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[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた。
[[一年戦争]]では[[ジオン軍]][[地球]]方面軍司令官として北米に進駐しているが、その権限は北米方面軍に限られていた。
TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになり、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
TV版第6話で、[[ホワイトベース]]と[[ガンダム]]を追って降下してきたシャアを歓待する。しかし、戦時下で大規模なパーティを催し、[[ニューヨーク|ニューヤーク]]市長の娘・[[イセリナ・エッシェンバッハ]]と恋仲になるなど、危機感のなさが表面化していた<ref>ただし、これらの行動には地元の有力者を懐柔する政治目的もあったと思われる。</ref>。その後、[[ホワイトベース隊]]との戦闘で、戦果を焦るあまりに、[[シャア・アズナブル]]の策謀にかかってホワイトベースに[[ガウ]]の背後を向けることになてっしまい、シャアからの通信で自身が彼に利用されていた事実に気づく。しかし、泣き言を言う事無く、自らの死の覚悟を決めたガルマは、せめて犬死だけにはならないようホワイトベースに最後の突撃を敢行し、戦死を遂げる(TV版第10話)。その死は長兄[[ギレン・ザビ|ギレン]]によって政治的に利用された。
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
兄弟の中で最も仲が良かったとはいえ、次兄[[ドズル・ザビ]]からその才能を惜しまれ、[[指揮官]]ながらも[[ドップ]]に搭乗して前線に出る勇猛さなど決して無能ではないのだが、シャアに「坊やだからさ…」と看破されたとおり、育ちの良さ故によるお人好し振りや優しさと詰めの甘さが、ガルマの命取りであったといえなくもない。
:もはや戦死からは逃れられないと悟ったガルマは、取り乱さずに敵艦ホワイトベースへ最後の攻撃を掛けることを決意する。そして…。
:もはや戦死からは逃れられないと悟ったガルマは、取り乱さずに敵艦ホワイトベースへ最後の攻撃を掛けることを決意する。そして…。
;「ジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇ!!」
;「ジオン公国に栄光あれぇぇぇぇぇ!!」
:[[ガウ]]をホワイトベースに向けて[[特攻]]させた時の最期の台詞。
:[[ガウ]]をホワイトベースに向けて[[特攻]]させた時の辞世の句。'''「ザビ家」ではなくあくまでも「ジオン公国」の栄光を願う言葉からも'''、ガルマが最後までジオンの国民達を思っていた事が伺われる。
:ちなみに、[[勇者ライディーン|先の作品]]に登場した[[プリンス・シャーキン|とあるキャラクター]]が自身の死に際に、ガルマの最期の台詞と同様の趣旨の発言をしている。
:ちなみに、[[勇者ライディーン|先の作品]]に登場した[[プリンス・シャーキン|とあるキャラクター]]が自身の死に際に、ガルマの最期の台詞と同様の趣旨の発言をしている。
;「二ヶ月ほどの内に一度ジオンに帰ります。ですが、父上。その前に必ず一つ大戦果を上げてご覧にいれますよ」<br />「『親の七光りで将校だ元帥だ』などと国民に笑われたくはありませんからね。では、お目にかかる日を楽しみにしております」
;「二ヶ月ほどの内に一度ジオンに帰ります。ですが、父上。その前に必ず一つ大戦果を上げてご覧にいれますよ」<br />「『親の七光りで将校だ元帥だ』などと国民に笑われたくはありませんからね。では、お目にかかる日を楽しみにしております」