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{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Duraxyl]]
| 外国語表記 = [[外国語表記::Duraxyl]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[魔装機神シリーズ]])
*{{登場作品 (メカ)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
*[[OGシリーズ]]
| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=5854 サイバスター! チェェェンジ! DS!!] 2021年5月8日閲覧。</ref>
| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
| 初登場SRW = {{登場作品 (メカ)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
| SRWでの分類 = [[機体]]
| SRWでの分類 = [[機体]]
}}
}}
{{登場メカ概要
{{登場メカ概要
| タイトル = スペック
| タイトル = スペック
| 分類 = 超[[魔装機]](明確なカテゴリーは魔装機)
| 分類 = [[魔装機]]→超魔装機(地上人召喚事件後)
| 全高 = 50.1 m
| 全高 = 50.1 m
| 重量 = 89.0 t
| 本体重量 = 89.0 t
| 総重量 = 95.5 t<br />98.5 t(OG)
| 全備重量 = 95.5 t<br />98.5 t(OG)
| 動力 = フルカネルリ式永久機関
| 動力 = フルカネルリ式永久機関
| 補助機関 = 対消滅機関は内臓火器への燃料供給、「疑似プラーナ発生装置」は出力の強化
| 補助機関 = 対消滅機関は内臓火器への燃料供給、「疑似プラーナ発生装置」は出力の強化
[[セニア・グラニア・ビルセイア]]が長兄[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]のために設計したラングランの[[魔装機]]。
[[セニア・グラニア・ビルセイア]]が長兄[[フェイルロード・グラン・ビルセイア]]のために設計したラングランの[[魔装機]]。
クルセイドのフレーバーテキストによれば、「セニアが地上の機体を参考に設計した超魔装機。擬似プラーナ発生装置のおかげでプラーナが高い操者であれば魔装機神並の力を引き出せる」とのこと。一応「超魔装機」の分類だが、[[エウリード]]の「超魔装機計画」との関係はない。共通するのは地上の技術を取り入れていることと、守護精霊に頼らない設計。そのためボディのデザインが他の魔装機とは異なり、特に頭部は設計者の趣味から「[[ガンダムタイプ]]」に似たものとなっているが、モデル機体より遙かに大きい50 mの巨体である。また基本スペックも非常に高い水準を保っており、シュテドニアスに渡ったデュラクシールを追跡する際は、自信家[[マサキ・アンドー]]をして、「厄介なものを作ってくれたな」と言わしめた。
クルセイドのフレーバーテキストによれば、「セニアが地上の機体を参考に設計した超魔装機。擬似プラーナ発生装置のおかげでプラーナが高い操者であれば魔装機神並の力を引き出せる」とのこと。一応「超魔装機」の分類だが、[[エウリード]]の「超魔装機計画」との関係はない。共通するのは地上の技術を取り入れていることと、守護精霊に頼らない設計。そのためボディのデザインが他の魔装機とは異なり、特に頭部は設計者の趣味から「[[ガンダムタイプ]]」に似たものとなっているが、モデル機体より遙かに大きい50 mの巨体である。また基本スペックも非常に高い水準を保っており、シュテドニアスに渡ったデュラクシールを追跡する際は、自信家[[マサキ・アンドー]]をして、「厄介なものを作ってくれたな」と言わしめた。なお[[地上人召喚事件]]の後、正式に超魔装機にカテゴライズされている。
[[ヴォルクルス]]の分身騒ぎにおいて、[[サイバスター]]が使用不可のためフェイルがテストを兼ねて出撃、圧倒的な力でヴォルクルスの分身を殲滅した。このことがきっかけでフェイルは[[ラ・ギアス]]の武力制圧へ動き出すこととなる。余命の少なさ故の焦りから力に溺れたフェイルに対し、マサキ達は対決を選択。フェイルは死を覚悟して脱出装置を外して出撃したため、そのままデュラクシールと運命を共にした。
[[ヴォルクルス]]の分身騒ぎにおいて、[[サイバスター]]が使用不可のためフェイルがテストを兼ねて出撃、圧倒的な力でヴォルクルスの分身を殲滅した。このことがきっかけでフェイルは[[ラ・ギアス]]の武力制圧へ動き出すこととなる。余命の少なさ故の焦りから力に溺れたフェイルに対し、マサキ達は対決を選択。フェイルは死を覚悟して脱出装置を外して出撃したため、そのままデュラクシールと運命を共にした。
その後、[[神聖ラングラン王国|ラングラン王国]]のアカデミーに保存された設計図を記憶した[[テューディ・ラスム・イクナート]]が2機製作し、それをシュテドニアス軍へと引き渡した。技術のアップデートによりエウリードを超える性能まで引き上げられたが、設計図を記憶して再現されたにも関わらず、脱出装置は外されたままの仕様だった(それによって、ルビッカはこの機体と運命を共にする羽目になっている)。テューディが意図的に外したのか、フェイルがこのことを見越して設計図からも脱出装置の部分を削除したのかは不明。結局、強化されたデュラクシールでも、パイロットの技量が上がった[[魔装機神]]4体の連係を超えるまでには至らずに敗退している。アンティラス隊で運用されている機体は上記の欠陥を考慮して脱出装置を設置した仕様と思われる。
その後、[[神聖ラングラン王国|ラングラン王国]]のアカデミーに保存された設計図を記憶した[[テューディ・ラスム・イクナート]]が2機製作し、それをシュテドニアス軍へと引き渡した。技術のアップデートによりエウリードを超える性能まで引き上げられたが、設計図を記憶して再現されたにも関わらず、脱出装置は外されたままの仕様だった(それによって、ルビッカはこの機体と運命を共にする羽目になっている)。テューディが意図的に外したのか、フェイルがこのことを見越して設計図からも脱出装置の部分を削除したのかは不明。結局、強化されたデュラクシールでも、パイロットの技量が上がった[[魔装機神]]4体の連係を超えるまでには至らずに敗退している。アンティラス隊で運用されている機体は上記の欠陥を考慮して脱出装置を設置した仕様と思われる。
[[ヒュッケバイン]]のように『外見的に版権作品の機体に似ている』という機体はあっても、作中で『版権作品をデザインのモデルにした』という設定を付けられた機体は本機だけである。ガンダムシリーズが登場しない『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』でも本機が登場しており、当時の版権に対する大らかさが現れている機体という言い方も成り立つだろう。
[[ヒュッケバイン]]のように『外見的に版権作品の機体に似ている』という機体はあっても、作中で『版権作品をデザインのモデルにした』という設定を付けられた機体は本機と[[ソーディアンズガード]]ぐらいである。ガンダムシリーズが登場しない『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』でも本機が登場しており、当時の版権に対する大らかさが現れている機体という言い方も成り立つだろう。
設定上ガンダムの存在しない世界であるOGシリーズで登場する場合は「ヒュッケバインをモデルにした」という設定で登場可能と言われていた。しかし、[[ヒュッケバイン問題]]により今後の展開に不安が持たれた。リメイク作である『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』では頭部デザインをリファインして登場。『第2次スーパーロボット大戦OG』でヒュッケバインをモチーフにしたことが判明し、大まかな設計思想も語られている。セニアは地上の機動兵器のなかでも堅牢で柔軟性あるフレームと高出力のジェネレータでも負荷しない[[パーソナルトルーパー]]「[[ヒュッケバインシリーズ]]」(Mk-IIとMk-III)に注目していた。しかし、当時の[[ハガネ]]は艦載機に「ヒュッケバインシリーズ」を搭載しておらず、[[リョウト・ヒカワ]]から提示されたデータと同シリーズから派生した[[Rシリーズ]]をベースに最終調整を行ったようだ。
設定上ガンダムの存在しない世界であるOGシリーズで登場する場合は「ヒュッケバインをモデルにした」という設定で登場可能と言われていた。しかし、[[ヒュッケバイン問題]]により今後の展開に不安が持たれた。リメイク作である『[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』では頭部デザインをリファインして登場。『第2次スーパーロボット大戦OG』でヒュッケバインをモチーフにしたことが判明し、大まかな設計思想も語られている。セニアは地上の機動兵器のなかでも堅牢で柔軟性あるフレームと高出力のジェネレータでも負荷しない[[パーソナルトルーパー]]「[[ヒュッケバインシリーズ]]」(Mk-IIとMk-III)に注目していた。しかし、当時の[[ハガネ]]は艦載機に「ヒュッケバインシリーズ」を搭載しておらず、[[リョウト・ヒカワ]]から提示されたデータと同シリーズから派生した[[Rシリーズ]]をベースに最終調整を行ったようだ。
<!-- また、同じ小型化でもラングラン製魔装機の標準サイズ(25-28m)を目指すのか、ヒュッケバインシリーズの標準サイズ(19-20m)を目指すのかで意味合いが大きく変わってくる。 -->
<!-- また、同じ小型化でもラングラン製魔装機の標準サイズ(25-28m)を目指すのか、ヒュッケバインシリーズの標準サイズ(19-20m)を目指すのかで意味合いが大きく変わってくる。 -->
他の欠点としては、補助動力として稼働する「対消滅機関」が生み出す中性子反応で行動痕跡を特定されてしまう事が第二章([[三國戦争]])で明らかにされた。
他の欠点としては、補助動力として稼働する「対消滅機関」が生み出す中性子反応で行動痕跡を特定されてしまう事が第二章([[三國戦争]])で明らかにされた。
初出の『EX』ではモチーフを反映してか、当時のガンダム系ユニット同様カメラアイに「瞳」が確認できる。ただし他の[[SDガンダム]]に比べると小さい瞳のため、気付かなかった人も多かった。SDのイラストだとわかりやすい(ちなみに悪役ガンダム御用達の三白眼である)。この「瞳のようなカメラアイ」は後にデザインとして正式採用されたようであり、魔装機神シリーズなどの機体カットインでも健在。
== 登場作品と操縦者 ==
== 登場作品と操縦者 ==
=== [[旧シリーズ]]===
=== [[旧シリーズ]]===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:最も難易度の低い[[マサキ・アンドー|マサキの章]]のラストボス。マップ兵器無効という能力を持つが、大した影響はない。最大[[射程]]が6しかない上、最終話では射程8~10の機体がわんさか居る自軍に自分だけが突出してくるため、反撃さえロクに出来ずに集中砲火を受けて倒されてしまうケースが多い。ましてプレイヤー側には[[ガンダムF91]]や[[ビルバイン]]という最強の味方機がいるので、分身能力のある[[ビルバイン]]を囮としてぶつけてしまえば恐れることは何も無い。『64』の[[アル=イー=クイス]]搭乗機各機や『α』の[[ジュデッカ]](ユーゼス機)、GBA版『A』の[[ツヴァイザーゲイン]]などとともにスパロボシリーズにおける最弱ラスボス候補に挙げられる。強化した[[ビルバイン]]なら単機で倒してしまうことも十分可能。なお、「メガスマッシャー」という攻撃兵器を装備しているが、[[インスペクター]]の[[ガルガウ]]とはなんの関係もない。ちなみに、ルート選択によっては前哨戦、合流イベントがあり初期配置にいる[[ソディウム級移動要塞|移動要塞]]を倒してからデュラクシールとの決戦に入るが、その場合味方の気力が十分上がっている分さらに楽である。
:最も難易度の低い[[マサキ・アンドー|マサキの章]]のラストボス。マップ兵器無効という能力を持つが、大した影響はない。最大[[射程]]が6しかない上、最終話では射程8~10の機体がわんさか居る自軍に自分だけが突出してくるため、反撃さえロクに出来ずに集中砲火を受けて倒されてしまうケースが多い。ましてプレイヤー側には[[ガンダムF91]]や[[ビルバイン]]という最強の味方機がいるので、分身能力のある[[ビルバイン]]を囮としてぶつけてしまえば恐れることは何も無い。『64』の[[アル=イー=クイス]]搭乗機各機や『α』の[[ジュデッカ]](ユーゼス機)、GBA版『A』の[[ツヴァイザーゲイン]]などとともにスパロボシリーズにおける最弱ラスボス候補に挙げられる。強化した[[ビルバイン]]なら単機で倒してしまうことも十分可能。なお、「メガスマッシャー」という攻撃兵器を装備しているが、[[インスペクター]]の[[ガルガウ]]とはなんの関係もない。ちなみに、ルート選択によっては前哨戦、合流イベントがあり初期配置にいる[[ソディウム級移動要塞|移動要塞]]を倒してからデュラクシールとの決戦に入るが、その場合味方の気力が十分上がっている分さらに楽である。
:敵としては弱いのだが、ヴォルクルス戦ではラスボス仕様のままスポット参戦するため、上手く誘導すれば1機で分身の大半を足止めしつつ殲滅することも充分可能(資金や経験値を考えると削り役にして、トドメは[[幸運]]持ちに任せた方が得)。射程の短さを除けばフェイルが増長してしまったのも無理もない。
:敵としては弱いのだが、ヴォルクルス戦ではラスボス仕様のままスポット参戦するため、上手く誘導すれば1機で分身の大半を足止めしつつ殲滅することも充分可能(資金や経験値を考えると削り役にして、トドメは[[幸運]]持ちに任せた方が得)。射程の短さを除けば非常に高い性能を持つことが証明されており、フェイルが増長してしまったのも無理もない。
:PS版でも機体性能は据え置きだが味方側の射程が全体的に下がっているので相対的に強くなった。
:PS版でも機体性能は据え置きだが味方側の射程が全体的に下がっているので相対的に強くなった。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
:2018年10月のイベント「神に非ず、人のなせるわざなり」にて登場。フェイルの死後の設定で、[[グレイブ・ゾラウシャルド]]大統領が乗っている。敵専用ユニット。
:2018年10月のイベント「神に非ず、人のなせるわざなり」にて登場。フェイルの死後の設定で、[[グレイブ・ゾラウシャルド]]大統領が乗っている。敵専用ユニット。
:2019年10月のイベント「黒い魔装機神」にてセニア搭乗版がプレイアブル実装。大器型SSRアタッカー。イベントシナリオでは[[ガエン]]が乗った機体が敵として登場。
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
:シュテドニアスに関わるルートではテューディが登場して、2機生産する。守護精霊のない魔装機なので弱点はない。普通に戦えば強いが、ゲームシステム上は「一撃必殺」が基本なので、背後から必殺技を撃って[[再攻撃]]が発動すれば一撃で落ちる。
:シュテドニアスに関わるルートではテューディが登場して、2機生産する。守護精霊のない魔装機なので弱点はない。普通に戦えば強いが、ゲームシステム上は「一撃必殺」が基本なので、背後から必殺技を撃って[[再攻撃]]が発動すれば一撃で落ちる。
:;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
::噂通りに頭部がリニューアルされ、フェイスが[[ヒュッケバイン]]を想起させるものとなっている。武装も大幅にリニューアルされた。
::噂通りに頭部がリニューアルされ、フェイスが[[ヒュッケバイン]]を想起させるものとなっている。武装も大幅にリニューアルされた。
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;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD}}
:アンティラス隊に入ったガエンの搭乗機となるが、セニアの口からまだ改良の余地があることとガエン自身もデュラクシールの力を持て余していることもあって封印される。この事情から味方として使えるのは2話だけだが、'''武器開示率にはデュラクシールの武器も含まれる'''ので、コンプリートを目指す人は注意。他にもラセツが強奪した物を改造した[[デュラクシールII]]が中盤から登場する。
:アンティラス隊に入ったガエンの搭乗機となるが、セニアの口からまだ改良の余地があることとガエン自身もデュラクシールの力を持て余していることもあって封印される。この事情から味方として使えるのは2話だけだが、'''武器開示率にはデュラクシールの武器も含まれる'''ので、コンプリートを目指す人は注意。他にもラセツが強奪した物を改造した[[デュラクシールII]]が中盤から登場する。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE}}
:物語に直接関わることはないが、バゴニアルートのトゥルーエンドでその存在を確認できる。
:物語に直接関わることはないが、バゴニアルートのトゥルーエンドでその存在を確認できる。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]]
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END}}
:セニアの搭乗機として登場。バスターキャノンを使用できる。ランクアップ武器が一つもなくセニアの能力が低いこともあって攻撃力は上位陣には及ばないのだが、MAP兵器・長射程武器・移動後有射程武器など抜かりがない。移動力の低さやパーツスロットが1つという難点はあるが、基本的に扱いやすい機体。
:セニアの搭乗機として登場。バスターキャノンを使用できる。ランクアップ武器が一つもなくセニアの能力が低いこともあって攻撃力は上位陣には及ばないのだが、MAP兵器・長射程武器・移動後有射程武器など抜かりがない。移動力の低さやパーツスロットが1つという難点はあるが、基本的に扱いやすい機体。
:その姿からヒュッケバイン関連のネタが散見され、トロフィーの中には「'''バニシング注意報'''」なるものまで存在する。
:その姿からヒュッケバイン関連のネタが散見され、トロフィーの中には「'''バニシング注意報'''」なるものまで存在する。
=== [[OGシリーズ]] ===
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
:本作では地上にいたマサキからセニアが[[エーテル]]通信機で送らせた(正確にはデータをまとめて送っていたのはクロ)ヒュッケバインシリーズのデータを参考に作られたことが明かされた。実はマサキは『寄り道』した[[Another Century's Episode:R|惑星エリアでガンダムを目撃している]]が言及はなし。
:本作では地上にいたマサキからセニアが[[エーテル]]通信機で送らせた(正確にはデータをまとめて送っていたのはクロ)ヒュッケバインシリーズのデータを参考に作られたことが明かされた。実はマサキは『寄り道』した[[Another Century's Episode:R|惑星エリアでガンダムを目撃している]]が言及はなし。
:さすがに今作のスポット参戦版はボス仕様のままではなく、「バスターキャノン」も使用できないが、そのぶん火力はボス仕様より高い。
:さすがに今作のスポット参戦版はボス仕様のままではなく、「バスターキャノン」も使用できないが、そのぶん火力はボス仕様より高い。
:決戦時はマサキを優先的に狙う傾向があるほか、全体攻撃の「メガスマッシャー」をメインに使用してくるが、8発しかないのですぐに弾切れを起こす。しかし周囲の雑魚を全滅させると「タオーステイル」を撃つようになり、これに巻き込まれたところに2回目の攻撃を被弾すると撃墜の可能性が非常に高くなる。「マルチセンサー」装備の上にパイロットのフェイルは「見切り」を習得しているので回避は容易ではないが、ダメージは通しやすい。
:決戦時はマサキを優先的に狙う傾向があるほか、全体攻撃の「メガスマッシャー」をメインに使用してくるが、8発しかないのですぐに弾切れを起こす。しかし周囲の雑魚を全滅させると「タオーステイル」を撃つようになり、これに巻き込まれたところに2回目の攻撃を被弾すると撃墜の可能性が非常に高くなる。「マルチセンサー」装備の上にパイロットのフェイルは「見切り」を習得しているので回避は容易ではないが、ダメージは通しやすい。
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
:『熱血!必中!ボイス・スパログ!〜ムーン・デュエラーズ篇〜』第2回で、サイフィスの加護が失われたサイバスターの代わりにマサキの搭乗機にする案があったが、お蔵入りとなった。
:サイフィスの加護が失われたサイバスターの代わりにマサキの搭乗機にする案があったが、お蔵入りとなった<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=CnvlFJU-jD0 熱血!必中!ボイス・スパログ!「ムーン・デュエラーズ篇」第2回] 2016年9月21日配信。</ref>。
== 装備・機能 ==
== 装備・機能 ==
:クローの割れ目部分のシャッターが開き発射する。COEでは移動後有射程武器で弾数、攻撃力も優秀。
:クローの割れ目部分のシャッターが開き発射する。COEでは移動後有射程武器で弾数、攻撃力も優秀。
;超振動クロー
;超振動クロー
:両前腕部に装備している大型の爪。「ハイパープラズマソード」の代用として、DSリメイク以降の作品で装備している。
:両前腕部に装備している大型の爪。「ハイパープラズマソード」の代用として、DSリメイク以降の作品で装備している。『OG2nd』では連続攻撃に対応。『X-Ω』では通常攻撃に使用。
;タオーステイル
;タオーステイル
:[[マップ兵器]]。両肩と背面部を覆うように搭載された羽のような部品(18枚のバインダー)の名称。根元の輝くクリアパーツ(青玉)から光弾を発射する。武器名の「タオース」は孔雀のギリシャ語。直訳すれば「孔雀の尾羽」だろうか。自機を中心に一斉に発射して打突による[[オールレンジ攻撃]]を仕掛けるその姿は、確かに羽根を広げた孔雀の猛々しさを彷彿とさせる。旧シリーズではガンダム顔が特徴的な本機だが、この攻撃方法に[[νガンダム]]のフィン・ファンネルを連想したプレイヤーもいたことだろう。いまや本機の代名詞となった感のある主力兵器だが、登場自体は『LOE』から。『EX』では使用不可という扱いだった。
:[[マップ兵器]]。両肩と背面部を覆うように搭載された羽のような部品(18枚のバインダー)の名称。根元の輝くクリアパーツ(青玉)から光弾を発射する。武器名の「タオース」は孔雀の古典ギリシャ語。直訳すれば「孔雀の尾羽」だろうか。自機を中心に一斉に発射して打突による[[オールレンジ攻撃]]を仕掛けるその姿は、確かに羽根を広げた孔雀の猛々しさを彷彿とさせる。旧シリーズではガンダム顔が特徴的な本機だが、この攻撃方法に[[νガンダム]]のフィン・ファンネルを連想したプレイヤーもいたことだろう。いまや本機の代名詞となった感のある主力兵器だが、登場自体は『LOE』から。『EX』では使用不可という扱いだった。
:*'''ROE''':敵味方識別可能。移動後攻撃も可能。
:*'''ROE''':敵味方識別可能。移動後攻撃も可能。
:*'''COE''':移動後攻撃は可能。テイルを散開させて一機一機にファンネルの様なビーム攻撃をお見舞いするのだが、何故か敵味方識別不可。出来てもよさそうなものだが、ROEでガエンが使うときは識別可能な所を見るとセニアの技量の問題なのだろうか?
:*'''COE''':移動後攻撃は可能。テイルを散開させて一機一機にファンネルの様なビーム攻撃をお見舞いするのだが、何故か敵味方識別不可。出来てもよさそうなものだが、ROEでガエンが使うときは識別可能な所を見るとセニアの技量の問題なのだろうか?
;メガスマッシャー
;メガスマッシャー
:光学兵器。初出は『EX』から。『OG2nd』で約12年ぶりに本機の武装欄に再登録された。『ROE』に登場する[[デュラクシールII]]も同名の射撃武装を使用しているが、攻撃時の映像描写は異なる。両肩をガードする2枚のテイルの砲撃に、胸部の「エンタイアリィバスター」を交えた3発の光弾を敵機にお見舞いするというもの。
:光学兵器。初出は『EX』から。『OG2nd』で約12年ぶりに本機の武装欄に再登録された。『ROE』に登場する[[デュラクシールII]]も同名の射撃武装を使用しているが、攻撃時の映像描写は異なる。両肩をガードする2枚のテイルの砲撃に、胸部の「エンタイアリィバスター」を交えた3発の光弾を敵機にお見舞いするというもの。
:*'''EX''':胸部にエネルギーを集中し大型光弾を発射。PS版ではエネルギー波を放つものになった。関係は無いはずだが[[ガルガウ]]の同名武器と同じ演出。
:*'''魔装機神シリーズ''':『F』(COE)のみ使用可。操者セニアのカットイン有。
:*'''魔装機神シリーズ''':『F』(COE)のみ使用可。操者セニアのカットイン有。
:*'''OG2nd''':全体攻撃。8発の弾数制。
:*'''OG2nd''':全体攻撃(ダブルアタック可)。8発の弾数制。
;バスターキャノン
;バスターキャノン
:全ての「羽根」を展開して発動させる光学兵器。4門の砲門(5枚の羽根×2門、4枚の羽根×2門)を型どった「タオーステイル」から破壊光線を一斉に発射する。『LOE』以降の作品で装備している。
:全ての「羽根」を展開して発動させる光学兵器。4門の砲門(5枚の羽根×2門、4枚の羽根×2門)を型どった「タオーステイル」から破壊光線を一斉に発射する。『LOE』以降の作品で装備している。
:『OG2nd』では18枚の「タオーステイル」を頭上で輪の形に展開し、回転させながら連射。その後に4門の砲門状に羽根を配置して破壊光線を一斉に発射する演出になっている。
:『OG2nd』では18枚の「タオーステイル」を頭上で輪の形に展開し、回転させながら連射。その後に4門の砲門状に羽根を配置して破壊光線を一斉に発射する演出になっている。『X-Ω』では必殺スキルに採用。
:いずれの演出も、[[ケルディムガンダム]]のGNシールドビットに使用法が酷似しており、この機体を連想したユーザーも少なくない。
=== [[特殊能力]] ===
=== [[特殊能力]] ===
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
;[[デュラクシールII]]
;[[デュラクシールII]]
:シュテドニアスの内戦に投入されたデュラクシールの改良機。[[アンティラス隊]]に敵対する組織が運用した。
:シュテドニアスの内戦に投入されたデュラクシールの改造機。[[アンティラス隊]]に敵対する組織が運用した。デュラクシールの産みの親である[[セニア・グラニア・ビルセイア|セニア]]からは「'''劣化機'''」と酷評された。
== 脚注 ==
<references />
{{魔装機神シリーズ}}
{{魔装機神シリーズ}}