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== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
ある日、自分の家で目を覚ました白銀武は、自宅の周囲が壊滅した状態という惨状に愕然とする。生存者を探し、学校のあった場所に辿り着いた武が知らされたのは、この世界は武の住んでいた世界とは異なる平行次元に存在する[[異世界]]で、BETAと呼ばれる宇宙生物による侵略を受けているという衝撃の事実であった。
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*前作・UNLIMITED編
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ある日、自分の家で目を覚ました白銀武は、自宅の周囲が壊滅した状態という惨状に愕然とする。生存者を探し、学園のあった場所に辿り着いたが、そこは軍事施設になっていた。そこで副司令の[[香月夕呼]]博士(元の世界では学園の保険医)から武が知らされたのは、この世界は武の住んでいた世界とは異なる平行次元に存在する[[異世界]]で、BETAと呼ばれる宇宙生物による侵略を受けている(+この世界の白銀武は既に死亡している)という衝撃の事実であった。
   −
[[香月夕呼]]博士の計らいにより武は国連軍に入隊し、元いた世界の友人たちと似た仲間たちを得てチームとして戦っていく事になる。当初は貧弱な体力でチームのお荷物であったが、元いた世界の対戦型ロボットゲームによく似た[[戦術機]]と呼ばれるロボットの操縦で戦果を挙げたことで自己の立場を確立する。しかしその矢先、BETAの前に劣勢を強いられた人類は戦う事を諦め、地球脱出計画「オルタネイティヴV」を発動する。(ここまでUNLIMITED編)
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香月博士の計らいにより武は国連軍に入隊し、元居た世界のヒロイン達(一人、元の世界では男だった奴が居るが。また元の世界のメインヒロインの片割れ(幼馴染)だけは存在しない)と似た人物達のチームに加わって戦っていく事になる。すでに長年の軍事訓練を経験しているヒロインたちに対し、平和な世界の一般学生であった主人公はチームのお荷物であったが、元の世界の対戦型ロボットゲームによく似た[[戦術機]]と呼ばれるロボットの操縦で戦果を挙げたことで自己の立場を確立する。しかしその矢先、BETAの前に劣勢を強いられた人類は戦う事を諦め、地球脱出計画「オルタネイティヴV」を発動する。
    +
*本作
 
そして3年後、再び家のベッドで目覚めた武は、3年前とまったく同じ光景を目にし、今度は兵士として鍛えられた肉体と精神、以前の記憶を武器にループする世界を救済すべく行動を起こしていく。
 
そして3年後、再び家のベッドで目覚めた武は、3年前とまったく同じ光景を目にし、今度は兵士として鍛えられた肉体と精神、以前の記憶を武器にループする世界を救済すべく行動を起こしていく。
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:[[主人公]]。平和な世界から異世界へ飛ばされ、世界救済の術を探す。
 
:[[主人公]]。平和な世界から異世界へ飛ばされ、世界救済の術を探す。
 
;[[鑑純夏]]
 
;[[鑑純夏]]
:[[ヒロイン]]。武の幼馴染と同じ姿を持つ「00ユニット」と呼ばれる人類救済の鍵。
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:[[ヒロイン]]。元の世界での武の幼馴染と同じ姿を持つ「00ユニット」と呼ばれる人類救済の鍵。前作UNLIMITED編ではその世界の武と共に死亡している。
 
;[[御剣冥夜]]
 
;[[御剣冥夜]]
:207B分隊の訓練兵。日本帝国の政威大将軍家の娘。
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:207B分隊の訓練兵。日本帝国の政威大将軍の双子の妹。
 
;[[榊千鶴]]
 
;[[榊千鶴]]
 
:207B分隊の訓練兵。内閣総理大臣の娘。
 
:207B分隊の訓練兵。内閣総理大臣の娘。
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:207B分隊の訓練兵。国連事務次官の娘。
 
:207B分隊の訓練兵。国連事務次官の娘。
 
;[[鎧衣美琴]]
 
;[[鎧衣美琴]]
:207B分隊の訓練兵。情報省外務二課課長の娘。
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:207B分隊の訓練兵。情報省外務二課課長の娘。元の世界では男性だった。
 
;[[社霞]]
 
;[[社霞]]
:香月博士と行動を共にする謎の少女。
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:香月博士と行動を共にする謎の少女。元の世界には存在しなかった人物。
 
;[[香月夕呼]]
 
;[[香月夕呼]]
 
:横浜基地副指令にして「オルタネイティヴIV」最高責任者。
 
:横浜基地副指令にして「オルタネイティヴIV」最高責任者。
    
=== 帝国斯衛軍 ===
 
=== 帝国斯衛軍 ===
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将軍家の近衛兵のこと。皇帝家の近衛兵と区別するためにこの名前になったらしい。
 
;[[月詠真那]]
 
;[[月詠真那]]
 
:冥夜の護衛を務める第19独立警備小隊隊長。
 
:冥夜の護衛を務める第19独立警備小隊隊長。
 
;神代巽、[[巴雪乃]]、[[戎美凪]]
 
;神代巽、[[巴雪乃]]、[[戎美凪]]
:月詠の部下達。
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:月詠の部下達。元の世界では武から「三馬鹿」呼ばれるような連中だったが、この世界では堅い軍人。
    
=== 横浜基地関係者 ===
 
=== 横浜基地関係者 ===
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::「桜花作戦」における武と純夏の乗機。
 
::「桜花作戦」における武と純夏の乗機。
 
;[[TSF-Type00 武御雷]]
 
;[[TSF-Type00 武御雷]]
:日本帝国斯衛軍専用の最新鋭戦術機。第三世代最強の戦術機と呼ばれるが、コストや整備性が度外視されている。
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:日本帝国斯衛軍専用の最新鋭戦術機。第三世代最強の戦術機と呼ばれるが、コストや整備性は度外視されている。
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:カラーリングは家柄で決まっているが、これは家柄に恥じない働きを求められている(+味方の士気向上)ためである。。
 
:;[[TSF-Type00A 武御雷]]
 
:;[[TSF-Type00A 武御雷]]
::一般武家出身者に与えられるタイプ。
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::一般武家出身者に与えられる白いタイプ。神代たちの機体
 
:;[[TSF-Type00F 武御雷]]
 
:;[[TSF-Type00F 武御雷]]
::五摂家に近い有力武家出身者に与えられるタイプ。
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::五摂家に近い有力武家(赤)、及び譜代武家出身者(黄)に与えられるタイプ。月詠は赤の機体。
 
:;[[TSF-Type00R 武御雷]]
 
:;[[TSF-Type00R 武御雷]]
::将軍専用に開発されたワンオフモデル。
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::将軍専用に開発された紫のワンオフモデル。冥夜とその姉以外では起動さえ出来ない。
    
== BETA ==
 
== BETA ==
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本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。
 
本作の敵勢力となる宇宙生物で、多くの種類が存在しグロテスクな外見が特徴。その圧倒的な物量が最大の武器。
 
一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、長距離射撃を得意とする光線級の出現までは1970年代レベル(ただし、現実よりも技術の進歩は早い)の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。
 
一方で一体一体の性能は巨大ロボットものでも下から数えたほうが早く(例外あり)、長距離射撃を得意とする光線級の出現までは1970年代レベル(ただし、現実よりも技術の進歩は早い)の航空兵器による空爆で何の問題もなく対処できていた。
全体的に生理的嫌悪感を催しかねないような容姿で、それ以上に人命をいとも簡単に、そして残虐に奪い取る存在である。
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全体的に生理的嫌悪感を催しかねないような容姿で、それ以上に人命をいとも簡単に奪い取る存在である。
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裏設定では主人となる生物から「生物は絶対に傷つけるな」と厳命されているが、その主人が珪素生命体だったために、炭素生命体である地球人を生物と認識していない(故に人類を「殺している」意識も無い)とされている。なおBETA自身も有機生命体であり、ある意味人間と自律型ロボットの立場が逆転している状況と言えよう。
    
; BETA 兵士級 ヴェナトル
 
; BETA 兵士級 ヴェナトル
: 全長1.2m。作中最終決戦以前に確認されている中で最小の種。1995年に確認された最新型。人間の数倍の腕力と強化装備を喰い破れるほどの強靭な顎を持つが、機械化強化歩兵(パワードスーツ)でも十分対処可能。…が、本当に恐ろしいのは戦闘中に'''捕獲・捕食した人類を再利用'''して製造されるという点。更には原作最悪の[[トラウマイベント]]の下手人でもある。
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: 全長1.2m。作中最終決戦以前に確認されている中で最小の種。1995年に確認された最新型。人間の数倍の腕力と強化装備を喰い破れるほどの強靭な顎を持つが、機械化強化歩兵(パワードスーツ)でも十分対処可能。…が、本当に恐ろしいのは戦闘中に'''捕獲した人類や死体を再利用'''して製造されるという点。遂にはヒロインの頭を食いちぎるスプラッターシーンも描かれ、本作最大の[[トラウマイベント|トラウマキャラ]]とされた。
 
; BETA 闘士級 バルルス・ナリス
 
; BETA 闘士級 バルルス・ナリス
: 全長1.7m。象の鼻のような一本腕を持ち、人間の頭程度なら簡単に引き抜ける。動きも俊敏で歩兵が相手をするのは困難だが、当たりさえすれば拳銃でも十分な防御力。戦術機にとっては脅威にすらならない。
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: 全長1.7m。象の鼻のような一本腕を持ち、人間の頭程度なら簡単に引き抜ける。動きも俊敏で歩兵が相手をするのは困難だが、当たりさえすれば拳銃でも倒せる防御力。戦術機にとっては脅威にすらならない。
 
; [[BETA 戦車級]] エクウス・ペディス
 
; [[BETA 戦車級]] エクウス・ペディス
: 全長4.4m。小型種だが、厳密には中型。防御力は低く歩兵の重機関銃でも対処できる一方、その顎は戦術機の装甲を噛み砕けるほど強靭。そのため、[[アディゴ|多数の戦車級に取りつかれて]]機体諸共衛士が食い殺される例が後を絶たない「最も多くの衛士を殺したBETA」。アニメ版トータル・イクリプスのトラウマ担当。
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: 全長4.4m。小型種だが、厳密には中型。防御力は低く歩兵の重機関銃でも対処できる一方、その顎は戦術機の装甲を噛み砕けるほど強靭。そのため、[[アディゴ|多数の戦車級に取りつかれて]]機体ごと衛士が食い殺される例が後を絶たず、教官曰く「最も身近なお友達(=最も多くの衛士を殺したBETA)」。
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: 外伝『トータル・イクリプス』のアニメ版では(本編より先のアニメ化だったため、視聴者に世界観を見せつけるために)「学生時代のヒロインの初出撃で、同級生二人が食い殺されている(特に一人は「両腕が動かないから(自爆も出来ないから)食われる前に殺して」とヒロインに請うたが躊躇されている隙に食われた)<ref>ただしもう一人は食われる前に死んでいた可能性もある。</ref>」というトラウマシーンが態々追加された(地上波放送だったので流石にスプラッターシーンは描かれなかったが)。
 
; BETA 突撃級 ルイタウラ
 
; BETA 突撃級 ルイタウラ
 
: 全長18m。BETA群の先鋒を務める大型種。モース硬度15以上(ダイヤモンドが10)かつ再生能力を有する装甲殻を持ち、最高時速約170kmの体当たりを行う。反面、後方は脆弱で歩兵の対戦車ミサイルでも有効打になる程度。
 
: 全長18m。BETA群の先鋒を務める大型種。モース硬度15以上(ダイヤモンドが10)かつ再生能力を有する装甲殻を持ち、最高時速約170kmの体当たりを行う。反面、後方は脆弱で歩兵の対戦車ミサイルでも有効打になる程度。
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; BETA 光線級 ルクス
 
; BETA 光線級 ルクス
 
: 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。
 
: 全長3m程。巨大な2つの単眼を持つBETA。'''本種の出現により人型兵器'''が開発されることになる。
: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そして、押し寄せるBETAの群れに航空兵器なしで対処するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。
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: 2つの眼球から発射される高出力光学レーザーは'''単純射程距離200~300㎞、距離380㎞・高度1万mの飛翔体を的確に捕捉する精度'''をもつ。すなわち'''航空兵器は地平線から顔を出した瞬間に撃墜'''されるようになり、完全に無力化されてしまった。そのため前線のBETAを飛び越えて(当然、一定以上の高度を上げると撃墜される)光線級を撃破するために開発された新基軸の兵器が戦術機である。
 
; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス
 
; BETA 重光線級 マグヌス・ルクス
: 全高21m。光線級の強化型。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。防御力も高まっているが、その分量産性は悪化しレーザー照射のインターバルは伸びている。
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: 全高21m。光線級の強化型。ただし単眼は一つ。'''単純射程距離1000km以上、高度500mで低空飛行しても100㎞以上が有効射程'''であり、レーザー出力は天候での減衰を期待できないほど高い。防御力も高まっているが、その分量産性は悪化しレーザー照射のインターバルも伸びている。
 
: この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。
 
: この他に超重光線級も存在するが、外伝作が出典かつ事実上ワンオフの決戦兵器のため割愛する。
 
; [[BETA 要塞級]] グラヴィス
 
; [[BETA 要塞級]] グラヴィス
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
; 戦術歩行戦闘機('''T'''actical '''S'''urface '''F'''ighter)
 
; 戦術歩行戦闘機('''T'''actical '''S'''urface '''F'''ighter)
: 通称『'''戦術機'''』。本作における人型ロボット兵器の総称。現実における戦闘機をモチーフとした機体名とデザインが特徴。腰に装備された「跳躍(ジャンプ)ユニット」により立体的な動きで光線級のレーザーを回避する事を念頭に設計されている(一応、レーザーが命中した場合でも瞬時に気化することで機体を防護する対レーザー蒸散塗料が使用されているものの、あまりにも高出力なので数秒ともたないため、回避が前提である)。現在は第3世代までが開発・配備されている。
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: 通称『'''戦術機'''』。本作における人型ロボット兵器の総称。現実における戦闘機をモチーフとした機体名とデザインが特徴。腰に装備された「跳躍(ジャンプ)ユニット」により立体的な動きで光線級のレーザーを回避する事を念頭に設計されている(一応、レーザーが命中した場合でも[[ビームコート|瞬時に気化することで機体を防護する対レーザー蒸散塗料]]が使用されているものの、あまりにも高出力なので数秒ともたないため、回避が前提である)。現在は第3世代までが開発・配備されている。
: BETAに撃破されたパイロットは即死できれば良いほうで、下手をすれば行動不能の機体ごと貪り喰われ、最悪は捕虜になって凄惨な人体実験が待っている。そのため、S-11という[[ファフナー|フェンリル]]が如き'''自爆装置が標準搭載'''されている(未搭載の機体でも、跳躍ユニットのエンジンを暴走させることで自爆可能)。
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: BETAに撃破されたパイロットは即死できれば良いほうで、下手をすれば前述のとおり機体ごと生きたまま貪り喰われたり、最悪は捕虜になって凄惨な人体実験が待っている。そのため、S-11という[[ファフナー|フェンリル]]が如き'''自爆装置が標準搭載'''されている(未搭載の機体でも、跳躍ユニットのエンジンを暴走させることで自爆可能)。
: コクピットモジュールは国際規格が定められており、全ての機種で流用することが可能。一方で制御OSや機体の特性は各国ごとにまちまちで、日本製は「'''高性能だが、ピーキーで扱い難い'''」と評されている。
+
: コクピットモジュールは国際規格が定められており(と言うかアメリカが特許を独占している)、全ての機種で流用することが可能。一方で制御OSや機体の特性は各国ごとにまちまちで、日本製は「近接戦闘を重視しているため'''高性能だが、ピーキーで扱い難い'''」と評されている。
 
; S-11
 
; S-11
 
: 戦術機に搭載される高性能爆弾。高価な爆弾であり、前線国家でこそ標準装備だが、後方国家では装備しない例も多い。特に、ハイヴ攻略作戦時には必須の装備となる。
 
: 戦術機に搭載される高性能爆弾。高価な爆弾であり、前線国家でこそ標準装備だが、後方国家では装備しない例も多い。特に、ハイヴ攻略作戦時には必須の装備となる。
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; 衛士
 
; 衛士
 
:戦術機のパイロットの名称。強化人間の域ではないが基本的に投薬や精神操作を受けている。
 
:戦術機のパイロットの名称。強化人間の域ではないが基本的に投薬や精神操作を受けている。
:前線で戦う為に死亡率は極めて高く、新兵の7割が初陣で戦死する。さらに、その内の多くは戦闘開始から8分以内に戦死するとも。これを指して「'''死の8分'''」という。これを乗り越えられるか否かが、その後も衛士として戦っていけるかの基準の一つとなっている。
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:前線で戦う為に死亡率は極めて高く、新兵の7割が初陣で戦死する。さらに、その内の多くは戦闘開始から8分以内に戦死するとも。これを指して「'''死の8分'''」という。これを乗り越えられるか否かが、その後も衛士として戦っていけるかの基準の一つとなっている。この死亡率の高さにより、前線国家では若い男性の殆どが既に死亡している。
:女性訓練兵用のパイロットスーツは極めて露出度の高いデザインとなっている。アダルトゲーム初出だからといってしまえばそれまでだが、一応作中設定としては軍で[[翠星のガルガンティア|性差に配慮する余裕など無いので羞恥心を麻痺させる]]ためなど、幾つかの真っ当な理由がある。
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:訓練兵用のパイロットスーツは(男女共に)極めて露出度が高く見えるデザインとなっている(正確には肌色なだけで頭部以外は露出していない)。アダルトゲーム初出だからといってしまえばそれまでだが、一応作中設定としては軍で[[翠星のガルガンティア|性差に配慮する余裕など無いので羞恥心を麻痺させる]]ためなど、幾つかの真っ当な理由がある。なので正規兵用は普通の色である。
 
;ハイヴ
 
;ハイヴ
 
:BETAの前線基地とも言える巣窟。頭脳級を中心にした地下基地で、内部は数十万単位のBETAで溢れている。
 
:BETAの前線基地とも言える巣窟。頭脳級を中心にした地下基地で、内部は数十万単位のBETAで溢れている。
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:BETA由来の未知の物質であるG元素、その内の一つである「グレイ・イレブン」を利用した兵器であるため、製造可能数は限られる。米国軍がG元素の確保に躍起になっているのもこのため。
 
:BETA由来の未知の物質であるG元素、その内の一つである「グレイ・イレブン」を利用した兵器であるため、製造可能数は限られる。米国軍がG元素の確保に躍起になっているのもこのため。
 
:使用された場所は放射能の代わりに重力異常が残留して不毛の大地になってしまう(物語の主な舞台である横浜基地がその実例)。ループから脱出できない場合、G弾の無差別投入によって地球は[[宇宙戦士バルディオス|取り返しのつかない被害]]を被ることになる。
 
:使用された場所は放射能の代わりに重力異常が残留して不毛の大地になってしまう(物語の主な舞台である横浜基地がその実例)。ループから脱出できない場合、G弾の無差別投入によって地球は[[宇宙戦士バルディオス|取り返しのつかない被害]]を被ることになる。
:この兵器が作り出されたからこそ、本作の物語が始まったとさえ言える最重要ガジェットの一つ。
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:この兵器が作り出されたからこそ、武がパラレルワールドをループする羽目になったとさえ言える最重要ガジェットの一つ。
 
;XM3
 
;XM3
 
:白銀武の世界に存在したゲーム「バルジャーノン」のような機動力、すなわち「キャンセル」や「コンボ」、「先行入力」といった格闘ゲームの動きを戦術機で再現出来ないか?というアイデアに基づいて開発された新型OS。オルタネイティヴⅣの技術を流用して開発されたため、これも第4計画の成果の一つと言える。
 
:白銀武の世界に存在したゲーム「バルジャーノン」のような機動力、すなわち「キャンセル」や「コンボ」、「先行入力」といった格闘ゲームの動きを戦術機で再現出来ないか?というアイデアに基づいて開発された新型OS。オルタネイティヴⅣの技術を流用して開発されたため、これも第4計画の成果の一つと言える。
 
:機体の反応速度が劇的に向上するため、これまでのOSに慣れた衛士からすれば慣熟に時間がかかるが、これまで不可能と思われた柔軟でアクロバティックな機動力を発揮出来るようになるなど、戦術機の性能を大幅に向上させることに成功(第1世代機でさえ、XM3を搭載する他に少々手を加えるだけで第3世代機と互角に渡り合えるようになる)し、後には「'''衛士の死亡率を半減させた奇跡のOS'''」と呼ばれるようになる。
 
:機体の反応速度が劇的に向上するため、これまでのOSに慣れた衛士からすれば慣熟に時間がかかるが、これまで不可能と思われた柔軟でアクロバティックな機動力を発揮出来るようになるなど、戦術機の性能を大幅に向上させることに成功(第1世代機でさえ、XM3を搭載する他に少々手を加えるだけで第3世代機と互角に渡り合えるようになる)し、後には「'''衛士の死亡率を半減させた奇跡のOS'''」と呼ばれるようになる。
:一見誰でも思いつきそう…というか実際に武でも思いついたわけであるが、今まで誰も思いつかなかったのは戦争に人類のリソースを奪われてゲームという娯楽が生まれなかったためである。
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:一見誰でも思いつきそう…というか実際に武でも思いついたわけであるが、今まで誰も思いつかなかったのは戦争に人類のリソースを奪われてコンピューターゲームという娯楽が生まれなかったためである。
 
:余談だが、搭載された戦術機には機械的なトラブル等の不具合が発生しなかったことから、従来のOSは戦術機の性能を完全に引き出せていなかったことが示唆されている。
 
:余談だが、搭載された戦術機には機械的なトラブル等の不具合が発生しなかったことから、従来のOSは戦術機の性能を完全に引き出せていなかったことが示唆されている。
 
;神攻電脳VALGERN-ON
 
;神攻電脳VALGERN-ON
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*前作にあたる『マブラヴ』は、普通の高校生の元に大金持ちのお嬢様が現れ、幼馴染や友人たちとの関係が変化していくという、よくある恋愛ADVであった。
 
*前作にあたる『マブラヴ』は、普通の高校生の元に大金持ちのお嬢様が現れ、幼馴染や友人たちとの関係が変化していくという、よくある恋愛ADVであった。
**が、これは序章(EXTRA編)に過ぎず、本編クリア後に解禁される「UNLIMITED編」から繋がる本作こそが本編となっている。そのため、当初は前作に含められる予定であった。
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**が、これは序章(EXTRA編)に過ぎず、本編クリア後に解禁される「UNLIMITED編」では本作と同じ状況のパラレルワールドに飛ばされてしまい、それが本編となっている。本作はUNLIMITED編で人類が敗北して(主人公たちは地球から脱出している<ref>ただし、本作で判明した「主人公がパラレルワールドに飛ばされる理由」から、3年後には主人公が死亡している可能性を指摘されている。</ref>)から更にもう一度飛ばされたパラレルワールドであり、当初は前作に含められる予定であった。所謂「ループ物」である。
**この関係から前作をプレイしておかないとストーリーに入り込みづらい作品となっている(とはいえ、延期が重なったためいきなりこの作品から入るユーザーはほぼ皆無であった)。
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**この関係から前作をプレイしておかないとストーリーに入り込みづらい作品となっている(とはいえ運営のアナウンス、及び未完エンドで知らていれた為、前作をプレイせずにいきなり本作から入るユーザーはほぼ皆無であった)。
*元々アダルトゲームという仕様上、美少女キャラが非常に多いが、[[トラウマイベント|彼女たちが無残な最期を遂げるなどの非常にショッキングなシーン]]も多数存在し、発売当時に大きな物議を醸した。これを受けてシーンの残虐性を抑えるためのパッチが配布された。
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*元はアダルトゲームという仕様上、美少女キャラが非常に多い(設定上は前述された通り殆どの男性が戦死している為)が、[[トラウマイベント|彼女たちが無残な最期を遂げるなどの非常にショッキングなシーン]]も多数存在し(と言うかメインヒロインのほとんどが死亡する)、発売当時に大きな物議を醸した。これを受けて残虐描写(R-18G)を抑えるためのパッチが配布されたが、彼女たちが死ぬ運命は変わらない。当然全年齢版でも変わらない。
 
*世界観設定などに[[プレイステーション]]用ゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ(SRW未参戦)』との類似点が多く存在している。
 
*世界観設定などに[[プレイステーション]]用ゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ(SRW未参戦)』との類似点が多く存在している。
 
*[[漫画]]『進撃の巨人』の作者である諫山創氏は本作に大きく影響を受けており、冗談交じりで「(『進撃の巨人』は)マブラヴをパクった」と公言している。
 
*[[漫画]]『進撃の巨人』の作者である諫山創氏は本作に大きく影響を受けており、冗談交じりで「(『進撃の巨人』は)マブラヴをパクった」と公言している。
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