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| キャラクターデザイン = Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)<br/>橋本秀樹<br/>桜井正明(アニメ)
 
| キャラクターデザイン = Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)<br/>橋本秀樹<br/>桜井正明(アニメ)
 
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'''マスターテリオン'''は『[[機神咆吼デモンベイン]]』の登場人物。SRWにおける[[パイロット]]の一人。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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:また、[[中断メッセージ]]において'''次元を超えた廃人っぷり'''が判明してしまう。
 
:また、[[中断メッセージ]]において'''次元を超えた廃人っぷり'''が判明してしまう。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
背景が背景だけにぶっ飛んだ能力を持つ上、魔術師補正を加味すれば[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]や[[カリ・ユガ]]に並ぶ。
 
背景が背景だけにぶっ飛んだ能力を持つ上、魔術師補正を加味すれば[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル博士]]や[[カリ・ユガ]]に並ぶ。
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:配下である[[アンチクロス]]の一員であると同時に補佐として活動しているが、マスターテリオンに対して次第に疑問と不満を募らせていく。中盤で彼に抹殺されるが、それも予想の内にあった。
 
:配下である[[アンチクロス]]の一員であると同時に補佐として活動しているが、マスターテリオンに対して次第に疑問と不満を募らせていく。中盤で彼に抹殺されるが、それも予想の内にあった。
 
;[[ティベリウス]]、[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]、[[ウェスパシアヌス]]、[[ティトゥス]]
 
;[[ティベリウス]]、[[カリグラ]]、[[クラウディウス]]、[[ウェスパシアヌス]]、[[ティトゥス]]
:配下である[[アンチクロス]]の構成員。
+
:配下であるアンチクロスの構成員。
 
;[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]
 
;[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]]
:配下である[[アンチクロス]]の一員であり、マスターテリオンの母親。彼女を憑代として転生した。「機神飛翔」では彼女と本気の激突を演じることに。
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:配下であるアンチクロスの一員であり、マスターテリオンの母親。彼女を憑代として転生した。『機神飛翔』では彼女と本気の激突を演じることに。
 
;[[ドクター・ウェスト]]
 
;[[ドクター・ウェスト]]
 
:直属の部下。自由奔放を地で行く彼もマスターテリオンには忠実。また、彼だけはマスターテリオンが唯一直接スカウトに出向いており、その技術を高く評価している。その他、彼の「前回以前のループと同じ行動をしない」という特異なキャラクター性自体を面白がっている節がある。
 
:直属の部下。自由奔放を地で行く彼もマスターテリオンには忠実。また、彼だけはマスターテリオンが唯一直接スカウトに出向いており、その技術を高く評価している。その他、彼の「前回以前のループと同じ行動をしない」という特異なキャラクター性自体を面白がっている節がある。
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[ヒーローマン]]
 
;[[ヒーローマン]]
:[[UX]]における'''いきなり現れたイレギュラーその1'''。ヒーローマンの誕生は'''邪神さえも予測できなかった最大級の不確定要素'''という特殊な位置づけであり、マスターテリオンが九郎と初邂逅した時は興味と警戒心からか、原作のように生身で戦わずに'''いきなりリベル・レギスで襲い掛かってくる'''。
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:[[UX]]』における'''いきなり現れたイレギュラーその1'''。ヒーローマンの誕生は'''邪神さえも予測できなかった最大級の不確定要素'''という特殊な位置づけであり、マスターテリオンが九郎と初邂逅した時は興味と警戒心からか、原作のように生身で戦わずに'''いきなりリベル・レギスで襲い掛かってくる'''。
 
:ゲームが始まったばかりなのにラスボス級のユニットと戦うという絶望的なシチュエーションが生まれ、原作を知っているユーザーの度肝を抜く事となった。
 
:ゲームが始まったばかりなのにラスボス級のユニットと戦うという絶望的なシチュエーションが生まれ、原作を知っているユーザーの度肝を抜く事となった。
 
;[[飛影]]
 
;[[飛影]]
:UXにおける'''いきなり現れたイレギュラーその2'''。その絶望的なシチュエーションさえ覆す大ドンデン返し。これに対してマスターテリオンは「虚空よりの使者」と呼んでいた。UXにおいてこのフレーズは「『前』より以前からやって来る力ある存在」のことを意味する。
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:『UX』における'''いきなり現れたイレギュラーその2'''。その絶望的なシチュエーションさえ覆す大ドンデン返し。これに対してマスターテリオンは「虚空よりの使者」と呼んでいた。『UX』においてこのフレーズは「『前』より以前からやって来る力ある存在」のことを意味する。
 
:前述通りマスターテリオンは無限にループを繰り返しており、飛影との遭遇は例えるなら「遊びつくしたゲームを惰性でプレイしていたら、攻略本にも載っていないルートを自力で発見した」ようなものといえる。全く予想外の展開に陥った彼の心中は察するに余りある。
 
:前述通りマスターテリオンは無限にループを繰り返しており、飛影との遭遇は例えるなら「遊びつくしたゲームを惰性でプレイしていたら、攻略本にも載っていないルートを自力で発見した」ようなものといえる。全く予想外の展開に陥った彼の心中は察するに余りある。
 
:なお、上記の展開は原作者である鋼屋ジン氏も「変な悲鳴が出た」「大導師も同じ気持ちだったと思います」と唸らせている。
 
:なお、上記の展開は原作者である鋼屋ジン氏も「変な悲鳴が出た」「大導師も同じ気持ちだったと思います」と唸らせている。
 
;[[ジョウ・マヤ]]
 
;[[ジョウ・マヤ]]
:UXにおける[[飛影]]の「正体」そのものといえる存在で、ある意味では九郎とアルに次ぎ、アーニーやヒーローマンと並ぶ因縁の相手となる。
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:『UX』における[[飛影]]の「正体」そのものといえる存在で、ある意味では九郎とアルに次ぎ、アーニーやヒーローマンと並ぶ因縁の相手となる。
 
;[[日野道生‎]]
 
;[[日野道生‎]]
 
:同じ由来のコードネーム(トリプルシックス、[[メガセリオン・モデル|マスターセリオン]])を持つ人間。そのためかUXでは[[戦闘前会話]]が存在する。
 
:同じ由来のコードネーム(トリプルシックス、[[メガセリオン・モデル|マスターセリオン]])を持つ人間。そのためかUXでは[[戦闘前会話]]が存在する。
 
;[[羽佐間翔子]]、[[カレン (飛影)|カレン]]、[[バーン・バニングス]]
 
;[[羽佐間翔子]]、[[カレン (飛影)|カレン]]、[[バーン・バニングス]]
:UXでは彼らが本来辿っていた運命を知っており、初めて対峙した際は彼らを「死人」と呼ぶ。
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:『UX』では彼らが本来辿っていた運命を知っており、初めて対峙した際は彼らを「死人」と呼ぶ。
 
;[[フェイ・イェンHD]]、[[春日井甲洋]]、[[来主操]]、[[シンジロウ・サコミズ]]、[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]]
 
;[[フェイ・イェンHD]]、[[春日井甲洋]]、[[来主操]]、[[シンジロウ・サコミズ]]、[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]]
:UXでは参戦フラグを満たした場合、最終話にて彼らと協力し、[[アルティメット・クロス]]を彼らの元いた「現代」の[[地球]]へと帰還させる。
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:『UX』では参戦フラグを満たした場合、最終話にて彼らと協力し、[[アルティメット・クロス]]を彼らの元いた「現代」の[[地球]]へと帰還させる。
;[[ジン・スペンサー]]<br/>[[アニエス・ベルジュ]]
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;[[ジン・スペンサー]][[アニエス・ベルジュ]](アーニー)
:アーカムシティでの戦いで割り込んで来たジンを攻撃したが、アーニーに阻まれた。<br>この一連の流れはUXの物語における最大の分岐点の一つであり、ここでどちらが墜ちたか、あるいはどちらが死んだかでこの後の物語は大きく変わる(ゲーム内で我々の眼に触れるのはその一つの例)。
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:アーカムシティでの戦いで割り込んで来たジンを攻撃したが、アーニーに阻まれた。
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:この一連の流れは『UX』の物語における最大の分岐点の一つであり、ここでどちらが墜ちたか、あるいはどちらが死んだかでこの後の物語は大きく変わる(ゲーム内でプレイヤーの眼に触れるのはその一つの例)。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:マギウス・スタイルの九郎の攻撃をいともあっさり回避して、魔術の講義を行う。
 
:マギウス・スタイルの九郎の攻撃をいともあっさり回避して、魔術の講義を行う。
 
;「やれやれ、今の貴公では話にならないな。――ふむ、良かろう。アル・アジフ……例の新しい鬼械神を喚び給え」<br>「覇道財閥が余に対抗するために造った、あのロボットのことだ。あれを使えば、少しは勝負にもなろう」<br>「――余は生身で充分だ」
 
;「やれやれ、今の貴公では話にならないな。――ふむ、良かろう。アル・アジフ……例の新しい鬼械神を喚び給え」<br>「覇道財閥が余に対抗するために造った、あのロボットのことだ。あれを使えば、少しは勝負にもなろう」<br>「――余は生身で充分だ」
:初戦において、マギウス・スタイルで全く歯が立たない九郎に対して。アルの後押しもあり、躊躇しながらも[[デモンベイン]]を召喚する九郎だったが…直後、その言葉通り'''デモンベインを生身のアッパーで遥か上空へ殴り飛ばした'''。<br>これと似たようなことをやらかした[[東方不敗マスター・アジア|ガンダムファイター]]や[[ガイオウ|破界の王]]とタメを張れるシーンといえなくもない。
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:初戦において、マギウス・スタイルで全く歯が立たない九郎に対して。アルの後押しもあり、躊躇しながらも[[デモンベイン]]を召喚する九郎だったが…直後、その言葉通り'''デモンベインを生身のアッパーで遥か上空へ殴り飛ばした'''。
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:これと似たようなことをやらかした[[東方不敗マスター・アジア|ガンダムファイター]]や[[ガイオウ|破界の王]]とタメを張れるシーンといえなくもない。
 
;「無粋に対して無粋で返すのは無粋の極みぞ。せめてこちらは小粋に決めたいではないか」
 
;「無粋に対して無粋で返すのは無粋の極みぞ。せめてこちらは小粋に決めたいではないか」
 
:夢幻心母に向けて発射された[[核ミサイル]]を迎撃しようとした[[エセルドレーダ]]に対して。この直後、'''リベル・レギスから核ミサイルへ生身で飛び移り、着弾する寸前に核ミサイルを分解消滅させる'''というとんでもない行動に出る。
 
:夢幻心母に向けて発射された[[核ミサイル]]を迎撃しようとした[[エセルドレーダ]]に対して。この直後、'''リベル・レギスから核ミサイルへ生身で飛び移り、着弾する寸前に核ミサイルを分解消滅させる'''というとんでもない行動に出る。
:期待したファンもいたかもしれないが残念ながら、UX第22話で全世界に核ミサイルが発射された際にはマスターテリオンが迎撃に来てくれない。
+
:期待したファンもいたかもしれないが残念ながら、『UX』第22話で全世界に核ミサイルが発射された際にはマスターテリオンが迎撃に来てくれない。
 
;「憎い…憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い…憎いぞ! 大十字九郎、アル・アジフ! ハハハハハ! 余はこんなにも…こんなにも貴様等が憎いぞ!」
 
;「憎い…憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い…憎いぞ! 大十字九郎、アル・アジフ! ハハハハハ! 余はこんなにも…こんなにも貴様等が憎いぞ!」
 
:デモンベインとの最終決戦にて。自身と互角以上に戦う九郎を前に、内に秘めた憎悪を爆発させる。
 
:デモンベインとの最終決戦にて。自身と互角以上に戦う九郎を前に、内に秘めた憎悪を爆発させる。
;「余を呪縛した永劫が、こうも容易く打ち破られるとは……これが喜劇でなくて何とする!? ははははははははははッ!」<br>「あはははははは! ヒト如きが! 人如きが! 神のシナリオを打倒したか! あははははははははッ!」
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;「余を呪縛した永劫が、こうも容易く打ち破られるとは……これが喜劇でなくて何とする!? ははははははははははッ!」<br>「あはははははは! ヒト如きが! 人如きが! 神のシナリオを打倒したか! あははははははははッ!」
 
:原作ゲーム[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルート最終決戦より。輪廻の輪は、一人の恋する少女によっていとも簡単に破壊された。それを見た金色の闇の哄笑は、怒りか、憎悪か、狂気か、それとも―――歓喜か。
 
:原作ゲーム[[覇道瑠璃|瑠璃]]ルート最終決戦より。輪廻の輪は、一人の恋する少女によっていとも簡単に破壊された。それを見た金色の闇の哄笑は、怒りか、憎悪か、狂気か、それとも―――歓喜か。
 
;「何故、余を産み落としたッ!! 母さんッ!?」
 
;「何故、余を産み落としたッ!! 母さんッ!?」
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== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
;「おはよう、お兄ちゃん」
 
;「おはよう、お兄ちゃん」
:原作のバッドエンドにて。九郎に対する台詞だが、色々とおかしい。<br>この場面以外でも[[ドラマCD]]などで度々九郎をお兄ちゃん呼ばわりしている。'''そっちは完全にギャグだが。'''
+
:原作のバッドエンドにて。九郎に対する台詞だが、色々とおかしい。
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:この場面以外でも[[ドラマCD]]などで度々九郎をお兄ちゃん呼ばわりしている。'''そっちは完全にギャグだが。'''
 
;「じゃあパン買ってこい」<br>「マジ使えねぇな貴公」<br>「カブトムシうめぇ」<br>「クワガタうめぇ」<br>「余はデモンベイン」
 
;「じゃあパン買ってこい」<br>「マジ使えねぇな貴公」<br>「カブトムシうめぇ」<br>「クワガタうめぇ」<br>「余はデモンベイン」
 
:イベントドラマにおける[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]とのやり取り。完全にキャラが崩壊しており、流石のウェストも'''ツッコミに回らざるを得なかった'''。
 
:イベントドラマにおける[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]とのやり取り。完全にキャラが崩壊しており、流石のウェストも'''ツッコミに回らざるを得なかった'''。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「ほう…今回は面白いモノを連れているではないか。ならばこちらも、いつもとは趣向を変えねばなるまい…[[エセルドレーダ]]!」
+
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
:[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第4話「舞い降りた翼」より。[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]が呼び出した[[ヒーローマン]]を見て。「前」まではいなかったイレギュラーを目にした彼は、デモンベインを攻撃せずにエセルドレーダを呼び……。
+
:
;「フフフ、紹介しよう。我が魔導書、ナコト写本。そしてこれが…」<br/>「余の鬼械神、[[リベル・レギス]]だ」
+
:;「ほう…今回は面白いモノを連れているではないか。ならばこちらも、いつもとは趣向を変えねばなるまい…[[エセルドレーダ]]!」
:深紅の鬼械神を召喚する。'''ゲーム開始から4話でいきなり原作のラスボス機が登場'''という仰天の展開に発展し、原作を知るユーザーの度胆を抜いた。とはいえ多少手を抜いていたのか、最大HPは本来の10%程に落ちている。
+
::第1部第4話「舞い降りた翼」より。[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]が呼び出した[[ヒーローマン]]を見て。「前」まではいなかったイレギュラーを目にした彼は、デモンベインを攻撃せずにエセルドレーダを呼び……。
;「本来なら、もう少し先で見せるはずだったものだが…まあ良い、今回は特別だ。やれ、エセルドレーダ」
+
:;「フフフ、紹介しよう。我が魔導書、ナコト写本。そしてこれが…」<br/>「余の鬼械神、[[リベル・レギス]]だ」
:呼び出したリベル・レギスに搭乗して攻撃を開始する。原作だとリベル・レギスの登場は結構遅く、終盤に差し掛かった辺りになる。何気に原作をプレイしていればニヤリとくる一言だが状況は笑えないほど絶命的。ここからスパロボに参戦したデモンベイン、という『もしも』が明確な形となって顕れる。
+
::深紅の鬼械神を召喚する。'''ゲーム開始から4話でいきなり原作のラスボス機が登場'''という仰天の展開に発展し、原作を知るユーザーの度胆を抜いた。とはいえ多少手を抜いていたのか、最大HPは本来の10%程に落ちている。
;「来るがいい、白き巨人よ。その純真とまごうかの如く身体を余の絶望で染めてくれようぞ!」
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:;「本来なら、もう少し先で見せるはずだったものだが…まあ良い、今回は特別だ。やれ、エセルドレーダ」
:第51話でのヒーローマン及びジョーイとの戦闘前会話。'''もう一本の「魔を断つ剣(デモンベイン)」'''とでも言うべき存在である、「白き巨人」ヒーローマンと暗黒の姿を持つリベル・レギスが激突する。
+
::呼び出したリベル・レギスに搭乗して攻撃を開始する。原作ではリベル・レギスの登場は結構遅く、終盤に差し掛かった辺りになる。原作をプレイしていればニヤリとくる一言だが状況は笑えないほど絶命的。ここからスパロボに参戦した『デモンベイン』、という「もしも」が明確な形となって顕れる。
;「他の生き方を知るか…エセルドレーダ、お前はどうしたい?」<br/>「永劫の刻の中、余に付き従い続けてくれた礼だ。一度ぐらい、お前の意思に従うのも悪くない」<br/>「フ、長き輪廻の果てに、ようやくたどり着いた終焉だ……」<br/>「最後にそのような生き方をしてみるのも、また一興と言えよう」
+
:;「来るがいい、白き巨人よ。その純真とまごうかの如く身体を余の絶望で染めてくれようぞ!」
:第51話で生存フラグが成立した場合。ユガの狭間へ消える所に新たな道を示され、大導師は初めて己が魔導書に問う。その意を受けた男は、最後に少しだけ道を外れる。ブラックロッジの盟主でも、邪神の子たる絶望の魔人でもない、ただの魔術師・マスターテリオンとして。
+
::第51話でのヒーローマン及びジョーイとの戦闘前会話。'''もう一本の「魔を断つ剣(デモンベイン)」'''とでも言うべき存在である、「白き巨人」ヒーローマンと暗黒の姿を持つリベル・レギスが激突する。
;「フ、もしかすると余は、この時のために在ったのかも知れぬ」<br/>「すべての可能性を一つに束ね、輪廻の理から解脱する……それは、この宇宙に生まれたありとあらゆる命達の、大いなる願いだったのだ」
+
:;「他の生き方を知るか…エセルドレーダ、お前はどうしたい?」<br/>「永劫の刻の中、余に付き従い続けてくれた礼だ。一度ぐらい、お前の意思に従うのも悪くない」<br/>「フ、長き輪廻の果てに、ようやくたどり着いた終焉だ……」<br/>「最後にそのような生き方をしてみるのも、また一興と言えよう」
:最終話の特殊IMにて。数え切れないほどの輪廻の果てに、ついに「全て」の可能性がUXの旗の許、一つに集った。その一翼たる大導師は、間もなく幕を開ける始まりへの決戦を前に、神話への口火を切る。
+
::第51話で生存フラグが成立した場合。ユガの狭間へ消える所に新たな道を示され、大導師は初めて己が魔導書に問う。その意を受けた男は、最後に少しだけ道を外れる。ブラックロッジの盟主でも、邪神の子たる絶望の魔人でもない、ただの魔術師・マスターテリオンとして。
;「絶望すらも消え果てた先に、このような展開が待っていようとはな。共に踊ろうぞ、エセルドレーダ。比翼の鳥の如く、いつまでも、どこまでも……」
+
:;「フ、もしかすると余は、この時のために在ったのかも知れぬ」<br/>「すべての可能性を一つに束ね、輪廻の理から解脱する……それは、この宇宙に生まれたありとあらゆる命達の、大いなる願いだったのだ」
:最終話での戦闘前台詞。終わらぬ絶望から解放された先に待っていたのは、新たな世界の始まりを懸けた決戦の場と、今や肩を並べるかつての敵達、そして「愛しの怨敵」であった魔を断つ剣。積み重ねられた可能性がほんの少しだけ運命を変え、彼をこの場に呼んだ。数奇な巡り合わせの果て、深紅の鬼械神がユガの狭間を往く。
+
::最終話の特殊IMにて。数え切れないほどの輪廻の果てに、ついに「全て」の可能性がUXの旗の許、一つに集った。その一翼たる大導師は、間もなく幕を開ける始まりへの決戦を前に、神話への口火を切る。
;「ようやく世界を見続ける時を得た。それを斯様な者に遮られるのは、いささか不愉快だ」
+
:;「絶望すらも消え果てた先に、このような展開が待っていようとはな。共に踊ろうぞ、エセルドレーダ。比翼の鳥の如く、いつまでも、どこまでも……」
:最終話にて、フラグが立っていない場合の九郎対[[カリ・ユガ]]の戦闘前会話での台詞。ようやく辿り着いた終焉を、神の意志によって呆気なく捻じ曲げられるのをマスターテリオンが許せるはずはなく、「愛しの怨敵」に打倒の意志を託す。
+
::最終話での戦闘前台詞。終わらぬ絶望から解放された先に待っていたのは、新たな世界の始まりを懸けた決戦の場と、今や肩を並べるかつての敵達、そして「愛しの怨敵」であった魔を断つ剣。積み重ねられた可能性がほんの少しだけ運命を変え、彼をこの場に呼んだ。数奇な巡り合わせの果て、深紅の鬼械神がユガの狭間を往く。
 +
:;「ようやく世界を見続ける時を得た。それを斯様な者に遮られるのは、いささか不愉快だ」
 +
::最終話にて、フラグが立っていない場合の九郎対[[カリ・ユガ]]の戦闘前会話での台詞。ようやく辿り着いた終焉を、神の意志によって呆気なく捻じ曲げられるのをマスターテリオンが許せるはずはなく、「愛しの怨敵」に打倒の意志を託す。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
;「フフフ…飽きぬな。幾万、幾億と繰り返しても飽きぬ。これもまた無限の呪縛。終わりを求めても終わらぬ呪縛」<br/>「余のリベル・レギスのみならず、あらゆる可能性を集める…そのような事も可能かもしれんな。今の貴公になら」
 
;「フフフ…飽きぬな。幾万、幾億と繰り返しても飽きぬ。これもまた無限の呪縛。終わりを求めても終わらぬ呪縛」<br/>「余のリベル・レギスのみならず、あらゆる可能性を集める…そのような事も可能かもしれんな。今の貴公になら」
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]において。繰り返しているのは無論スパロボのことである。C計画を放置した上に尋常でないほどのやり込みっぷりに[[アウグストゥス]]は憤り、彼に忠誠を誓っているエセルドレーダすら引き気味だった…。<br>ちなみに[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]の中断メッセージにおいて[[ヒイロ・ユイ|これと似たようなネタをやった人物]]もいるが、やはり中の人が乗り移ってるようにしか見えない。<br/>なお、2行目の台詞は2週目以降に追加されるが、ゲームを進めればその意味はおのずと分かってくるだろう。今回のこのネタは、ストーリーの根幹に関わっているので隅からすみまで知ってしまうと、彼のプレイが少々物悲しく見えてしまう……
+
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]において。繰り返しているのは無論スパロボのことである。C計画を放置した上に尋常でないほどのやり込みっぷりに[[アウグストゥス]]は憤り、彼に忠誠を誓っているエセルドレーダすら引き気味だった…。
:ちなみに、[[スーパーロボット大戦X|UXの5年後]]にマスターテリオンに負けず劣らずの廃人ぶりを中断メッセージで見せつける[[ヒナ・リャザン|少女]]が現れている。
+
:ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』の中断メッセージにおいて[[ヒイロ・ユイ|これと似たようなネタをやった人物]]もいるが、やはり中の人が乗り移ってるようにしか見えない。
;「プレイヤーもまた、この呪縛を楽しんでいるようだ。違うかな、そこの貴公?」
+
:なお、2行目の台詞は2周目以降に追加されるが、ゲームを進めればその意味はおのずと分かってくるだろう。今回のこのネタは、ストーリーの根幹に関わっているので隅からすみまで知ってしまうと、彼のプレイが少々物悲しく見えてしまう……。
:上記の中断メッセージにおいて、一定の確率で2行目がこの台詞になる事がある。<br/>繰り返し繰り返し周回プレイをしてもまだ飽きないプレイヤーへの同類認定。嬉しいのやら悲しいのやら…
+
:後の『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では、[[ヒナ・リャザン]]がマスターテリオンに負けず劣らずの廃人ぶりを中断メッセージで見せつけている。
 +
;「プレイヤーもまた、この呪縛を楽しんでいるようだ。違うかな、そこの貴公?」
 +
:上記の中断メッセージにおいて、一定の確率で2行目がこの台詞になる事がある。
 +
:繰り返し繰り返し周回プレイをしてもまだ飽きないプレイヤーへの同類認定。嬉しいのやら悲しいのやら…。
 
;「[[ヨグ=ソトース]]を現世に留めているのは、このリベル・レギス自身の動力に施された術法にこそある」<br/>「すなわち世界を救いたければ、このリベル・レギスを破壊する以外にありえんぞ!」<br/>「醜悪なる神の眷属を退け、見事、余の下まで差し迫ってみせよ!」
 
;「[[ヨグ=ソトース]]を現世に留めているのは、このリベル・レギス自身の動力に施された術法にこそある」<br/>「すなわち世界を救いたければ、このリベル・レギスを破壊する以外にありえんぞ!」<br/>「醜悪なる神の眷属を退け、見事、余の下まで差し迫ってみせよ!」
:第51話「STRANGE EONS」にてシャイニング・トラペゾヘドロンを披露した後、援軍を呼び出した際の台詞。<br/>……なのだが、その内容は[[ダゴン]]、[[量産型破壊ロボ]]、[[シャーマン|ザ・ブームの]][[バンクス|機体]]やキリヤマ重工の[[迅雷 (ラインバレル)|機動兵器]]、[[マクロス・ギャラクシー船団]]の[[AIF-9V ゴースト|無人戦闘機]]に[[ノーヴル・ディラン]]が開発した[[ライオットX|謎の機体]]という謎の構成。<br/>おまけにこう言ったマスターテリオン自身は'''出現したターンから真っ先に九郎目がけて移動して来る'''。何がしたいんだ大導師。
+
:『UX』第51話「STRANGE EONS」にてシャイニング・トラペゾヘドロンを披露した後、援軍を呼び出した際の台詞。
 +
:……なのだが、その内容は[[ダゴン]]、[[量産型破壊ロボ]]、[[シャーマン|ザ・ブームの]][[バンクス|機体]]やキリヤマ重工の[[迅雷 (ラインバレル)|機動兵器]]、[[マクロス・ギャラクシー船団]]の[[AIF-9V ゴースト|無人戦闘機]]に[[ノーヴル・ディラン]]が開発した[[ライオットX|謎の機体]]という謎の構成。
 +
:おまけにこう言ったマスターテリオン自身は'''出現したターンから真っ先に九郎目がけて移動して来る'''。何がしたいんだ大導師。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
165行目: 177行目:  
*マスターテリオンの異名である「666の獣」等の異名は悪魔の数字として有名な数字666を由来にしたと思われる。「獣の数字」とも言われており、『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に記述されている。この黙示録には「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」と書いてある。また、ユダヤ教、キリスト教とイスラム教における悪魔サタンも666の刻印を持つ悪魔といわれており、この数字との関連性も深い。
 
*マスターテリオンの異名である「666の獣」等の異名は悪魔の数字として有名な数字666を由来にしたと思われる。「獣の数字」とも言われており、『新約聖書』の『ヨハネの黙示録』に記述されている。この黙示録には「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は666である」と書いてある。また、ユダヤ教、キリスト教とイスラム教における悪魔サタンも666の刻印を持つ悪魔といわれており、この数字との関連性も深い。
 
**なお、この獣の数字が指す人物として有力視されているのがかの暴君ネロ。つまり再誕の母胎とした少女の事を指しているという事になる。
 
**なお、この獣の数字が指す人物として有力視されているのがかの暴君ネロ。つまり再誕の母胎とした少女の事を指しているという事になる。
*演じた緑川光氏はこれまでに演じたキャラクターの中でも指折りに入れるほどマスターテリオンを気に入っているらしく「[[アサキム・ドーウィン]]は彼がモデルになっている」ともされ、'''18禁版「斬魔大聖」の話を、一般誌のインタビューで熱烈に語ってしまったエピソードも存在する'''。
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*演じた緑川光氏はこれまでに演じたキャラクターの中でも指折りに入れるほどマスターテリオンを気に入っているらしく「[[アサキム・ドーウィン]]は彼がモデルになっている」ともされ、'''18禁版『斬魔大聖』の話を、一般誌のインタビューで熱烈に語ってしまったエピソードも存在する'''。
**そして緑川光と言えばスパロボ廃人で知られており、マスターテリオンのスパロボ参戦を長年の間切望して来た事もファンの間で有名。デモンベインのUX参戦を聞いてまず最初に彼の事を思い浮かべたファンは多い。
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**そして緑川光と言えばスパロボ廃人で知られており、マスターテリオンのスパロボ参戦を長年の間切望して来た事もファンの間で有名。『デモンベイン』の『UX』参戦を聞いてまず最初に彼の事を思い浮かべたファンは多い。
 
*ファンからは「照夫」または「増田照夫」と呼ばれることも多い。
 
*ファンからは「照夫」または「増田照夫」と呼ばれることも多い。
 
*なお原典ゲームの担当声優が氷河流(ヒカル)となっているがこれは緑川光氏のアダルト作品用の別名義であり、ヒカル(光)と呼んだり好きな声優に自分自身(緑川光)を上げたりと明らかに狙っている面が見られる。テレビアニメに出る声優(ベテラン、新人時代など含む)が所謂エロアニメやゲームに出る際別名義で出る事は珍しくないが特に緑川氏の場合は本人の知名度と隠しようのない同じ声なので良くネタにされる。
 
*なお原典ゲームの担当声優が氷河流(ヒカル)となっているがこれは緑川光氏のアダルト作品用の別名義であり、ヒカル(光)と呼んだり好きな声優に自分自身(緑川光)を上げたりと明らかに狙っている面が見られる。テレビアニメに出る声優(ベテラン、新人時代など含む)が所謂エロアニメやゲームに出る際別名義で出る事は珍しくないが特に緑川氏の場合は本人の知名度と隠しようのない同じ声なので良くネタにされる。
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