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| 元軍人の[[エース]]パイロットで、高い[[射撃]]とロボット操縦技術から「'''エースのジョー'''」と[[異名|渾名]]される。 | | 元軍人の[[エース]]パイロットで、高い[[射撃]]とロボット操縦技術から「'''エースのジョー'''」と[[異名|渾名]]される。 |
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− | 幼少時、世界の影に潜む「[[ブラックノワール|巨大な悪]]」の手の者によって父・宍戸英二博士が殺害された過去をもち、父の仇を取るために軍から脱走。それ以降は裏社会でフリーランスとして活動しながら、父の仇の情報を探している。 | + | 幼少時、世界の影に潜む「[[ブラックノワール|巨大な悪]]」の手の者によって父・宍戸英二博士が殺害された過去をもち、父の仇を取るために軍から脱走。それ以降は裏社会でフリーランスとして活動しながら、父の仇の情報を探している。尻尾さえも掴ませない「巨大な悪」の恐ろしさを痛感しているため「悪が栄えた試しはない」と唱えるような「[[正義]]の味方」を空虚な理想論を語る者としてとても嫌う。彼の信念は「正義だろうが悪だろうが、力こそ全て」であり、自分が最強であると証明することにとりつかれている。 |
− | 尻尾さえも掴ませない「巨大な悪」の恐ろしさを痛感しているため「悪が栄えた試しはない」などと空虚な理想論を唱えるような「[[正義]]の味方」をとても嫌う。彼の信念は「正義だろうが悪だろうが、力こそ全て」であり、自分が最強であると証明することにとりつかれている。
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| 過去の経験から無口かつ無愛想で好戦的な[[性格]]をしているが、戦士としてのプライドは高く、それによる情もある。卑怯なやり方を嫌い(実際、自分の仲間が人質をとる行動に出た際にはその仲間を射殺している)、無関係な者に危害を加える事はしない。 | | 過去の経験から無口かつ無愛想で好戦的な[[性格]]をしているが、戦士としてのプライドは高く、それによる情もある。卑怯なやり方を嫌い(実際、自分の仲間が人質をとる行動に出た際にはその仲間を射殺している)、無関係な者に危害を加える事はしない。 |
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| ウォルフガングから奪った[[飛龍]]を撃破されるも、今度は[[エグゼブ]]から[[轟龍]]を与えられ、彼に雇われる形となる。しかし、[[グレートマイトガイン]]と協力して小惑星ドガンテスを破壊した事で、マイトガインへの執着が揺らぎ始める。 | | ウォルフガングから奪った[[飛龍]]を撃破されるも、今度は[[エグゼブ]]から[[轟龍]]を与えられ、彼に雇われる形となる。しかし、[[グレートマイトガイン]]と協力して小惑星ドガンテスを破壊した事で、マイトガインへの執着が揺らぎ始める。 |
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− | 物語終盤、父親の遺した懐中時計からTR社の極秘資料が出て来た事で、父の仇がTR社であることに気付く。父の仇を取る前に[[グレートマイトガイン]]と雌雄を決しようとするも、その最中に現れたウォルフガングによって仇の正体がエグゼブである事を知り、また、舞人の両親の仇もエグゼブであったことからヤツに踊らされていた事を知り、エグゼブから離反。その際、轟龍に仕掛けられた爆弾で暗殺されそうになるも、ウォルフガングにより爆弾を取り外され、難を逃れる。 | + | 物語終盤、父親の遺した懐中時計からTR社の極秘資料が出て来た事で、父の仇がTR社であることに気付く。父の仇を取る前に[[グレートマイトガイン]]と雌雄を決しようとするも、その最中に現れたウォルフガングによって仇の正体がエグゼブである事を知り、また、舞人の両親の仇もエグゼブであったことから彼に利用されていた事を知り、エグゼブから離反。その際、轟龍に仕掛けられた爆弾で暗殺されそうになるも、ウォルフガングにより爆弾を取り外され、難を逃れる。 |
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− | 最終決戦では勇者特急隊と共闘。エグゼブの乗った[[インペリアル]]に[[特攻]]し、コクピットごとエグゼブの胴体を貫き、自身も爆発に巻き込まれた。 | + | 最終決戦では勇者特急隊と共闘。エグゼブの乗った[[インペリアル]]に[[特攻]]してコクピットごとエグゼブの胴体を貫き、自身も爆発に巻き込まれたが、エピローグでは顔の傷が増えた以外は五体満足で生還しており、舞人とハネムーンへ向かう[[吉永サリー|サリー]]に合図を送っていた。 |
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− | エピローグでは顔の傷が増えた以外は五体満足で生還しており、舞人とハネムーンへ向かう[[吉永サリー|サリー]]に合図を送っていた。
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦V]] | | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
− | :初登場作品。[[ガンダムシリーズ]]との兼ね合いで「[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の脱走兵」という設定になっており、『[[機動戦士ガンダム00|00]]』1stシーズン終盤で行われた[[ソレスタルビーイング]]追撃作戦のメンバーにも選ばれていた。<ref>この経緯と後述する人間関係、変形ロボに搭乗する事を含めてかユーザーから本作のジョーは[[ユニオンフラッグ|元フラッグ]][[オーバーフラッグ|ファイター]]ではと考察されている。</ref> | + | :初登場作品。[[ガンダムシリーズ]]との兼ね合いで「[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]の脱走兵」と設定がアレンジされている。『[[機動戦士ガンダム00|00]]』1stシーズン終盤で行われた[[ソレスタルビーイング]]追撃作戦のメンバーにも選ばれていた。<ref>この経緯と後述する人間関係、変形ロボに搭乗する事を含めてかユーザーから本作のジョーは[[ユニオンフラッグ|元フラッグ]][[オーバーフラッグ|ファイター]]ではと考察されている。</ref> |
| :地上ルート第38話「地獄の門」から自軍に参入。33話「飛び立て!偉大な勇者」において、[[エンブリヲ]]の手によって他の[[デンジャラスゴールド同盟|DG同盟]]構成員と共に[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]に連れてこられた後、[[世界観/V#西暦世界|西暦世界]]に帰還できず、宇宙世紀世界をさ迷っていたようだ。 | | :地上ルート第38話「地獄の門」から自軍に参入。33話「飛び立て!偉大な勇者」において、[[エンブリヲ]]の手によって他の[[デンジャラスゴールド同盟|DG同盟]]構成員と共に[[世界観/V#宇宙世紀世界|宇宙世紀世界]]に連れてこられた後、[[世界観/V#西暦世界|西暦世界]]に帰還できず、宇宙世紀世界をさ迷っていたようだ。 |
| :原作通り、エグゼブとの決戦で特攻するイベントがあるが、原作と異なり生死不明にならず、そのまま最後まで使用可能。 | | :原作通り、エグゼブとの決戦で特攻するイベントがあるが、原作と異なり生死不明にならず、そのまま最後まで使用可能。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;宍戸英二 | | ;宍戸英二 |
− | :父親。機械工学の[[科学者・技術者|博士]]だったが、幼少時に何者かによって殺害される。息子であるジョーが悪の道に進んだのも、彼が殺されたことが原因である。 | + | :父親。機械工学の[[科学者・技術者|博士]]だったが、幼少時に何者かによって殺害される。息子であるジョーが闇の世界に身を投じたのも、彼が殺されたことが原因である。 |
| ;[[ウォルフガング]] | | ;[[ウォルフガング]] |
| :彼に雇われたことで舞人との因縁が生まれる。エグゼブという共通の敵を得てからは、憎まれ口を叩きながらも友情が芽生える。 | | :彼に雇われたことで舞人との因縁が生まれる。エグゼブという共通の敵を得てからは、憎まれ口を叩きながらも友情が芽生える。 |
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| ;「生まれながらのハンターだからだ。そして、俺はマイトガインと言う絶好のターゲットを見つけた」<br>「ターゲットを倒すまで追い続ける、それがハンターの宿命というものだ」 | | ;「生まれながらのハンターだからだ。そして、俺はマイトガインと言う絶好のターゲットを見つけた」<br>「ターゲットを倒すまで追い続ける、それがハンターの宿命というものだ」 |
| :第6話より。マイトガイン及び舞人のと対峙した際のやり取りで、目的を聞かれた際の返答。 | | :第6話より。マイトガイン及び舞人のと対峙した際のやり取りで、目的を聞かれた際の返答。 |
− | :なお、「生まれながらのハンター」と言う台詞は日活映画『拳銃無頼帖』シリーズで、宍戸錠氏が初登場に言った台詞から。 | + | :なお、「生まれながらのハンター」と言う台詞は日活映画『拳銃無頼帖』シリーズで、主人公のライバル(演じているのは宍戸錠)が初登場に言った台詞から。 |
| ;「ソニックではない。こいつは今から飛龍だ」<br>「こいつには『飛龍』という名が似つかわしい」 | | ;「ソニックではない。こいつは今から飛龍だ」<br>「こいつには『飛龍』という名が似つかわしい」 |
| :第11話より。雇い主のウォルフガングから[[飛龍]]を受け取り、その性能を感じて相応しい名前に改名する。 | | :第11話より。雇い主のウォルフガングから[[飛龍]]を受け取り、その性能を感じて相応しい名前に改名する。 |
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| :そして宣告通り、圧倒的な操縦テクで相手を一方的に叩きのめすのだった。 | | :そして宣告通り、圧倒的な操縦テクで相手を一方的に叩きのめすのだった。 |
| ;「エグゼブ! 親父の仇だっ!!」 | | ;「エグゼブ! 親父の仇だっ!!」 |
− | :最終話より。インペリアルの攻撃により地面に落下したジョーだったが、グレートマイトガインが窮地に陥る中、ジェットモードの轟龍でインペリアルに突撃し、エグゼブを先端のドリルで討ち取る。この時、ジョーも死亡したと思われたが、エピローグにおいて、顔の傷が1つ増えながらも、生存が判明。ハネムーンに旅立つ舞人とサリーを見送り、サリーだけが気付いた。 | + | :最終話より。インペリアルの攻撃により地面に落下したジョーだったが、グレートマイトガインが窮地に陥る中、ジェットモードの轟龍でインペリアルに突撃し、エグゼブを先端のドリルで討ち取る。この時、ジョーも死亡したと思われたが、エピローグにおいて、顔の傷が1つ増えながらも、生存が判明。ハネムーンに旅立つ舞人とサリーを見送る。その姿はサリーだけが気付いた。 |
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| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
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| :またこのジョーの行動が原因で'''グレートマイトガインは自爆覚悟でドガンテス破壊を強いられかける'''という本末転倒な結果になりかけた。 | | :またこのジョーの行動が原因で'''グレートマイトガインは自爆覚悟でドガンテス破壊を強いられかける'''という本末転倒な結果になりかけた。 |
| ;「それはそれとして腹が減った。ここしばらくパンの耳しか食っていない」<br>「腹が減った、銀シャリが食いたい」<br>「何はともあれ飯の心配は要らないようだ、ありがたい。ネズミも食い飽きた」<br>「久々に川で一張羅を洗濯。新しい服が欲しい」 | | ;「それはそれとして腹が減った。ここしばらくパンの耳しか食っていない」<br>「腹が減った、銀シャリが食いたい」<br>「何はともあれ飯の心配は要らないようだ、ありがたい。ネズミも食い飽きた」<br>「久々に川で一張羅を洗濯。新しい服が欲しい」 |
− | :『歌のアルバム』収録のミニドラマ「エースのジョーの壮絶な日々」に於けるジョーの日記(?)より。後述するように「ジョーは貧乏」というネタである。 | + | :『歌のアルバム』収録のミニドラマ「エースのジョーの壮絶な日々」に於けるジョーの日記(?)より。後述する'''いつも同じ服装'''というところから発展した「ジョーは貧乏」というネタである。 |
| :一匹狼であるジョーは、相当な[[資金]]不足に悩まされている他にも、傷付いた飛龍の[[修理]]を闇ルートから手に入れたりしなければならず、バイト続きの生活も送っているようだ。もっとも、ジョーは指名手配されている身なのだが、大丈夫なのだろうか? | | :一匹狼であるジョーは、相当な[[資金]]不足に悩まされている他にも、傷付いた飛龍の[[修理]]を闇ルートから手に入れたりしなければならず、バイト続きの生活も送っているようだ。もっとも、ジョーは指名手配されている身なのだが、大丈夫なのだろうか? |
| :3行目はエグゼブに雇われた際の日記。4行目はエグゼブの元を飛び出した後の日記。なお、「この直後ガスコンロの火が無くなり、寒さに凍え倒れる」という本編では見られない、ある意味ジョーのコミカルな一面だが悲惨な結末を迎えた…。 | | :3行目はエグゼブに雇われた際の日記。4行目はエグゼブの元を飛び出した後の日記。なお、「この直後ガスコンロの火が無くなり、寒さに凍え倒れる」という本編では見られない、ある意味ジョーのコミカルな一面だが悲惨な結末を迎えた…。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での対[[サイバスター]]専用台詞。初対面時であっても[[声優ネタ|何故か機体名を知っている]]。 | | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』での対[[サイバスター]]専用台詞。初対面時であっても[[声優ネタ|何故か機体名を知っている]]。 |
| ;「俺が生まれながらのハンターだからだ。俺が確実に獲物を狩るためにも、俺だけに全ての資金、資材をつぎ込めばいい!」 | | ;「俺が生まれながらのハンターだからだ。俺が確実に獲物を狩るためにも、俺だけに全ての資金、資材をつぎ込めばいい!」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』の中断メッセージより。「轟龍一機を集中的に改造し、スキルプログラムをすべてジョーにしか使わない」データを見た舞人への返答。中の人が乗り移っているようにしか見えない。 | + | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』の中断メッセージより。「轟龍一機を集中的に改造し、スキルプログラムをすべてジョーにしか使わない」データを見た舞人への返答。中の人・緑川がヒイロの愛機に改造費をつぎ込んでいたという話そのままである。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
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| **同回ではジョーの演技について、「収録時にオーディションで送ったテープの演技について、制作側から一旦忘れて棒っぽく演じてくれと言われてしまい、困惑しながら手探りで演じた」という裏話も披露している。 | | **同回ではジョーの演技について、「収録時にオーディションで送ったテープの演技について、制作側から一旦忘れて棒っぽく演じてくれと言われてしまい、困惑しながら手探りで演じた」という裏話も披露している。 |
| **なお、緑川氏は「雷張ジョー」でサインを頼まれた際に「'''電'''張ジョー」と[[誤字|間違えて書いてしまった]]ことがあるとのこと。 | | **なお、緑川氏は「雷張ジョー」でサインを頼まれた際に「'''電'''張ジョー」と[[誤字|間違えて書いてしまった]]ことがあるとのこと。 |
− | *父親が宍戸英二博士であることから、雷張ジョーの本名は「'''宍戸ジョー'''」であると推測され、『V』のキャラクター事典(クリアー後)においても「本名は宍戸ジョー」と明記されている。名台詞の欄でも挙がっている日活アクション映画で活躍した俳優・宍戸錠氏、およびその通称である「エースのジョー」がこれらの名前の由来である。 | + | *父親が宍戸英二博士であることから、雷張ジョーの本名は「'''宍戸ジョー'''」であると推測され、『V』のキャラクター事典(クリアー後)においても「本名は宍戸ジョー」と明記されている。名台詞の欄でも挙がっている日活アクション映画で活躍した俳優・宍戸錠、および日活時代からの通称である「エースのジョー」がその名前の由来である。 |
| *[[旋風寺舞人]]達と違い常に衣装が変わらず、日常生活の描写も希薄なこととスタッフの発言から、雷張ジョーは「'''貧乏'''」という設定が定着している。 | | *[[旋風寺舞人]]達と違い常に衣装が変わらず、日常生活の描写も希薄なこととスタッフの発言から、雷張ジョーは「'''貧乏'''」という設定が定着している。 |
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