差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
43行目: 43行目:  
:1983年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイからプラモデルや玩具が発売された。<br />戦争で星を追われた13人の子供達が両親救出の為に敵の本星へ向かうというストーリー。<br />子供達は自衛力を持った難民といった立場で、戦闘を強いられることはない。むしろ地球軍や敵の星のレジスタンスからは保護対象と見なされており、戦いから遠ざけられる事の方が多かった。最終回では両親とともに軍隊に保護され、戦争はプロの軍人に任せる形で締めくくられる。そんな作風ゆえに、持ち味を生かしたまま参戦させると、原作の最終回同様に軍隊(プレイヤー部隊)に合流した時点で子供達が戦う目的が無くなってしまう。<br />逆にジェイナス号に他作品のキャラを同乗させるにしても、10歳前後の子供達が難しいマニュアルとにらめっこしながら戦艦やロボットの運用法を学ぶ、最年長という理由で15歳の少年が艦長にされる、慣れない炊事や洗濯、年少組の子守に苦闘するなど、「大人のいない空間」が重要なファクターとなっており、他作品のキャラクターが入る隙間が無い。<br />寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている(つまり「出してもいいけど、“いるだけ参戦”になるのは確定」という話のようである)。
 
:1983年に放送されたサンライズ制作のアニメ作品。バンダイからプラモデルや玩具が発売された。<br />戦争で星を追われた13人の子供達が両親救出の為に敵の本星へ向かうというストーリー。<br />子供達は自衛力を持った難民といった立場で、戦闘を強いられることはない。むしろ地球軍や敵の星のレジスタンスからは保護対象と見なされており、戦いから遠ざけられる事の方が多かった。最終回では両親とともに軍隊に保護され、戦争はプロの軍人に任せる形で締めくくられる。そんな作風ゆえに、持ち味を生かしたまま参戦させると、原作の最終回同様に軍隊(プレイヤー部隊)に合流した時点で子供達が戦う目的が無くなってしまう。<br />逆にジェイナス号に他作品のキャラを同乗させるにしても、10歳前後の子供達が難しいマニュアルとにらめっこしながら戦艦やロボットの運用法を学ぶ、最年長という理由で15歳の少年が艦長にされる、慣れない炊事や洗濯、年少組の子守に苦闘するなど、「大人のいない空間」が重要なファクターとなっており、他作品のキャラクターが入る隙間が無い。<br />寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて「'''好きだけど合流したら(原作の)話が終わる。それでもいいなら出したい'''」とコメントしている(つまり「出してもいいけど、“いるだけ参戦”になるのは確定」という話のようである)。
 
;ゼーガペイン
 
;ゼーガペイン
:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。<br />[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。このため、バンダイナムコが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は[[スーパーロボット大戦XO|XO]]のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。PSPの『バトルロボット魂』には参戦しており(ただし当作品はバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュア同士が戦うものである)、2013年現在ではハード面の縛りはない可能性がある。<br />また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。
+
:2006年放送のサンライズ制作のアニメ作品。<br />[[Xbox360]]の発売元であるマイクロソフトが、ゲームとアニメのコラボレーションをバンダイナムコに持ちかけて企画されたメディアミックスプロジェクト「プロジェクトゼーガ」で制作された。このため、バンダイナムコが発売したゼーガペインのゲーム作品は全てXbox360向けに発売されており、スパロボに参戦する場合は[[スーパーロボット大戦XO|XO]]のようなXbox360向け作品に限られるという説がある。PSPの『バトルロボット魂』には参戦しており(ただし当作品はバンダイの商品である「ROBOT魂」のフィギュア同士が戦うものである)、2013年現在ではハード面の縛りはない可能性がある。<br />また世界観の面でも、作品の根幹を為すある設定がスパロボ参戦の壁になるという見方もある。寺田Pは2008年8月の「生ワンホビTV」にて、「コメントが難しい」「作風そのものにどうのってのことはない」との言葉を残している。ちなみに、原作者伊東岳彦氏は後述の『覇王大系リューナイト』の噂の否定と同時に『アウトロースター』とともに参戦を希望していた。
    
=== バンダイナムコ以外がスポンサーを務めたアニメ作品 ===
 
=== バンダイナムコ以外がスポンサーを務めたアニメ作品 ===
71行目: 71行目:  
:SEGAから発売されたゲーム作品。同タイトルでOVA作品やTVアニメ作品も展開されているがスパロボへの参戦は実現していない。ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ|バーチャロン]]』が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。<br />シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされているが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。<br />なお、仮に参戦できたとしても、この作品のキャラクターやメカニックは「20世紀初頭の世界観」に大きく依存しているため、それを他の参戦作品の世界観とどう共存させるかという問題もあり、単純にスパロボ開発側が参戦を避けているだけという見方をする人も一部にいる。<br />ただし、『[[PROJECT X ZONE]]』にてOGシリーズ共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものは実現する事になった。
 
:SEGAから発売されたゲーム作品。同タイトルでOVA作品やTVアニメ作品も展開されているがスパロボへの参戦は実現していない。ちなみにSEGAはバンダイを'''良き競合関係'''と認めており、『[[電脳戦機バーチャロンシリーズ|バーチャロン]]』が参戦済みなのでSEGAとの関係の問題ではないという声は根強い。<br />シリーズの'''原作者である広井王子氏がスパロボシリーズへの参戦に対して否定的であるスタンスの発言を'''レッドカンパニーの公式掲示板上で行ったことがあるとされているが、この発言は明確なソースが提示されないまま内容に尾ひれがついてウェブ上に広まっており、実際の発言に関するテキストを見たという人がとても少なく、半ば都市伝説化しているのが実態である。<br />なお、仮に参戦できたとしても、この作品のキャラクターやメカニックは「20世紀初頭の世界観」に大きく依存しているため、それを他の参戦作品の世界観とどう共存させるかという問題もあり、単純にスパロボ開発側が参戦を避けているだけという見方をする人も一部にいる。<br />ただし、『[[PROJECT X ZONE]]』にてOGシリーズ共々参戦作品となり、ロボットではなく「キャラクター」の共演そのものは実現する事になった。
 
;ゼノギアス
 
;ゼノギアス
:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より販売されたゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前記述べたようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)」といった参戦に関して厳しいような説があり、現在に至るまでスパロボ側も参戦の話は触れられていないままである。<br />ちなみに同社が主体の『[[HEROMAN]]』の参戦や、『超速変形ジャイロゼッター』の玩具の展開をバンダイが請け負っている等、近年のスクエニはそこまでスパロボ(およびバンナム)に否定的ではないと思われる。
+
:1998年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)より販売されたゲーム作品。後の開発スタッフがナムコによって立ち上げた、モノリスソフトが販売された『[[ゼノサーガ]]』シリーズにも影響を与えた作品であり、2008年にはゲームアーカイブスによって配信されている。ただ前記述べたようにその時点ではスクウェアによって作成されたゲームであり、やはり版権上に問題があるのではないのかという説もある。また他にも「世界観が地球ではない星の話であり絡みにくい」「宗教や薬物等が設定に絡んでいて出しにくい」「成人向けではないもののゲームアーカイブスによって配信された際'''対象年齢がCERO:Dになってしまった'''(17歳以上対象)」といった参戦に関して厳しいような説があり、現在に至るまでスパロボ側も参戦の話は触れられていないままである。<br />ちなみに同社が主体の『[[HEROMAN]]』の参戦や、『超速変形ジャイロゼッター』の玩具展開をバンダイが請け負っている等、近年のスクエニはスパロボ(およびバンナム)に否定的ではないと思われる。
 
;ジンキシリーズ
 
;ジンキシリーズ
 
:綱島志朗氏の漫画作品。現在『月刊ドラゴンエイジ』誌上にてシリーズ第4作『ジンキ・エクステンド リレイション』を連載中。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年にはアダルトゲーム『JINKI EXTEND Re:VISION』が発売された。<br />この件については綱島氏自身がtwitterで質問に[http://twitter.com/dkoneko_giga/status/24184370807 「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」]と答えているが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した'''上に、1回目と3回目の移籍の際にはこれまでのエピソードの続きではなく、別のエピソードを始めている事を指していると思われる(実際、シリーズ化も当初は全く予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情がある)。
 
:綱島志朗氏の漫画作品。現在『月刊ドラゴンエイジ』誌上にてシリーズ第4作『ジンキ・エクステンド リレイション』を連載中。2005年には『JINKI:EXTEND』のタイトルでTVアニメ化され、2010年にはアダルトゲーム『JINKI EXTEND Re:VISION』が発売された。<br />この件については綱島氏自身がtwitterで質問に[http://twitter.com/dkoneko_giga/status/24184370807 「僕がウロウロしたせいで(参戦は)難しいかも」]と答えているが、これは'''過去に諸事情で3回も掲載誌を移籍した'''上に、1回目と3回目の移籍の際にはこれまでのエピソードの続きではなく、別のエピソードを始めている事を指していると思われる(実際、シリーズ化も当初は全く予定されておらず、雑誌を移籍していく内にシリーズ化したという事情がある)。
1,112

回編集

案内メニュー