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| [[ジオン公国軍]]の特殊部隊である[[サイクロプス隊]]の隊長。 | | [[ジオン公国軍]]の特殊部隊である[[サイクロプス隊]]の隊長。 |
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− | 叩き上げの軍人であり、大物を感じさせる人物。話術に長け、[[スペースコロニー|コロニー]]内での作戦行動も巧みにこなす。さらに、自分達を追ってきた[[アルフレッド・イズルハ]]に対しては、殺害を主張する[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]とは違い、盗聴器付きの階級章を渡して[[バーナード・ワイズマン]]に監視させるなど、かなりのやり手である。また、自分達の作戦が囮である事や、ジオンの敗戦を予測しているなど、洞察力も優れている。 | + | 叩き上げの軍人であり、大物を感じさせる人物。話術に長け、[[スペースコロニー|コロニー]]内での作戦行動も巧みにこなす。さらに、自分達を追ってきた[[アルフレッド・イズルハ]]に対しては、殺害を主張する[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア]]とは違い、盗聴器付きの階級章を渡して[[バーナード・ワイズマン]]に監視させるなど、かなりのやり手である。また、自分達の作戦が囮である事や、ジオンの敗戦を予測している等、洞察力も優れている。 |
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| かなりの愛煙家だが劇中では禁煙中らしく、火の付いていない煙草をくわえては灰皿に溜め込んでいた。 | | かなりの愛煙家だが劇中では禁煙中らしく、火の付いていない煙草をくわえては灰皿に溜め込んでいた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | 『[[0080]]』自体の参戦回数はそれなりに多いものの、原作再現が少ないために彼を初めとした[[サイクロプス隊]]の面々が物語の前面に出ることは少なく、比例して死亡するケースも少ない。 | + | 『[[0080]]』自体の参戦回数はそれなりに多いものの、原作再現が少ないために彼を初めとした[[サイクロプス隊]]の面々が物語の前面に出る事は少なく、比例して死亡するケースも少ない。 |
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− | 原作乗機が[[ズゴックE]]のみ、それもプロローグ部分での出番だけだったためか、SRWでは[[ケンプファー]]搭乗機会が多く、より後代の[[モビルスーツ]]にもたびたび乗り換えさせられている。 | + | 原作乗機が[[ズゴックE]]のみ、それもプロローグ部分での出番だけだった為か、SRWでは[[ケンプファー]]搭乗機会が多く、より後代の[[モビルスーツ]]にもたびたび乗り換えさせられている。 |
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| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
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| :アンディの代わりに補充されてきた部下。 | | :アンディの代わりに補充されてきた部下。 |
| ;チャーリー | | ;チャーリー |
− | :[[サイド6]]リボー・コロニーのバーのマスター…に扮するジオン公国軍の諜報部員。NT-1アレックスの工場に関する情報をサイクロプス隊に提供している。 | + | :[[サイド6]]リボー・コロニーのバーのマスター…に扮するジオン公国軍の[[スパイ|諜報部員]]。NT-1アレックスの工場に関する情報を[[サイクロプス隊]]に提供している。 |
− | :シュタイナーとは古馴染でもあり、両名共に近いうちにジオンが敗北することを感じ取っていた。 | + | :シュタイナーとは古馴染でもあり、両名共に近いうちにジオンが敗北する事を感じ取っていた。 |
| ;[[アルフレッド・イズルハ]] | | ;[[アルフレッド・イズルハ]] |
| :子供である彼の好奇心を上手く利用する。 | | :子供である彼の好奇心を上手く利用する。 |
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| :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では彼の戦死を悼む。 | | :『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』では彼の戦死を悼む。 |
| ;[[ノリス・パッカード]] | | ;[[ノリス・パッカード]] |
− | :『XO』で共にラルの戦死を悼んだ。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではノリスを説得すると、彼の名前を挙げるために知人という設定になっている。 | + | :『XO』で共にラルの戦死を悼んだ。『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではノリスを[[説得]]すると、彼の名前を挙げる為に知人という設定になっている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
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| :第2話より。戦闘空域の中を偽装した民間船で通過し、[[サイド6]]リボー・コロニーへ入港するという作戦に、[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]が「味方に撃たれる可能性は?」と質問したのに対して。厳しい答えにバーニィも思わずたじろぐ。 | | :第2話より。戦闘空域の中を偽装した民間船で通過し、[[サイド6]]リボー・コロニーへ入港するという作戦に、[[バーナード・ワイズマン|バーニィ]]が「味方に撃たれる可能性は?」と質問したのに対して。厳しい答えにバーニィも思わずたじろぐ。 |
| ;「あー、あれはうちで頼んだ工作機械でしてねぇ、今日中に納品しませんと延滞金を払わにゃならんのですよ。いやぁ、そんなことになったらうちの会社は倒産しちまう。それに、あー先方にも申し訳が立たんのですよ。ねぇ、お願いします。時間が無いんです」<br />「本当ですか? いやー、おぉありがとうございますぅ~っ!」 | | ;「あー、あれはうちで頼んだ工作機械でしてねぇ、今日中に納品しませんと延滞金を払わにゃならんのですよ。いやぁ、そんなことになったらうちの会社は倒産しちまう。それに、あー先方にも申し訳が立たんのですよ。ねぇ、お願いします。時間が無いんです」<br />「本当ですか? いやー、おぉありがとうございますぅ~っ!」 |
− | :サイド6リボー・コロニーの港にて。しがない町工場の[[社長]]の演技で堅物な税関職員を言いくるめ、民間の物資に偽装した[[ケンプファー]]の搬入を成功させる。嘘が下手なバーニィと違って、この程度の演技はお手の物なのだろう。シュタイナーの工作員としての実力の高さを示している。 | + | :同上話より。サイド6リボー・コロニーの港にて。しがない町工場の[[社長]]の演技で堅物な税関職員を言いくるめ、民間の物資に偽装した[[ケンプファー]]の搬入を成功させる。 |
− | ;「ジオンは負けるな…」 | + | :嘘が下手なバーニィと違って、この程度の演技はお手の物なのだろう。シュタイナーの工作員としての実力の高さを示している。 |
− | :第4話より。サイド6リボー・コロニーの公園で、諜報部員のチャーリーと語る。自分達は捨て駒に過ぎず、作戦もまた自殺同然のものと知りながらも、彼らは任務へと赴く。 | + | ;「あんな無茶は二度とやるな。死にたくなかったら、命令通りに行動しろ」 |
− | ;「ふふっ… バーニィ、嘘が下手だな…」 | + | :第4話より。([[アルフレッド・イズルハ|アル]]を制止しきれなかった結果だったとはいえ)シュタイナーの命令に背いてリボー・コロニー内部にある連邦の秘密基地へ潜入し、[[ガブリエル・ラミレス・ガルシア|ガルシア]]から「[[修正]]」を受けたバーニィに対する訓戒。 |
− | :第5話より。死の間際、バーニィが咄嗟に言った「[[NT-1アレックス|ガンダム]]は[[ミハイル・カミンスキー|ミーシャ]]が破壊した」という嘘を看破しての一言(当のガンダムはシュタイナーの目の前にそびえ立っていた)。これが、彼の最期の台詞となった。 | + | :かつて第1話においてシュタイナーの命令を聞かなかったが故に命を落としてしまった部下[[アンディ・ストロース|アンディ]]の事を踏まえると、厳しくも温かい訓戒である。 |
| + | ;「''ジオンは負けるな…''」 |
| + | :同上話より。サイド6リボー・コロニーの公園で、諜報部員のチャーリーと語る。自分達は捨て駒に過ぎず、作戦もまた自殺同然のものと知りながらも、彼らは任務へと赴く。 |
| + | ;「ふふっ…。バーニィ、嘘が下手だな…」 |
| + | :第5話より。死の間際、バーニィが咄嗟に言った「[[NT-1アレックス|ガンダム]]は[[ミハイル・カミンスキー|ミーシャ]]が破壊した」という嘘を看破しての一言(当のガンダムはシュタイナーの目の前にそびえ立っていた)。これが、シュタイナーの最期の台詞となった。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
| ;[[ズゴックE]] | | ;[[ズゴックE]] |
− | : | + | :「統合整備計画」によって[[ズゴック]]を[[改造|改良]]した機体。[[サイクロプス隊]]の隊長機で、シュタイナーが搭乗する。 |
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| === SRWでの搭乗機体 === | | === SRWでの搭乗機体 === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *名が「シュタイナー」、姓が「ハーディ」と、本来のドイツ人名からすればあべこべで不自然な名前(日本人名でたとえるなら、姓が「太郎」、名が「山田」になっているようなもの)になっているが、これは本来'''ハーディ・シュタイナー'''とするところを公式設定で逆にされてしまったためである。近年はハーディ・シュタイナー名義で統一されている。 | + | *名が「シュタイナー」、姓が「ハーディ」と、本来のドイツ人名からすればあべこべで不自然な名前(日本人名でたとえるなら、姓が「太郎」、名が「山田」になっているようなもの)になっている。 |
| + | **これは本来'''「ハーディ・シュタイナー」'''とするところを公式設定で逆にされてしまった為である。近年では「ハーディ・シュタイナー」名義で統一されている。 |
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