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| === 外伝 === | | === 外伝 === |
| ;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン) | | ;装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE(ケース・アービン) |
− | :2011年発売。ウドの街を彷彿とさせるバトリングを主な舞台とした作品。 | + | :2011年発売。『ビッグバトル』同様バトリングを主題とした作品で、八百長試合専門のバトリング選手「アービン・レスター」の戦いを描く。 |
− | :『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|コードギアス]]』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。 | + | :『[[コードギアスシリーズ]]』を手がけたスタッフが制作する。『ペールゼン・ファイルズ』以降のボトムズ本編シリーズと異なり、ATは手描き。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
| ;装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語 | | ;装甲騎兵ボトムズ外伝 青の騎士ベルゼルガ物語 |
− | :タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画、はままさのり氏原作の外伝[[小説]]作品。1985年から1987年にかけて書かれた。全4巻。 | + | :タカラの刊行していた模型誌『デュアルマガジン』のタイアップ企画を発端とする、伸童舎企画による[[小説]]作品。執筆担当は後に『ビッグバトル』の脚本も手がけるはままさのり氏で、1985年から1987年にかけて発表された。全4巻。 |
− | :『ボトムズ』の世界観に基づき最初は[[バトリング]]を中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に[[黒歴史|当作品で創作された設定や世界観の殆どはボトムズ本編世界には採用されていない]])<ref>『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。</ref>ことでも知られている。 | + | :『ボトムズ』の世界観に基づき最初は[[バトリング]]を中心として書かれたが、好評を受けて物語が進行する内に、設定やメカデザインが次第に世界観から逸脱していった(現に[[黒歴史|当作品で創作された設定や世界観の殆どは後のボトムズシリーズ本編には反映されていない]])<ref>『野望のルーツ』に主人公らしき人物がカメオ出演している程度。</ref>ことでも知られている。 |
− | :その際たるものが、本作オリジナル機体で総てのATの始祖というとんでもないバックボーンがあるオーパーツな究極AT「レグジオネータ」の化け物振りや無茶苦茶な設定と、それを倒すために生まれたこれまたオリジナル機体である最強AT「ベルゼルガ テスタロッサ」のどう見てもスーパーロボットな性能と活躍、そしてレグジオネータが原作者はま氏のオリジナルで『ボトムズ』とは無関係の別作品『兇兵器ヴァン・ヴィール』に無断転用されている事であり、これらが作品の評価を大きく分けている要因となっている。 | + | :その最もたるものが本作のオリジナル機体である、総てのATの始祖という驚愕のバックボーンを有する究極のAT「レグジオネータ」のトンデモぶりと、それを倒すために生まれたやはり本作オリジナル機体である最強のAT「ベルゼルガ テスタロッサ」のあまりにスーパーロボット然とした性能と戦いぶり、そしてレグジオネータが執筆者のはま氏のオリジナルで『ボトムズ』とは無関係の別作品『兇兵器ヴァン・ヴィール』へ無断転用されている事であり、これらが作品の評価を大きく分けている要因となっている。 |
| :ただし、藤田一巳・幡池裕行<ref>『[[NG騎士ラムネ&40]]』のキャラクター原案などを手掛けた伊東岳彦の別名義。キャラクターデザインおよび挿絵も担当。</ref>両氏のデザインした本作オリジナルのAT群<ref>なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田がデザインしたATを小説では幡池が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田が『ホビージャパン』のムック向けに幡池のイラストを基にリデザインしているため。</ref>のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味[[ベルゼルガ]]の中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。 | | :ただし、藤田一巳・幡池裕行<ref>『[[NG騎士ラムネ&40]]』のキャラクター原案などを手掛けた伊東岳彦の別名義。キャラクターデザインおよび挿絵も担当。</ref>両氏のデザインした本作オリジナルのAT群<ref>なお各ATには複数の形態がある。これは元々の模型誌で藤田がデザインしたATを小説では幡池が全く別のデザインで挿絵として描き、さらに藤田が『ホビージャパン』のムック向けに幡池のイラストを基にリデザインしているため。</ref>のビジュアルは評価が高く、特にテスタロッサはある意味[[ベルゼルガ]]の中で最もヒロイックさとATらしさを両立させたデザインから隠れた人気ATでもある。 |
| :上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2019年にバンダイからの商品化が決定し、久々にメジャーな商業展開が行われることとなった。なお版権表記については「サンライズ(協力:伸童舎)」となっている。 | | :上記したように権利的にグレーゾーンな部分もあって2000年代以降は朝日文庫から刊行されている原作小説を除き、メディア露出が大幅に縮小され顧みられることが少なくなっていたが、2019年にバンダイからの商品化が決定し、久々にメジャーな商業展開が行われることとなった。なお版権表記については「サンライズ(協力:伸童舎)」となっている。 |
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| ;装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES | | ;装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES |
| :『[[鉄のラインバレル_(原作漫画版)|月刊チャンピオン]][[真マジンガー 衝撃! Z編|RED]]』にて連載されていた杉村麦太氏の[[漫画]]作品。全2巻。 | | :『[[鉄のラインバレル_(原作漫画版)|月刊チャンピオン]][[真マジンガー 衝撃! Z編|RED]]』にて連載されていた杉村麦太氏の[[漫画]]作品。全2巻。 |
− | :ATパイロットの少女を主人公に据えた異色作で、ボトムズには珍しい女性キャラが多く出る作品。最終話に登場したベルゼルガイミテイトの人気が高い。 | + | :ATパイロットの少女を主人公に据えた異色作で、ボトムズシリーズでは珍しい女性キャラに焦点を当てた作品。最終話に登場したベルゼルガイミテイトの人気が高い。 |
| ;装甲騎兵ボトムズ Equal ガネシス | | ;装甲騎兵ボトムズ Equal ガネシス |
| :高橋良輔監督が1993年にアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』で連載していた小説作品。 | | :高橋良輔監督が1993年にアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』で連載していた小説作品。 |