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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *ア・バオア・クーを脱出した後は、無傷で温存されていたグラナダの突撃機動軍と本国サイド3の防衛軍の戦力を用いた反攻作戦を企図していた。
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| *キシリア・ザビは『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物の中で、最も評価が分かれている人物の一人である。 | | *キシリア・ザビは『[[機動戦士ガンダム]]』の登場人物の中で、最も評価が分かれている人物の一人である。 |
| **各種派生作品においても、「ジオン・ズム・ダイクンの信奉者であり、先見の明を有していた」という肯定的なものから「私怨によりジオン内部に無用な火種を撒き続けた」という否定的なものまで、彼女の描かれ方は非常に幅広い。 | | **各種派生作品においても、「ジオン・ズム・ダイクンの信奉者であり、先見の明を有していた」という肯定的なものから「私怨によりジオン内部に無用な火種を撒き続けた」という否定的なものまで、彼女の描かれ方は非常に幅広い。 |
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| **沖一氏の漫画『ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達』第1話におけるキシリアは、本作の主役であるジョニー・ライデン(SRW未登場)が慕う程の'''美少女・美女として描かれている'''。こちらのキシリアは、エレガントなドレス姿が似合う貴婦人としての印象が強い。 | | **沖一氏の漫画『ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達』第1話におけるキシリアは、本作の主役であるジョニー・ライデン(SRW未登場)が慕う程の'''美少女・美女として描かれている'''。こちらのキシリアは、エレガントなドレス姿が似合う貴婦人としての印象が強い。 |
| *初登場は第11話「イセリナ恋のあと」で、第18話「灼熱!アッザム・リーダー」の頃はまだ設定が練りきられてなかったのか、[[マ・クベ]]に丁寧語で接する等、後半再登場する時とはやや異なる印象を与える(「[[#名台詞|名台詞]]」の欄にあるように、本質的な冷徹さは変わらないが)。 | | *初登場は第11話「イセリナ恋のあと」で、第18話「灼熱!アッザム・リーダー」の頃はまだ設定が練りきられてなかったのか、[[マ・クベ]]に丁寧語で接する等、後半再登場する時とはやや異なる印象を与える(「[[#名台詞|名台詞]]」の欄にあるように、本質的な冷徹さは変わらないが)。 |
− | *最終話(TV版)でシャアにバズーカで首を吹き飛ばされたシーンでは演出を担当した板野一郎氏によって、当初はリアリティを出す為に'''首だけではなく内臓も飛び散る描写がなされた'''。 | + | *キシリアはア・バオア・クーを脱出した後は、無傷で温存されていたグラナダの突撃機動軍と本国[[サイド3]]の防衛軍の戦力を用いた反攻作戦を企図していた。 |
− | **しかし、富野監督から「やりすぎだ!」と怒られてしまった結果、最終話(TV版)放送時では画面が点滅する描写に差し替えられている。
| + | *最終話(TV版)でシャアにバズーカで首を吹き飛ばされたシーンでは演出を担当した板野一郎氏によって、当初はリアリティを出す為に'''首だけではなく内臓も飛び散る描写がなされた'''。しかし、富野監督から「やりすぎだ!」と怒られてしまった結果、最終話(TV版)放送時では画面が点滅する描写に差し替えられている。 |
− | **ところが、その一方で劇場版第3部における上述の場面をスロー再生すると、「(光でぼかされているものの)キシリアの首が吹き飛び、脱出艇の爆発によって四散した彼女の脚や腕および胴体が無重力状態の船中を漂う」という、[[トラウマイベント|グロテスクな描写になっている]]事が確認できる。 | + | **一方、劇場版第3部における上述の場面をスロー再生すると、「(光でぼかされているものの)キシリアの首が吹き飛び、脱出艇の爆発によって四散した彼女の脚や腕および胴体が無重力状態の船中を漂う」という、[[トラウマイベント|グロテスクな描写になっている]]事が確認できる。 |
| **後に富野監督が自ら執筆した[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』ではシャアに殺される点は同様だが、'''「シャア専用[[リック・ドム]]の(キシリア自身が乗っていた)掌上から、文字通り掌を返された事で墜落死する」'''という最期に変更されている。 | | **後に富野監督が自ら執筆した[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』ではシャアに殺される点は同様だが、'''「シャア専用[[リック・ドム]]の(キシリア自身が乗っていた)掌上から、文字通り掌を返された事で墜落死する」'''という最期に変更されている。 |
| **安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアのバズーカで首を吹き飛ばされて死亡する点は変わらないが、バズーカの弾頭がそのまま脱出艇の艦橋を破壊しそのまま[[ドロス]](同作では大型化されており単独で敵艦隊を殲滅できる)の内部に脱出艇が入り込んで誘爆した結果、ドロスもまた轟沈している。 | | **安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアのバズーカで首を吹き飛ばされて死亡する点は変わらないが、バズーカの弾頭がそのまま脱出艇の艦橋を破壊しそのまま[[ドロス]](同作では大型化されており単独で敵艦隊を殲滅できる)の内部に脱出艇が入り込んで誘爆した結果、ドロスもまた轟沈している。 |
− | *後年、キシリア・ザビ役の[[声優]]である小山茉美氏は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて[[タリア・グラディス]]役を演じており、かつてシャアを演じた池田秀一氏([[ギルバート・デュランダル]]役)と共演している。 | + | *後年、キシリア・ザビ役の[[声優]]である小山茉美氏は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて[[タリア・グラディス]]役を演じており、かつてシャアを演じた[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏([[ギルバート・デュランダル]]役)と共演している。 |
− | **また、小山氏はTV放送前のインタビューなどで冗談混じりに「最後はデュランダルの顔をバズーカで吹き飛ばしたい(=「初代ガンダムのキシリア役として、池田氏のシャアにリベンジしたい」)」と語っている。 | + | **また、小山氏はTV放送前のインタビュー等で冗談混じりに「最後はデュランダルの顔をバズーカで吹き飛ばしたい(=「初代ガンダムのキシリア役として、池田氏のシャアにリベンジしたい」)」と語っている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |