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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== [[新機動戦記ガンダムW]] ===
 
=== [[新機動戦記ガンダムW]] ===
アラブ系の大富豪・ウィナー家の嫡男。ウィナー家は[[コロニー]]の有力者として[[OZ]]に対抗している。その家庭環境から何不自由なく育ったおとなしい性格の少年だが、ガンダムを乗りこなす卓越した操縦技術も持ち合わせている。
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[[コロニー]]の有力者として[[OZ]]に対抗しているアラブ系の大富豪・ウィナー家の嫡男。中性的かつアラブ系を思わせる要素が少ない風貌だが、実母カトリーヌはヨーロッパ系であることも影響している。29人もの姉を持ち、本編ではその1人で医師となったイリアが登場している。
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戦いを望まない父との確執から勘当同然で家を飛び出し、父が庇護していた[[トールギス]]、[[ウイングガンダムゼロ]]の設計者の1人・[[H教授]]製作の[[ガンダムサンドロック]]と共に[[オペレーション・メテオ]]に参加。[[マグアナック隊]]という40人の[[モビルスーツ]]乗りを部下に持ち、全員から慕われている。
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その家庭環境から何不自由なく育ったおとなしい性格の少年だが、父ザイードが庇護していた[[トールギス]]、[[ウイングガンダムゼロ]]の設計者の1人・[[H教授]]に協力し、彼が製作していた[[ガンダムサンドロック]]のパイロットとして訓練を受け、ガンダムを乗りこなす卓越した操縦技術を得た。しかし戦いを望まない父との確執が生じ、勘当同然で家を飛び出す。その後は[[オペレーション・メテオ]]に参加。[[マグアナック隊]]という40人の[[モビルスーツ]]乗りを部下に持ち、全員から慕われている。
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本篇では中東の所領を拠点にし、部下達と共に対OZ破壊工作を展開していた。身体能力は5人の中で一番劣るが、指揮能力は突出しており、[[ゼロシステム]]無しで同等の(勝利のために人命を道具にするシステムとは別ベクトルで)指揮を行うことができる。
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A.C.世界では人類は宇宙環境に順応しきれておらず、様々な疾患に悩まされている。そのためウィナー家もカトル以外の29人の姉達は全員試験管ベビーだが、カトルは数少ない実際に母胎から生まれた子供である(その母は出産時に亡くなっている)。しかしその事実はカトルは知らされておらず、劇中の姿からは想像出来ないが自分も試験管ベビーだと信じて自暴自棄で冷めた考え方を持ち、地球の事を「自然発生したカビの集合体」とまで評していた程だった。
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A.C.世界では人類は宇宙環境に順応しきれておらず、様々な疾患に悩まされている。そのためウィナー家もカトル以外の29人の姉達は全員試験管ベビーだが、カトルは数少ない実際に母胎から生まれた子供である。しかしその事実はカトルは知らされておらず、劇中の姿からは想像出来ないが自分も試験管ベビーだと信じてやさぐれていた過去がある。本編が始まる以前は自身の出生が原因で自暴自棄で冷めた考え方を持ち、地球の事を「自然発生したカビの集合体」とまで評していた程。本編開始前に親への反発から家出を敢行し、そのときにレジスタンス活動を行っていたマグアナック隊の襲撃事件に巻き込まれ、彼等と知り合う事になる。このマグアナック隊との関わりがカトルの心を変えていく切っ掛けとなり、負傷したラシードにかわってマグアナック隊を率いて指揮能力の高さを見せ、全員を無事地球へ逃がすことに成功。いつの日か地球で再会する事を彼らと約束している。マグアナック隊がカトルに心酔したのはこのときで、TV版でカトルがつけていたゴーグルはそのときラシードから託されたマグアナック隊の隊長の証である(『新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO』で設定付けられたもの)。
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本編開始前に親への反発から家出を敢行し、そのときにレジスタンス活動を行っていたマグアナック隊の襲撃事件に巻き込まれ、彼等と知り合う事になる。このマグアナック隊との関わりがカトルの心を変えていく切っ掛けとなり、負傷したラシードにかわってマグアナック隊を率いて指揮能力の高さを見せ、全員を無事地球へ逃がすことに成功。いつの日か地球で再会する事を彼らと約束している。マグアナック隊がカトルに心酔したのはこのときで、TV版でカトルがつけていたゴーグルはそのときラシードから託されたマグアナック隊の隊長の証である(『新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO』で設定付けられたもの)。
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本篇では中東の所領を拠点にし、部下達と共に対OZ破壊工作を展開していた。身体能力は5人の中で一番劣るが、指揮能力は突出しており、[[ゼロシステム]]無しで同等の(勝利のために人命を道具にするシステムとは別ベクトルで)指揮を行うことができる。なお、劣るといっても相応の格闘能力は持っており、ヒイロをはじめとして他の4名が人間離れしているだけとも言える。
    
ガンダムサンドロックを自爆させて故郷のコロニーへ帰還した後、自らが守ってきたコロニーの人間が[[OZ]]に同調した上、平和利用のための資源衛星をOZに渡さないようにした父親を死に追いやったことに逆上、全ての人間を憎悪しH教授の残した設計図から「ウイングガンダムゼロ」を完成させた。しかし、[[トロワ・バートン]]の捨て身の説得で自分を取り戻した。その後はヒイロについて行き、[[リリーナ・ドーリアン]]の考え方に共感。そして彼なりの戦いを追求した末「平和の礎になる」ために行動していく。最終決戦近くでは、共同戦線をとるガンダムパイロット5人のリーダーとなり、他の4人をまとめていた。
 
ガンダムサンドロックを自爆させて故郷のコロニーへ帰還した後、自らが守ってきたコロニーの人間が[[OZ]]に同調した上、平和利用のための資源衛星をOZに渡さないようにした父親を死に追いやったことに逆上、全ての人間を憎悪しH教授の残した設計図から「ウイングガンダムゼロ」を完成させた。しかし、[[トロワ・バートン]]の捨て身の説得で自分を取り戻した。その後はヒイロについて行き、[[リリーナ・ドーリアン]]の考え方に共感。そして彼なりの戦いを追求した末「平和の礎になる」ために行動していく。最終決戦近くでは、共同戦線をとるガンダムパイロット5人のリーダーとなり、他の4人をまとめていた。

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