差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
145 バイト追加 、 2018年6月7日 (木) 20:49
編集の要約なし
5行目: 5行目:  
場合によってはスパロボで生まれた設定が、その版権作品の[[続編]]やリメイク作品に反映される事もある。
 
場合によってはスパロボで生まれた設定が、その版権作品の[[続編]]やリメイク作品に反映される事もある。
   −
== 分類と具体例 ==
+
== 分類化されるオリジナル設定 ==
 
;設定のみ存在する機体
 
;設定のみ存在する機体
:『[[重戦機エルガイム]]』の[[ブラッドテンプル]]、『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[ファイナルダンクーガ]]、『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』の[[レイズナーMk-II]]、『[[冥王計画ゼオライマー]]』の[[グレートゼオライマー]]等、原作に設定のみに存在して本編には未登場の機体がスパロボ参戦にあたり武装等がオリジナル設定として追加され参加している。
+
:『[[重戦機エルガイム]]』の[[ブラッドテンプル]]、『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[ファイナルダンクーガ]]、『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』の[[レイズナーMk-II]]、『[[冥王計画ゼオライマー]]』の[[グレートゼオライマー]]、『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』の[[サウザンスジュピター]]等、原作に設定のみに存在して本編には未登場の機体がスパロボ参戦にあたり武装等がオリジナル設定として追加され参加している。
 
:グレートゼオライマーは、オリジナルデザイナーの森木靖泰氏によって新たな設定画が描き起こされている。
 
:グレートゼオライマーは、オリジナルデザイナーの森木靖泰氏によって新たな設定画が描き起こされている。
 
;原作で未設定であった事項の確立
 
;原作で未設定であった事項の確立
22行目: 22行目:  
:『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[GNドライヴ|補助GNドライヴ]]、『[[勇者王ガオガイガー]]』の[[GSライド|補助GSライド]]等は、原作には存在しないオリジナルの強化パーツである。
 
:『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[GNドライヴ|補助GNドライヴ]]、『[[勇者王ガオガイガー]]』の[[GSライド|補助GSライド]]等は、原作には存在しないオリジナルの強化パーツである。
 
;オリジナルの必殺技や[[合体攻撃]]
 
;オリジナルの必殺技や[[合体攻撃]]
:そもそも原作で行われた攻撃に全て最初から名前がついている訳ではなく、スパロボに参戦の際に技として使用するために名前をつけた物が多い。なので原作でパイロット等が必殺技名を叫ばなかったり設定資料に載っていなかったりするものは、広義で言えばオリジナルと言える。
+
:そもそも原作で行われた攻撃に全て最初から名前がついている訳ではなく、スパロボに参戦の際に技として使用するために名前をつけた物が多い。そのため原作でパイロット等が必殺技名を叫ばなかったり設定資料に載っていなかったりするものは、広義で言えばオリジナルと言える。
 
:また、『[[聖戦士ダンバイン]]』のオーラ斬りをパワーアップさせた「ハイパーオーラ斬り」や[[ゴッドマーズ]]のファイナルゴッドマーズをパワーアップさせた「スーパーファイナルゴッドマーズ」、[[ドラグナー]]の原作での「恐怖のトリプル子泣き爺」をアレンジした「恐怖のトリプルアタック」等はオリジナル要素が強い。
 
:また、『[[聖戦士ダンバイン]]』のオーラ斬りをパワーアップさせた「ハイパーオーラ斬り」や[[ゴッドマーズ]]のファイナルゴッドマーズをパワーアップさせた「スーパーファイナルゴッドマーズ」、[[ドラグナー]]の原作での「恐怖のトリプル子泣き爺」をアレンジした「恐怖のトリプルアタック」等はオリジナル要素が強い。
 
:[[ゴッドガンダム]]と[[マスターガンダム]]の「石破究極天驚拳」などの原作で敵対し共闘しなかったもの同士や、[[ダンクーガ]]と[[ダンクーガノヴァ]]の「断空双牙剣」など作品の枠を超えた合体技も用意されている。後述する「ダイナミックプロ作品の新必殺技等の名称」も同様。
 
:[[ゴッドガンダム]]と[[マスターガンダム]]の「石破究極天驚拳」などの原作で敵対し共闘しなかったもの同士や、[[ダンクーガ]]と[[ダンクーガノヴァ]]の「断空双牙剣」など作品の枠を超えた合体技も用意されている。後述する「ダイナミックプロ作品の新必殺技等の名称」も同様。
 
:なお、シリーズを超えた合体技は現在のところ「[[ファイナルダイナミックスペシャル]]」しか実現しておらず、それ以外での'''作品の枠を超えた合体技は同じシリーズのロボット同士によるもののみ'''である。
 
:なお、シリーズを超えた合体技は現在のところ「[[ファイナルダイナミックスペシャル]]」しか実現しておらず、それ以外での'''作品の枠を超えた合体技は同じシリーズのロボット同士によるもののみ'''である。
 +
;オリジナルの攻撃演出
 +
:戦闘アニメーションの攻撃演出も、本編に登場していながオープニングやエンディングの演出を使用したり、他の関連事項の演出を取り込み、半オリジナルの演出をしているアニメーションがある。
 +
:[[冥王計画ゼオライマー]]の[[八卦ロボ]]の必殺技は使用時に称号に対応する文字が赤く浮かび上がる演出があるが、オープニングアニメで八卦ロボが映るときに「無地の背景に漢字が浮かぶ」という演出をアレンジしたもの。後に発売されたアクションフィギュア「スーパーロボット超合金 天のゼオライマー」には「天」のエフェクトパーツが付属されている。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』の[[νガンダム]]のフル・オールレンジ・アタックは、[[ガンダム]]の最後の攻撃であるラストシューティングを模した上方に向かってビームライフルを撃つ演出で締められる。
 
;原作で声がついていないキャラクターへの声優の割り当て
 
;原作で声がついていないキャラクターへの声優の割り当て
 
:原作が小説・漫画・誌上企画のみの作品であり関連作品でも声が付いていないキャラは、スパロボ参戦に当たりオリジナルの[[声優]]が当てられる。『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』の[[デウスエクスマキナ]]、『[[完全勝利ダイテイオー]]』の[[大桃タロウ]]、[[大地カケル]]、[[大空マイ]]、[[月城ヒリュウ]]、『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』の[[リー・ファウラー]]、[[サビーナ・レフニオ]]、[[ヴィルヘルム・カスパー]]等。また、『真マジンガー』版[[暗黒大将軍]]のように他作品(『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍|死闘!暗黒大将軍]]』)から転用という形で声優を当てられた例もある。
 
:原作が小説・漫画・誌上企画のみの作品であり関連作品でも声が付いていないキャラは、スパロボ参戦に当たりオリジナルの[[声優]]が当てられる。『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)]]』の[[デウスエクスマキナ]]、『[[完全勝利ダイテイオー]]』の[[大桃タロウ]]、[[大地カケル]]、[[大空マイ]]、[[月城ヒリュウ]]、『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』の[[リー・ファウラー]]、[[サビーナ・レフニオ]]、[[ヴィルヘルム・カスパー]]等。また、『真マジンガー』版[[暗黒大将軍]]のように他作品(『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍|死闘!暗黒大将軍]]』)から転用という形で声優を当てられた例もある。
 
:『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』の3人は『フルメタル・パニック! Invisible Victory』(SRW未参戦)でアニメ化された際にキャストがそのまま逆輸入された。
 
:『[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]』の3人は『フルメタル・パニック! Invisible Victory』(SRW未参戦)でアニメ化された際にキャストがそのまま逆輸入された。
;原作でロボットに搭乗しなかったキャラの戦闘への参加
+
;原作でロボットに搭乗しなかったキャラクターの戦闘への参加
 
:[[闘将ダイモス]]の[[三輪防人]]、[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]の[[夏玉蘭]]など、原作でロボットに搭乗していないがスパロボではロボットに搭乗して戦闘へ参加する事がある。
 
:[[闘将ダイモス]]の[[三輪防人]]、[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]の[[夏玉蘭]]など、原作でロボットに搭乗していないがスパロボではロボットに搭乗して戦闘へ参加する事がある。
 
;原作とは異なる結末
 
;原作とは異なる結末
35行目: 39行目:  
:また、原作では戦死した人物が生存する事も多く、中には'''開始時点で原作終了後設定なのに生存している人物もいる'''。
 
:また、原作では戦死した人物が生存する事も多く、中には'''開始時点で原作終了後設定なのに生存している人物もいる'''。
   −
== 主なオリジナル設定 ==
+
== その他個別のオリジナル設定 ==
 
=== ダイナミック系 ===
 
=== ダイナミック系 ===
この手の事例はダイナミックプロ作品に多く見られ、しかも1項目あたりの登場回数も1、2回に止まらないものが多い。その点、作品数では他を圧倒する『[[ガンダムシリーズ]]』をも凌ぐ。いずれも同プロの寛容さが窺い知れるエピソードばかりである。
+
ダイナミックプロはスパロボオリジナルに寛容であり、ダイナミックプロが設定提供を行っているオリジナル設定も多い。またスパロボオリジナル設定は後の公式の新作アニメに逆輸入されることも多い。
 
;[[メカギルギルガン]]
 
;[[メカギルギルガン]]
 
:[[ギルギルガン]]自体は『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボ]]』が出典だが、スパロボでは原作に登場しない第4の形態としてメカギルギルガンが登場する。
 
:[[ギルギルガン]]自体は『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレートマジンガー対ゲッターロボ]]』が出典だが、スパロボでは原作に登場しない第4の形態としてメカギルギルガンが登場する。
82行目: 86行目:  
;[[ジュピトリアン]]
 
;[[ジュピトリアン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[ザンスカール帝国]]は、[[木星]]圏を本拠地とする「ジュピトリアン」という組織にアレンジされている。[[パプテマス・シロッコ]](木星つながり)が所属していたり、いち早く異星人([[エアロゲイター]])と接触するといった描写がなされた。
 
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の[[ザンスカール帝国]]は、[[木星]]圏を本拠地とする「ジュピトリアン」という組織にアレンジされている。[[パプテマス・シロッコ]](木星つながり)が所属していたり、いち早く異星人([[エアロゲイター]])と接触するといった描写がなされた。
;[[サウザンスジュピター]]
  −
:元々『[[機動戦士ガンダムF91|F91]]』の設定にのみ存在した艦艇だったが、『[[第2次α]]』にて[[木星帝国]]所属艦として登場した。
   
;[[オルトロス隊]]
 
;[[オルトロス隊]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』に登場する[[キシリア・ザビ|キシリア]]配下の特殊部隊。同じくキシリア配下であるキマイラ隊やマルコシアス隊(いずれもSRW未登場)に倣い、幻獣の名前が与えられている。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』に登場する[[キシリア・ザビ|キシリア]]配下の特殊部隊。同じくキシリア配下であるキマイラ隊やマルコシアス隊(いずれもSRW未登場)に倣い、幻獣の名前が与えられている。
108行目: 110行目:  
:ちなみにセガサターン版『F』・『F完結編』ではトウジ役の関智一氏が『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ドモン・カッシュ]]として出演している為か、おまけ程度に誕生日イベントでのみトウジにセリフが付いていたが、『α』では他の参戦作品での出演を兼ねてではなく、ほぼ隠し要素である3号機とトウジ参戦の為だけに出演している。
 
:ちなみにセガサターン版『F』・『F完結編』ではトウジ役の関智一氏が『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[ドモン・カッシュ]]として出演している為か、おまけ程度に誕生日イベントでのみトウジにセリフが付いていたが、『α』では他の参戦作品での出演を兼ねてではなく、ほぼ隠し要素である3号機とトウジ参戦の為だけに出演している。
 
;[[アンチ・グレンラガン]]
 
;[[アンチ・グレンラガン]]
:[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』はスパロボ参戦に当たり「最終局面での途轍もないバトルスケール(舞台は認識空間、ロボットは宇宙より巨大、攻撃で全宇宙が消滅→再生)をどう再現するのか、それ以前にできるのか」という点が話題となっていた。
+
:[[Zシリーズ]]の『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』のシナリオは、第1部を『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』、第2部を『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で再現したが、最終決戦である[[グランゼボーマ]]戦の再現は『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』に見送られてしまった。その為、『第2次Z再世篇』にてグランゼボーマ戦の前哨戦の相手としてアンチ・グレンラガンがデザインされた。
:しかし、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では原作を最後まで消化せず「最終決戦の組み合わせをシモンがグレンラガンに乗っているタイミングに持ってくる」形で収まる事になり、[[グランゼボーマ]]戦の前哨戦として戦闘を行うためにアンチ・グレンラガンがデザインされた。
  −
;[[八卦ロボ]]の攻撃演出
  −
:八卦ロボの必殺技は使用時、称号に対応する文字が赤く浮かび上がる演出があるが、これは実は原作OVAには無いスパロボ独自の演出。原作ファンからはかなり好評であり、後に発売されたアクションフィギュア「スーパーロボット超合金 天のゼオライマー」には「天」のエフェクトパーツが付属されている。
  −
:ただし全くのオリジナルではなく、オープニングアニメで八卦ロボが映るときに「無地の背景に漢字が浮かぶ」という演出があり、それをアレンジしたもの。
   
;[[デンジャラスゴールド同盟]]、ブラックダイヤモンド連合
 
;[[デンジャラスゴールド同盟]]、ブラックダイヤモンド連合
 
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の敵組織はそれぞれが独立し独自に動いており一纏めになった事は無いが、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではデンジャラスゴールド同盟という同名を結び、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではブラックダイヤモンド連合と言う組織を作り、プレイヤー部隊と敵対することとなる。
 
:『[[勇者特急マイトガイン]]』の敵組織はそれぞれが独立し独自に動いており一纏めになった事は無いが、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではデンジャラスゴールド同盟という同名を結び、『[[スーパーロボット大戦X|X]]』ではブラックダイヤモンド連合と言う組織を作り、プレイヤー部隊と敵対することとなる。
135行目: 133行目:  
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では独自のキャラが設定されている。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では独自のキャラが設定されている。
 
;宇宙巡洋できる[[トゥアハー・デ・ダナン]]
 
;宇宙巡洋できる[[トゥアハー・デ・ダナン]]
:トゥアハー・デ・ダナンは潜水艦であるため当然宇宙巡洋など出来ず、『[[フルメタル・パニック!]]』が参戦した初期の作品の『[[スーパーロボット大戦J|J]]』と『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では海がある地上ステージのみのスポット参戦としてしか使用することは出来なかったが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』および『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では航宙可能に改造され、宇宙ステージであれば参戦出来る様になった(あくまでも航宙可能な潜水艦なので、地上マップでは海が無いと出撃できない)。
+
:トゥアハー・デ・ダナンは潜水艦であるため当然宇宙巡洋など出来ず、『[[フルメタル・パニック!]]』が参戦した初期の作品の『[[スーパーロボット大戦J|J]]』と『[[スーパーロボット大戦W|W]]』では海がある地上ステージのみのスポット参戦としてしか使用することは出来なかったが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』および『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では航宙可能に改造され、宇宙ステージであれば参戦出来る様になった(あくまでも航宙可能な潜水艦であるため、地上マップでは海が無いと出撃できない)。
 
:原作者の賀東招二氏は自身が原案・監修している『フルメタル・パニック! アナザー』第8巻のあとがきで『第3次Z時獄篇』の本艦が航宙艦になる展開を全肯定している。  
 
:原作者の賀東招二氏は自身が原案・監修している『フルメタル・パニック! アナザー』第8巻のあとがきで『第3次Z時獄篇』の本艦が航宙艦になる展開を全肯定している。  
 
;サガラカナメ
 
;サガラカナメ
1,368

回編集

案内メニュー