その後は、こずえと共に士官部屋で暮らし始めるが、髪を下ろした彼女の姿をカオリと重ねてしまったことで彼女へ依存するようになる。こずえの一件から[[黒のリヴァイアス|リヴァイアス]]艦内で問題行為を行う者達を問答無用で断罪する私刑行為に走るも、既に個人の力で解決出来るレベルを超えている上に、求心力を失ったツヴァイに対しても苛立ちを募らせていき、更には「暴力を振るう者を暴力で黙らせる」という自分自身の行動に大きな矛盾が伴っている事にさえ気付いていなかった。そんな中、こずえの言葉に誘導された事で、エアーズ・ブルー政権が一番安定していたと悟ると、リフト艦を占拠してV.G.を起動させ、「艦内での暴力行為禁止」の宣言と共にリヴァイアスの艦内にいる乗組員全員を恫喝。それに賛同したシュタイン・ヘイガーに言われるまま、暴力事件の起こった「156区画」へ直接的な物理攻撃を実行し、イクミ政権の指導者として、力による恐怖政治を展開していく<ref>この時、「156区画」には暴力を受けて気絶していた少年がおり、彼だけはV.G.の攻撃に逃げ遅れて死亡してしまい、ヘイガーの「生体反応が無い」という言葉も、イクミを動揺させない為の嘘であった可能性が高い。</ref>。 | その後は、こずえと共に士官部屋で暮らし始めるが、髪を下ろした彼女の姿をカオリと重ねてしまったことで彼女へ依存するようになる。こずえの一件から[[黒のリヴァイアス|リヴァイアス]]艦内で問題行為を行う者達を問答無用で断罪する私刑行為に走るも、既に個人の力で解決出来るレベルを超えている上に、求心力を失ったツヴァイに対しても苛立ちを募らせていき、更には「暴力を振るう者を暴力で黙らせる」という自分自身の行動に大きな矛盾が伴っている事にさえ気付いていなかった。そんな中、こずえの言葉に誘導された事で、エアーズ・ブルー政権が一番安定していたと悟ると、リフト艦を占拠してV.G.を起動させ、「艦内での暴力行為禁止」の宣言と共にリヴァイアスの艦内にいる乗組員全員を恫喝。それに賛同したシュタイン・ヘイガーに言われるまま、暴力事件の起こった「156区画」へ直接的な物理攻撃を実行し、イクミ政権の指導者として、力による恐怖政治を展開していく<ref>この時、「156区画」には暴力を受けて気絶していた少年がおり、彼だけはV.G.の攻撃に逃げ遅れて死亡してしまい、ヘイガーの「生体反応が無い」という言葉も、イクミを動揺させない為の嘘であった可能性が高い。</ref>。 |