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*初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
*初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
| 声優 = {{声優|稲田徹|SRW=Y}}
| 声優 = {{声優|稲田徹|SRW=Y}}
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| 偽名 = [[レーツェル・ファインシュメッカー]]
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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}}
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 偽名 = '''レーツェル・ファインシュメッカー'''
| 異名 = [[異名::黒い竜巻]]
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| 種族 = [[種族::地球人]](ドイツ系)
| 種族 = [[種族::地球人]](ドイツ系)
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| 階級 = [[階級::少佐]]
| 階級 = [[階級::少佐]]
| 特技 = 料理
| 特技 = 料理
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
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}}
'''エルザム・V・ブランシュタイン'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の登場人物。
'''エルザム・V・ブランシュタイン'''は「[[バンプレストオリジナル]]」の登場人物。
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エルザムの最大の特徴として、'''「乗機を[[トロンベ]]と呼ぶ」'''というものがある。また、彼の戦闘BGM「Trombe!」は、カッコイイ曲であると共に、'''敵がボスであろうともこちらのBGMが優先される'''という強烈な特性がある。「その役目は私に任せてもらおう!」と言いながら「Trombe!」の曲と共に登場する展開は、最早OGシリーズの恒例となっている。
エルザムの最大の特徴として、'''「乗機を[[トロンベ]]と呼ぶ」'''というものがある。また、彼の戦闘BGM「Trombe!」は、カッコイイ曲であると共に、'''敵がボスであろうともこちらのBGMが優先される'''という強烈な特性がある。「その役目は私に任せてもらおう!」と言いながら「Trombe!」の曲と共に登場する展開は、最早OGシリーズの恒例となっている。
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[[DC戦争]]時は[[ディバイン・クルセイダーズ]]([[DC]])側の[[エース]]として登場し、リュウセイ編では最精鋭部隊[[ラストバタリオン]]を率いて[[ハガネ]]の前に立ちはだかるが、[[ビアン・ゾルダーク]]の意思の尊重もあり自ら敗北を受け入れる。異星人との最初の戦争となった[[L5戦役]]では連邦軍と共闘。以後は[[レーツェル・ファインシュメッカー]]と名乗り、連邦軍の[[レイカー・ランドルフ]]准将から託された[[クロガネ]]の艦長として、ハガネと[[ヒリュウ改]]([[鋼龍戦隊]])の影として地球圏を守るために奮闘する。
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[[DC戦争]]時は[[ディバイン・クルセイダーズ]]([[DC]])側の[[エース]]として登場し、リュウセイ編では最精鋭部隊[[ラストバタリオン]]を率いて[[ハガネ]]の前に立ちはだかるが、[[ビアン・ゾルダーク]]の意思の尊重もあり自ら敗北を受け入れる。異星人との最初の戦争となった[[L5戦役]]では連邦軍と共闘。
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以後は'''レーツェル・ファインシュメッカー'''と名乗り、連邦軍の[[レイカー・ランドルフ]]准将から託された[[クロガネ]]の艦長として、ハガネと[[ヒリュウ改]]([[鋼龍戦隊]])の影として地球圏を守るために奮闘する。Rätselはドイツ語で「謎」。また、「[[ドイツ語]]」でいわゆるグルメの達人を「der fein schmecker」と呼ぶ。
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サングラスで変装しており、[[レフィーナ・エンフィールド]]や[[アラド・バランガ]]はエルザムとは別人であると信じていた……あるいは気付かなかったが、それ以外の大多数には正体はバレバレであった。乗機を「[[トロンベ]]」と呼んだり、カラーリングを彼のパーソナルカラーである「黒、赤、金」に塗装したり、マーキングとしてブランシュタイン家の紋章を入れたりする習慣は変装前から変える様子がなく、本気で正体を隠す気があったのかは疑問である。誰かから正体を指摘された際には間髪入れずに否定するにも関わらず、[[レオナ・ガーシュタイン]]には「エルザム様」と呼ばれ、[[フィリオ・プレスティ]]には「エル」と呼ばれても反論しないなど、色々と矛盾のある行動を取っている(2人とも関係の深い人物だからという可能性はある)。この大きな理由としては、「レーツェル・ファインシュメッカー」という名前が他者ではなくエルザム、つまり'''自身に対する偽名'''であるという側面からのものが強い。
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ゲーム中でも食通としてのエピソードは多々あるが、やはり一番凄いのはクスハの栄養ドリンクを飲んでも倒れないどころか、材料を全て言い当てた上で、問題点及び改良点を指摘したエピソードであろう。
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生身でも銃の扱いに長けるらしく、『Record of ATX』でのテスラ研奪還作戦では二丁拳銃で見事なガン=カタを披露している。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
現在はレーツェル名義で登場するため、エルザム名義で戦闘に参加することはない。
現在はレーツェル名義で登場するため、エルザム名義で戦闘に参加することはない。
+
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作品により[[偽名]]を使う理由が異なる。αシリーズではブランシュタイン家を出奔したと言う事情と[[ライディース・F・ブランシュタイン|ライ]]に対する負い目から[[αナンバーズ]]と合流する際に偽名を使っており、『[[第3次α]]』では最初からライの兄と認めている。
+
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[[OGシリーズ]]では、[[DC戦争]]で[[DC]]側の[[エース]]として戦ったエルザムの名前があまりにも知られてしまい、連邦からお尋ね者扱いされて表舞台に出られなくなったため。合流時にライに「兄さん」と呼ばれた時は「お前の兄ではない」と否定。ただし[[ハガネ]]艦長の[[ダイテツ・ミナセ]]が戦死した際には、サングラスを外しエルザムとしてその死を悼んだ。以降はあまりエルザムである事を否定しなくなっている。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
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:ライの設定の中でのみ登場。
:ライの設定の中でのみ登場。
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
−
:『レーツェル・ファインシュメッカー』として登場するが、正体を知っているゼンガーやスレイには「エルザ…」と言いかけられ、ヴィレッタやクスハには正体を看破される。ゼンガー編EDにてその正体が明らかに。なお、ブンドルとの戦闘時のみ、「Trombe!」の曲が優先されない。没データに「エルザム」らしきものが存在する。
+
:レーツェル・ファインシュメッカーとしての初登場作品。とはいえ、OGからのファンにはバレバレで、むしろこんな格好になった事に絶句するか噴くかどっちかだろう。エルザムと呼びそうになったゼンガーやスレイに「今の私はレーツェル・ファインシュメッカー」と名乗る。ただし、ゼンガーにはエンディングで本名で呼ばれる。なお、レーツェル名義で参戦している作品の中で唯一、[[アウセンザイター]]に搭乗しない作品である。[[能力]]は高いのだが、[[天才]]技能がないので、初登場時にOGと同じように扱うとあっさり落ちる。初登場面で雑魚からの攻撃で被弾して撃墜される事すらあり、この点でも絶句したファンも多いだろう。小隊長としてはパッとしないが、精神と技能、搭乗機の特徴も合わさって小隊員としては一級。
+
:前作、前々作である『[[α]]』及び『[[α外伝]]』ではエルザムとして[[キャラクター事典]]のライの項に登場している。エルザム及びレーツェルの声が入った最初の作品…と思われがちだが、実際にはそれ以前に発売されたドラマCD『α ORIGINAL STORY』で既に喋っており、声が入ったのはキョウスケ達と同時期である。
+
:なお、ブンドルとの戦闘時のみ、「Trombe!」の曲が優先されない。
+
:没データに「エルザム」らしきものが存在する。
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}
+
:おいしいシーンだけ持っていくキャラクターが確立されていた。スポット参戦が何度かあるが、実際に合流するのはかなり後である。今回は[[天才]]があるので強い。今回はサブシナリオでライと再会、エルピス事件のことがわずかに語られる。
=== [[OGシリーズ]] ===
=== [[OGシリーズ]] ===
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:「エルザム」名義でのゲームへの出演はこの作品が初めて。戦闘BGMや言動によって高い人気を得た。仲間になった時点で優秀な特殊技能を多々持つが、むしろ特殊技能が多すぎて養成でつけたせる技能が少ないことが数少ない欠点である。ちなみに最速で動かせるのはリュウセイ編1話で、最速で参入するのはキョウスケ編34話。
:「エルザム」名義でのゲームへの出演はこの作品が初めて。戦闘BGMや言動によって高い人気を得た。仲間になった時点で優秀な特殊技能を多々持つが、むしろ特殊技能が多すぎて養成でつけたせる技能が少ないことが数少ない欠点である。ちなみに最速で動かせるのはリュウセイ編1話で、最速で参入するのはキョウスケ編34話。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
−
:レーツェルとして行動しているため、エルザムの名前が出るシーンは少ない。しかし、ダイテツを弔う場面ではL5戦役後の自身の処遇に対する彼への感謝の念から、エルザムとして姿を現した。また、エルピス事件の回想場面でも登場。本作で因縁の敵[[アーチボルド・グリムズ]]との決着をつける。本作から、戦闘BGM選択機能がついたが、彼のみBGMが「Trombe!」で固定されている。
+
:OGシリーズのレーツェルは本作で初参戦。更に初の専用特機[[アウセンザイター]]が登場し、課題だった火力面が大幅に強化された。本作から、戦闘BGM選択機能がついたが、彼のみBGMが「Trombe!」で固定されている。
+
:ダイテツを弔う場面ではL5戦役後の自身の処遇に対する彼への感謝の念から、エルザムとして姿を現した。また、エルピス事件の回想場面でも登場。本作で因縁の敵[[アーチボルド・グリムズ]]との決着をつける。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
−
:クロガネをトロンベと呼ばなくなった……と思いきや、稀に「トロンベ」と呼ぶ事がある。
+
:[[クロガネ]]を[[トロンベ]]と呼ばなくなった……と思いきや、稀に「トロンベ」と呼ぶ事がある。OG2.5では「迷宮の囚人」でアウセンザイターに搭乗可能。他、「馬」絡みで[[アガレス]]や[[マルディクト]]に興味を示すシーンがある。パイロット能力ではツイン精神コマンド「[[大激励]]」を覚える。負担が大きいが、上手く扱いたい。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}
−
:[[AMNシステム]]に関する回想シーンで登場。
+
:しばらく[[クロガネ]]の艦長を務めるので、前半は「迷宮の囚人」以外はアウセンザイターに乗らない。後半に差し掛かったところでようやくアウセンザイターを駆る。ついにクロガネが公式でトロンベ化した。ツイン精神コマンド「大激励」は[[リシュウ・トウゴウ|リシュウ]]が使えるので負担は小さい。
+
:[[AMNシステム]]に関する回想シーンでエルザムが登場。
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
+
:精神コマンドに[[集中]]がなくなったためボスクラスの攻撃を若干もらいやすくなった。それでも雑魚敵の攻撃はLサイズのアウセンザイターでも楽々回避できる。『第2次α』以来のBGM優先度で敗北を喫する。シナリオ面ではかなり目立ち、冷静な思考と人脈を活かして鋼龍戦隊の事実上の参謀として活躍する。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
+
:[[エースボーナス]]限定で集中が付くので、幾らか回避率が増した。
+
:なお、中盤の月ルートでは正規軍キャラが不在であるため指揮官役を担当し、コールサインが「ダイナ2」であることが判明した(ダイナ1はゼンガーであると思われる)。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボットスピリッツ]]
;[[スーパーロボットスピリッツ]]
:前日談小説にて登場。パーソナルカラーが黒という設定は既に存在し、黒いヒュッケバインMk-IIを駆ってSRXを庇う場面がある。
:前日談小説にて登場。パーソナルカラーが黒という設定は既に存在し、黒いヒュッケバインMk-IIを駆ってSRXを庇う場面がある。
+
; [[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
: [[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]のユニットクエストにNPCとして登場。後にレアリティSSRのサポートユニットとして登場。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
統合軍のエースだけあってさすがに強い。敵時と味方時で全く能力が変わらず、[[射撃]]・[[回避]]・[[技量]]・[[命中]]に優れ、成長は鈍いが[[防御]]の初期値もトップクラスに高い。その真価を発揮するのは味方になってからか、ガーリオン・トロンベに乗っている時で、「冥王の島」でクロガネに乗っている時はあまり強くない。
統合軍のエースだけあってさすがに強い。敵時と味方時で全く能力が変わらず、[[射撃]]・[[回避]]・[[技量]]・[[命中]]に優れ、成長は鈍いが[[防御]]の初期値もトップクラスに高い。その真価を発揮するのは味方になってからか、ガーリオン・トロンベに乗っている時で、「冥王の島」でクロガネに乗っている時はあまり強くない。
+
+
[[格闘]]・[[防御]]は相方に比べれば落ちるが、[[アウセンザイター]]が頑強なので問題にはならない。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
+
:'''[[熱血]]、[[必中]]、[[ひらめき]]([[直感]])、[[集中]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[大激励]]'''(ツイン)
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:隙のない精神コマンド。「直撃」はブランシュタインのお家芸か?
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
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:'''[[集中]]、[[加速]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
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;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
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:'''[[集中]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[直撃]]'''
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[直撃]]、(ツイン)[[大激励]]'''
:'''[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[直撃]]、(ツイン)[[大激励]]'''
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:'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[SPアップ]]L6、[[指揮官]]L3、[[天才]]、[[集中力]]'''
:'''[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[SPアップ]]L6、[[指揮官]]L3、[[天才]]、[[集中力]]'''
:参入時には既に技能が埋まりきっている。SP回復・アタッカー・ガンファイト辺りが欲しいが、上書きできるのが援護防御くらいしかないという贅沢な悩みがある。ちなみにレーツェルを名乗りだしてからは技能の構成ががらりと変わる。
:参入時には既に技能が埋まりきっている。SP回復・アタッカー・ガンファイト辺りが欲しいが、上書きできるのが援護防御くらいしかないという贅沢な悩みがある。ちなみにレーツェルを名乗りだしてからは技能の構成ががらりと変わる。
−
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]
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;[[OGシリーズ]]
−
:'''[[天才]]、[[ガンファイト]]L9、[[集中力]]、[[ヒット&アウェイ]]'''
+
:'''[[天才]]、[[ガンファイト]]L9、[[ヒット&アウェイ]]、[[集中力]]'''
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:現在の天才は「[[命中]]と[[回避]]が20%UP」なので、当ててかわすパイロットの最高峰。[[特殊戦技教導隊]]の同僚たる[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]と対等の能力を誇る。
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;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
+
:'''[[切り払い]]L6、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[支援攻撃]]'''
+
:強さの根幹だった「天才」がないため、避けられない・当てられないと言ったレーツェルにあるまじき事態が普通に発生した。真価が発揮されるのは小隊員である。
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
:'''[[天才]]、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3、[[連携攻撃]]'''
+
:[[アウセンザイター]]の武器が全体攻撃寄り(=単機突撃型)の上、援護に使える最強武器は小隊攻撃武器、とどうも噛み合わない印象が強い。
+
+
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
;小隊移動力+1
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』での能力。小隊自体の移動力が上がるため、攻略時間を縮めるのに役立つ。
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
−
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2|OG2]]、[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGs]]
+
;射撃武器の与える最終ダメージ+10%
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:'''射撃武器の与える、最終ダメージ+10%'''
+
:『[[OGs]]』。射撃の威力を更に強化させる。
+
;技量+25
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』。元の技量の高さと合わせて[[クリティカル]]を連発できる。また、[[再攻撃]]をつけてやれば大抵の敵に対して2回攻撃が可能になる。
+
;1マス以内に黒い機体が存在する場合、自軍フェイズ開始時に「集中」が掛かる
+
:『[[OGMD]]』。『第2次OG』以降の精神関係の仕様で生じた弱点を補完できる強力なボーナスなのだが、当然ながら'''アウセンザイター(自機)は対象とならない。'''というか自身を対象に取れるならそれは1マス以内に黒い機体が~ではなく'''自軍フェイズ開始時に「集中」が掛かる'''もしくは'''黒い機体に搭乗している場合自軍フェイズ開始時に「集中」が掛かる'''である。
+
:移動タイプ・射撃主体の武装・大激励で減少したSPの回復が容易なことも含め、黒い機体の[[ゲシュペンスト・タイプRV]]&ギリアムが本作では相方の大本命となるだろう。
== 専用BGM ==
== 専用BGM ==
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:彼専用の戦闘[[BGM]]。これより優先される戦闘BGMはない(レーツェル時には[[レオナルド・メディチ・ブンドル|5]][[ペルフェクティオ|人]][[エルデ・ミッテ|しか]][[イルイ・ガンエデン|な]][[ユーゼス・ゴッツォ|い]])。
:彼専用の戦闘[[BGM]]。これより優先される戦闘BGMはない(レーツェル時には[[レオナルド・メディチ・ブンドル|5]][[ペルフェクティオ|人]][[エルデ・ミッテ|しか]][[イルイ・ガンエデン|な]][[ユーゼス・ゴッツォ|い]])。
;「Trombe! Ver.R」
;「Trombe! Ver.R」
−
:第2次α及び第3次αの没BGM。第2次αでは「レーツェル」とは別に「エルザム」の没データが存在する為、開発当初はエルザムとレーツェルで別々にBGMを設定するものだったと思われるのだが…。
+
:『第2次α』の内部データに存在する幻の没BGM。一応デバッグモードやサントラで聴く事は可能(しかし、'''サントラでは1ループする前に終わってしまう''')。デバッグではエルザムBGM2と表記されているので、開発当初はエルザムとレーツェルで別々にBGMを変更する仕様だったと思われる。ちなみにこのBGMは続編の『第3次α』でも没データとして存在するが、音質がかなり低下しているので、聴きたい人は『第2次α』のものを聴いた方がいいだろう。
;「ACE ATTCKER Ver.α2」
;「ACE ATTCKER Ver.α2」
:第2次αの「エルザム」の没データでは何故かこれが設定されている。
:第2次αの「エルザム」の没データでは何故かこれが設定されている。
+
+
=== BGMの優先度 ===
+
「Trombe!」の優先度がボスユニットよりも高いという現象は、もともとGBA版OGにおいて'''[[バグ (ゲーム)|バグ]]'''により発生してしまったものだった。テストプレイ中に気付かなかったのか、スタッフが故意に放置したのかは永遠の謎である。しかし、第2次α以降はこの現象が完全な'''仕様'''になった。
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+
ただし、以下のように「Trombe!」の優先度が他のBGMよりも低い場合もある。
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+
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
:「Trombe!」は[[レオナルド・メディチ・ブンドル|ブンドル]]の「美しき青きドナウ」に唯一負けている。しかも「美しき青きドナウ」は[[イルイ・ガンエデン|ガンエデン]]の「TWIN ICON」よりも優先される。
+
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
+
:[[ファートゥム]]戦や[[AI1]]戦など、優先度で負ける状況が増えている。かつては勝っていた[[ガンエデン]]にも負けている。これらはある程度HPを減らすとそれぞれの出典作品の主題歌やタイトルBGMが流れる(しかも今作では一部JAM Projectの原曲が流される)ため、それを途切らないようにする措置とも考えられる。そのため、今作では対峙することはなかったが、同じくタイトルBGMが設定されていた[[バラン=シュナイル]]にも負けていた可能性がある。実際には優先度は最大だがイベントコードにより一時的に一律で最下位に下がるだけである。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
+
;[[マイヤー・V・ブランシュタイン]]
+
:父親。お互い理念を共有した。
+
;[[カトライア・F・ブランシュタイン]]
+
:亡き妻。エルピス事件の際、毒ガスの脅威が迫るコロニーの住人を救う為、自ら望んで彼の手にかかって死亡。
+
;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]
+
:弟。ミドルネームが違うのは、カトライアの旧姓を名乗っているからである。カトライアに想いを寄せており、エルピス事件がきっかけで兄弟の間に確執が生まれる。αシリーズでは彼に対して逆に負い目を持っている。
+
;[[レオナ・ガーシュタイン]]
+
:従兄妹。エルザムに従兄以上の想いを抱いていたフシがある模様。ガーシュタイン家はブランシュタイン家の分家である。
+
;[[トロンベ]]
+
:愛馬。エルザムとカトライア以外には心を開かない。
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
:教導隊の1人、親友。
:教導隊の1人、親友。
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;[[スレイ・プレスティ]]
;[[スレイ・プレスティ]]
:親友の妹。レーツェル時にも本名で呼ばれている。
:親友の妹。レーツェル時にも本名で呼ばれている。
−
;[[マイヤー・V・ブランシュタイン]]
+
;[[シュウ・シラカワ]]
−
:父親。
+
:OGシリーズではDC時代からの同志。オペレーション・プランタジネット直後の[[クロガネ]]の手配を協力してもらった。魔装機神勢以外では珍しく彼に対する援護特殊セリフがある(ただし援護攻撃のみ)。
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;[[カトライア・F・ブランシュタイン]]
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:亡き妻。エルピス事件の際、毒ガスの脅威が迫るコロニーの住人を救う為、自ら望んで彼の手にかかって死亡。
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;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]
−
:弟。ミドルネームが違うのは、カトライアの旧姓を名乗っているからである。カトライアに想いを寄せており、エルピス事件がきっかけで兄弟の間に確執が生まれる。αシリーズでは彼に対して逆に負い目を持っている。
−
;[[レオナ・ガーシュタイン]]
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:従兄妹。エルザムに従兄以上の想いを抱いていたフシがある模様。ガーシュタイン家はブランシュタイン家の分家である。
−
;[[トロンベ]]
−
:愛馬。エルザムとカトライア以外には心を開かない。
;[[アーチボルド・グリムズ]]
;[[アーチボルド・グリムズ]]
−
:エルピス事件を引き起こし、カトライアを死へと導いた仇敵。
+
:エルピス事件を引き起こし、カトライアを死へと導いた仇敵。[[アースクレイドル]]で決着をつけた。
+
;[[ヴィレッタ・バディム]]
+
:第2次αでは、共に主人公の脇を固める。
+
;[[孫光龍]]
+
:彼とのブランシュタイン家とは長きに渡り因縁を持ち、そして孫の生き方を否定する。なお、レーツェルの「あるご先祖」との因縁があるらしいが…。
+
;エルピスの亡霊
+
:OGクロニクル「エルピスの亡霊」に登場した元DCのテロリスト。エルピス事件で妻を失った恨みから連邦を目の敵にし、クロガネを攻撃して来た。
+
;[[アクセル・アルマー]]
+
:元・シャドウミラー特殊処理班隊長。『第2次OG』では、アクセルの乗機・ソウルゲインを回収。終戦後はルートに関わらず立場の微妙さから去就を決めかねていた彼をクロガネに引き入れ、協力関係を結んだ。
+
;[[ヴィガジ]]
+
:インスペクター幹部。OGシリーズにおける愛機アウセンザイターの初戦の相手。翻訳機がレーツェル・ファインシュメッカ―の名を「謎」「食通」と直訳してしまい、意味を理解できず困惑させられた。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
+
=== 共通 ===
;「トロンベよ、今が駆け抜ける時!」
;「トロンベよ、今が駆け抜ける時!」
−
:全編通しての決め台詞。
+
:レーツェルといったら[[トロンベ]]。
+
;「私に出会った不幸を呪え…!」 / 「呪うがいい…我が身の不幸を!」
+
:ブランシュタイン家お約束、「不幸を呪え」系の台詞。何気にイングラムやヴィレッタとも同じ言い回しである。
+
;「我を阻むものなし…!」
+
:アウセンザイターのシュツルム・アングリフを決めた時の決め台詞。ゼンガーに対応したわけではないだろうが……
+
;「駆けろ、トロンベ! その名の如く!!」
+
:ゼンガーとの合体攻撃の時の台詞。トロンベとは『竜巻』を意味する。アウセンザイターを『トロンベ』と呼ぶのは彼だけだが、アウセンザイターは『穴馬』を意味するので、どちらにせよ意味は通じる。
+
;「フッ、我らに…」「断てぬものなし…!」
+
:ゼンガーとの合体攻撃の時の決め台詞。後半はゼンガーの台詞。
+
;「その役目は私に任せてもらおう!」
+
:味方のピンチに「Trombe!」がかかり、このセリフで登場するのがもはやお約束になっている。
+
;「フッ……影同士、相応しい対決かも知れんな」
+
:[[ゴラー・ゴレム隊]]や[[シャドウミラー]]との戦闘台詞。
+
+
=== OGシリーズ ===
;「武器など……二本の手と足があれば十分だ」
;「武器など……二本の手と足があれば十分だ」
:「セカンド・コンタクト」より、メギロートと交戦しようとして「武器がありません」と止められた際の返答。実際これで何とかしてしまった上、1機捕獲するという快挙を達成。天才ぶりの片鱗が見て取れる。
:「セカンド・コンタクト」より、メギロートと交戦しようとして「武器がありません」と止められた際の返答。実際これで何とかしてしまった上、1機捕獲するという快挙を達成。天才ぶりの片鱗が見て取れる。
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;「カトライアァァァァァッ!」
;「カトライアァァァァァッ!」
:OG2の回想シーンでのカトライアを殺める瞬間のセリフ。そして、この瞬間からライとの確執が始まってしまう。この瞬間のエルザムの痛みは、察するに余りある。「ジ・インスペクター」ではさらに顕著で、トリガーを引こうとする手が尋常ではないほど震えていた。
:OG2の回想シーンでのカトライアを殺める瞬間のセリフ。そして、この瞬間からライとの確執が始まってしまう。この瞬間のエルザムの痛みは、察するに余りある。「ジ・インスペクター」ではさらに顕著で、トリガーを引こうとする手が尋常ではないほど震えていた。
+
;「……今の私はレーツェル・ファインシュメッカーだ。それ以上でもそれ以下でもない」
+
:OG2にて初登場時にクスハに「エルザム」と言われそうになって。明らかに[[クワトロ・バジーナ|某グラサンをかけた人]]のパロディである。
+
;「さあ、乾杯だ。今は亡きカーウァイ・ラウ隊長、テンペスト・ホーカー……そして、ハガネにいるカイ少佐に……我らの仲間達に」
+
:ギリアムとの合流時。いろいろあった旧教導隊だが、やはり思い入れがあるようだ。
+
;「フッ、この姿……。ビアン総帥は私の望みを理解しておられたらしい……これぞ、まさにトロンベ。共に戦場を駆ける……私の愛馬だ」
+
:OG2の[[アウセンザイター]]初登場時。解釈次第では「馬になりたかった」とも取れる為、多くのプレイヤーを困惑させた。
+
;「ふっ……いい味だな、少尉が淹れてくれた紅茶は」<br />「心にまで……染み渡る」
+
:「熱砂を越えて」にて、妻を手にかけざるを得なかった過去を語って。
+
;「恐らく、ノイエDC蜂起前後にシャドウミラーが設置したものだろう」<br />「もしかしたら、彼らの世界には地中からアースクレイドルを攻撃した者がいたのかも知れん」
+
:同じく「熱砂を越えて」にて、アースクレイドル付近に設置されていた地中地雷に驚く面々に対して。OGシリーズなので、[[ククル|奴]][[邪魔大王国|ら]]ではないはずだが……? しかもこの後、ゼンガーの意味深な沈黙が……。
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;「今一度…今一度、血塗られた手で引き金を引こう!」<br />「アーチボルド・グリムズ! お前を屠るために!!」
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:OG2「眠れ、地の底に」で、アーチボルドを仕留めた戦闘時の台詞。
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;「機関、第二戦速。進め、トロンベよ!」
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:OG外伝より、'''クロガネ搭乗時'''の戦闘開始台詞。長らく汎用台詞のみで表現されていた「クロガネ・トロンベ」だが、ついに公式化した。
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;「私のクセを見抜いた攻撃……それが出来るのは……!」
+
:「悩める守人」におけるムラタとのイベント戦闘台詞。当然の如くムラタとレーツェルはこれが初対面だが、妙に意味深な台詞。
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;「知恵の実を口にした原初の人間は、楽園から追放されたと言うが……お前にもそれが当てはまるのではないか?」<br />「だとしたら、お前が様々な世界を食い尽くそうとする本当の理由は……!」
+
:ダークブレインとの戦闘前会話。闇黒の叡智の「真の狙い」を推測する。
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;「どこの馬の骨かは知らぬが……」
+
:対[[スカルナイト]]。好きな馬の姿をしているが、ゴーストの姿は険悪。
+
;「私もまた貴方と同じようにエルピスの亡霊となり……アーチボルドを追い続けた……」<br />「アーチボルドを追いつめ……私の復讐は終わったのかも知れない……」<br />「―――だが私の受けるべき罰はまだ終わっていない。あの時……犠牲となったすべての人に会い、話をしなくてはいけない。―――今、私が生きているのはそのため……」<br />「貴方の憎しみがまだ癒えぬのなら、他者を傷つけるのではなく―――私を」<br />「この私だけを……追いかけてくればいい……」
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:「エルピスの亡霊」におけるバレリオンのパイロットへの独白。「竜巻」の背負ったものは、それほどまでに深く、重い。
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=== αシリーズ ===
+
;「今の私は レーツェル・ファインシュメッカー…風の向くまま、トロンベと共に駆けるのみ」
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』アイビス編第31話「約束の宇宙へ」より。スレイに「何処へ行く、エルザ…」と言いかけられて。
+
;「…人生には回避できぬ悲劇が訪れることもある…」<br/>「過去として割り切るしかない…少なくとも、私はそうした」
+
:『第2次α』ゼンガー編第37話「常世の舞」より。[[ククル]]を救ってやれなかったことを悔やむゼンガーに向けての慰めの言葉。レーツェルにとっての「回避できぬ悲劇」というのは、やはりエルピス事件で妻カトライアを亡くしたこと言っているのだろう。ちなみに、ククルが最期の間際[[ソフィア・ネート|ソフィア]]の生存をゼンガーに知らせていたため、彼からは「まだ割り切るわけにはいかん」と返されている。
+
;「恥知らずな兄をライは笑うだろう…」<br/>「だが、覚悟は出来ている。ブランシュタインの名を捨てた時…いや、大切なものを失ったあの日からな…」
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』サブシナリオ「駆け抜ける竜巻」より。SRXチームがテスラ研に訪れると聞いて、今の自分の身の上を自嘲する。また、この発言からOGシリーズとは違い、エルピス事件後にエルザムはカトライアを死なせた事を悔いてブランシュタイン家を出奔した事が伺える。
+
;「…笑いたければ笑うがいい。だが、これが今の私だ」<br/>「…お前が知る男は既に死んだ。コロニーのテロ事件で妻を失った時にな」<br/>「今の私はレーツェル・ファインシュメッカー…それ以上でもそれ以下でもない」
+
:同上。ライと再会して。
+
;「………」<br />「……………」<br />「……………………」
+
:『第3次α』クスハ編第11話「龍を喰らうもの」より。栄養ドリンクを改良したと嬉しそうに語るクスハに対しての長い沈黙。だんだん多くなる三点リーダがレーツェルの心境を良く現している。
+
;「それだけ立派な船があれば三途の川を渡るのに困ることはない! 安心して成仏するがいい!」
+
:『第3次α』第46話地球ルート「さらば父よ、戦士達の旅立ち」に於ける[[地獄大元帥]]との[[戦闘前会話]]。妻の影響か、意外と日本文化にも通じていたようだ。
+
;「孫光龍……しばしの間、相手をしていただこう!」<br />「孫光龍……諸々の因縁、ここで断ち切る!」
+
:孫光龍との[[特殊戦闘台詞]]。光龍当人の台詞やゼンガーへの反応も見ると、αシリーズでもやはり、「龍虎王伝奇」は正史として扱われているらしい。
+
;「地球が滅びると勝手に決め付けて敵に寝返る。これのどこが逃げていないというのかね?」<br />「'''お前は昔から…少しも変わらないようだな'''」
+
:クスハルートでの孫光龍との戦闘前会話。「龍虎王伝奇」の因縁が、再び激突する。
+
;「お前のやり方は、力を持った者に頼った弱虫の生き方でしかない!」
+
:同じく第3次αより、爆死寸前の[[孫光龍]]に対して。最後まで詭弁を振るい、己の'''逃避'''を正当化している彼を厳しく非難した。
+
;「孫光龍…お前は我々を愚かだと言ったが、その言葉をそのまま返そう」<br />「我々は愚かではあるが、生きる誇りを捨てたお前ほどではない」<br />「この世界…お前の言う通りにはさせんぞ…絶対にな!」
+
:孫光龍の最期を見届けて。運命から逃げ続けた者と、抗う者との差が歴然である。
+
;「クォヴレーの言うとおりだ。ないのならば、我々は我々の物語を作ればいい」<br />「そう……'''オリジナルジェネレーションをな'''」
+
:スペシャルステージにて。オリジナルメンバーが一同に会した状況が本来あり得ないものであることに落ち込むアイビスに、クォヴレーが「こうしてここにいるという事実は神でさえ否定できない」と励ましたのに続いて。事実、スペシャルステージのメンバーの大半はOGシリーズへ出演し、クォヴレー・トウマもPS2版で登場。第2次OGではトウマの本格参戦が確定し、ガンエデンを巡る戦いも描かれることになり、セレーナもOGDPで登場…とレーツェルのこの発言が現実となりつつある。
+
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== 迷台詞 ==
+
;「他人の空似だ。私はライディースの兄などではない」
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:クスハに「やっぱりライ少尉の…」と言われかけて。まだ言い切ってもいないのに「兄」と言ってしまい墓穴を掘った。
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;「承知した。では、これを」「アフリカのパニという料理だ。軽めで栄養価が高い」<br />(パニが何なのか尋ねられ)「聞かぬ方が身のためだ」「実は……………」<br />「ああ、故にあの二人ぐらいにしか出せん」
+
:ホワイトスターへの突入前に、カーラがレーツェルに負荷が強い機体に乗るゼンガー、キョウスケのために「軽めで栄養価の高い」料理をオーダーした時の一幕。「パニ」が何なのかはあえてここには書かないが、聞いて驚く素材を準備しているレーツェルもレーツェルである。
+
;(まさか…ゴラー・ゴレムの任務に刺繍があったのか…!?)
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』より。バロータルートにて、カウンテッド・クロスステッチ&ニードルポイントを駆使した[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]の刺繍テクに大真面目に驚嘆していた。後述のOG外伝と合わせ、レーツェルが本気でボケた貴重なシーン。
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;レーツェル「黒き馬……まるでトロンベだな」<br />アリオン「ほ~う。マイハニーに興味があるのかい?」<br />レーツェル「マイハニー……変わった名だが、その甘美な響きもまた良し」<br />アリオン「いやいや、こいつの名前はアガレスちゃんよ」<br />レーツェル「アガレスチャン? さらに変わった名だな」<br />アリオン「……あんた、わざと言ってるだろ?」
+
:[[アリオン・ルカダ|アリオン]]の[[アガレス]]に興味を持ち、名前を勘違いするというレーツェルの数少ないボケたシーン。
+
;「ユニバァァァァァァァァサルゥゥゥッ!!」
+
:「究極!ゲシュペンストキック」使用時の台詞の一つ。元ネタは言うまでもなく[[ハリー・オード|中の人が同じあの人]]である。
+
;「な…!? 貴様は…ッ!」<br />「アァーチボォルドォオオオオオオオオオッ!!」
+
:ジ・インスペクタードラマCD第3話より。前者は幽霊となって現れた[[アーチボルド・グリムズ|アーチボルド]]に驚愕して。この後、怨敵に向けて機銃を乱射したが、幽霊であるため通用しなかった。
+
:このドラマCDの内容はコミカルとなっているが、その手で討ったはずの怨敵を目の前にした彼の心境は察するに余りある。
== 搭乗機体 ==
== 搭乗機体 ==
−
レーツェル名義で搭乗した機体はを[[レーツェル・ファインシュメッカー]]参照。
;[[SF-29ランゼン]]
;[[SF-29ランゼン]]
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:パーソナルトルーパーに乗る前はこの機体。[[エルピス事件]]では…。
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:パーソナルトルーパーに乗る前はこの機体。
;[[ゲシュペンスト]]
;[[ゲシュペンスト]]
:[[特殊戦技教導隊|教導隊]]時代で模擬戦を行った機体。
:[[特殊戦技教導隊|教導隊]]時代で模擬戦を行った機体。
142行目:
296行目:
;[[ヒュッケバインMk-II|ヒュッケバインMk-II・トロンべ]]
;[[ヒュッケバインMk-II|ヒュッケバインMk-II・トロンべ]]
:『OG1』終盤、[[L5戦役]]での搭乗機。
:『OG1』終盤、[[L5戦役]]での搭乗機。
+
;[[搭乗機::ヒュッケバインMk-III|ヒュッケバインMk-III・トロンベ]]
+
:[[テスラ・ドライブ]]を搭載しているため単独で飛行可能になっているが、トロニウムエンジンでは無いので出力は大幅に低下し、[[AMガンナー]]及びAMボクサーとのドッキングは不可能になっている為、一長一短。
+
;[[搭乗機::アウセンザイター]]
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:ビアン総帥が開発した[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]([[DGG]])の一機。彼を象徴する機体であり、最大の愛機。彼の願いを形にした機体。ただし、正式名称の方は一向に呼んでもらえない。言いやすさの問題か?
+
;[[搭乗機::クロガネ]]
+
:上記の人型機動兵器と比べれば稀ではあるが、『[[トロンベ]]』と呼ぶ事がある。そしてOG外伝で公式化。先端に取り付けられた大型のドリルは色々と衝撃的な武装である。
+
;[[搭乗機::ビルトビルガー]]
+
:第2次αのアラド編ではビルガーの初登場時は彼が乗り込んでおり、その後アラドと機体を交換した。
+
;[[搭乗機::ガーバインMk-III]]
+
:[[ジ・インスペクター]]に登場したヒュッケバインMk-IIIの改修機。
<!-- == 商品情報 == -->
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