24行目: |
24行目: |
| | 初クレジットSRW = | | | 初クレジットSRW = |
| }} | | }} |
− | | + | 『'''第2次スーパーロボット大戦α'''』は「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」のゲーム作品。「[[αシリーズ]]」の1つ。 |
| ==概要== | | ==概要== |
| [[αシリーズ]]の第3作目。『[[スーパーロボット大戦α]]』から引き続き登場の作品はシナリオが終わっており、絡みはしても脇役的な配置。 | | [[αシリーズ]]の第3作目。『[[スーパーロボット大戦α]]』から引き続き登場の作品はシナリオが終わっており、絡みはしても脇役的な配置。 |
34行目: |
34行目: |
| 全57話というボリュームに対して登場作品関連のイベントを削るわけにも行かず、皺寄せは全て[[主人公]]シナリオに来る形である。そのため、各作品が顔見世する序盤20話のうちテーマのかぶる話、機体乗り換えの31話、[[ライバル]]との対決が終結する37話、そして最終話を除き、主人公は話のメインパートに絡んでこないのは残念な所。またその乗り換えイベントを1話独立させて組み込んでいる為、クロスオーバー感も薄い。 | | 全57話というボリュームに対して登場作品関連のイベントを削るわけにも行かず、皺寄せは全て[[主人公]]シナリオに来る形である。そのため、各作品が顔見世する序盤20話のうちテーマのかぶる話、機体乗り換えの31話、[[ライバル]]との対決が終結する37話、そして最終話を除き、主人公は話のメインパートに絡んでこないのは残念な所。またその乗り換えイベントを1話独立させて組み込んでいる為、クロスオーバー感も薄い。 |
| | | |
− | しかしストーリーのテンポの良さ、主人公面々の成長譚、現在もなお形を変えつつ残る小隊システムの導入など、α同様にスパロボの新しい一つの分岐点作品になった事には違いない。また、アニメ化されてない『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』を登場させた事でも話題となり、良い意味で非常に試験的な作品とも言える(ただしクロスボーン・ガンダムは本作以前に『SDガンダムGジェネレーションF』に登場しており、[[BGM]]、顔グラフィック、担当声優などは流用されている。そのため、実際には原作漫画からではなくゲーム作品からの参戦と言っても差し支えない)。 | + | しかしストーリーのテンポの良さ、主人公面々の成長譚、現在もなお形を変えつつ残る小隊システムの導入など、α同様にスパロボの新しい一つの分岐点作品になった事には違いない。また、アニメ化されてない『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』を登場させた事でも話題となり、良い意味で非常に試験的な作品とも言える([[BGM]]、顔グラフィック、担当声優は本作以前に登場した『SDガンダムGジェネレーションF』のものが使用されている)。 |
| | | |
− | [[αシリーズ]]の完結作である[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]の展開を考えるとストーリー的には中継ぎの印象が強い。寺田Pは、製作意図として「[[地球]]上の問題を一括で終了させる狙いがあった」と語っている。
| + | αシリーズの完結作である『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』の展開を考えるとストーリー的には中継ぎの印象が強い。寺田Pは、製作意図として「[[地球]]上の問題を一括で終了させる狙いがあった」と語っている。 |
| | | |
− | 会話デモの画面構成はαシリーズでは唯一バストアップ+下段テキスト欄の形式を不採用とし、[[IMPACT]]などと同じショルダーアップ+上下2段テキスト欄の形式となっている。
| + | 会話デモの画面構成はαシリーズでは唯一バストアップ+下段テキスト欄の形式を不採用とし、『[[IMPACT]]』などと同じショルダーアップ+上下2段テキスト欄の形式となっている。 |
| | | |
| 本作から最終シナリオのマップBGMにOPテーマのアレンジが展開され(本作は「SKILL」のアレンジ)、以降の作品でも最終シナリオのBGMでJAM Projectが歌うOPテーマのアレンジが採用されることが定着している。 | | 本作から最終シナリオのマップBGMにOPテーマのアレンジが展開され(本作は「SKILL」のアレンジ)、以降の作品でも最終シナリオのBGMでJAM Projectが歌うOPテーマのアレンジが採用されることが定着している。 |
49行目: |
49行目: |
| === 既存システムと変更点 === | | === 既存システムと変更点 === |
| ;[[パイロット養成]]・[[パイロットポイント]] | | ;[[パイロット養成]]・[[パイロットポイント]] |
− | :『OG1』にて採用されたシステムを王道シリーズで初採用。本作から登場した[[特殊技能]]に[[見切り]]や[[ガード]]等がある。 | + | :『[[OG1]]』にて採用されたシステムを王道シリーズで初採用。本作から登場した[[特殊技能]]に[[見切り]]や[[ガード]]等がある。 |
| ;精神コマンド消費SPの個別化 | | ;精神コマンド消費SPの個別化 |
| :こちらも『OG1』からの輸入要素。 | | :こちらも『OG1』からの輸入要素。 |
| ;武器改造の仕様変更 | | ;武器改造の仕様変更 |
− | :本作から、武器[[改造]]の逆転現象が起こらない(起こりにくい)パラメータ数値が設定されるようになった(GCなど一部例外もあり)。 | + | :本作から、武器[[改造]]の逆転現象が起こらない(起こりにくい)パラメータ数値が設定されるようになった(『[[GC]]』など一部例外もあり)。 |
| ;インターフェイスの充実化 | | ;インターフェイスの充実化 |
| :ホットキー設定によるワンボタンでのユニット変形・小隊長変更や、ステータス画面からキャラクター事典・ロボット大図鑑への移動、マップへのマーキングが可能になるなどインターフェイス面が従来作から一新されプレイアビリティが向上した。 | | :ホットキー設定によるワンボタンでのユニット変形・小隊長変更や、ステータス画面からキャラクター事典・ロボット大図鑑への移動、マップへのマーキングが可能になるなどインターフェイス面が従来作から一新されプレイアビリティが向上した。 |
90行目: |
90行目: |
| *★[[勇者王ガオガイガー]] | | *★[[勇者王ガオガイガー]] |
| | | |
− | 『F91』はα以来のシリーズ復帰。
| + | 『F91』は『α』以来のシリーズ復帰。 |
| | | |
| [[バーザム]]の外見が『[[ガンダム・センチネル]]』版となっている。 | | [[バーザム]]の外見が『[[ガンダム・センチネル]]』版となっている。 |
228行目: |
228行目: |
| |} | | |} |
| | | |
− | ※レーツェルの正体である[[エルザム・V・ブランシュタイン]]は[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]で登場済。 | + | ※レーツェルの正体である[[エルザム・V・ブランシュタイン]]は『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]]』で登場済。 |
| | | |
| ==== 敵勢力([[クストース]]) ==== | | ==== 敵勢力([[クストース]]) ==== |
300行目: |
300行目: |
| === 関連用語 === | | === 関連用語 === |
| <!-- 専用記事がなければ紹介が多少詳細でも可。専用記事が出来たら紹介削除または一行程度に簡略化。 --> | | <!-- 専用記事がなければ紹介が多少詳細でも可。専用記事が出来たら紹介削除または一行程度に簡略化。 --> |
− | シリーズとしては『[[αシリーズ]]』参照。
| + | シリーズとしては「[[αシリーズ]]」参照。 |
| *[[クストース]] | | *[[クストース]] |
| *[[バラルの園]] | | *[[バラルの園]] |
| ;Gサンダーチーム | | ;Gサンダーチーム |
− | :[[ゴーショーグン]]単機による小隊名。読みは[[グッドサンダーチーム]]。今回はテレポートしてしまうのは[[グッドサンダー|母艦]]の担当で、[[ゴーショーグン]]自体はどこかに行ったりしないようだ。 | + | :[[ゴーショーグン]]単機による小隊名。読みは[[グッドサンダーチーム]]。今回はテレポートしてしまうのは[[グッドサンダー|母艦]]の担当で、ゴーショーグン自体はどこかに行ったりしないようだ。 |
| ;銀の流星 | | ;銀の流星 |
| :アイビス編で発生する強制出撃時の、アルテリオン単機による小隊名。シナリオ中でベガリオンと合流、小隊を再編成すると、小隊名は超新星に変わる。ちなみに、敵としてスレイが登場した際のスレイの小隊名は「緋の彗星」。[[シャア・アズナブル|流石に赤はマズかった]]のだろう。 | | :アイビス編で発生する強制出撃時の、アルテリオン単機による小隊名。シナリオ中でベガリオンと合流、小隊を再編成すると、小隊名は超新星に変わる。ちなみに、敵としてスレイが登場した際のスレイの小隊名は「緋の彗星」。[[シャア・アズナブル|流石に赤はマズかった]]のだろう。 |