1行目: |
1行目: |
− | 『[[無敵超人ザンボット3]]』の[[人間爆弾]]イベントやバッドエンディングのような、プレイヤーを陰鬱な気分にさせる救いのない暗い展開のイベント。またはそのようなイベントが発生するシナリオを指す[[俗語・俗称|用語]]。一般的には、単に主要キャラクターが死んだり精神崩壊に至ったりというだけに止まらず、視聴者(ないしはプレイヤー)の精神に影響を及ぼしかねないほど強烈な展開を指して用いる場合が多い。
| + | プレイヤーを陰鬱な気分にさせる救いのない暗い展開のイベント、またはそのようなイベントが発生するシナリオを指す[[俗語・俗称|用語]]。一般的には、単に主要キャラクターが死んだり精神崩壊に至ったりというだけに止まらず、視聴者(ないしプレイヤー)の精神に影響を及ぼしかねないほど強烈な展開を指して用いる場合が多い。 |
| | | |
| なお「トラウマ」とは、心理的に打撃を受け、その影響が長く残る体験のことを言うが、この項目の場合は単に「嫌な思い出」というだけのものである。 | | なお「トラウマ」とは、心理的に打撃を受け、その影響が長く残る体験のことを言うが、この項目の場合は単に「嫌な思い出」というだけのものである。 |
7行目: |
7行目: |
| *キャラクターの死に際の描写が極度に生々しく、無残。 | | *キャラクターの死に際の描写が極度に生々しく、無残。 |
| *主人公等の主要キャラクターとの交流が濃密に描かれた直後に死亡および退場。更に、それによって残された側の精神状態がどん底に叩き落とされるようなケース。 | | *主人公等の主要キャラクターとの交流が濃密に描かれた直後に死亡および退場。更に、それによって残された側の精神状態がどん底に叩き落とされるようなケース。 |
− | *世界全体の破滅のような、どう解釈しても全く救いの無い結末。 | + | *世界そのものの破滅のような、どう解釈しても全く救いの無い結末。 |
| | | |
| == スパロボでの扱い == | | == スパロボでの扱い == |
− | スパロボにおいては、[[スパロボ補正]]の一貫として原作の悲劇が回避される場合がある反面、原作に忠実にトラウマイベントを再現する場合も多い。中には、何らかの回避手段が用意される場合もあるが、[[人間爆弾]]イベントの回避等、条件が厳しく初見プレイではそう簡単に回避できない場合が多い(ただし、ある程度原作に詳しければ、回避手段に見当が付く場合もある)。 | + | スパロボにおいては、[[スパロボ補正]]の一貫として原作の悲劇が回避される場合がある反面、原作に忠実にトラウマイベントを再現する場合も多い。中には、何らかの回避手段が用意される場合もあるが、『[[無敵超人ザンボット3]]』の[[人間爆弾]]イベントの回避等、条件が厳しく初見プレイではそう簡単に回避できない場合が多い(ただし、ある程度原作に詳しければ、回避手段に見当が付く場合もある)。 |
| | | |
| バッドエンディングに関しては導入当初、徹底した原作再現を望むユーザーに配慮して「やりたい人だけ(バッドエンドルートを)やって下さい」というスタンスを取っていたが、近年は回避したままだとフローチャートが埋まらず、スペシャルシナリオなどの隠し要素が発生しない事もあり、「やりたくなくても一度はトライしなければならない」という風に性格付けが変化している。それらに拘りのないプレイヤーは特段プレイする必要はないが、敢えて選択した場合には精神的に手痛いしっぺ返しを喰らうのでそれなりに覚悟が必要。 | | バッドエンディングに関しては導入当初、徹底した原作再現を望むユーザーに配慮して「やりたい人だけ(バッドエンドルートを)やって下さい」というスタンスを取っていたが、近年は回避したままだとフローチャートが埋まらず、スペシャルシナリオなどの隠し要素が発生しない事もあり、「やりたくなくても一度はトライしなければならない」という風に性格付けが変化している。それらに拘りのないプレイヤーは特段プレイする必要はないが、敢えて選択した場合には精神的に手痛いしっぺ返しを喰らうのでそれなりに覚悟が必要。 |
113行目: |
113行目: |
| :「対話」や「相互理解」がテーマでもある本作において、スミルノフ家の悲劇はそれらがなされなかったが故に起きたものであったと言える。 | | :「対話」や「相互理解」がテーマでもある本作において、スミルノフ家の悲劇はそれらがなされなかったが故に起きたものであったと言える。 |
| ;[[ネーナ・トリニティ]]の最期([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[ネーナ・トリニティ]]の最期([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | :2ndシーズン#21「革新の扉」。自業自得と言ってしまえばそれまでだが、角川スニーカー文庫の[[小説|ノベライズ版]]で描写されているこの場面は、'''かなり凄惨である'''。 | + | :2ndシーズン#21「革新の扉」。因果応報と言ってしまえばそれまでだが、角川スニーカー文庫の[[小説|ノベライズ版]]で描写されているこの場面は、'''かなり凄惨である'''。 |
| | | |
| === その他リアル系作品 === | | === その他リアル系作品 === |