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| その後は登場しないが、元々予定されていた最終回の構想は、一矢と[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]が参加する[[火星]]開発団の出発セレモニーの陰で、'''廃人となった三輪がおもちゃの銃を振り回す'''という内容であった。自業自得と言えばそれまでだが、どこか哀れで非常に後味の悪い結末である。 | | その後は登場しないが、元々予定されていた最終回の構想は、一矢と[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]が参加する[[火星]]開発団の出発セレモニーの陰で、'''廃人となった三輪がおもちゃの銃を振り回す'''という内容であった。自業自得と言えばそれまでだが、どこか哀れで非常に後味の悪い結末である。 |
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− | 過激な発言からただの危険人物に思われがちだが、 軍事面での功績は評価されているようで、国連エール勲章なるものを授与されている。しかし、作中では三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥る事もあり、バーム側からも無能呼ばわりされるなど、決して指揮官として有能というわけではない。権力やコネ、あるいは手柄の横取りなどで受勲したのではないかと勘ぐってしまう(これについては推測の範疇を出ないが)。その究極と言える暴挙は、バーム星人に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となった。物語の戦争は発端こそオルバン大元帥らの謀略であったが、長引いてしまったのは彼の数々の所業のためと言っても過言ではない<ref>実際、原作終了後の設定である『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[夕月京四郎|京四郎]]から「素直に反省する男だったら、バーム戦争はもっと早く終わってた」と発言されるように、バーム戦争が長期化した元凶とされている。</ref>。これら数多くの暴挙から「'''キング・オブ・敵よりも邪魔な味方'''」の代表キャラという評価も根付いている。 | + | 過激な発言からただの危険人物に思われがちだが、 軍事面での功績は評価されているようで、国連エール勲章なるものを授与されている。しかし、作中では三輪の勝手な行動のせいで地球側が窮地に陥る事もあり、バーム側からも無能呼ばわりされるなど、決して指揮官として有能というわけではない。権力やコネ、あるいは手柄の横取りなどで受勲したのではないかと勘ぐってしまう(これについては推測の範疇を出ないが)。その究極と言える暴挙は、バーム星人に地球人への強い不信感を抱かせる大きな原因となった。物語の戦争は発端こそオルバン大元帥らの謀略であったが、長引いてしまったのは彼の数々の所業のためと言っても過言ではない<ref>実際、原作終了後の設定である『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[夕月京四郎|京四郎]]から「素直に反省する男だったら、バーム戦争はもっと早く終わってた」と発言されるように、バーム戦争が長期化した元凶とされている。</ref>。これら数多くの暴挙から「'''敵よりも邪魔な味方の代表キャラ'''」という評価も根付いている。 |
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| また、頑なに敵の殲滅に拘り、戦い以外の解決手段を見つけられないその姿勢は、逆に「哀れ」とみなされる事もある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできないあわれな人だった'''」と解説された。実は初期設定だと劇中の様な過激派ではなく一矢の父であると仲良く肩を組んでる写真を机の上に飾っていたり、設定資料集では優しげな表情も確認されている。打ち切りなどの都合であの様な立ち位置になったらしい。 | | また、頑なに敵の殲滅に拘り、戦い以外の解決手段を見つけられないその姿勢は、逆に「哀れ」とみなされる事もある。実際、『ダイモス』のロマンアルバムでは「'''戦うことしかできないあわれな人だった'''」と解説された。実は初期設定だと劇中の様な過激派ではなく一矢の父であると仲良く肩を組んでる写真を机の上に飾っていたり、設定資料集では優しげな表情も確認されている。打ち切りなどの都合であの様な立ち位置になったらしい。 |
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| :本人同士に強い接点はないが、[[αナンバーズ]]の一部からは軍事中心の物言いを悪く取られ、同類扱いされている。もっとも、彼女の場合は三輪のように私利私欲で動くような事はないが。 | | :本人同士に強い接点はないが、[[αナンバーズ]]の一部からは軍事中心の物言いを悪く取られ、同類扱いされている。もっとも、彼女の場合は三輪のように私利私欲で動くような事はないが。 |
| ;[[フレイ・アルスター]] | | ;[[フレイ・アルスター]] |
− | :直接絡む描写はないが、『第3次α』ではザフトに父親を殺された彼女を軍のプロパガンダに利用しようと考えていた。 | + | :直接絡む描写はないが、『第3次α』ではザフトに父親を殺された彼女を軍のプロパガンダに利用しようと考えていた(要は『SEED』におけるウィリアム・サザーランドのポジションを兼任している。)。 |
| ;[[ムルタ・アズラエル]] | | ;[[ムルタ・アズラエル]] |
| :『第3次α』で競演。失脚・投獄されていたところをアズラエルに救われ復帰することができたが、以降は完全に首根っこを抑えられ、その手駒に成り下がった。共に行動するが、無能扱いされて内心キレたり、逆にアズラエルの無茶苦茶ぶりにドン引きする場面も見られる。 | | :『第3次α』で競演。失脚・投獄されていたところをアズラエルに救われ復帰することができたが、以降は完全に首根っこを抑えられ、その手駒に成り下がった。共に行動するが、無能扱いされて内心キレたり、逆にアズラエルの無茶苦茶ぶりにドン引きする場面も見られる。 |
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| ;(武器商人の青二才めが…!言わせておけば…!) | | ;(武器商人の青二才めが…!言わせておけば…!) |
| :第37話「果て無き旅路の始まり」より。[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に無能扱いされて。流石の三輪も内心では腹立たしく思っていた。 | | :第37話「果て無き旅路の始まり」より。[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に無能扱いされて。流石の三輪も内心では腹立たしく思っていた。 |
− | ;(この男、一体どれほどの影響力を軍内部に持っているのだ) | + | ;(この男、一体どれほどの影響力を軍内部に持っているのだ…) |
| :上記のやり取りの直後、[[ムルタ・アズラエル]]が[[エイパー・シナプス|シナプス]]を処刑させると発言した事に驚愕する。 | | :上記のやり取りの直後、[[ムルタ・アズラエル]]が[[エイパー・シナプス|シナプス]]を処刑させると発言した事に驚愕する。 |
| ;「お、おまちください!アズラエル理事!!核兵器の使用は、[[南極条約]]で固く禁じられております…!」<br />「しかし、理事…。核の使用は世論や安全評議会が…」 | | ;「お、おまちください!アズラエル理事!!核兵器の使用は、[[南極条約]]で固く禁じられております…!」<br />「しかし、理事…。核の使用は世論や安全評議会が…」 |
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』後半、プラントに対して核攻撃を図るアズラエルへの諌言。普段、民間人を見下しまくっている事を考えれば、世論を気にする姿もやや違和感があるが、それが原因で一度は逮捕されたのが少しは応えていたのかもしれない。また、[[異星人]]を始めとする外敵の存在を無視してまで[[コーディネイター]]との戦いを優先するアズラエルの狂気にはさすがについていけなかった模様。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』後半、プラントに対して核攻撃を図るアズラエルへの諌言。普段、民間人を見下しまくっている事を考えれば、世論を気にする姿もやや違和感があるが、それが原因で一度は逮捕されたのが少しは応えていたのかもしれない。また、[[異星人]]を始めとする外敵の存在を無視してまで[[コーディネイター]]との戦いを優先するアズラエルの狂気にはさすがについていけなかった模様。とはいえ結局、次の面でコーディネイター殲滅に加担している辺り、所詮は同類か。 |
| ;「全軍、攻撃準備!相手は我らと同じ人類ではない…敵対する以上、バケモノと同じだ!徹底的に叩き潰してやれ!!」 | | ;「全軍、攻撃準備!相手は我らと同じ人類ではない…敵対する以上、バケモノと同じだ!徹底的に叩き潰してやれ!!」 |
| :第51話「終わらない明日へ」より。月から総司令部の直轄艦隊を率いて[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]の援軍に駆けつけ、[[コーディネイター]]の殲滅を声高に叫ぶが…。 | | :第51話「終わらない明日へ」より。月から総司令部の直轄艦隊を率いて[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]の援軍に駆けつけ、[[コーディネイター]]の殲滅を声高に叫ぶが…。 |