差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
331 バイト追加 、 2019年8月29日 (木) 23:35
編集の要約なし
38行目: 38行目:  
機体の特性としては、前述の様にザクIIのアッパーバージョンと言えるもので、これのコンセプトをそのままに、技術を現在のレベルにリファインした機体である。その為、本体は汎用性、生産性に重点が置かれており、目立った特性は無く、豊富なオプション装備を携行する事によって、様々な局面に対応できるように設計された。
 
機体の特性としては、前述の様にザクIIのアッパーバージョンと言えるもので、これのコンセプトをそのままに、技術を現在のレベルにリファインした機体である。その為、本体は汎用性、生産性に重点が置かれており、目立った特性は無く、豊富なオプション装備を携行する事によって、様々な局面に対応できるように設計された。
   −
だが、本機が完成した局面では、既にネオ・ジオンには新型機を量産できる余力とそれを扱う豊富な人材はなく、その汎用性を強化するオプション装備を開発する事すらもままならなかった。この事から、本機は決して失敗作ではなかったものの、コンセプトを生かせる状況になく、汎用性を捨てた代わりに火力・機動力を備えた[[ドーベン・ウルフ]]が採用され、量産される事となった。しかし、名機ザクシリーズの秘めたポテンシャル故か、僅かながら生産された数機は[[ラカン・ダカラン]]ら一部の指揮官によって運用され高い戦果を上げた。また、[[マシュマー・セロ]]には彼専用ザクIIIとも言える[[ザクIII改]]が与えられた。
+
だが、本機が完成した局面では、既にネオ・ジオンには新型機を量産できる余力とそれを扱う豊富な人材はなく、その汎用性を強化するオプション装備を開発する事すらもままならなかった。この事から、本機は決して失敗作ではなかったものの、コンセプトを生かせる状況になく、汎用性を捨てた代わりに火力・機動力を備えた[[ドーベン・ウルフ]]が採用され、量産される事となった<ref>ドーベン・ウルフは元を辿ればガンダムMk-Vであり、ザクの正当な後継機を目指して開発された機体がガンダムの流れを組む機体に負けるという皮肉な結果となった。</ref>。しかし、名機ザクシリーズの秘めたポテンシャル故か、僅かながら生産された数機は[[ラカン・ダカラン]]ら一部の指揮官によって運用され高い戦果を上げた。また、[[マシュマー・セロ]]には彼専用ザクIIIとも言える[[ザクIII改]]が与えられた。
    
[[ハマーン・カーン]]の死後に[[シャア・アズナブル]]がネオ・ジオンを再興した際、主力機の開発を請け負った[[アナハイム・エレクトロニクス|AE社]]が用意した機体が[[マラサイ]]の流れを汲む[[ギラ・ドーガ]]だったため、純粋な「ザク」の系統はザクIIIで絶えることとなる。
 
[[ハマーン・カーン]]の死後に[[シャア・アズナブル]]がネオ・ジオンを再興した際、主力機の開発を請け負った[[アナハイム・エレクトロニクス|AE社]]が用意した機体が[[マラサイ]]の流れを汲む[[ギラ・ドーガ]]だったため、純粋な「ザク」の系統はザクIIIで絶えることとなる。
153行目: 153行目:  
:本機の開発者にとっては、[[地球連邦軍]]の手に落ちたザクのパチモン。しかしザクIIの面影(見た目だけでなく機体のコンセプトなども含む)はむしろハイザックの方に強く残っている。
 
:本機の開発者にとっては、[[地球連邦軍]]の手に落ちたザクのパチモン。しかしザクIIの面影(見た目だけでなく機体のコンセプトなども含む)はむしろハイザックの方に強く残っている。
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
 
;[[ドーベン・ウルフ]]
:トライアルの相手となった[[モビルスーツ]]
+
:トライアルの相手となった[[モビルスーツ]]。その源流はガンダムMk-Vであり、ガンダムの亜種ともいえる機体である。
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*実はスラスター推力はドーベン・ウルフより高いが、高すぎて一般兵には扱えなかったのが、トライアルに負けた真の理由だと言われている(シロッコ専用の[[ジ・O]]より推進力が高い)。
 
*実はスラスター推力はドーベン・ウルフより高いが、高すぎて一般兵には扱えなかったのが、トライアルに負けた真の理由だと言われている(シロッコ専用の[[ジ・O]]より推進力が高い)。
匿名利用者

案内メニュー