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66 バイト追加 、 2018年12月23日 (日) 15:30
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動力炉に異星人の技術である[[ブラックホールエンジン]]を搭載している。通常型のエンジンを搭載している機体については[[ヒュッケバイン009]]を参照のこと。
 
動力炉に異星人の技術である[[ブラックホールエンジン]]を搭載している。通常型のエンジンを搭載している機体については[[ヒュッケバイン009]]を参照のこと。
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「ヒュッケバイン」の名を冠するその他の機動兵器については、[[ヒュッケバインシリーズ]]の項を参照されたし。
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「ヒュッケバイン」の名を冠するその他の機動兵器については、[[ヒュッケバインシリーズ]]の項を参照のこと。
    
=== 旧シリーズでの設定 ===
 
=== 旧シリーズでの設定 ===
[[旧シリーズ]]では『第4次』と『F完結編』に登場。[[インスペクター事件]]の後、連邦軍が新たなる異星人の侵略に対抗できる新機体として開発されていたが、[[ティターンズ]]の横槍により計画は凍結。それを[[破嵐財閥]]が投資をすることで計画を再開させ、[[テスラ・ライヒ研究所]]で極秘裏に完成させていた、という設定。[[ゲシュペンスト]]の後継機という扱いで[[グルンガスト]]とは対になる関係。ヒュッケバインが存在するリアル主人公系のルートではグルンガストは作られなかったことになる。αシリーズやOGシリーズでは複数機体が同時開発されていたことになっているが、旧シリーズではただ一機のみが開発されていたようである。
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[[旧シリーズ]]では『第4次』と『F完結編』に登場する。[[インスペクター事件]]の後、連邦軍が新たなる異星人の侵略に対抗できる新機体として開発されていたが、[[ティターンズ]]の横槍により計画は凍結。それを[[破嵐財閥]]が投資をすることで計画を再開させ、[[テスラ・ライヒ研究所]]で極秘裏に完成させていた、という設定。[[ゲシュペンスト]]の後継機という扱いで[[グルンガスト]]とは対になる関係。ヒュッケバインが存在するリアル主人公系のルートではグルンガストは作られなかったことになる。αシリーズやOGシリーズでは複数機体が同時開発されていたことになっているが、旧シリーズではただ一機のみが開発されていたようである。
    
なお、旧シリーズでは実験中に暴走したという設定がなく、αシリーズやOGシリーズでの「バニシング・トルーパー」という不名誉なあだ名はついていない。
 
なお、旧シリーズでは実験中に暴走したという設定がなく、αシリーズやOGシリーズでの「バニシング・トルーパー」という不名誉なあだ名はついていない。
    
=== αシリーズ・OGシリーズでの共通設定 ===
 
=== αシリーズ・OGシリーズでの共通設定 ===
[[マオ・インダストリー]]が、[[ゲシュペンスト]]シリーズ等で得られたデータを元に、数々の[[EOT]]を惜しみなく使って開発した。PTX-005[[ビルトシュバイン]]の運用データを元に、[[ゲシュペンストMk-II]]の量産化データを組み込み、コストダウンと汎用性を求めて3機が同時に開発されていた。
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[[マオ・インダストリー]]が、[[ゲシュペンスト]]シリーズ等で得られたデータを元に数々の[[EOT]]を惜しみなく使って開発した。PTX-005[[ビルトシュバイン]]の運用データを元に[[ゲシュペンストMk-II]]の量産化データを組み込み、コストダウンと汎用性を求めて3機が同時に開発されていた。
    
並行して開発された3機のうち2機が[[SRX計画]]のテストのため、当時発見されていた[[EOT]]のエネルギー炉「'''[[ブラックホールエンジン]]'''」のテスト機として先行ロールアウトし、RTX-008L/Rとなった。[[テストパイロット]]は、Lが当時[[PTXチーム]]に所属していた[[リン・マオ]]、Rが「[[天才]]」[[ライディース・F・ブランシュタイン]]であった。
 
並行して開発された3機のうち2機が[[SRX計画]]のテストのため、当時発見されていた[[EOT]]のエネルギー炉「'''[[ブラックホールエンジン]]'''」のテスト機として先行ロールアウトし、RTX-008L/Rとなった。[[テストパイロット]]は、Lが当時[[PTXチーム]]に所属していた[[リン・マオ]]、Rが「[[天才]]」[[ライディース・F・ブランシュタイン]]であった。
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しかし008Rのテストドライブでブラックホールエンジンが暴走・大破。基地が丸ごとひとつ消滅する大惨事を引き起こし、更にライは生き残ったものの片腕を失う。残された008Lはリンの手によって封印された。以来、ヒュッケバインの名を冠する機体は「'''バニシング・トルーパー'''」という不名誉なあだ名で呼ばれるようになった。
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しかし、008Rのテストドライブでブラックホールエンジンが暴走・大破。基地が丸ごとひとつ消滅する大惨事を引き起こし、更にライは生き残ったものの片腕を失う。残された008Lはリンの手によって封印された。以来、ヒュッケバインの名を冠する機体は「'''バニシング・トルーパー'''」という不名誉なあだ名で呼ばれるようになった。
    
その後008Lは、αシリーズでは[[ヒュッケバインEX]]に改修されて、OGシリーズではそのままの姿で共にエンジンの欠陥を克服したうえで戦線に投入されている。
 
その後008Lは、αシリーズでは[[ヒュッケバインEX]]に改修されて、OGシリーズではそのままの姿で共にエンジンの欠陥を克服したうえで戦線に投入されている。
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OGシリーズではマオ・インダストリーが、年月を経て既に解明されつつあった[[ブラックホールエンジン]]などを大改修したものを[[ヴィレッタ・バディム]]が借り受け、戦線に投入されたとの記録も残されている。[[インスペクター事件]]では、再びリン本人が搭乗した。
 
OGシリーズではマオ・インダストリーが、年月を経て既に解明されつつあった[[ブラックホールエンジン]]などを大改修したものを[[ヴィレッタ・バディム]]が借り受け、戦線に投入されたとの記録も残されている。[[インスペクター事件]]では、再びリン本人が搭乗した。
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ブラックホールエンジンと直結し、腹部に連結して小型のブラックホール弾を発射する、大口径の「'''ブラックホールキャノン'''」が本機最大の兵装。その破壊力は脅威的。
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ブラックホールエンジンと直結し、腹部に連結して小型のブラックホール弾を発射する大口径の「'''ブラックホールキャノン'''」がヒュッケバインの最大の兵装である。その破壊力は脅威的。
    
=== スーパーロボット大戦V、スーパーロボット大戦X-Ωでの設定 ===
 
=== スーパーロボット大戦V、スーパーロボット大戦X-Ωでの設定 ===
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:リアル系主人公の後継機であり、テスラ・ライヒ研究所常勤の父親より主人公へ誕生日プレゼントで渡される。名前やペイントを変えることができる。なお、ペイント7番は後の[[ヒュッケバイン009]]、ペイント8番は[[ヒュッケバインEX]]の配色とほぼ同じである。[[ガンダム|白主体のトリコロールカラー]]パターンもあるが、[[ヒュッケバイン問題|後の問題]]と関係しているのかカラーリング変更が可能なのは本作のみ。味方機体では最高の運動性を誇り、途中で追加されるブラックホールキャノンにより高火力を実現。[[マップ兵器]]に[[Iフィールド]]に[[分身]]まで備わっていて間違いなく[[ロンド・ベル]]隊の最強の機体。ブラックホールキャノンは味方機体の中では最長の[[射程]]を誇る。弱点は"地形適応:空B"を与えられながら[[飛行]]できないことと、飛行出来ない状態で飛行している敵に隣接されると強武器が軒並み使えなくなること。そのため、貴重な[[ミノフスキークラフト]]を装備させる筆頭候補となる。
 
:リアル系主人公の後継機であり、テスラ・ライヒ研究所常勤の父親より主人公へ誕生日プレゼントで渡される。名前やペイントを変えることができる。なお、ペイント7番は後の[[ヒュッケバイン009]]、ペイント8番は[[ヒュッケバインEX]]の配色とほぼ同じである。[[ガンダム|白主体のトリコロールカラー]]パターンもあるが、[[ヒュッケバイン問題|後の問題]]と関係しているのかカラーリング変更が可能なのは本作のみ。味方機体では最高の運動性を誇り、途中で追加されるブラックホールキャノンにより高火力を実現。[[マップ兵器]]に[[Iフィールド]]に[[分身]]まで備わっていて間違いなく[[ロンド・ベル]]隊の最強の機体。ブラックホールキャノンは味方機体の中では最長の[[射程]]を誇る。弱点は"地形適応:空B"を与えられながら[[飛行]]できないことと、飛行出来ない状態で飛行している敵に隣接されると強武器が軒並み使えなくなること。そのため、貴重な[[ミノフスキークラフト]]を装備させる筆頭候補となる。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:リアル系主人公の後継機。名前の変更が可能。ほぼ『第4次』と同じ設定で登場。運動性や武装も同じ(ブラックホールキャノンは最初から使用可能)で、『第4次』とほぼ同じ感覚で使える。しかし、運動性が『第4次』のように味方機体の中で最高というわけでもなくなっており、マップ兵器のマイクロミサイルの威力が非常に低く、ブラックホールキャノンの射程も『第4次』ほどの長さはなくなっていて、少し弱体化された。また、P武器が射程1の格闘武器に偏っている点はゲシュペンストから変わっておらず、ブラックホールキャノン以外に切り払われずに攻撃可能な長射程武器を持たないのも難点。主人公の[[精神コマンド]]が固定になってしまい、[[集中]]を覚えない点もリアル系の機体としては気になる所。
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:リアル系主人公の後継機。名前の変更が可能でほぼ『第4次』と同じ設定で登場する。運動性や武装も同じ(ブラックホールキャノンは最初から使用可能)で、『第4次』とほぼ同じ感覚で使える。しかし、運動性が『第4次』のように味方機体の中で最高というわけでもなくなっており、マップ兵器のマイクロミサイルの威力が非常に低くブラックホールキャノンの射程も『第4次』ほどの長さはなくなっていて、少し弱体化された。また、P武器が射程1の格闘武器に偏っている点はゲシュペンストから変わっておらず、ブラックホールキャノン以外に切り払われずに攻撃可能な長射程武器を持たないのも難点。主人公の[[精神コマンド]]が固定になってしまい、[[集中]]を覚えない点もリアル系の機体としては気になる所。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:第24話で追加。ブラックホールキャノンの攻撃力が上がり必要気力も120と下がっているが概ね『OGS』と遜色無い性能。使える機体ではあるが、投資が大変。[[合体攻撃]]が無い事や[[性格]]との相性を考えると、[[ユウキ・ジェグナン|ユウキ]]や[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]あたりが相性が良い。ユウキは[[気迫]]でブラックホールキャノンを[[開幕]]から使え、レオナはデフォルトで習得している[[ヒット&アウェイ]]との相性が良い。ラミアは[[エースボーナス|エース]]で射撃武器の攻撃力が上昇する為、火力面で秀でている。
 
:第24話で追加。ブラックホールキャノンの攻撃力が上がり必要気力も120と下がっているが概ね『OGS』と遜色無い性能。使える機体ではあるが、投資が大変。[[合体攻撃]]が無い事や[[性格]]との相性を考えると、[[ユウキ・ジェグナン|ユウキ]]や[[レオナ・ガーシュタイン|レオナ]]、[[ラミア・ラヴレス|ラミア]]あたりが相性が良い。ユウキは[[気迫]]でブラックホールキャノンを[[開幕]]から使え、レオナはデフォルトで習得している[[ヒット&アウェイ]]との相性が良い。ラミアは[[エースボーナス|エース]]で射撃武器の攻撃力が上昇する為、火力面で秀でている。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
:フィールドグラフィック・及び名前のみ登場。性能不足による型落ちが否めなかったため、マオ・インダストリーにてオーバーホール中に襲撃を受け後継機のMK-II・MK-IIIL/Rと共に撃破されてしまうため、自軍機体として使用することは出来ない。なお、同じく撃破されたMK-II・MK-IIIL/Rと共に、一部の戦闘アニメは没データとして残っている。格闘用の換装武器のアニメは存在が確認されてるが、製作中に一部シナリオが変わったのかブラックホールキャノンのアニメは用意されていないため、棒立ちしたヒュッケバインが登場した後いきなり敵機体がダメージを食らうといった事となり、一部ではバニシングアタックなどと名付けられた。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。
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:フィールドグラフィック・及び名前のみ登場で、性能不足による型落ちが否めなかったためマオ・インダストリーにてオーバーホール中に襲撃を受け、後継機のMK-II・MK-IIIL/Rと共に撃破されてしまうため、自軍機体として使用することは出来ない。なお、同じく撃破されたMK-II・MK-IIIL/Rと共に、一部の戦闘アニメは没データとして残っている。格闘用の換装武器のアニメは存在が確認されてるが、製作中に一部シナリオが変わったのかブラックホールキャノンのアニメは用意されていないため、棒立ちしたヒュッケバインが登場した後いきなり敵機体がダメージを食らうといった事となり、一部ではバニシングアタックなどと名付けられた。詳しくは[[ヒュッケバイン問題]]を参照。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:ゲーム中には登場しないが『新』の設定を踏まえて制作された作品であり、ライがテストパイロットを務め事故で片腕を失った、ということが前日談小説にて明かされている。
 
:ゲーム中には登場しないが『新』の設定を踏まえて制作された作品であり、ライがテストパイロットを務め事故で片腕を失った、ということが前日談小説にて明かされている。
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
 
;[[スーパーヒーロー作戦]]
:ライの台詞の中にのみ登場。本ソフト自体が『α』の前日譚的存在である為、『α』の設定に準じたエピソードが語られている。
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:ライの台詞の中にのみ登場する。本ソフト自体が『α』の前日譚的存在である為、『α』の設定に準じたエピソードが語られている。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:バックパックの2基のウェポンベイに搭載された小型ミサイル。
 
:バックパックの2基のウェポンベイに搭載された小型ミサイル。
 
:OGシリーズでは未搭載。搭載スペースにテスラドライブが入っている為に矛盾が発生するということからOGシリーズでは未搭載扱いになったことが生放送で語られた。<ref>2017年12月放送「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」より</ref>
 
:OGシリーズでは未搭載。搭載スペースにテスラドライブが入っている為に矛盾が発生するということからOGシリーズでは未搭載扱いになったことが生放送で語られた。<ref>2017年12月放送「鋼の年末スパロボ感謝祭&忘年会」より</ref>
:旧シリーズでは着弾位置指定型の[[マップ兵器]]として登場。『V』では通常版と着弾位置指定型マップ版の2つがある。
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:旧シリーズでは着弾位置指定型の[[マップ兵器]]として登場する。『V』では通常版と着弾位置指定型マップ版の2つがある。
 
;ブラックホールキャノン
 
;ブラックホールキャノン
 
:文字通りマイクロブラックホールを打ち出し、高重力で標的を圧壊させる武装。機体の全高とほぼ同じ長さ。後のヒュッケバインシリーズの重力系武装と異なり、ヒュッケバイン本体とは直接接続されず、両サイドのグリップを掴んで使用する。
 
:文字通りマイクロブラックホールを打ち出し、高重力で標的を圧壊させる武装。機体の全高とほぼ同じ長さ。後のヒュッケバインシリーズの重力系武装と異なり、ヒュッケバイン本体とは直接接続されず、両サイドのグリップを掴んで使用する。
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;ロシュセイバー
 
;ロシュセイバー
 
:刀身を重力波で形成する非実体剣。
 
:刀身を重力波で形成する非実体剣。
:OGシリーズでは換装武器。『無限のフロンティア』にも同名の武器が登場し、詳細が説明されてる。コトブキヤが発売したヒュッケバインMk-IIIのプラモデルの解説書によると、グラビコンシステムを用いているとのこと。
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:OGシリーズでは換装武器。『無限のフロンティア』にも同名の武器が登場し、詳細が説明されている。コトブキヤが発売したヒュッケバインMk-IIIのプラモデルの解説書によると、グラビコンシステムを用いているとのこと。
 
:METAL ROBOT魂版にてサイドスカート裏に収納されてるという設定が追加された。
 
:METAL ROBOT魂版にてサイドスカート裏に収納されてるという設定が追加された。
 
;リープ・スラッシャー
 
;リープ・スラッシャー
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
;4連装ミサイルランチャー
 
;4連装ミサイルランチャー
:内蔵兵器でなくオプション兵器と思われる。OGシリーズでは装備しておらず換装武器としても未登場。
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:内蔵兵器でなくオプション兵器と思われる。OGシリーズでは装備しておらず、換装武器としても未登場のまま。
 
;プラズマソード
 
;プラズマソード
:刀身をプラズマで形成する非実体剣。OGシリーズでは装備しておらず換装武器としても未登場。
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:刀身をプラズマで形成する非実体剣。OGシリーズでは装備しておらず換装武器としても未登場である。
 
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]までの旧シリーズではロシュセイバーと同時に装備しており、2種類の非実体剣を持つ珍しい機体であった。
 
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]までの旧シリーズではロシュセイバーと同時に装備しており、2種類の非実体剣を持つ珍しい機体であった。
  
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