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233 バイト除去 、 2013年3月23日 (土) 22:52
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クロスゲート・パラダイム・システムにより限定空間なら因果律を意のままに操作できるはずであるが、鋼龍戦隊の存在は消したくても消せなかった模様。シュウに聞かれたユーゼス自身の弁によると、どうやら輪廻を完全に刷新して構築するためには自らの手で倒して輪廻を抹消していく必要があったらしい。ユーゼス自身はこのアダマトロンを以って、ゴッツォ家に関わる者やバルマー本星、果ては全ての並行世界を滅ぼして新たな世界を作ろうとしていた。
 
クロスゲート・パラダイム・システムにより限定空間なら因果律を意のままに操作できるはずであるが、鋼龍戦隊の存在は消したくても消せなかった模様。シュウに聞かれたユーゼス自身の弁によると、どうやら輪廻を完全に刷新して構築するためには自らの手で倒して輪廻を抹消していく必要があったらしい。ユーゼス自身はこのアダマトロンを以って、ゴッツォ家に関わる者やバルマー本星、果ては全ての並行世界を滅ぼして新たな世界を作ろうとしていた。
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境界空間に引きずり込んだ鋼龍戦隊をその力とAI1由来の再生能力で以って追い詰めたが、[[エア・クリスマス]]の転移による特攻と内部からのイルイの力によってイングに脱出され、[[クロスゲート・パラダイム・システム]]が不完全になる。
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境界空間に引きずり込んだ鋼龍戦隊をその力とAI1由来の再生能力で以って追い詰めたが、[[エア・クリスマス]]の転移特攻による融合爆発と内部からのイルイの力によって、イングに脱出され[[クロスゲート・パラダイム・システム]]が不完全になる。
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ユーゼスは「マシアフに力が残っていれば、それによって自分を拒絶したはず」と述べ、イルイの念が完全に閉じたと思っていたが、実はまだ彼女には力が残っていた。自責の念にかられるイングはイルイに自分を殺すよう懇願していたが、それをするとユーゼスがガンエデンの念に耐えられなくなりアダマトロンは自滅するが、同時に抑えの無くなったガンエデンの念が解き放たれ、鋼龍戦隊を巻き込む破壊力へと変わってしまう。そのため、イングに代わってガンエデンの念を抑えるためにイルイはイングだけを脱出させ、自分は内部に残った。
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ユーゼスは「マシアフに力が残っていれば、それによって自分を拒絶したはず」と述べ、イルイの念が完全に閉じたと思っていたが、実はまだ彼女には力が残っていた。自責の念にかられるイングはイルイに自分を殺すよう懇願していたが、それをするとユーゼスがガンエデンの念に耐えられなくなりアダマトロンは自滅するが、同時に抑えの無くなったガンエデンの念が解き放たれ、鋼龍戦隊を巻き込む破壊力へと変わってみんな死んでしまう。そのため、イングに代わってガンエデンの念を抑えるためにイルイはイングだけを脱出させ、自分は内部に残った。
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また、イルイを取り込んでいるせいで、鋼龍戦隊とイルイの想いが[[T-LINKシステム]]なしでも互いの念を繋ぎ合わせ、不完全な[[クロスゲート・パラダイム・システム]]ではイングを真言で操ることも、鋼龍戦隊を因果律操作で直接抹消することも不可能となってしまう。イルイを取り込んだことが大きな敗因となって形勢が逆転、鋼龍戦隊の猛攻を受け、撃破された。
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また、イルイを取り込んでいるせいで、鋼龍戦隊とイルイの想いが[[T-LINKシステム]]なしでも互いの念を繋ぎ合わせ、不完全な[[クロスゲート・パラダイム・システム]]ではイングを真言で操ることも、鋼龍戦隊を因果律操作で直接抹消することも不可能となってしまい形勢が逆転、鋼龍戦隊の猛攻を受け、撃破された。ガンエデンがアダマトロンになった時点で不要になっていたイルイを取り込んだままだったことが大きな敗因となった。
 
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そもそもユーゼスの言動からして、彼はバラルの園に現れた際、'''イルイがガンエデンの念を抑え込んでいることを知らなかった'''可能性が高い。彼の認識は恐らく「ガンエデンを御するにはマシアフが必要」というレベルで、それは正しいのだが、実際の流れを見ると、イルイがガンエデンを抑え込んでいなければ、乗っ取る以前にガンエデンが消滅していたことになる。言い換えると、'''たとえイングという代用品があっても、イルイなくしてはガンエデンを手中に出来なかった'''という事実が見える。つまり、過去の因果律を引き合いに出すまでもなく、ガンエデンを乗っ取ろうと考えた時点で敗北が確定していたことになる。
      
過去作の大ボスの立ち位置を一気に担ったような存在で、まず真っ先に[[スーパーロボット大戦α|α]]の[[ジュデッカ]]、ユーゼスが超越者となるためのプロセスという点では超神ゼスト、[[アストラナガン]](に相当する機体)を取り込んだ点では[[アウルゲルミル]]、ゴッツォの者がガンエデンを奪い、自ら作り出した存在と対峙したという点では[[シヴァー・ゴッツォ]]の操る[[ゲベル・ガンエデン]]、となる。
 
過去作の大ボスの立ち位置を一気に担ったような存在で、まず真っ先に[[スーパーロボット大戦α|α]]の[[ジュデッカ]]、ユーゼスが超越者となるためのプロセスという点では超神ゼスト、[[アストラナガン]](に相当する機体)を取り込んだ点では[[アウルゲルミル]]、ゴッツォの者がガンエデンを奪い、自ら作り出した存在と対峙したという点では[[シヴァー・ゴッツォ]]の操る[[ゲベル・ガンエデン]]、となる。
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ユーゼスは「自らの運命を超える」ために当初は起因がどこにあるのか知ることで対策を立てようとしていたが、「アカシャ変動因子」を得たことで目的が変わり、起因がどうであろうと全く関係しない新たな世界を作り上げようとしていたらしい。新たな世界になれば古き呪輪廻が抹消されているため、OGシリーズに登場したパンプレオリキャラが輪廻転生してくることも再有生することもない。
 
ユーゼスは「自らの運命を超える」ために当初は起因がどこにあるのか知ることで対策を立てようとしていたが、「アカシャ変動因子」を得たことで目的が変わり、起因がどうであろうと全く関係しない新たな世界を作り上げようとしていたらしい。新たな世界になれば古き呪輪廻が抹消されているため、OGシリーズに登場したパンプレオリキャラが輪廻転生してくることも再有生することもない。
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ユーゼスが「天の配剤」と称する幸運がいくつも重なって出来たことに加え、因果律を歪める存在であるにも拘らず、[[イングラム・プリスケン|因果律の]][[クォヴレー・ゴードン|番人達]]が影すら見せなかったことを考えると、アダマトロンが生み出されること自体が因果律によって決定された、単なる予定調和であった可能性がある。だとすると、神の支配を振り切ったと調子づいていたが実際は掌の上だった、という孫悟空のごとき非常に哀れな存在ということになる。皮肉なことに'''ユーゼスがそうしようとすれば必ず失敗する運命が待っている'''、因果の鎖とはそういった、自らの果たそうとしている事柄から逸脱することの出来ない不変のものなのかもしれない。
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今回のユーゼスの「十重二十重(とえはたえ)の計画」は運任せな所が多い。イングがドゥバンに殺されかねなかったこと、ルイーナの出現は予想外であり倒した鋼龍戦隊に感謝すらしていること、イルイがガンエデン内部に溜め込まれた念を抑え込んでいなければガンエデンの念が地球内外に災厄をもたらす規模で放出されどうなっていたか分からないことなどなど。ユーゼスが「天の配剤」と称する幸運がいくつも重なって出来たことに加え、因果律を歪める存在であるにも拘らず、[[イングラム・プリスケン|因果律の]][[クォヴレー・ゴードン|番人達]]が影すら見せなかったことを考えると、アダマトロンが生み出されること自体が因果律によって決定された、単なる予定調和であった可能性がある。だとすると、神の支配を振り切ったと調子づいていたが実際は掌の上だった、という孫悟空のごとき非常に哀れな存在ということになる。皮肉なことに'''ユーゼスがそうしようとすれば必ず失敗する運命が待っている'''、因果の鎖とはそういった、自らの果たそうとしている事柄から逸脱することの出来ない不変のものなのかもしれない。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
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