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、 2013年3月16日 (土) 19:02
== 生体CPU (CPU of Living Body) ==
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』、『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場するパイロット。
全般に優れた能力を持つ[[コーディネイター]]のパイロットに対抗すべく、モビルスーツの操縦者として薬物や精神改造で強化された存在。
元々地球側はモビルスーツの設計や開発自体はプラントの数段上を行っていたのだが、反面OSの開発やパイロットの育成が追い付いておらず、結果としてプラントに遅れを取る形となっていた。
また、この当時は[[ブルーコスモス]]が軍内部で大きな影響力を持っていたこともあり、「遺伝子改造は行わない」との前提のもと、モビルスーツでの戦闘に高い能力に耐え得るパイロットの「製造」が急がれた。
その結果として実戦投入された3名が[[オルガ・サブナック]]、[[クロト・ブエル]]、[[シャニ・アンドラス]]である。コーディネイター兵に勝る戦闘力を発揮はしたものの、薬物投与による強化であったために判断力・思考力の低下を招き、薬物の副作用による、長時間の戦闘も不可能であるという欠点を抱えていた。この初期段階の生体CPUはブーステッドマン(Boosted Man)と呼ばれる。
続編「DESTINY」では、これらの欠点を改良したさらなる生体CPUが登場した。[[ステラ・ルーシェ]]、[[スティング・オークレー]]、[[アウル・ニーダ]]の3名がそれである。薬物依存の強化ではなく、精神的な部分に方向性を与えたり、記憶を操作する(要するに洗脳ともいえる)タイプの強化が加えられており、初期に比べて精神が安定している。こちらのタイプは俗に[[エクステンデッド]]と呼ばれている。詳細は同項。
しかし、これらの試みは、人間をモビルスーツのパーツの一部として使うという人道に悖る発想であり、「DESTINY」ではこれらの試みが行われていたラボで、調査をおこなっていた[[シン・アスカ|シン]]が「遺伝子に手を加えるのはダメで、こういうのはいいんですか!?」と激昂していた。
== 特殊技能としての生体CPU ==
オルガ、シャニ、クロトの3名のみが持つ専用の技能。能力を強化する。
=== 第3次α ===
この作品ではレベル制で、強化人間よりも若干補正が低い。
{| class="wikitable"
|-
| レベル || 命中率・回避率
|-
| L1 || +0%
|-
| L2 || +3%
|-
| L3 || +6%
|-
| L4 || +9%
|-
| L5 || +12%
|-
| L6 || +15%
|-
| L7 || +18%
|-
| L8 || +21%
|-
| L9 || +24%
|}
=== J ===
この作品では[[IFS]]と同じ補正率で、全能力値に気力に応じて補正がかかる。
{| class="wikitable"
|-
| 気力 || 能力補正
|-
| 109以下 || なし
|-
| 110~119 || +2
|-
| 120~129 || +4
|-
| 130~139 || +6
|-
| 140~149 || +8
|-
| 150 || +10
|}
=== W ===
おおむねJと同じだが、命中・回避のみわずかに強化されている。
{| class="wikitable"
|-
| 気力 || 射撃・格闘・技量・防御 || 命中・回避
|-
| 109以下 || なし || なし
|-
| 110~119 || +2 || +3
|-
| 120~129 || +4 || +5
|-
| 130~139 || +6 || +8
|-
| 140~149 || +8 || +10
|-
| 150 || +10 || +13
|}
<!-- == メモ == -->
== 関連する用語 ==
;[[強化人間]]
:生体CPUの設定の大本。Zが初登場。
;[[エクステンデッド]]
:DESTINYに登場した改良型生体CPU。
{{ガンダムシリーズ}}
[[Category:小辞典]]
[[Category:特殊技能]]
{{DEFAULTSORT:せいたいCPU}}