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読んで字の如く、身体が分かれる、あるいはそう見えること。古くから動きが素早いことの表現として用いられてきた。類似の表現に『残像』があり、残像を残しつつ高速で移動することを分身と言う事が多く、本当に実体が複数あることは少ない。また敵機のセンサーに誤情報を送ることで実際には存在するのにそこに居ないように見せかける物もここに含まれる。
+
'''分身'''とは、[[特殊能力]]、もしくは[[特殊スキル]]の一つ。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
ユニットの[[特殊能力]]、或いはパイロットの[[特殊技能]](特殊スキル)のひとつ。
+
[[気力]]が一定値以上になることで発動条件が満たされ、確率で全ての攻撃を回避する。発生確率は50%で固定の場合が多いが、『[[スーパーロボット大戦J]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは自分と敵の[[技量]]差に依存するなど、発生確率が異なる場合もある。機体の特殊能力である場合と、パイロットの特殊技能(スキル)である場合がある。
   −
[[気力]]が一定値以上になることで発動条件が満たされ、確率で全ての攻撃を回避する。発生確率は50%で固定の場合が多いが、『[[スーパーロボット大戦J]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは自分と敵の[[技量]]差に依存するなど、発生確率が異なる場合もある。
+
通常の[[回避]]とは別に判定が行われるため、例え表示上の敵の[[命中]]率が100%でも発動する(作品によっては内部的な命中率が200%を超えていた場合、分身が発動しないようになっていることもある)。逆に十分に運動性や回避が高く通常通り回避できる場合ほとんど意味がない(ただし作品によっては命中率が0%でも分身が発動することもある)が、[[連続ターゲット補正]]が累積した状況では発動を期待できる。また同系統の完全回避能力([[切り払い]]や[[撃ち落とし]]も含む)が複数ある場合は、それぞれ別個に成否判定が行われるため、実質的な完全回避率はより高まる。さらに精神コマンドの[[ひらめき]]を使用中に発動した場合、ひらめきを消費せず保持したままになるタイトルもある。必要気力の条件は重いものの高確率でEN消費もなく発動する、かなり強力な能力である。作品によっては[[援護防御]]の際にも発動することがある。
   −
通常の[[回避]]とは別に判定が行われるため、例え表示上の敵の[[命中]]率が100%でも発動する(作品によっては内部的な命中率が200%を超えていた場合、分身が発動しないようになっていることもある)。逆に十分に運動性や回避が高く通常通り回避できる場合ほとんど意味がないが、[[連続ターゲット補正]]が累積した状況では発動を期待できる。また同系統の完全回避能力(同じ分身系の他「[[切り払い]]」「[[撃ち落とし]]」なども含む)が複数ある場合は、それぞれ別個に成否判定が行われるため、実質的な完全回避率はより高まる。さらに精神コマンド「[[ひらめき]]」使用中に発動した場合、「ひらめき」を消費せず保持したままになるタイトルもある。必要気力の条件は重いが、高確率でEN消費もなく発動する、かなり強力な能力である。
+
敵が所持している際も同様であり、発動するとどんなに命中率が高くてもこちらの攻撃を回避されてしまうため、その場合は非常に厄介な能力であるといえる。特にボスクラスの敵がこの能力を所持していると思うようにダメージを与えられず、無駄な消耗を強いられる可能性もあるため、[[精神コマンド]][[必中]][[直撃]]を使うか、[[脱力]]で敵の[[気力]]を能力が発動しない数値まで下げてから戦うのが望ましい。
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敵が所持している際も同様であり、発動するとどんなに命中率が高くてもこちらの攻撃を回避されてしまうため、その場合は非常に厄介な能力であるといえる。特にボスクラスの敵がこの能力を所持していると思うようにダメージを与えられず、無駄な消耗を強いられる可能性もあるため、[[精神コマンド]]の「[[必中]]」や「[[直撃]]」を使うか、「[[脱力]]」で敵の[[気力]]を能力が発動出来ない数値まで下げてから戦うのが望ましい。
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スパロボでは分身と同系統の能力が多数存在するため、それらの総称として扱われることもある。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』からは「分身」という名称を使わず各作品ごとの固有の名称で表現されるようになり、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』以降の作品では「'''特殊回避'''」と総称されている。
 
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スパロボでは分身と同系統の能力が多数存在するため、それらの総称として扱われることもある。『[[スーパーロボット大戦W|W]]』からは「分身」という名称を使わず各作品ごとの固有の名称で表現されるようになり、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』以降の任天堂携帯機シリーズでは「'''特殊回避'''」と総称されている。
      
=== 分身系能力の弱点 ===
 
=== 分身系能力の弱点 ===
基本的に全て[[精神コマンド]]の「[[必中]]([[感応]])」「[[直撃]]」で無効化される他、一部の作品では上記の通り、[[命中]]率が200%以上を超えると発動しなくなる。また、[[技量]]差に準じた確率で発動する場合は[[パイロット養成]]等で技量を上回らせることでも発動を抑える事が出来る。
+
基本的に全て[[精神コマンド]][[必中]]([[感応]])や[[直撃]]で無効化される他、一部の作品では上記の通り、[[命中]]率が200%以上を超えると発動しなくなる。また、[[技量]]差に準じた確率で発動する場合は[[パイロット養成]]等で技量を上回らせることでも発動を抑える事が出来る。
    
なお、『[[スーパーロボット大戦MX]]』のみ、分身系能力を無効化する[[武器属性]]「拡散」がある。
 
なお、『[[スーパーロボット大戦MX]]』のみ、分身系能力を無効化する[[武器属性]]「拡散」がある。
   −
意外な弱点として、回避判定なので回避で気力が稼げないキャラとの相性が悪いという面も多少ながらある。
+
意外な弱点として、回避判定なので回避で気力が稼げないパイロットとは相性が悪い。
    
== 分身・特殊回避系の特殊能力 ==
 
== 分身・特殊回避系の特殊能力 ==
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;真ゲッタービジョン
 
;真ゲッタービジョン
 
:真・ゲッター2(一部シリーズ)、[[真ライガー]]
 
:真・ゲッター2(一部シリーズ)、[[真ライガー]]
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;M.E.P.E.
 +
:[[ガンダムF91]](X)
 
;ゴッドシャドー
 
;ゴッドシャドー
 
:[[ゴッドガンダム]]
 
:[[ゴッドガンダム]]
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:[[ダブルオークアンタ]](V以外)
 
:[[ダブルオークアンタ]](V以外)
 
;オフ・シュート
 
;オフ・シュート
:『UX』『BX』『X』での[[聖戦士ダンバイン]]系[[オーラマシン]]全般
+
:『UX』以降の[[聖戦士ダンバイン]]系[[オーラマシン]]全般
 
;超高速回避
 
;超高速回避
 
:[[ナナジン]]など[[リーンの翼]]系[[オーラバトラー]]
 
:[[ナナジン]]など[[リーンの翼]]系[[オーラバトラー]]
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;アリエル・モード
 
;アリエル・モード
 
:[[ヴィルキス]]
 
:[[ヴィルキス]]
 +
;高機動回避
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:[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]
 
;瞬幻足
 
;瞬幻足
 
:[[アースゲイン]]、[[ヴァイローズ]]
 
:[[アースゲイン]]、[[ヴァイローズ]]
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:[[オデュッセア]]
 
:[[オデュッセア]]
   −
== パイロットの[[特殊技能]](特殊スキル)等による分身 ==
+
== パイロットの特殊技能(特殊スキル)等による分身 ==
 
;[[リフテクニック]]
 
;[[リフテクニック]]
:[[交響詩篇エウレカセブン|エウレカセブン]]系のパイロットや一部艦長が持つ。[[気力]]は無関係で、技能Lvが高くなるほど発生率が高くなる。命中・回避にも補正が入るので高Lv時の回避率はとんでもない事になる。持ってさえすれば戦艦ですら分身可能。サブパイロットが持っていても意味はない。
+
:[[交響詩篇エウレカセブン|エウレカセブン]]系のパイロットや一部艦長が持つ。[[気力]]条件はなく、技能Lvに応じて発生率が上昇する。命中・回避にも補正が入るため高Lv時は凄まじい回避率が得られ、また戦艦でも分身が可能となる。サブパイロットが所持していても効果はない。
 
;[[ギアス|ギアスの呪い]]、[[異能生存体]]
 
;[[ギアス|ギアスの呪い]]、[[異能生存体]]
:『OE』では確率で発動する完全回避の効果を含んでいる。これも[[気力]]は無関係で、技能Lvが高くなるほど発生率が高くなる。HPが条件になっている後者はともかく、前者は常時発動する上に命中率を高いほど発動しやすく更に無効化する手段が無いという、敵対時には非常に厄介な事に。
+
:『OE』では確率で発動する完全回避の効果を含んでいる。これも[[気力]]は無関係で、技能Lvに応じて発生率が上昇する。HPが条件になっている後者はともかく、前者は常時発動する上に命中率が高いほど発動しやすく、更に無効化する手段が無いため敵対時には非常に厄介な事に。
 
;[[エレメント能力|光学透過]]
 
;[[エレメント能力|光学透過]]
 
:[[ユノハ・スルール]]専用技能で、気力130以上で[[アクエリオンスパーダ|搭乗機]]の特殊能力に分身が追加される。エースボーナスによりタッグ僚機にも同様の効果を与えることが可能。
 
:[[ユノハ・スルール]]専用技能で、気力130以上で[[アクエリオンスパーダ|搭乗機]]の特殊能力に分身が追加される。エースボーナスによりタッグ僚機にも同様の効果を与えることが可能。
 
;分身(特殊技能)
 
;分身(特殊技能)
:『魔装機神』における特殊技能。同作は機体の特殊能力が存在しないので、分身するにはパイロットが分身技能を持っている必要がある。技能Lvが高くなるほど発生率が上がる。
+
:『魔装機神』における特殊技能。同作は機体の特殊能力が存在しないため、発動にはパイロットが分身技能を所持している必要がある。技能Lvに応じて発生率が上昇する。
 
;幻影
 
;幻影
 
:『魔装機神II』における特殊技能。前作の分身にあたるが、こちらは射撃攻撃にのみ発動する。なお、今回特殊技能がスロット制になったので全ての味方ユニットが射撃のみとは言え分身できる事になる。発動率は技能Lvによって上昇。『III』でも引き続き登場する。『COE』では『切り返し』と統合される形で『封殺』という分身と同じ効果のスキルになった。
 
:『魔装機神II』における特殊技能。前作の分身にあたるが、こちらは射撃攻撃にのみ発動する。なお、今回特殊技能がスロット制になったので全ての味方ユニットが射撃のみとは言え分身できる事になる。発動率は技能Lvによって上昇。『III』でも引き続き登場する。『COE』では『切り返し』と統合される形で『封殺』という分身と同じ効果のスキルになった。
 
;[[イノベイター]]、[[スーパーパイロット]]
 
;[[イノベイター]]、[[スーパーパイロット]]
:『UX』・『BX』におけるこれらの技能は所持パイロットの乗機が持っている特殊回避能力(量子ジャンプ、ハイパーブースト)の発動率にボーナスを得る効果を持つ(これにより、本来の最大発動率以上の確率を出しうる)。特殊回避(分身)能力を与えるわけではないが便宜的にここに記載。
+
:『UX』『BX』におけるこれらの技能は所持パイロットの乗機が所有する特殊回避能力(量子ジャンプ、ハイパーブースト)の発動率にボーナスを得る効果を持つ(これにより、本来の最大発動率以上の確率を出しうる)。特殊回避(分身)能力を与えるわけではないが便宜的にここに記載。
 
;[[早乙女アルト]]のエースボーナス
 
;[[早乙女アルト]]のエースボーナス
 
:『[[再世篇]]』以降のZシリーズではエースボーナスで分身能力を得られる。特殊技能ではないが便宜的にこちらへ記載。
 
:『[[再世篇]]』以降のZシリーズではエースボーナスで分身能力を得られる。特殊技能ではないが便宜的にこちらへ記載。
 +
;[[ウッソ・エヴィン]]の[[エースボーナス]]
 +
:『30』ではエースボーナスで特殊回避能力を得られる。
    
== 登場作品におけるトピック ==
 
== 登場作品におけるトピック ==
;[[スーパーロボット大戦F]][[F完結編]][[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
+
=== [[旧シリーズ]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦F]] / [[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] / [[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
:反撃で[[防御]]・[[回避]]を選択した場合、分身が発動しなくなっている。
 
:反撃で[[防御]]・[[回避]]を選択した場合、分身が発動しなくなっている。
 +
 +
=== [[αシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
 
:[[強化パーツ]]の[[ハイパージャマー]]が登場し、どの機体でも分身できるようになった。
 
:[[強化パーツ]]の[[ハイパージャマー]]が登場し、どの機体でも分身できるようになった。
;[[スーパーロボット大戦MX]][[スーパーロボット大戦MX PORTABLE]]
+
 
:分身を無効化する[[武器属性]]・「拡散」が登場。現在の所、採用は本作限り。
+
=== [[携帯機シリーズ]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|同PORTABLE]])
 +
:主人公機のうち[[ヴァイサーガ]]と[[アンジュルグ]]が分身能力を有し、さらに主人公機に選ばれなかった機体はライバル機または[[シャドウミラー]]の雑魚敵として登場する。そのため第38話「静寂の声」or「サイレント・ヴォイス」では「[[ハマーン・カーン]]撃破後にシャドウミラーの機体が全員気力150で登場する」仕様上、雑魚敵としてヴァイサーガやアンジュルグが大量に登場すると[[必中]]無しでは苦戦を強いられる。
 +
:『PORTABLE』では[[感応]]が採用され、[[]]の効果も必中を含む複数の精神コマンドの効果を同時に得られる仕様となったため多少は対応が楽になった。
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J]]
:本作はスパロボの中でも、分身系能力を持つ機体が敵味方問わず極めて多いのにも関わらず精神コマンドに「[[感応]]」がない。「[[必中]]」「[[愛]]」「[[直撃]]」のいずれかを持たないパイロットは、『J』の仕様上技量を養成しないと、分身で頻繁に回避される。
+
:本作はスパロボの中でも、分身系能力を持つ機体が敵味方問わず極めて多いのにも関わらず[[感応]]は不採用。[[必中]][[愛]][[直撃]]のいずれかを持たないパイロットは、『J』の仕様上技量を養成しないと、分身で頻繁に回避される。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:[[OGシリーズ]]以外の任天堂携帯機では、「[[感応]]」は本作でようやく初登場。『J』と比べ、敵の分身系能力の嫌らしさは緩和された。また前述した通り「分身」という名前の特殊能力がなくなり、各種分身としてさまざまな能力が存在する形式が初めて取られた。
+
:エーアイ製任天堂携帯機タイトルでは本作にてようやく[[感応]]を初採用。『J』と比べ、敵の分身系能力の嫌らしさは緩和された。また前述した通り「分身」という名前の特殊能力がなくなり、各種分身としてさまざまな能力が存在する形式が初めて取られた。
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
:発生確率により「○○回避能力」という名称で各分身系能力が細分化。以降の任天堂携帯機作品では標準仕様となっている。
 
:発生確率により「○○回避能力」という名称で各分身系能力が細分化。以降の任天堂携帯機作品では標準仕様となっている。
173行目: 183行目:  
:従来の分身系能力とは別に機体ボーナス「特殊回避」が登場。PU編成で僚機にも分身能力が付加される。
 
:従来の分身系能力とは別に機体ボーナス「特殊回避」が登場。PU編成で僚機にも分身能力が付加される。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]、[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]、[[スーパーロボット大戦BX]]
:従来作と比べて分身の種類ごとの戦闘アニメーションの違いがより明確に表現されるようになった。機体ボーナスの「特殊回避」の場合は閃光弾らしきものを発射して身を隠す演出になる。
+
:従来作と比べて特殊回避の種類ごとの戦闘アニメーションの違いがより明確に表現されるようになった。機体ボーナスの「特殊回避」の場合は閃光弾らしきものを発射して身を隠す演出になる。
;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]][[スーパーロボット大戦 OG外伝]]
+
 
:[[小隊|ツインユニット]]制が採用されたこれらの作品では、機体特性を『回避』で一致させて組むと、ユニットの双方に分身能力が追加される。
+
=== 単独作品 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦MX]][[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|同PORTABLE]]
 +
:分身を無効化する[[武器属性]]・「拡散」が登場。現在の所、採用は本作限り。
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:機体[[改造]]により分身系能力のレベルを上昇させ、発生率を上げることが可能に。同時に必要気力も低下する。各Lvでの発生率・必要気力は真ゲッタービジョンと量子化を除いて一律。
 
:機体[[改造]]により分身系能力のレベルを上昇させ、発生率を上げることが可能に。同時に必要気力も低下する。各Lvでの発生率・必要気力は真ゲッタービジョンと量子化を除いて一律。
 
:「[[必中]]」が完全命中効果でなくなった事もあり、敵側の分身系能力が非常に厄介な存在となっている。
 
:「[[必中]]」が完全命中効果でなくなった事もあり、敵側の分身系能力が非常に厄介な存在となっている。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:戦闘システム上に気力が存在しないためか、一部ユニットではHP残量などが発動条件に課せられている。
+
:一部ユニットのアビリティとして採用。戦闘システム上に気力が存在しないため、HP残量などが発動条件となっている。分身無効のアビリティも存在する。
:シューターなどによる射撃攻撃は「背後へ弾が貫通する(すり抜ける)」仕様なので、別のユニットが背後にいない場合、自陣最後尾で全マスを占めて動けない[[戦艦]]に必ず当たってしまうという難点も抱えており、戦艦被弾でS評価を逃す場合は選考外にならざるを得ない。
+
:今作においては分身と特殊回避は別枠扱いとなり、特殊回避は分身よりも優先して発動する。このため、分身無効のアビリティでは無効化されない。一方で、分身や特殊回避を無視して必ず攻撃が命中させる「必中状態」を得られるアビリティも存在する。
 +
:シューターなどによる射撃攻撃に対しては「背後へ弾が貫通する(すり抜ける)」仕様であるため、[[戦艦]]の被弾などを招くなどの危険性も抱える。
 +
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 +
:「特殊回避」表記で一部のR・SR必殺技パーツのメイン[[アビリティ]]として採用。装備すれば誰でも発動できるため、演出は通常の回避と同じ。また、気力制限も無い。
 +
:一部のSSR必殺技ユニットパーツのメインアビリティにも同様の効果が内包されているが、こちらは完全回避以外の効果も有しているからか、気力などの制限がある。
 +
 
 +
=== [[OGシリーズ]] ===
 +
;[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]] / [[スーパーロボット大戦OG外伝]]
 +
:[[小隊|ツインユニット]]制が採用されたこれらの作品では、機体特性を『回避』で一致させて組むと、ユニットの双方に分身能力が追加される。
    
== 主な所持機体 ==
 
== 主な所持機体 ==
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版権作品では、[[ガンダムF91]]の「質量のある残像」が有名。
 
版権作品では、[[ガンダムF91]]の「質量のある残像」が有名。
 
;[[ガンダムF91]]
 
;[[ガンダムF91]]
:分身するガンダムの元祖。序盤に「[[気合]]」を使えば、後々「[[集中]]」を使う必要も無くなるぐらいに優秀。後にMEPE攻撃なる分身殺法(一部作では分身ビームバズーカ)が使用可能になった。なお、スパロボでは本機の[[量産型ガンダムF91|量産型]]も本家同様に分身が出来る。
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:分身するガンダムの元祖。序盤に[[気合]]を使えば、後々[[集中]]を使う必要も無くなるぐらいに優秀。後にMEPE攻撃なる分身殺法(一部作では分身ビームバズーカ)が使用可能になった。なお、スパロボでは本機の[[量産型ガンダムF91|量産型]]も本家同様に分身が出来る作品がある。
 
;[[V2ガンダム]]([[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]、[[V2アサルトバスターガンダム|アサルトバスター]]含む)
 
;[[V2ガンダム]]([[V2アサルトガンダム|アサルト]]、[[V2バスターガンダム|バスター]]、[[V2アサルトバスターガンダム|アサルトバスター]]含む)
:アニメではそのスピードを「残像を残して消えた」と表現している。ボンボン漫画版では本当に分身になっている。
+
:アニメではそのスピードを「残像を残して消えた」と表現している。ボンボン漫画版では本当に分身になっている。『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではパイロット側の特殊回避として採用されているため、機体としては未採用。
;[[ドラゴンガンダム]][[ゴッドガンダム]](S含む)
+
;[[ドラゴンガンダム]]
 
:原作で分身(に近いこと)を行っている。
 
:原作で分身(に近いこと)を行っている。
 
;[[ガンダムシュピーゲル]]
 
;[[ガンダムシュピーゲル]]
 
:ゲルマン[[忍者]]シュバルツが駆る。パイロットの忍術と機体に搭載されている光学迷彩などの機能の併用で分身以外にも凄まじい忍者っぷりを発揮する。
 
:ゲルマン[[忍者]]シュバルツが駆る。パイロットの忍術と機体に搭載されている光学迷彩などの機能の併用で分身以外にも凄まじい忍者っぷりを発揮する。
 +
;[[ゴッドガンダム]]
 +
:「分身殺法ゴッドシャドー」を使用。SRWでは回避するために使っているが、原作では'''[[ガンダムマックスター|10発同時に放たれたパンチ]]を受け止めるために10体に分身する'''(つまり全ての分身に実体がある)という形で使用された。
 
;[[ゲッター2]]、[[ゲッターライガー]]、[[ネオゲッター2]]、[[真・ゲッター2]]、[[真ライガー]]
 
;[[ゲッター2]]、[[ゲッターライガー]]、[[ネオゲッター2]]、[[真・ゲッター2]]、[[真ライガー]]
 
:ゲッターの2号機は、常に分身系能力持ち。例え超弩級サイズの真ライガーであっても例外ではない。[[オープンゲット]]がある作品では更に回避率が向上し、GBA版『A』では両方合わせると75%、他の多くの作品では62.5%もの確率で発動。
 
:ゲッターの2号機は、常に分身系能力持ち。例え超弩級サイズの真ライガーであっても例外ではない。[[オープンゲット]]がある作品では更に回避率が向上し、GBA版『A』では両方合わせると75%、他の多くの作品では62.5%もの確率で発動。
203行目: 225行目:  
:[[V-MAX]]系能力発動による運動性の上昇とも相まってビルバイン並の回避力を見せる。『新』では[[SPT]]の標準能力としてV-MAXを発動させなくても分身可能。『OE』でもV-MAXが武器特殊効果に変更されたためか、標準能力として実装。
 
:[[V-MAX]]系能力発動による運動性の上昇とも相まってビルバイン並の回避力を見せる。『新』では[[SPT]]の標準能力としてV-MAXを発動させなくても分身可能。『OE』でもV-MAXが武器特殊効果に変更されたためか、標準能力として実装。
 
;[[飛影]]
 
;[[飛影]]
:元から驚異的な回避力を誇るので、『IMPACT』ではラスボスかシャアの相手でもしないと被弾も分身エフェクトも拝めない。『UX』では[[連続ターゲット補正]]のおかげでそうでもなくなった。
+
:元から驚異的な回避力を誇るので、『IMPACT』ではラスボスかシャアの相手でもしないと被弾も分身エフェクトも拝めない<ref>一応オープニング戦闘デモでなら見ることは可能。</ref>。『UX』では分身の判定が通常の回避判定とは独立しており、分身が発動した場合は通常回避よりも優先して表示されるため、分身エフェクトがよく見られるようになった。合体後に関しては『IMPACT』では[[獣魔]]だけだったが、『UX』では[[空魔]]や[[海魔]]も分身可能になっている。
 
;[[デスティニーガンダム]]
 
;[[デスティニーガンダム]]
 
:元々高性能な機体だが、分身可能になると同時に[[シン・アスカ]]の[[SEED]]も発動するため、一層手に負えない強さを発揮する。
 
:元々高性能な機体だが、分身可能になると同時に[[シン・アスカ]]の[[SEED]]も発動するため、一層手に負えない強さを発揮する。
 +
;[[シャドウ丸]]、[[カゲロウ]]
 +
:2機とも忍者ロボットということで所持。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
221行目: 245行目:  
:[[龍虎王]]から譲渡された『身分身の術』という術を用いて分身している。その為、本来の術の持ち主である龍虎王は使用できない。パイロットは必ず[[念動力]]者で機体自体の運動性も高めなので、Lサイズとは思えない回避力。
 
:[[龍虎王]]から譲渡された『身分身の術』という術を用いて分身している。その為、本来の術の持ち主である龍虎王は使用できない。パイロットは必ず[[念動力]]者で機体自体の運動性も高めなので、Lサイズとは思えない回避力。
 
;[[ガナドゥール]]、[[フォルテギガス]]
 
;[[ガナドゥール]]、[[フォルテギガス]]
:『[[スーパーロボット大戦D]]』のスーパー系前期&後期機体。被弾しやすいスーパー系機体だけに、生存能力が高くなるのはありがたい。分身を持たない[[ストレーガ]]を主人公機に選択した時も、フォルテギガスに[[合体]]すれば使用可能となる。
+
:『[[スーパーロボット大戦D]]』の[[スーパー系]]前期&後期機体。被弾しやすいスーパー系機体だけに、生存能力が高くなるのはありがたい。分身を持たない[[ストレーガ]]を主人公機に選択した時も、フォルテギガスに[[合体]]すれば使用可能となる。
 
;[[エール・シュヴァリアー]]、[[ジェアン・シュヴァリアー]]
 
;[[エール・シュヴァリアー]]、[[ジェアン・シュヴァリアー]]
:『D』のリアル系前期&後期機体。運動性や回避値を高めるまで避けられない為、分身が命綱に。ジェアン・シュヴァリアーは全長100m以上で、超大型の機体が分身する姿は圧巻。
+
:『D』の[[リアル系]]前期&後期機体。運動性や回避値を高めるまで避けられない為、分身が命綱に。ジェアン・シュヴァリアーは全長100m以上で、超大型の機体が分身する姿は圧巻。
 
;[[ハイペリオン]]、[[アルテリオン]](リミッター解除後・『第2次α』のみ)、[[ベガリオン]](『第2次α』のみ)
 
;[[ハイペリオン]]、[[アルテリオン]](リミッター解除後・『第2次α』のみ)、[[ベガリオン]](『第2次α』のみ)
 
:どれも機体の特殊能力としてではなく、パイロットの技術(ブレイクターンというゲームオリジナルの回避マニューバによる)での分身。『[[第3次α]]』では、分身が出来るのはハイペリオンのみになってしまった。
 
:どれも機体の特殊能力としてではなく、パイロットの技術(ブレイクターンというゲームオリジナルの回避マニューバによる)での分身。『[[第3次α]]』では、分身が出来るのはハイペリオンのみになってしまった。
246行目: 270行目:  
;[[ハイパーレプラカーン]]、[[ハイパーライネック]]、[[ハイパーガラバ]]
 
;[[ハイパーレプラカーン]]、[[ハイパーライネック]]、[[ハイパーガラバ]]
 
:[[ハイパー化]]状態でも、オーラバトラーは分身を所持したままであった。ただし近年のシリーズではハイパー化と共に失われる傾向にある。
 
:[[ハイパー化]]状態でも、オーラバトラーは分身を所持したままであった。ただし近年のシリーズではハイパー化と共に失われる傾向にある。
 +
;[[ダンテ]]、[[悪霊将軍ハーディアス]]
 +
:悪霊モチーフという設定のため所持。前者は原作でも実体を持たないかのように攻撃をすり抜けている。
 
;[[ザカール]]
 
;[[ザカール]]
 
:
 
:
258行目: 284行目:  
;[[ツヴァイザーゲイン]]
 
;[[ツヴァイザーゲイン]]
 
:攻撃時にもこれでもかと分身してくる。
 
:攻撃時にもこれでもかと分身してくる。
 +
;[[ラハ・エクスティム]]
 +
:[[エクスティム]]の神化形態。膨大なHPに[[HP回復]](大)にダメ押しとばかりに分身を持つ、『OG外伝』屈指の難敵。
 
;[[デウスエクスマキナ]]
 
;[[デウスエクスマキナ]]
 
:
 
:
   −
== 攻撃手段として活用される分身系能力 ==
+
== 攻撃演出としての分身系能力 ==
スパロボの分身はあくまでも回避専用の能力であり、実際に分身して攻撃を行うのは
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スパロボの分身は「回避用の能力」であり、[[旧シリーズ]]や[[αシリーズ]]初期は「分身と共に素早い攻撃をする」系統の攻撃は[[アニメーション]]の技術の問題も有ったのか非常に少なかった。その後[[ガンダムF91]]の「分身ビームバズーカ」が実装された『[[COMPACT2]]』を皮切りに続々と実装されていったが、それでも特殊能力としての分身の所持割合よりは少なめ。
*ガンダムF91の『MEPE(MEtal Peel-off Effect:金属剥離効果)攻撃』
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基本的に[[忍者]]をモチーフにした機体、またオリジナルの機体が所持している場合が多く、「[[OGシリーズ]]に再登場した際に分身攻撃の演出に変更」というパターンも少なくない。
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;忍者モチーフで分身攻撃を持つ機体
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:;[[飛影]] / [[零影]] / [[獣魔]]
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::共に[[IMPACT]]以降にて。
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:;[[ボルフォッグ]] / [[ビッグボルフォッグ]]
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:;[[XAN-斬-]]
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;オリジナルの分身攻撃を持つ機体
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:;[[虎龍王]]
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::[[OG2nd]]以降にて。
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:;[[ライン・ヴァイスリッター]] / [[アンジュルグ]] / [[ヴァイサーガ]] / [[ソウルゲイン]]
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::いずれも[[OGs]]以降にて。
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:;[[ツヴァイザーゲイン]]
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:;[[ASアレグリアス]]
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:;[[ブランシュネージュ]]
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:;[[アガレス]]
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:;[[クストウェル・ブラキウム]]
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:;[[ラフトクランズ]]
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:;[[ヴァルザカード]]
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:;[[ストレイバード]]
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;上記カテゴリに当てはまらない分身攻撃を持つ機体
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:;[[ガンダムF91]]
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::『[[COMPACT2]]』以降にて。
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:;[[グローバイン]]
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:;[[グレートゼオライマー]]
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:;[[メックスブルート]]
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:;[[キングゲイナー]]
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::『[[第2次Z破界篇]]』以降にて。
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*[[ガンダムF91]]の『MEPE(MEtal Peel-off Effect:金属剥離効果)攻撃』
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*[[グローバイン]]の『暗黒双殺剣』
 
*[[ボルフォッグ]]の『ホログラフィックカモフラージュ』
 
*[[ボルフォッグ]]の『ホログラフィックカモフラージュ』
 
*[[ASアレグリアス]]が「プリズムファントム・モードL」を使用する『ルス・バイラリーナ・バイレ』
 
*[[ASアレグリアス]]が「プリズムファントム・モードL」を使用する『ルス・バイラリーナ・バイレ』
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*[[グレートゼオライマー]]の『トゥインロード』
 
*[[グレートゼオライマー]]の『トゥインロード』
 
*[[キングゲイナー]]の『オーバースキル攻撃』(『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]』版)
 
*[[キングゲイナー]]の『オーバースキル攻撃』(『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]』版)
*[[メックスブルート]]の『格闘』
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*[[XAN-斬-]]の『ヤーパンニンポー』
*[[グローバイン]]の『暗黒双殺剣』
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*[[メックスブルート]]の『格闘』-->
ぐらいである。
      
なお、ブランシュネージュやライン・ヴァイスリッターなど、分身能力自体を持っていないユニットも含まれ、分身攻撃=分身能力には結びつかない事に注意。マッハスペシャルは分身攻撃ではなかったが<ref>『W』では分身攻撃という形の[[武器]]として採用されている。</ref>『ゲッターチェンジアタック』に使用されるため、[[ゲッター2]]系機体の分身は高速移動である事が分かる。
 
なお、ブランシュネージュやライン・ヴァイスリッターなど、分身能力自体を持っていないユニットも含まれ、分身攻撃=分身能力には結びつかない事に注意。マッハスペシャルは分身攻撃ではなかったが<ref>『W』では分身攻撃という形の[[武器]]として採用されている。</ref>『ゲッターチェンジアタック』に使用されるため、[[ゲッター2]]系機体の分身は高速移動である事が分かる。
    
他にもハイパージャマーやミラージュコロイドなどは本来「敵に機体が捕捉ないし視認されなくなる」能力であり、これも攻撃時に「敵の不意を突く」という形で使われる場合もある。
 
他にもハイパージャマーやミラージュコロイドなどは本来「敵に機体が捕捉ないし視認されなくなる」能力であり、これも攻撃時に「敵の不意を突く」という形で使われる場合もある。
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== 余談 ==
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*「分身」とは、読んで字の如く、1つの身体が2つ以上に分かれる、あるいはそのように錯覚する現象。ドッペルゲンガーのような、自分と瓜二つのもう一人の人間を指す用語としても使われる。類似の表現に『残像』があり、残像を残しつつ高速で移動することを分身と言う事が多く、古くから動きが素早いことの比喩表現として用いられてきた。この場合、本当に実体が複数あることは少ない。また敵機のセンサーに誤情報を送ることで実際には存在するのにそこに居ないように見せかける物もここに含まれる。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
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== 資料リンク ==
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<!-- *[[一覧:分身]] -->
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*[[一覧:分身]] -->
 
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[[Category:特殊能力]]
 
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