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*1985年3月2日 - 1986年2月22日放映(名古屋テレビ)全50話
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{{登場作品概要
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**2005年5月28日に劇場版第一作上映。上映リストは下記参照
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| 読み = きどうせんしゼータガンダム
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*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦]](1991年)
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| 外国語表記 = MOBILE SUIT Ζ GUNDAM
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| 原作 = 富野由悠季
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| 原案 = 矢立肇
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| 総監督 = 富野由悠季
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| シリーズ構成 =
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 安彦良和
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| メカニックデザイン = 大河原邦男<br />藤田一己<br />永野護<br />他
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| 音楽 = 三枝成章
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| 制作 = 日本サンライズ
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| 放送局 = 名古屋テレビ<br />テレビ朝日系列
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| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 =
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| 出版社 =
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| レーベル =
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| 配信元 =
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| 放送期間 = 1985年3月2日 - <br />1986年2月22日
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 =
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| 話数 = 全50話
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| シリーズ = [[ガンダムシリーズ]]
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*[[宇宙世紀]]シリーズ
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| 前作 = [[機動戦士ガンダム]]
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| 次作 = [[機動戦士ガンダムΖΖ]]
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦]]
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}}
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『'''機動戦士Ζガンダム'''』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。
== 概要 ==
== 概要 ==
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『[[機動戦士ガンダム]]』の直接の続編。前作から7年後を舞台に、[[ニュータイプ]]として宇宙世紀史上最高の資質を持つ少年「[[カミーユ・ビダン]]」と、[[クワトロ・バジーナ]]と名を変えたかつての[[赤い彗星]]「[[シャア・アズナブル]]」が、[[エゥーゴ]]に所属し、[[スペースノイド]]に対する弾圧を進める[[地球連邦軍]]のエリート部隊[[ティターンズ]]と戦っていくストーリー。後半は自らの野望の為にティターンズの実権を得た男である[[パプテマス・シロッコ]]と、[[ジオン]]の残党である[[ネオ・ジオン]]と摂政[[ハマーン・カーン]]の出現で、さらに複雑な人間関係・勢力図となっていく。
+
『[[機動戦士ガンダム]]』の直接の続編。前作から7年後を舞台とする。
これまでも、ロボットアニメにおいて続編が制作されたことは有ったが(『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』や『[[ゲッターロボG]]』等)、制作時期としても、作中の時系列から見てもここまで間が開いた作品は初めてで、前作で子供だったアムロが大人になっていたり、ブライトに子供が居たりと、第一作を肌で感じた世代には、正にそのまま時が流れた感覚を味わわせた。
これまでも、ロボットアニメにおいて続編が制作されたことは有ったが(『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』や『[[ゲッターロボG]]』等)、制作時期としても、作中の時系列から見てもここまで間が開いた作品は初めてで、前作で子供だったアムロが大人になっていたり、ブライトに子供が居たりと、第一作を肌で感じた世代には、正にそのまま時が流れた感覚を味わわせた。
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2011年からは月刊ガンダムエースにて本作の作画監督を務めた北爪宏幸氏によるコミカライズ『機動戦士Ζガンダム Define』が連載されている。物語の一部展開が異なっている他、同氏による漫画作品『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』での設定と物語を引き継いでおり、同作からのキャラクターも出演している。
2011年からは月刊ガンダムエースにて本作の作画監督を務めた北爪宏幸氏によるコミカライズ『機動戦士Ζガンダム Define』が連載されている。物語の一部展開が異なっている他、同氏による漫画作品『機動戦士ガンダム C.D.A 若き彗星の肖像』での設定と物語を引き継いでおり、同作からのキャラクターも出演している。
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== ストーリー ==
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[[宇宙世紀]]0087年。[[一年戦争]]で多大な犠牲を出しながらもジオン公国軍に実質的勝利を収めた地球連邦軍だったが、依然としてジオン公国軍残党による連邦軍への抵抗は続いていた。
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連邦軍の[[ジャミトフ・ハイマン]]准将(のち大将)は、[[デラーズ紛争]]による被害から高まる[[スペースノイド]]への反感・ジオン残党の脅威を大義名分として、連邦軍内部に特殊部隊「[[ティターンズ]]」を結成。ティターンズはジオン残党のみならず、コロニーの反地球連邦運動に対しても強硬策を取り、反連邦集会を行っていたサイド1の30バンチコロニーに対して毒ガス使用による住民虐殺([[30バンチ事件]])を行うなど次第に増長・暴走していく。
+
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こうした動きに対し、連邦軍の[[ブレックス・フォーラ]]准将は、[[アナハイム・エレクトロニクス]]社などをスポンサーに、ティターンズに反感を抱く連邦軍士官や兵士を中心に反地球連邦組織「[[エゥーゴ]]」を結成し対立していた。またエゥーゴには、連邦軍籍を得て[[クワトロ・バジーナ]]大尉を詐称し潜入中のかつての赤い彗星、[[シャア・アズナブル]]も参加していた。
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ティターンズがサイド7のコロニー、グリーン・ノアを軍事拠点化しようと目論み、またガンダムの後継機開発を行っているという情報を掴んだエゥーゴはクワトロに軍事基地偵察を任せる。かつて[[アムロ・レイ]]ら[[ホワイトベース]]隊のメンバーたちが暮らしていたコロニーはグリーン・ノア1グリーン・オアシスとして再建され、そこに暮らしていた少年こそが優れた[[ニュータイプ]]としての素養を秘める[[カミーユ・ビダン]]であった。
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宇宙港を訪れたカミーユはティターンズの新米士官[[ジェリド・メサ]]と遭遇。名前を馬鹿にされたと激高したカミーユはジェリドへの暴行容疑で逮捕されてしまうが、飛行訓練でジェリドが[[ガンダムMk-II]]を基地に墜落させた混乱を機に基地を抜け出し、さらに高圧的なMPへの意趣返しのためガンダムMk-IIを奪取する。新型ガンダムの奪取を試みて部下と共にリック・ディアスで侵入していたクワトロは、Mk-IIに乗る少年が自分たちと敵対する意志がないと判断し、カミーユと二機のMk-IIを手土産に脱出した。
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このガンダム強奪事件を皮切りにエゥーゴとティターンズは地球圏各地を巻き込んだ全面抗争に突入するのだった・・・。
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後半は自らの野望の為にティターンズの実権を得た男である[[パプテマス・シロッコ]]と、[[ジオン]]の残党である[[ネオ・ジオン]]と摂政[[ハマーン・カーン]]の出現で、さらに複雑な人間関係・勢力図となっていく。
=== 劇場版 ===
=== 劇場版 ===
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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/α]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/Z]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
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*参考:劇場版準拠
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/X]]
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=== [[エゥーゴ]] ===
=== [[エゥーゴ]] ===
;[[カミーユ・ビダン]]
;[[カミーユ・ビダン]]
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:[[主人公]]。サイド7“グリーン・オアシス”に住む少年。すぐキレる。ひょんなことで新型[[モビルスーツ]]“[[ガンダムMk-II]]”を強奪し、[[エゥーゴ]]に参加。のち、MSZ-006 [[Ζガンダム]]に搭乗。
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:[[主人公]]。サイド7“グリーン・オアシス”に住む少年。ティターンズとのイザコザで新型[[モビルスーツ]]“[[ガンダムMk-II]]”を強奪し、[[エゥーゴ]]に参加。のち、[[Ζガンダム]]に搭乗。
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;[[クワトロ・バジーナ]]
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;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
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:連邦軍大尉でエゥーゴの一員。実は元[[ジオン公国軍|ジオン]]の[[エース]]パイロット、「'''[[シャア・アズナブル]]'''」本人。
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:連邦軍大尉でエゥーゴの一員。実は元[[ジオン公国軍|ジオン]]の[[エース]]パイロット、「'''シャア・アズナブル'''」本人。
;[[ブライト・ノア]]
;[[ブライト・ノア]]
−
:[[一年戦争]]の英雄の一人だったが、左遷され連絡船の船長となっていた。のち、エゥーゴに参加。
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:[[一年戦争]]の英雄の一人だったが左遷され、連絡船の船長となっていた。のち、エゥーゴに参加。
;[[ファ・ユイリィ]]
;[[ファ・ユイリィ]]
:カミーユの幼馴染。Mk-II強奪事件に巻き込まれてエゥーゴでパイロットとしての訓練を受けることになる。
:カミーユの幼馴染。Mk-II強奪事件に巻き込まれてエゥーゴでパイロットとしての訓練を受けることになる。
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:ハヤトの養子。アムロが現場復帰する際のきっかけを作った。
:ハヤトの養子。アムロが現場復帰する際のきっかけを作った。
;[[アストナージ・メドッソ]]
;[[アストナージ・メドッソ]]
−
:アーガマの腕利きメカニック。SRWでは「'''伝説のメカニック'''」と謳われている事もある。『逆襲のシャア』にも登場。
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:アーガマの腕利きメカニック。
;[[トーレス]]、[[サエグサ]]
;[[トーレス]]、[[サエグサ]]
:アーガマブリッジクルー。
:アーガマブリッジクルー。
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:[[木星]]帰りの男。ニュータイプ。[[メッサーラ]]を始めとする何機かのモビルスーツの設計もしている。事実上のラスボス。
:[[木星]]帰りの男。ニュータイプ。[[メッサーラ]]を始めとする何機かのモビルスーツの設計もしている。事実上のラスボス。
;[[フォウ・ムラサメ]]
;[[フォウ・ムラサメ]]
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:ニュータイプ研究機関“[[ムラサメニュータイプ研究所]]”で作られた4番目の[[強化人間]]。それ以前の記憶を失っている。カミーユと惹かれ合うが…
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:ニュータイプ研究機関“[[ムラサメニュータイプ研究所]]”で作られた4番目の[[強化人間]]。それ以前の記憶を失っている。カミーユと惹かれ合う。
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;[[ロザミア・バダム]]
−
:通称'''ロザミィ'''。フォウとは別の研究所で作られた強化人間で情緒不安定。シリーズによっては仲間になる事も。
;[[ジェリド・メサ]]
;[[ジェリド・メサ]]
:エリート風を吹かすティターンズの若手パイロット。カミーユがエゥーゴに行くきっかけを作り、その後も何かと対決しては負けていく。
:エリート風を吹かすティターンズの若手パイロット。カミーユがエゥーゴに行くきっかけを作り、その後も何かと対決しては負けていく。
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:ティターンズの創始者。
:ティターンズの創始者。
;[[バスク・オム]]
;[[バスク・オム]]
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:ティターンズの実戦指揮官。一年戦争時にジオン軍の拷問により視力が極端に低下したため、常に水中眼鏡似のサングラスをかけている。
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:ティターンズの実戦指揮官。一年戦争時にジオン軍の拷問により視力が極端に低下したため、常に水中眼鏡似の[[眼鏡・サングラス|サングラス]]をかけている。
;[[ジャマイカン・ダニンガン]]
;[[ジャマイカン・ダニンガン]]
:ティターンズの士官。
:ティターンズの士官。
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:連邦軍の熟練パイロット。劇場版ではティターンズ所属。
:連邦軍の熟練パイロット。劇場版ではティターンズ所属。
;[[ブラン・ブルターク]]
;[[ブラン・ブルターク]]
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:[[アッシマー]]のパイロット。ロザミアの監視役でもあった。死亡直前の「'''アッシマーが!'''」は密かに有名。
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:[[アッシマー]]のパイロット。ロザミアの監視役でもあった。
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;[[ロザミア・バダム]]
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:通称'''ロザミィ'''。フォウとは別の研究所で作られた強化人間で情緒不安定。
;[[ベン・ウッダー]]
;[[ベン・ウッダー]]
:ブランの副官。
:ブランの副官。
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=== [[アクシズ]] ===
=== [[アクシズ]] ===
;[[ハマーン・カーン]]
;[[ハマーン・カーン]]
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:ミネバを擁立して[[アクシズ]]を纏める事実上の指導者。続編『ΖΖ』の最後の敵でもある。
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:ミネバを擁立して[[アクシズ]]を纏める事実上の指導者。
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]
;[[ミネバ・ラオ・ザビ]]
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:[[ドズル・ザビ]]の一人娘。[[ザビ家]]唯一の生き残り。小惑星[[アクシズ]]の主だが、幼少でもあり実権は摂政のハマーンが握っている。続編『ΖΖ』に登場するミネバは影武者であり、本物は本作以降行方知れずだったが、『[[機動戦士ガンダムUC]]』で再登場を果たす。
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:[[ドズル・ザビ]]の一人娘。[[ザビ家]]唯一の生き残り。小惑星[[アクシズ]]の主だが、幼少でもあり実権は摂政のハマーンが握っている。
=== [[アナハイム・エレクトロニクス]] ===
=== [[アナハイム・エレクトロニクス]] ===
;[[ウォン・リー]]
;[[ウォン・リー]]
−
:アナハイムの幹部でエゥーゴの監視役。初参戦した『Z』では参戦作品の関係上、出典が劇場版になっている。
+
:アナハイムの幹部でエゥーゴの監視役。
;メラニー・ヒュー・カーバイン
;メラニー・ヒュー・カーバイン
−
:アナハイム・エレクトロニクスの会長。『[[SC2]]』にて名前のみ登場。
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:アナハイム・エレクトロニクスの会長。
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:『[[SC2]]』にて名前のみ登場。
=== その他 ===
=== その他 ===
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;[[カイ・シデン]]
;[[カイ・シデン]]
:この時点ではフリーのジャーナリスト。一年戦争時代と比べると精神的にも非常に成長しており、クワトロを一目でシャアだと看破した。
:この時点ではフリーのジャーナリスト。一年戦争時代と比べると精神的にも非常に成長しており、クワトロを一目でシャアだと看破した。
−
:彼を主役にしたスピンオフ漫画『機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより』(作:ことぶきつかさ、コミックス全2巻)も描かれている。
;[[セイラ・マス]]
;[[セイラ・マス]]
:クワトロ(シャア)の妹。
:クワトロ(シャア)の妹。
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;[[ステファニー・ルオ]]
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:アナハイムを支援するルオ商会の人物。
== 登場メカ ==
== 登場メカ ==
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※印は'''[[MA]]形態'''もあり。スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
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スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
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※印は'''[[MA]]形態'''もあり。
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<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]
*[[メカ&キャラクターリスト/初代]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT]]
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
*[[メカ&キャラクターリスト/64]]
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
*[[メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT2]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第2次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]
*[[メカ&キャラクターリスト/COMPACT3]]
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</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]
*[[メカ&キャラクターリスト/D]]
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/SC]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次α]]
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
*[[メカ&キャラクターリスト/XO]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
*[[メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/Z]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
*[[メカ&キャラクターリスト/OE]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
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*参考:劇場版準拠
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*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/SC2]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第1期]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/Z]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/ZSPD]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z破界篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第2次Z再世篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z時獄篇]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/30]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z天獄篇]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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**[[メカ&キャラクターリスト/X]]
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=== [[エゥーゴ]]、[[カラバ]] ===
=== [[エゥーゴ]]、[[カラバ]] ===
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=== [[地球連邦軍]]、[[ティターンズ]] ===
=== [[地球連邦軍]]、[[ティターンズ]] ===
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*[[ジム・クゥエル]]
*[[ハイザック]]
*[[ハイザック]]
**緑(ティターンズ)
**緑(ティターンズ)
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*※[[ガブスレイ]]
*※[[ガブスレイ]]
*※[[ハンブラビ]]
*※[[ハンブラビ]]
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*[[メッサーラ]]
+
*※[[メッサーラ]]
*[[パラス・アテネ]]
*[[パラス・アテネ]]
*[[ボリノーク・サマーン]]
*[[ボリノーク・サマーン]]
*[[ジ・O]]
*[[ジ・O]]
*[[ドゴス・ギア]]
*[[ドゴス・ギア]]
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*[[アレキサンドリア]]
+
*[[アレキサンドリア級重巡洋艦]]
*[[ジュピトリス]]
*[[ジュピトリス]]
*[[スードリ]]
*[[スードリ]]
284行目:
327行目:
=== [[アクシズ]] ===
=== [[アクシズ]] ===
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*[[ドラッツェ]]
*[[キュベレイ]]
*[[キュベレイ]]
*※[[ガザC]]
*※[[ガザC]]
294行目:
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=== [[MSV|Ζ-MSV]] ===
=== [[MSV|Ζ-MSV]] ===
+
*[[フルアーマーガンダムMk-II]]
*[[百式改]]
*[[百式改]]
*[[ディジェSE-R]]
*[[ディジェSE-R]]
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== 用語 ==
== 用語 ==
;[[グリプス戦役]]
;[[グリプス戦役]]
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:
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:宇宙世紀0087年~0088年にて行われたエゥーゴとティターンズ、終盤はアクシズのジオン残党を交えた戦争。
;[[ティターンズ]]
;[[ティターンズ]]
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:ジオン軍残党の掃討を目的に組織された精鋭特殊部隊。その実態はジャミトフの私兵。構成員を地球人に限ったエリート部隊。設立の経緯は後に『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|機動戦士ガンダム0083]]』の最後で語られる。
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:ジオン軍残党の掃討を目的に組織された精鋭特殊部隊。その実態はジャミトフの私兵。構成員を地球人に限ったエリート部隊。
;[[エゥーゴ]]
;[[エゥーゴ]]
:ティターンズに対する反発を理由に[[地球連邦軍]]内部から発足した軍事組織。A.E.U.G.(反地球連邦政府)と表記する。
:ティターンズに対する反発を理由に[[地球連邦軍]]内部から発足した軍事組織。A.E.U.G.(反地球連邦政府)と表記する。
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367行目:
;[[30バンチ事件]]
;[[30バンチ事件]]
:ティターンズが一コロニーを丸ごと虐殺した事件。
:ティターンズが一コロニーを丸ごと虐殺した事件。
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;[[グリーンノア]]
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:サイド7のスペースコロニー。
;[[ムラサメニュータイプ研究所]]
;[[ムラサメニュータイプ研究所]]
:日本のニュータイプ研究所。
:日本のニュータイプ研究所。
329行目:
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:[[ホンコン・シティ]]の商会。
:[[ホンコン・シティ]]の商会。
;[[シャイアン基地]]
;[[シャイアン基地]]
−
:
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:北米の連邦軍基地。
== 楽曲 ==
== 楽曲 ==
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主題歌の作曲はニール・セダカ氏が担当している。氏の版権料が非常に高く、主題歌がゲーム作品に採用される事が滅多に無い事で知られている。なお、アメリカでは作詞と作曲が分割されずに著作権登録されることもあり、ここでのセダカ氏の原曲作品も作詞・作曲が分割されずに登録されているため、ここではレコード等でのクレジットによらず実際の登録でのクレジットによる。「水の星に愛をこめて」は原詞が非公表なのでレコードによる。
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TV版主題歌は理由は不明ながら、ゲーム作品での採用が滅多に無い事で知られている。なお、アメリカでは作詞と作曲が分割されずに著作権登録されることもあり、ここでのニール・セダカ氏の原曲作品も作詞・作曲が分割されずに登録されているため、ここではレコード等でのクレジットによらず実際の登録でのクレジットによる。「水の星に愛をこめて」は原詞が非公表なのでレコードによる。
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劇場版では、ガンダムファンであることでも知られたGACKTが主題歌を務めたことが話題となったが、SRWではいずれも採用されず劇中曲「閃光の中のMS」のみに留まっている。
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劇場版では、ガンダムファンであることでも知られたGACKTが主題歌を務めたことが話題となったが、SRWではいずれも採用されず劇伴曲「閃光の中のMS」のみに留まっている。
;オープニングテーマ
;オープニングテーマ
:
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:; 「Ζ・刻をこえて」(前期)
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:;「Ζ・刻をこえて」(前期)
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:: 原作詞・作曲:ニール・セダカ / 日本語版作詞:井荻麟 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
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::原作詞・作曲:ニール・セダカ / 日本語版作詞:井荻麟 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
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:: 『COMPACT2』で採用。
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::『COMPACT2』で採用。
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:: [[Ζガンダム]]はシルエットのみ登場だが、後々出てきた実物とは異なる「タマネギ頭」とも形容される外見をしていた。
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::[[Ζガンダム]]はシルエットのみ登場だが、後に出てくる実物とは異なる「タマネギ頭」とも形容される外見をしている。
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:; 「水の星へ愛をこめて」(後期)
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:;「水の星へ愛をこめて」(後期)
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:: 作詞:売野雅勇 / 作曲:ニール・セダカ / 編曲:馬飼野康二 / 歌:森口博子
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::作詞:売野雅勇 / 作曲:ニール・セダカ / 編曲:馬飼野康二 / 歌:森口博子
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:: 森口博子氏の歌手デビュー曲である。『α』『α外伝』『A(GBA版)』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
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::森口博子氏の歌手デビュー曲である。『α』『α外伝』『A(GBA版)』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
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; エンディングテーマ
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;エンディングテーマ
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:; 「星空のBelieve」
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:;「星空のBelieve」
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:: 原作詞・作曲:ニール・セダカ、フィル・コディ / 日本語版作詞:竜真知子 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
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::原作詞・作曲:ニール・セダカ、フィル・コディ / 日本語版作詞:竜真知子 / 編曲:渡辺博也 / 歌:鮎川麻弥
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; 劇中BGM
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;劇中BGM
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:; 「モビルスーツ戦~交戦~」
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:;「モビルスーツ戦~交戦~」
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:: 『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『α』『α外伝』『R』『COMPACT3』『MX』『第3次α』『A(PSP版)』『OE』で採用。ほとんどの作品で「モビルスーツ戦~'''敵機襲来'''~」と誤表記されている。
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::『第4次』『F』『F完結編』『COMPACT』『64』『α』『α外伝』『R』『COMPACT3』『MX』『第3次α』『A(PSP版)』『OE』『DD』で採用。ほとんどの作品で「モビルスーツ戦~'''敵機襲来'''~」と誤表記されている。『DD』ではイベント「ディナイ・イグジスタンス」「蒼い瞳にみんなの願い」にてクエストBGMに採用。『30』ではプレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
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:: ちなみにこの「モビルスーツ戦」は4つのパートに分かれており、「敵機襲来」は「交戦」の前のパートのタイトル。
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::ちなみにこの「モビルスーツ戦」は4つのパートに分かれており、「敵機襲来」は第2パート、「交戦」は第3パートである。
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:: ウィンキーソフト時代の作品ではBGMの開始点が原曲と異なっており、転調後のパートから開始した後、本来の冒頭部分へと繋がる。
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::加えて「出動」が第1パート、[[コンピュータゲーム|アーケードゲーム]]『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズなどで採用されている「激戦の果て」が第4パートとなっている。
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:; 「艦隊戦」
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::ウィンキーソフト時代の作品ではBGMの開始点が原曲と異なっており、転調後のパートから開始した後、本来の冒頭部分へと繋がる。
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:: 『α』『α外伝』『IMPACT』『第2次α』『第3次α』『V』で採用。『α』以降[[Ζガンダム]]専用のBGMに採用。
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:;「艦隊戦」
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:; 「宇宙を駆ける~ゼータの発動」
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::『α』『α外伝』『IMPACT』『第2次α』『第3次α』『V』『T』『DD』『30』で採用。
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:: 『α』『α外伝』『第2次α』『D』『第3次α』『Z』で採用。『α』以降Ζガンダムの「ウェイブライダー突撃」時などのBGMに採用。『V』『X』限定版では原曲を収録。
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::『α』以降から[[Ζガンダム]]専用のBGMに採用。『DD』ではイベント「Ζの鼓動」「Ζの系譜」にてクエストBGMに採用。
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:; 「宇宙を駆ける~激突!」
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:;「宇宙を駆ける~ゼータの発動」
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:: 『GC』『OE』で戦闘BGMに採用。『GC』では「ハマーン追跡」と誤表記。
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::『α』『α外伝』『第2次α』『D』『第3次α』『Z』で採用。『V』『X』『T』限定版では原曲を収録。
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:: 『OE』では「宇宙を駆ける(part2)」と記載。『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』登場機体を含む[[ネオ・ジオン]]系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
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::Ζガンダムの「ウェイブライダー突撃」時など、必殺技使用時のBGMに採用されている。
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:; 「最終決戦」
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::原作では『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』でも使用されている。Z、ZZ共に流れ始めると確実に主要人物が死ぬ為、曲そのものが[[死亡フラグ]]と言える。
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:: 『SC』で戦闘BGMに採用。
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:;「宇宙を駆ける~激突!」
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:; 「宇宙戦~来襲」
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::『GC』『OE』で戦闘BGMに採用。『GC』では「ハマーン追跡」と誤表記。
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:: 『Z』で採用。
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::『OE』では「宇宙を駆ける(part2)」と記載。『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』登場機体を含む[[ネオ・ジオン]]系敵ユニットの戦闘BGMに採用。
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:; 「モビルスーツ戦~激戦の果て」
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:;「最終決戦」
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:: 関連作品の『[[バトルロボット烈伝]]』にて戦闘BGMに採用。上述の「交戦」の次のパート。
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::『SC』で戦闘BGMに採用。
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:; 「閃光の中のMS」
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:;「宇宙戦~来襲」
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:: TV版にはなかった劇場版の新作BGM。『Z』『第2次Z』『第3次Z』で採用。
+
::『Z』で採用。
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:;「閃光の中のMS」
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::TV版にはなかった劇場版の新作BGM。『Z』『第2次Z』『第3次Z』で採用。
== 登場作と扱われ方 ==
== 登場作と扱われ方 ==
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[[スーパーロボット大戦シリーズ]]では初代から参戦するレギュラー作品で、『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』とともにシリーズの世界観や時代背景の中核を成しており、原作のシリアスさを出しつつ、主人公であるカミーユの性格がソフトになるなどの改変がある。
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シリーズ第1作から参戦するレギュラー作品。『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』とともにシリーズの世界観や時代背景の中核を成しており、原作のシリアスさを出しつつ、主人公であるカミーユの性格がソフトになるなどの改変がある。
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ただ近年は原作再現が少なく、『[[スーパーロボット大戦J]]』以降の[[御三家]]の世代交代などで参戦の頻度そのものが減りつつあったが、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では劇場版設定で参戦し存在感を見せつけた。
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『SC2』『Z』で劇場版が参戦して以降、グラフィック・声優・BGMなどは劇場版のものが使われるようになったが、設定やストーリー面ではTV版が採用される場合がある。公式ホームページの参戦作品紹介でもTV版・劇場版両方の解説が記載され、TV版と劇場版を区別していない。扱いとしては劇場版『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇]]』等と同じ模様。
−
公式ホームページの参戦作品紹介などでは、基本的に「TV版」「劇場版」などと表記されず、実質劇場版が参戦している場合でも作品紹介ではTV版の放映時期なども表記されている。扱いとしては劇場版『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇]]』等と同じ模様。また劇場版設定の参戦となっている『スーパーロボット大戦Z』『[[Another Century's Episode:R|ACE:R]]』では劇場版本編には直接登場していない[[ディジェ]]が登場する。
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『V』以降は参戦キャラクターのしわ寄せの影響で、味方サイドはカミーユとファのみの傾向が多くなっている。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
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;[[スーパーロボット大戦α]]
;[[スーパーロボット大戦α]]
:リアル系主人公だと第2話で原作第1話が忠実に再現される。シロッコがティターンズではなく、『V』の[[ザンスカール帝国]]をベースとした[[ジュピトリアン]]に参加しているなどのオリジナルはあるが、基本的には本作のストーリーを再現している。[[MSV|Ζ-MSV]]に登場したΖIIが初登場。
:リアル系主人公だと第2話で原作第1話が忠実に再現される。シロッコがティターンズではなく、『V』の[[ザンスカール帝国]]をベースとした[[ジュピトリアン]]に参加しているなどのオリジナルはあるが、基本的には本作のストーリーを再現している。[[MSV|Ζ-MSV]]に登場したΖIIが初登場。
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:;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
+
::追加ルートにてティターンズが月面のマイクロウェーブ送電施設を掌握するため総力戦を仕掛けてくる。結果、旧ルートと異なりティターンズが壊滅するという展開に。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:序盤はティターンズが地球圏の実権を掌握しつつあり、アムロやブライトが人質に取られた故にティターンズに加担したクワトロと[[プリベンター]]に所属したカミーユとの対決があり、他にはロザミィのイベントが再現され、今作で初採用されたΖガンダムの新武装「ウェイブライダー突撃」取得の条件に関わってくる。シロッコの愛機であるジ・Oが初めて使用可能。
:序盤はティターンズが地球圏の実権を掌握しつつあり、アムロやブライトが人質に取られた故にティターンズに加担したクワトロと[[プリベンター]]に所属したカミーユとの対決があり、他にはロザミィのイベントが再現され、今作で初採用されたΖガンダムの新武装「ウェイブライダー突撃」取得の条件に関わってくる。シロッコの愛機であるジ・Oが初めて使用可能。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:ヤザンがティターンズの残党を率いているという設定で、主人公の一人であるアラドは当初ティターンズに所属している。今作での「ウェイブライダー突撃」取得にはヤザンが関わっている。
:ヤザンがティターンズの残党を率いているという設定で、主人公の一人であるアラドは当初ティターンズに所属している。今作での「ウェイブライダー突撃」取得にはヤザンが関わっている。
−
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
−
:クワトロ(シャア)は『第2次α』にて死亡した為に故人。ヤザンとの決着が描かれる。
+
:クワトロ(シャア)は『第2次α』にて死亡した為に故人。ヤザンとの決着が描かれ、原作と異なり死亡する。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
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;[[スーパーロボット大戦Z]]
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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:本格的に劇場版仕様で参戦。前々作『SC2』に続いて劇場版の声優・顔グラフィックが採用された他、ストーリー、機体、その他設定周りも劇場版になっている。ガルバルディβやラーディッシュなど、これまでSRWに未登場だった機体や戦艦が本作で多数初登場している。さらに劇場版には未登場のディジェが[[セツコ・オハラ|セツコルート]]限定の隠しユニットとしてSRW初登場。
+
:本格的に劇場版仕様で参戦。前々作『SC2』に続いて劇場版の声優・顔グラフィックが採用された他、ストーリー、機体、その他設定周りも劇場版になっている。ガルバルディβやラーディッシュなど、これまでSRWに未登場だった機体や戦艦が本作で多数初登場している。さらに劇場版には登場しないディジェが[[セツコ・オハラ|セツコルート]]限定の隠しユニットとしてSRW初登場。
−
:『SC2』同様『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』との絡みが多く、特にカミーユと[[シン・アスカ]]との交流、フォウと[[ステラ・ルーシェ]]の悲劇シンクロは本作におけるクロスオーバーの見所の一つ。
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:原作再現も非常に多いが、アムロの参戦やサイコガンダムとの再戦などが『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』関連の舞台で行われるという面白い形になっている。後者についてはTV版の要素も含んでの幅広い再現となった。
−
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[破界篇]] / [[再世篇]])
+
:クロスオーバー面でも『SC2』同様『SEED DESTINY』との絡みが多く、特にカミーユと[[シン・アスカ|シン]]との交流、フォウと[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]の悲劇シンクロは本作におけるクロスオーバーの見所の一つ。
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]])
:前作でストーリーを終わらせたため[[いるだけ参戦]]。キャラはカミーユ、ファ、クワトロ、アムロ、アポリー、ロベルトのみ。機体はΖガンダム、メタス、そして百式とその武装扱いのリック・ディアスのみが登場。なお、劇場版としては初のいるだけ参戦である。
:前作でストーリーを終わらせたため[[いるだけ参戦]]。キャラはカミーユ、ファ、クワトロ、アムロ、アポリー、ロベルトのみ。機体はΖガンダム、メタス、そして百式とその武装扱いのリック・ディアスのみが登場。なお、劇場版としては初のいるだけ参戦である。
−
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[時獄篇]] / [[天獄篇]])
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z]]([[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]] / [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]])
:今回は『逆襲のシャア』及び『[[機動戦士ガンダムUC]]』が中心となる為か、引き続きいるだけ参戦。エマ、カツ、フォウが復帰し、アポリーやシロッコもわずかに登場する。ガンダムMK-IIが再登場となった一方で、百式が使用不可能になっている。
:今回は『逆襲のシャア』及び『[[機動戦士ガンダムUC]]』が中心となる為か、引き続きいるだけ参戦。エマ、カツ、フォウが復帰し、アポリーやシロッコもわずかに登場する。ガンダムMK-IIが再登場となった一方で、百式が使用不可能になっている。
:アムロは『逆襲のシャア』設定、クワトロはシャアとしての登場なので「クワトロ・バジーナ」としての登場は『時獄篇』プロローグに留まる。
:アムロは『逆襲のシャア』設定、クワトロはシャアとしての登場なので「クワトロ・バジーナ」としての登場は『時獄篇』プロローグに留まる。
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;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
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:原作終了で味方側はエマが生存し、敵側はジェリド、ヤザン、ロザミアが生存(なお、ロザミアはカミーユで[[説得]]すると仲間になる)。
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:原作終了で味方側はエマが生存し、敵側はジェリド、ロザミアが生存(なお、ロザミアはカミーユで[[説得]]すると仲間になる)。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
−
:[[ハイザック]]が初登場。
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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:声優や顔グラフィックが劇場版になっているが、基本設定はTV版である。しかし、今回のガンダム系ストーリーは初参戦である『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』がメインのため、原作再現はほぼフォウ関連に限り、後半ではほぼ『SEED DESTINY』寄りのオリジナル展開である。なお、本作のアムロは珍しく『Ζ』時代の設定が採用される(機体は『逆襲のシャア』のものだが)。クワトロは最後にはシャアに戻るが、そのときにはEDを迎えるため作中では逆襲しない。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
−
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
+
;[[スーパーロボット大戦A]]
:原作終了後の設定だが、フォウとロザミアは生存している。今作ではクワトロが本編開始までシャアのままだったので、どういった経緯で始まり、どう終結したのか不明。
:原作終了後の設定だが、フォウとロザミアは生存している。今作ではクワトロが本編開始までシャアのままだったので、どういった経緯で始まり、どう終結したのか不明。
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
−
::リメイク前の『A』が劇場版公開から4年前の発売であるため、形だけはTV版での参戦。顔グラフィックも据え置きスパロボから流用のTV版だが、ファ、フォウ、ロザミアの声優が劇場版になっている。
+
::リメイク前の『A』が劇場版以前の作品であるためTV版としての参戦だが、『SC2』同様声優は劇場版準拠。
;[[スーパーロボット大戦R]]
;[[スーパーロボット大戦R]]
:原作終了後であるが、フォウは生存しており、クワトロも行方不明になっていない。
:原作終了後であるが、フォウは生存しており、クワトロも行方不明になっていない。
;[[スーパーロボット大戦D]]
;[[スーパーロボット大戦D]]
:原作終了後でエマ、ヘンケン、アポリー、ロベルト、カツ、レコア、フォウ、ロザミアは死亡している。
:原作終了後でエマ、ヘンケン、アポリー、ロベルト、カツ、レコア、フォウ、ロザミアは死亡している。
+
+
=== Scramble Commanderシリーズ ===
+
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
+
:[[ハイザック]]が初登場。
+
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
+
:基本設定はTV版だが、声優や顔グラフィックが劇場版になった。以後の作品でも声優は劇場版準拠となる。今回のガンダム系ストーリーは初参戦である『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』がメインのため、原作再現はほぼフォウ関連に限り、後半ではほぼ『SEED DESTINY』寄りのオリジナル展開である。なお、本作のアムロは珍しく『Ζ』時代の設定が採用される(機体は『逆襲のシャア』のものだが)。クワトロは最後にはシャアに戻るが、そのときにはEDを迎えるため作中では逆襲しない。
+
+
=== VXT三部作 ===
+
これらに共通している事項として原作終了後であり、エマ、カツ、アポリー、ロベルト、ヘンケン、フォウが戦死している。
+
+
;[[スーパーロボット大戦V]]
+
:原作終了後設定だが、ジェリドやブランが生存している。ストーリー展開はTV基準。パイロットとして使えるのはカミーユとファ。条件を満たすとジェリドとヤザンも仲間になる。また、アストナージは出典作品が本作になっている。
+
;[[スーパーロボット大戦X]]
+
:原作終了後設定。カミーユとファ、ヤザンが登場するが、『V』と違って今回ヤザンは仲間にならない(ボーナスシナリオでのみ、味方として操作可能)。
+
;[[スーパーロボット大戦T]]
+
:今回も原作終了後だが、会話の流れから劇場版とほぼ同じ結末を辿りつつ『ΖΖ』へと続いた事が伺える。ヤザンはプレイヤーの選択次第で戦死する。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
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520行目:
:第2章時点で未だ[[ジオン公国]]は健在であるため、シャアはジオンの[[赤い彗星]]でありながら、同時に[[地球連邦軍]]のクワトロ大尉としても行動している。
:第2章時点で未だ[[ジオン公国]]は健在であるため、シャアはジオンの[[赤い彗星]]でありながら、同時に[[地球連邦軍]]のクワトロ大尉としても行動している。
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
−
:ユニット自体はリリース当初から登場しているが、本編に絡むのは第2章からである。グラフィックは劇場版で、サイコガンダムが「サイコ・ガンダム」と劇場版参戦時の表記になっているが、カミーユの性格はTV版をベースとしている。
+
:ユニット自体はリリース当初から登場しているが、本編に絡むのは第2章から。カミーユの性格がTV版ベースとなっている。
−
;[[スーパーロボット大戦V]]
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;[[スーパーロボット大戦DD]]
−
:原作終了後設定だが、ジェリドやブランが生存している。ストーリー展開はTV基準、声優等は劇場版基準と設定が混在している。パイロットとして使えるのはカミーユとファ。条件を満たすとジェリドとヤザンも仲間になる。また、アストナージは出典作品が本作になっている、
+
:ワールド2の構成作品。シナリオは原作終了後だが、フォウやジェリドが生存している。
−
;[[スーパーロボット大戦X]]
+
;[[スーパーロボット大戦30]]
+
:原作終了後設定。今回はTV版準拠。
+
:『ZZ』『逆襲のシャア』といった関連作品の再現が無いため、カミーユやファはあまり目立たない。
+
:原作通りの動機でアクシズ落としを決行した後にシャアが自軍入りするための「クワトロ・バジーナ」の名義がメインの参戦に近い。
+
+
=== 関連作品 ===
+
;[[リアルロボッツファイナルアタック]]
+
:Ζガンダムが参戦。
+
;[[リアルロボット戦線]]
+
:SRW未登場のマリンハイザックが敵として出演。
+
;[[Another Century's Episode]]
+
:
+
;[[Another Century's Episode: R]]
+
:
+
;[[Another Century's Episode Portable]]
:
:
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!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
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|-
−
|第1話||黒いガンダム||[[リック・ディアス]]<br/>[[ガンダムMk-II]]<br/>[[アーガマ]]|||||
+
|第1話||黒いガンダム||[[リック・ディアス]]<br/>[[ガンダムMk-II]]<br/>[[アーガマ]]|||||[[スーパーロボット大戦α|α]]
|-
|-
|第2話||旅立ち||[[ハイザック]]||||
|第2話||旅立ち||[[ハイザック]]||||
490行目:
566行目:
|第11話||大気圏突入||||||
|第11話||大気圏突入||||||
|-
|-
−
|第12話||ジャブローの風||[[アウドムラ]]||||
+
|第12話||ジャブローの風||[[アウドムラ]]<br/>[[ガルダ級超大型輸送機]] ||||
|-
|-
|第13話||シャトル発進||[[アッシマー]]||||
|第13話||シャトル発進||[[アッシマー]]||||
|-
|-
−
|第14話||アムロ再び||[[ギャプラン]]||||
+
|第14話||アムロ再び||[[ギャプラン]]||||[[スーパーロボット大戦α|α]]
|-
|-
|第15話||カツの出撃||||||
|第15話||カツの出撃||||||
500行目:
576行目:
|第16話||白い闇を抜けて||||||
|第16話||白い闇を抜けて||||||
|-
|-
−
|第17話||ホンコン・シティ||[[サイコガンダム]]||||
+
|第17話||ホンコン・シティ||[[サイコガンダム]]||||[[スーパーロボット大戦α|α]]
|-
|-
|第18話||とらわれたミライ||||||
|第18話||とらわれたミライ||||||
536行目:
612行目:
|第34話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>が呼ぶ声||||||
|第34話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>が呼ぶ声||||||
|-
|-
−
|第35話||キリマンジャロの嵐||[[ディジェ]]<br/>[[バーザム]]||||
+
|第35話||キリマンジャロの嵐||[[ディジェ]]<br/>[[バーザム]]||||[[第4次]]([[第4次S]])
|-
|-
|第36話||永遠のフォウ||[[バイアラン]]||||
|第36話||永遠のフォウ||[[バイアラン]]||||
|-
|-
−
|第37話||ダカールの日||||||
+
|第37話||ダカールの日||||||[[第4次]]([[第4次S]])、[[スーパーロボット大戦α|α]]
|-
|-
|第38話||レコアの気配||||||
|第38話||レコアの気配||||||
560行目:
636行目:
|第46話||シロッコ立つ||[[ジ・O]]||||
|第46話||シロッコ立つ||[[ジ・O]]||||
|-
|-
−
|第47話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>の渦||||||
+
|第47話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>の渦|| [[エンドラ級巡洋艦]] ||||
|-
|-
|第48話||ロザミアの中で||[[サイコガンダムMk-II]]||||
|第48話||ロザミアの中で||[[サイコガンダムMk-II]]||||
568行目:
644行目:
|第50話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>を駆ける||||ウェイブライダー突撃||
|第50話||<ruby><rb>宇宙</rb><rt>そら</rt></ruby>を駆ける||||ウェイブライダー突撃||
|}
|}
−
−
== 主要スタッフ ==
−
;制作
−
:サンライズ(第2スタジオ)
−
;監督
−
:富野由悠季
−
;キャラクターデザイン
−
:安彦良和
−
:北爪宏幸
−
;メカニックデザイン
−
:大河原邦男、藤田一己、永野護、小林誠、岡本英郎
−
;音楽
−
:三枝成彰
== 商品情報 ==
== 商品情報 ==