラすら全て並行同位体'''であるとすら言える(通ったルート・隠しキャラが仲間になる順序・キャラや機体の強化具合や主人公機の名前など、スパロボにおいてはあらゆる要素がプレイヤー次第なので)。では、一番最初にクリアした人のG記に記されているジョカは誰のプレイのものかと言えば、言ってしまえばスタッフのものであり、この大々的なループを作ったのは'''ゲームクリエイター'''ということになる(身も蓋もない話だが確かにその通りである)。
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またこの事実から、周回プレイの際に登場するキャラクターたちは'''同一人物ではなく、並行同位体である'''という事実が見える。拡大解釈をすると、'''プレイヤー一人一人が見ているキャラすら全て並行同位体'''であるとすら言える(通ったルート・隠しキャラが仲間になる順序・キャラや機体の強化具合や主人公機の名前など、スパロボにおいてはあらゆる要素がプレイヤー次第なので)。では、一番最初にクリアした人のG記に記されているジョカは誰のプレイのものかと言えば、言ってしまえばスタッフのものであり、この大々的なループを作った真の黒幕は'''ゲームクリエイター'''ということになる(身も蓋もない話だが確かにその通りである)。実際、本当の神であるナイアやカリ・ユガすら巻き込めるとしたら、その上をゆく「造物主」しかいない。
    
ちなみに、孔明が中盤で「並列世界など存在しなかった」と言ってはいるが、これは「ショウ達や久嵩の出身世界など、並列世界だと思われていたのが実はそうではなかった」という意味であり、他のシリーズとは間違いなく並列世界の関係にある。
 
ちなみに、孔明が中盤で「並列世界など存在しなかった」と言ってはいるが、これは「ショウ達や久嵩の出身世界など、並列世界だと思われていたのが実はそうではなかった」という意味であり、他のシリーズとは間違いなく並列世界の関係にある。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
ここまで複雑な設定になった理由の一つは、世界観トリックの基本が『機神咆哮デモンベイン』の原作に当たる『斬魔大聖デモンベイン』の設定を使用していることである(このゲームでは、世界が何度も同じループを繰り返している)。
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*ここまで複雑な設定になった理由の一つは、世界観トリックの基本が『機神咆哮デモンベイン』の原作に当たる『斬魔大聖デモンベイン』の設定を使用していることである(このゲームでは、世界が何度も同じループを繰り返している)。
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*『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』は、過去のスパロボにおけるオリジナル設定に似た要素が散見される。世界観でいえば『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』の様に可能性の分裂→収束がループする世界で『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』の様に[[AI1|肥大化した可能性]]の始末をつけるため、『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』の様に[[アインスト|人ならざるもの]]が人になろうと足掻き、最終的に『[[スーパーロボット大戦D|D]]』の様に[[ペルフェクティオ|世界の破滅そのもの]]を倒す戦いである。また、世界や可能性をつなぐヨグ=ソトースは『[[スーパーロボット大戦α|αシリーズ]]』に出てきた[[アカシックレコード]]と同等とされ、[[旧シリーズ|旧作]]のように[[ゲスト|外部から持ち込まれた技術]]を使い、[[ディバイン・クルセイダーズ|世界の危機に対抗するためにあえて負荷を与えている存在]]がいる。主人公機は『[[スーパーロボット大戦J|J]]』の様に[[サイトロン|素粒子]]を動力に使用しており『[[スーパーロボット大戦R|R]]』の様に[[時流エンジン|時空移動機能]]があり『[[スーパーロボット大戦W|W]]』の様に[[ブレスフィールド・アーディガン|父親キャラ]]の手で[[ヴァルホーク|宇宙の終焉を]][[ヴァルストーク|飛び越えてきた]][[ヴァルザカード|機体]]であり『[[スーパーロボット大戦K|K]]』の様に[[セルケリウス|ヒロインが乗る機体]]との[[ソルヴリアス・レックス|合体]][[ソルヴリアス・レギーナ|機構]]が存在し『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の様に[[ラッシュバード|動力を二人で制御しなければならず]]暴走すれば甚大な被害を及ぼす可能性がある。また『[[スーパーロボット大戦A|A]]』の様にライバルとなるのは「[[アクセル・アルマー|主人公に]][[ラミア・ラヴレス|なり損ねたキャラ]]」である。他にも、[[龍虎王|不適格者の命を蝕む機体]]やら[[悠凪・グライフ|家族同然のライバル]]につき従う[[HL-0 ハルノ|人でないパートナー]]やらもいる。
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*上記の解釈で行くとUXの世界は「造物主バンナム神(仮)」の作った世界を、あらゆるプレイヤーが共有していることになる。あるプレイヤーの世界は当然他のプレイヤーの世界とは直接は無関係だが、当Wikiや攻略サイトなどを通して他の世界に「運命の声」を伝播させることは可能であり、こうした形でもあらゆる世界と繋がっていると言える。
 
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