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| エネルギーCAPによって縮退寸前の高エネルギー状態で保持された[[ミノフスキー粒子]](一説にはメガ粒子)を[[Iフィールド]]によって収束し、粒子ビームを刀身状に形成させる物。初めて装備したのは、RX-78[[ガンダム]]。その後は[[ジム]]、[[ギャン]]、[[ゲルググ]]等が装備し、以降MSの標準装備となる。 | | エネルギーCAPによって縮退寸前の高エネルギー状態で保持された[[ミノフスキー粒子]](一説にはメガ粒子)を[[Iフィールド]]によって収束し、粒子ビームを刀身状に形成させる物。初めて装備したのは、RX-78[[ガンダム]]。その後は[[ジム]]、[[ギャン]]、[[ゲルググ]]等が装備し、以降MSの標準装備となる。 |
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− | ビームの出力調整、及び、ビーム刃の維持性能はMSの汎用装備化された年代で既に完成度が高かった模様で、出力を弱めて大量の温水を調達(『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|第08MS小隊]]』)、リミッターにより耐用時間と引き換えに高威力化(『[[0083]]』)、ビーム刃を出した状態で投擲(『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』)といった応用がUC0080年代から見られる。UC0090年代にはアイドリング・リミッター機能が付いたタイプが登場。斬りつける時以外はビーム刃を最小限に抑えエネルギーの節約ができるようになった。
| + | ビームの出力調整、及び、ビーム刃の維持機能はMSの汎用装備化された年代で既に完成度が高かった模様で、出力を弱めて大量の温水を調達(『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊|第08MS小隊]]』)、マニュアル調整で耐用時間と引き換えに高威力化(『[[0083]]』)、ビーム刃を出した状態で投擲(『[[機動戦士Ζガンダム|劇場版Ζ]]』)といった運用法がUC0080年代から見られている。UC0090年代にはアイドリング・リミッター機能が付いたタイプが登場。斬りつける時以外はビーム刃を最小限に抑えエネルギーの節約ができるようになった。 |
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| ビーム刃部の形成形状には応用が利き、[[ギラ・ドーガ]]のビームアックス、[[ゴトラタン]]のビームトンファー等が存在する。また、理論上は同じメガ粒子ビーム火器から発射された粒子ビーム弾体を切り払う事が出来る。これらの特性を応用し、UC0120年代に[[ビームシールド]]が登場した。また、[[Ζガンダム]]、[[ΖΖガンダム]]、[[Sガンダム]]、[[クロスボーン・ガンダム]]等、マウントされている柄がビーム砲として機能する機体も存在する。 | | ビーム刃部の形成形状には応用が利き、[[ギラ・ドーガ]]のビームアックス、[[ゴトラタン]]のビームトンファー等が存在する。また、理論上は同じメガ粒子ビーム火器から発射された粒子ビーム弾体を切り払う事が出来る。これらの特性を応用し、UC0120年代に[[ビームシールド]]が登場した。また、[[Ζガンダム]]、[[ΖΖガンダム]]、[[Sガンダム]]、[[クロスボーン・ガンダム]]等、マウントされている柄がビーム砲として機能する機体も存在する。 |
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| 設定上は[[ガディール]]や旧革命軍のビームライフルには宇宙世紀のロングビームサーベルと同じ機構が採用されている。 | | 設定上は[[ガディール]]や旧革命軍のビームライフルには宇宙世紀のロングビームサーベルと同じ機構が採用されている。 |
| ;大型ビームソード | | ;大型ビームソード |
− | :通常のビームサーベルより太く大型の刀身を持ち出力も非常に高い専用ビームソード。月からSMWを受信可能な状況なら無限に使用可能。[[ガンダムエックス]]、[[ガンダムエックス・ディバイダー]]の装備。デイバイダーの物はサテライトシステム未対応。 | + | :通常のビームサーベルより太く大型の刀身を持ち出力も非常に高い専用ビームソード。[[月]]からSMWを受信可能な状況なら無限に使用可能。[[ガンダムエックス]]、[[ガンダムエックス・ディバイダー]]の装備。デイバイダーの物はサテライトシステム未対応。 |
| ;ハイパービームソード | | ;ハイパービームソード |
| :新型サテライトシステムMark-Ⅱにより大型ビームソードの数倍以上の出力と巨大な刀身を持つ専用大出力ビームソード。ビームサーベル系としてはアフターウォー世界最強の武装。[[ガンダムダブルエックス]]の装備。 | | :新型サテライトシステムMark-Ⅱにより大型ビームソードの数倍以上の出力と巨大な刀身を持つ専用大出力ビームソード。ビームサーベル系としてはアフターウォー世界最強の武装。[[ガンダムダブルエックス]]の装備。 |
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| :[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]の武装。シールドと一体化しており、2本の鉤爪状のビームクローを展開する。通常のビームサーベルのようにいちいち収納された柄を取り出して携行する行為を必要とせず、より素早く接近戦に移行できるが、攻撃と防御を同時に行いにくい。同様の機能を持つシールド一体化型のビームサーベルが後継機の[[ゲイツR]]や[[プロヴィデンスガンダム]]の系列機などにも搭載されている。 | | :[[ゲイツ (SEED)|ゲイツ]]の武装。シールドと一体化しており、2本の鉤爪状のビームクローを展開する。通常のビームサーベルのようにいちいち収納された柄を取り出して携行する行為を必要とせず、より素早く接近戦に移行できるが、攻撃と防御を同時に行いにくい。同様の機能を持つシールド一体化型のビームサーベルが後継機の[[ゲイツR]]や[[プロヴィデンスガンダム]]の系列機などにも搭載されている。 |
| ;対艦刀 | | ;対艦刀 |
− | :大型の実体剣の刃としてビームサーベルを発生させる複合兵装。その名の通り戦艦をぶった斬るために設計されており、[[ソードインパルスガンダム]]は実際に戦艦を沈めている。対MS用の小型のものも登場している。 | + | :大型の実体剣の刃としてビームサーベルを発生させる複合兵装。その名の通り[[戦艦]]をぶった斬るために設計されており、[[ソードインパルスガンダム]]は実際に戦艦を沈めている。対MS用の小型のものも登場している。 |
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| === [[西暦]]において === | | === [[西暦]]において === |
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| === [[機動戦士ガンダムAGE|アドバンスドジェネレーション]]において === | | === [[機動戦士ガンダムAGE|アドバンスドジェネレーション]]において === |
| サーベルに使われている粒子は不明だか、小説版では荷電粒子を電磁収束したものとされている。 | | サーベルに使われている粒子は不明だか、小説版では荷電粒子を電磁収束したものとされている。 |
− | 現在参戦しているキオ編(AG163年)では地球連邦、ヴェイガン共々普及されている。
| + | 現在参戦しているキオ編(AG163年)では地球連邦、[[ヴェイガン]]共々普及されている。 |
− | 地球連邦軍の機体は [[ガンダムAGE-1]]から採用された平べったい形状だが、オーソドックスで永年採用され続けている。[[クランシェ]]や[[ガンダムAGE-FX]]のように腕が発生器になっているものもある。 | + | 地球連邦軍の機体は[[ガンダムAGE-1]]から採用された平べったい形状だが、オーソドックスで長年採用され続けている。[[クランシェ]]や[[ガンダムAGE-FX]]のように腕が発生器になっているものもある。 |
| ヴェイガン機は掌部に搭載され、ビームバルカンとして使えるのが特徴。だがキオ編時には下記のような複数のビームを形成できるマルチウエポンが開発されている。 | | ヴェイガン機は掌部に搭載され、ビームバルカンとして使えるのが特徴。だがキオ編時には下記のような複数のビームを形成できるマルチウエポンが開発されている。 |
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| :槍状の武器で細身ながら鎌状、ロングビームサーベル等の様々な種類のビームを形成できる上、ビームライフルとして使えるマルチウエポン。[[ギラーガ]]及び[[ギラーガ改]]の装備。 | | :槍状の武器で細身ながら鎌状、ロングビームサーベル等の様々な種類のビームを形成できる上、ビームライフルとして使えるマルチウエポン。[[ギラーガ]]及び[[ギラーガ改]]の装備。 |
| ;フォーンファルシアバトン | | ;フォーンファルシアバトン |
− | :ビームリボンを形成できるバトン状の武器でビットと連携することで強力な砲撃が可能である。[[フォーンファルシア]]の武装。 | + | :ビームリボンを形成できるバトン状の武器で[[オールレンジ攻撃|ビット]]と連携することで強力な砲撃が可能である。[[フォーンファルシア]]の武装。 |
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| === [[ガンダム Gのレコンギスタ|リギルド・センチュリー]]において === | | === [[ガンダム Gのレコンギスタ|リギルド・センチュリー]]において === |
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| [[旧シリーズ]]では、射程1で[[EN]]消費無しで使用できる兵装であったが、当時のガンダム系パイロットは[[格闘]]が低く、ほとんど使用される事はなかった。近年では、[[射程]]が伸びているものや[[コンボ]]属性を持つものが登場し、ガンダム系パイロットの格闘が高くなり、使用率は高くなっている。巨大なビーム刃を持つハイパービームサーベルやビームシザース等は、ENを消費するものの、威力が高く、射程もある程度長い武器となっている。 | | [[旧シリーズ]]では、射程1で[[EN]]消費無しで使用できる兵装であったが、当時のガンダム系パイロットは[[格闘]]が低く、ほとんど使用される事はなかった。近年では、[[射程]]が伸びているものや[[コンボ]]属性を持つものが登場し、ガンダム系パイロットの格闘が高くなり、使用率は高くなっている。巨大なビーム刃を持つハイパービームサーベルやビームシザース等は、ENを消費するものの、威力が高く、射程もある程度長い武器となっている。 |
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− | 武器としての[[地形適応]]は伝統的に陸&宇宙A・海Bの印象が強いが、飛行不可ユニット故に空適応無し(もしくはD)という作品も多かった。上述の設定的にガンダムW系などは海中でも支障無い様子だが、「ビームサーベル系」は共通して海Bというお約束が優先されてきた。[[Zシリーズ]]ではその通例が大きく変わり、多くのビームサーベル系が全Aであったり、ガンダムW系には陸水設定機が増えて複数のビーム系格闘兵装が空B・それ以外Aという、多くの細部調整が為されている<ref>その後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』(ガンダムW系不参戦)ではほぼ旧例の海Bに復し、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのガンダムW系は折衷的な適応値になっている。</ref>。 | + | 武器としての[[地形適応]]は伝統的に陸&宇宙A・[[海]]Bの印象が強いが、[[飛行]]不可ユニット故に[[空]]適応無し(もしくはD)という作品も多かった。上述の設定的にガンダムW系などは海中でも支障無い様子だが、「ビームサーベル系」は共通して海Bというお約束が優先されてきた。しかし[[Zシリーズ]]では多くのビームサーベル系が全地形Aであったり、ガンダムW系には陸水設定機が増えて複数のビーム系格闘兵装が空B・それ以外Aという、通例から大きく変わった調整が多数為されている<ref>その後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』(ガンダムW系不参戦)では旧例の海Bにほぼ復し、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのガンダムW系は折衷的な適応値になっている。</ref>。 |
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| 名前にも「ビーム」が付いていながらも[[ビーム兵器]]ではない扱いを受け、対ビーム用[[バリア]]を持つ敵にも有効な武器であるが、逆に[[PS装甲]]等に対しビーム扱いでない為有効度が下がる場合があった(この対処の為、携帯機シリーズでは隠し属性としてPS装甲無効の設定が与えられるなどしている)。ビーム用バリアの一部を[[射撃]]限定にするなど設定が見直された現行のシリーズでは、これもビーム兵器として設定されるようになっている。 | | 名前にも「ビーム」が付いていながらも[[ビーム兵器]]ではない扱いを受け、対ビーム用[[バリア]]を持つ敵にも有効な武器であるが、逆に[[PS装甲]]等に対しビーム扱いでない為有効度が下がる場合があった(この対処の為、携帯機シリーズでは隠し属性としてPS装甲無効の設定が与えられるなどしている)。ビーム用バリアの一部を[[射撃]]限定にするなど設定が見直された現行のシリーズでは、これもビーム兵器として設定されるようになっている。 |