1行目: |
1行目: |
| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | 外国語表記 = [[外国語表記::Shot Weapon]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::Shot Weapon]] |
− | | 登場作品 = | + | | 登場作品 = [[バイストン・ウェルシリーズ]] |
| *{{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}} | | *{{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}} |
| *{{登場作品 (人物)|New Story of Aura Battler DUNBINE}} | | *{{登場作品 (人物)|New Story of Aura Battler DUNBINE}} |
− | | 声優 = {{声優|田中正彦}} | + | | 声優 = {{声優|田中正彦|SRW=Y}} |
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}} |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第4次スーパーロボット大戦}} |
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
| + | }} |
| + | |
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| | 種族 = 地球人(アメリカ人) | | | 種族 = 地球人(アメリカ人) |
| | 性別 = 男 | | | 性別 = 男 |
11行目: |
18行目: |
| *カリフォルニア州 | | *カリフォルニア州 |
| | 所属 = ドレイク軍 | | | 所属 = ドレイク軍 |
− | | キャラクターデザイン = 湖川友謙
| |
| }} | | }} |
| + | '''ショット・ウェポン'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』および『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』の登場人物。 |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
21行目: |
28行目: |
| 地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとっていた。技術者として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが失敗する。最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散る。 | | 地上に出てからは独自に開発したオーラクルーザー・[[スプリガン]]を使い、己の思惑でドレイクとは別行動をとっていた。技術者として以上に策謀家としても有能で、ドレイクの疑いをかわしつつ計画を進めていく。最終決戦の最中、ミュージィにドレイクを[[暗殺]]させようとしたが失敗する。最後は[[ショウ・ザマ|ショウ]]と[[マーベル・フローズン|マーベル]]の攻撃によってミュージィと共に散る。 |
| | | |
− | しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となり(スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、肉体はミイラ化し崩壊が進んでいる<ref>この異様な肉体の表現として、OVA劇中での声も通常の田中氏の音声に、高くピッチを上げたものを二重に再生する加工が行われ、不気味さを醸し出している。</ref>)、700年後の遠い未来を舞台とした『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。その一環として700年に渡ってバイストン・ウェルで保管していた[[核ミサイル]]を地上界へと撃ち込む計画を実行した末に最期は核爆発の光に飲み込まれて消滅した。 | + | しかし、未曽有の大戦乱を引き起こした重い罪により、その[[魂]]は転生されず、バイストン・ウェルの地に彷徨うという'''死よりも重い罰を受ける'''事となり(スパロボで言う所の「[[呪われし放浪者]]」となったと言える状態だが、肉体はミイラ化し崩壊が進んでいる<ref>この異様な肉体の表現として、OVA劇中での声も通常の田中正彦氏の音声に、高くピッチを上げたものを二重に再生する加工が行われ、不気味さを醸し出している。</ref>)、700年後の遠い未来を舞台とした『[[New Story of Aura Battler DUNBINE]]』において自らが死を迎えるべく、バイストン・ウェルに再び戦乱を招いている。その一環として700年に渡ってバイストン・ウェルで保管していた[[核ミサイル]]を地上界へと撃ち込む計画を実行した末に最期は核爆発の光に飲み込まれて消滅した。 |
| | | |
− | また、[[漫画]]作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せるなど、ある意味では'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。 | + | また、[[漫画]]作品『エグザイル・サーガ』にもその姿を見せる等、ある意味では'''「バイストン・ウェルの世界観における黒幕的存在」'''とも言えるキャラクターである。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | SRWではオリジナル敵の大物と対等の立場で会話するなど、作品によっては抜きん出た活躍を見せることもある。また、『UX』以降は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]が参戦していなくても、OVA版を意識した描写をされることがある。
| + | SRWではオリジナル敵の大物と対等の立場で会話する等、作品によっては抜きん出た活躍を見せる事もある。また、『UX』以降は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]が参戦していなくても、OVA版を意識した描写をされる事がある。 |
| | | |
| === [[旧シリーズ]] === | | === [[旧シリーズ]] === |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | | ;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :[[スプリガン]]に乗ってくる。[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]への反抗を伺わせる描写はあるものの、最後まで反旗を翻す事は無く、ドレイクと同じくシナリオ「栄光の落日」にて退場する。 | + | :初登場作品。[[スプリガン]]に乗ってくる。[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]への反抗を伺わせる描写はあるものの、最後まで反旗を翻す事は無く、ドレイクと同じくシナリオ「栄光の落日」にて退場する。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F]] | | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | :声付きで参戦。 | + | :音声を初収録。3割以上のダメージを与えるか[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を撃破すると、兵士達と共に撤退してしまう。 |
| ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] | | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | :原作同様、最終決戦で[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]にドレイクを暗殺させようとする。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]がいないと[[暗殺]]が成功する。 | + | :原作同様、最終決戦でミュージィにドレイクを暗殺させようとする。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]がいないと[[暗殺]]が成功する。 |
| + | :[[ネイ・モー・ハン|後]][[アントン・ランドー|の]][[ヘッケラー・マウザー|ネ]][[ジェリド・メサ|ー]][[マウアー・ファラオ|ム]][[キヤヤ・ブフ|ド]][[ドッパ・ブフ|達]]や[[グロフィス・ラクレイン|三]][[ジュスティヌ・シャフラワース|将]][[ゼブリーズ・フルシュワ|軍]]と違って、ミュージィとの[[精神コマンド]]イベントは'''無い'''。 |
| | | |
| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦α]] | | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | :バンプレストオリジナル設定とも深い繋がりがあり、[[SRX計画]]に参加していたが、[[バイストン・ウェル]]に召喚されたため行方不明になっていたという設定で登場。 | + | :バンプレストオリジナル設定とも深い繋がりが有り、[[SRX計画]]に参加していたが、[[バイストン・ウェル]]に召喚されたため行方不明になっていたという設定で登場。 |
| | | |
| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
46行目: |
54行目: |
| ::戦うのはリメイク前と同じくシーン4のみだが、シーン1で出番が追加されている。 | | ::戦うのはリメイク前と同じくシーン4のみだが、シーン1で出番が追加されている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]] |
− | :戦う場面は少ない。 | + | :第1部と第3部に登場。第1部ではNPCだが、第3部でパイロットとして登場。戦う場面は少ないが今回の乗機は原作通りスプリガン。 |
| ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] | | ;[[スーパーロボット大戦IMPACT]] |
| :リメイク前と同じ。最終決戦で撃墜され死亡する際にも、通常戦闘における撤退時と同じ台詞を発するのみで、特別なものは用意されていない(恋人であるミュージィの最期も同じ扱い)。 | | :リメイク前と同じ。最終決戦で撃墜され死亡する際にも、通常戦闘における撤退時と同じ台詞を発するのみで、特別なものは用意されていない(恋人であるミュージィの最期も同じ扱い)。 |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] |
| :TV版とOVA版の両方が登場する。 | | :TV版とOVA版の両方が登場する。 |
− |
| |
− | === Scramble Commanderシリーズ ===
| |
− | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
| |
− | :ほぼ原作どおりの扱いだが、ドレイクへの反逆は実行するまでには至っていない。
| |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | :今回は[[NPC]]。従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えたことで世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている<ref>中盤のバイストン・ウェルルートでは[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨みなども、こちらの世界にまで持ち出す気はないとショウ達に明言している。</ref>。 | + | :今回は[[NPC]]。従来の「野心家」としての側面以上に、「浄化」を乗り越えた事で世界の真理に辿り着こうとする「探求者」としての側面が強く強調されている<ref>中盤のバイストン・ウェルルートでは[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を殺された恨み等も、こちらの世界にまで持ち出す気はないとショウ達に明言している。</ref>。 |
| :プロローグにて[[マーベル・フローズン|マーベル]]に乗機の[[スプリガン]]ごと撃墜されるが、[[リーンの翼 (OVA)|もう一つの]][[バイストン・ウェル]]に転移し、ホウジョウ軍の一員となって新たに[[ナナジン]]をはじめとする[[オーラマシン]]を製造しており、このバイストン・ウェルにも新たな戦乱の火種を撒くこととなる。 | | :プロローグにて[[マーベル・フローズン|マーベル]]に乗機の[[スプリガン]]ごと撃墜されるが、[[リーンの翼 (OVA)|もう一つの]][[バイストン・ウェル]]に転移し、ホウジョウ軍の一員となって新たに[[ナナジン]]をはじめとする[[オーラマシン]]を製造しており、このバイストン・ウェルにも新たな戦乱の火種を撒くこととなる。 |
| :[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を失ったホウジョウ軍が地上からバイストン・ウェルに戻された後は[[人類軍]]へと渡り、そこで[[ノーヴル・ディラン]]と接触して「ある事実」を知ったことで、ノーヴルに協力。また、[[ジン・スペンサー|ジン]]達の機体に[[オーラバトラー]]の技術を組み込んで強化を施している。 | | :[[シンジロウ・サコミズ|サコミズ]]を失ったホウジョウ軍が地上からバイストン・ウェルに戻された後は[[人類軍]]へと渡り、そこで[[ノーヴル・ディラン]]と接触して「ある事実」を知ったことで、ノーヴルに協力。また、[[ジン・スペンサー|ジン]]達の機体に[[オーラバトラー]]の技術を組み込んで強化を施している。 |
| :終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側につき、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも……その末路は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。 | | :終盤には[[バジュラ本星]]にて人類軍をも裏切り[[マクロス・ギャラクシー船団]]の側につき、バジュラ本星での戦いの最終局面にてその野望の実現を決行せんとするも……その末路は[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]を髣髴させるものとなっている。 |
| ;[[スーパーロボット大戦BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | :『UX』と違い原作再現があるため戦闘する機会がある。『F』以来、音声が新規収録されている。 | + | :『UX』と違い原作再現が有るため戦闘する機会がある。『F』以来、音声が新規収録されている。 |
− | :今回、[[宇宙世紀]]は『UC』、『00』は劇場版で、『AGE』は第3部とガンダム系作品の歴史が結構積み上がっている関係で、彼がバイストン・ウェルに召喚される前から[[ガンダムタイプ]]が存在していたため、ドレイクに事前に知識を入れていた事がドレイク本人から語られる。 | + | :今回、[[宇宙世紀]]は『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』、[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|『00』は劇場版]]で、『[[機動戦士ガンダムAGE|AGE]]』は第3部とガンダム系作品の歴史が結構積み上がっている関係で、彼がバイストン・ウェルに召喚される前から[[ガンダムタイプ]]が存在していた為、[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に事前に知識を入れていた事がドレイク本人から語られる。 |
− | :野心はあるようだが結局、第36話「光る島」でダンバイン系の話に決着が付くまでドレイクの元を離れなかった。同話ではミュージィを先に撃墜すると精神コマンドで強化されるが、彼を先に撃墜するとミュージィが同時に退場してしまうため資金や経験値的には後に撃墜したい。 | + | :野心はあるようだが結局、第36話「光る島」でダンバイン系の話に決着が付くまでドレイクの元を離れなかった。同話では[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]を先に撃墜すると[[精神コマンド]]で強化されるが、彼を先に撃墜するとミュージィが同時に退場してしまうため[[資金]]や[[経験値]]的には後に撃墜したい。 |
− | :今作ではドレイクが地上人の召喚を思い付く前に中東で行われた[[重力炉]]の起動実験がきっかけで、ゼット共々バイストン・ウェルにやって来たことがリムルとティエリアの口から語られている。 | + | :今作]]ではドレイクが地上人の召喚を思い付く前に中東で行われた[[重力炉]]の起動実験がきっかけで、[[ゼット・ライト|ゼット]]共々バイストン・ウェルにやって来た事が[[リムル・ルフト|リムル]]と[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の口から語られている。 |
− | :彼の戦死後は特に話に出てくる事は無いが、隠しユニットのズワウスを仲間にすると、ズワウスの設計の何箇所かにはショットが関わったと思わしき部分がある事が判明する。今作でのズワウスは[[ジスペル|黒幕]]が時を超えてこの世界に送り込んだ存在ではないかと推測されており、そこからするとショットはOVA版の末路を辿った可能性が考えられる。 | + | :ショットの戦死後は特に話に出てくる事は無いが、[[隠し要素/BX|隠しユニット]]の[[ズワウス]]を仲間にすると、ズワウスの設計の何箇所かにはショットが関わったと思わしき部分がある事が判明する。今作でのズワウスは[[ジスペル|黒幕]]が時を超えてこの世界に送り込んだ存在ではないかと推測されており、そこからするとショットはOVA版の末路を辿った可能性が考えられる。 |
| :[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。 | | :[[DLC|キャンペーンマップ]]「悪の華」では味方として使用できる。 |
| + | |
| + | === Scramble Commanderシリーズ === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]] |
| + | :ほぼ原作どおりの扱いだが、ドレイクへの反逆は実行するまでには至っていない。 |
| + | |
| + | === VXT三部作 === |
| + | ;[[スーパーロボット大戦X]] |
| + | :NPC。終盤に入る頃に登場し、第46話ではショウに対し[[アル・ワース]]の真実を語る。 |
| + | :未だに世界へ干渉する欲を捨てておらず、最後はジャコバが憑依した[[シルキー・マウ|シルキー]]の手で「死という救済のない永遠の責め苦」を与えられた上でバイストン・ウェルに送り返されてた。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
| + | :『COMPACT3』以来のOVA版設定で登場する。当初は「北の賢者」の名で呼ばれている。 |
| + | :原作同様、自らの死を望むためラバーンの憎しみを煽りセフィーロからオーラロードを開かせるも死ねず、[[デボネア]]と結託。最終的にデボネアに自らを取り込ませ力を増幅させるもデボネアの敗北と共に消滅した。 |
| + | :ちなみに口調はOVA版の「わし」といった一人称などの老人同様のものではなく、TVシリーズと同様の口調となっている。 |
| | | |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;[[スーパーロボット大戦64]] | | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
− | : | + | :少し遅れて地上に出たドレイクと合流する。最終決戦シナリオでは先にミュージィを撃破すると集中・気合・熱血を使用してくる。また逆にミュージィより先に撃破するとミュージィも同じく精神コマンドを使用してくるので注意。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] | | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
| :TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造している。ドレイク軍が壊滅した後は『UX』同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒くが、[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。 | | :TV版同様ドレイク軍に所属してオーラバトラーを製造している。ドレイク軍が壊滅した後は『UX』同様[[ホウジョウ軍]]の一員となって戦乱の火種を撒くが、[[サコミズ・シンジロウ|サコミズ王]]に[[コドール・サコミズ|コドール]]共々引導を渡された。 |
− | :その後は「争いの元凶を創った」罪でジャコバに不死の呪いをかけられたため、不死の身となってしまい、「解き放たれたタマシイ」では自身が死ぬためにカイルスに倒された亡者の怨念を介してクルーゼとともに宇宙崩壊を起こそうとするが、カイルスが起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により失敗に終わってしまう。この設定と顛末はほぼ[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]のショットのそれに準じており、『UX』以上にOVA版の設定に近づいているとも言える。 | + | :その後は「争いの元凶を創った」罪でジャコバに不死の呪いをかけられたため、不死の身となってしまい、「解き放たれたタマシイ」では自身が死ぬためにカイルスに倒された亡者の怨念を介してクルーゼとともに宇宙崩壊を起こそうとするが、カイルスが起こした[[サイコフレーム|奇跡]]により失敗に終わってしまう。 |
| + | :この設定と顛末はほぼ[[New Story of Aura Battler DUNBINE|OVA版]]のショットのそれに準じており、『UX』以上にOVA版の設定に近づいているとも言える。 |
| | | |
| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
82行目: |
100行目: |
| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
| ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) | | ;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]]) |
− | :'''[[ド根性]]、[[威圧]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]'''(実際には使用せず) | + | :'''[[ド根性]]、[[威圧]]、[[集中]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]''' |
| ; [[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | | ; [[スーパーロボット大戦F|F]]・[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] |
| : '''[[根性]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[愛]]、[[隠れ身]]''' | | : '''[[根性]]、[[加速]]、[[ひらめき]]、[[必中]]、[[愛]]、[[隠れ身]]''' |
93行目: |
111行目: |
| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
| ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX|BX]] |
− | :'''[[オーラ力]]、[[聖戦士]]、[[援護攻撃]]、[[全体攻撃]]、[[指揮官|指揮]]、[[気力限界突破]]''' | + | :'''[[オーラ力]]L8、[[聖戦士]]、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[気力限界突破]]''' |
| :妙にアグレッシブな構成。聖戦士技能を持つのは、地上人故か。 | | :妙にアグレッシブな構成。聖戦士技能を持つのは、地上人故か。 |
| | | |
111行目: |
129行目: |
| ;[[シオン・ザバ]] | | ;[[シオン・ザバ]] |
| :転生後の[[ショウ・ザマ]]。地上界への帰還のため彼をも利用し、ラバーンと戦わせることでオーラロードの逆流を仕向けた。 | | :転生後の[[ショウ・ザマ]]。地上界への帰還のため彼をも利用し、ラバーンと戦わせることでオーラロードの逆流を仕向けた。 |
| + | ;[[シルキー・マウ]] |
| + | :『X』では彼女の手で死ぬことも出来ないまま封印される。 |
| ;[[ジャコバ・アオン]] | | ;[[ジャコバ・アオン]] |
− | :CCでは彼女に不死の呪いをかけられてしまう。無論、彼女を殺してもその呪いは解かれないが、人間としてのケジメをつけるために彼女を殺害した。 | + | :『CC』では彼女に不死の呪いをかけられてしまう。無論、彼女を殺してもその呪いは解かれないが、人間としてのケジメをつけるために彼女を殺害した。 |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
131行目: |
151行目: |
| ;[[マーダル]] | | ;[[マーダル]] |
| :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではドレイクの同盟者。中盤に[[ザ・パワー|ジュピターX]]を求め、共にオウストラル島に赴く。 | | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』ではドレイクの同盟者。中盤に[[ザ・パワー|ジュピターX]]を求め、共にオウストラル島に赴く。 |
| + | ;[[エンブリヲ]]、[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]]、[[ガーゴイル]] |
| + | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では協力者。 |
| | | |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
139行目: |
161行目: |
| ;[[ロイ・バルボア]] | | ;[[ロイ・バルボア]] |
| :『BX』ではかつての恩人であり、地上への浮上後はそのコネクションにより彼と接触、[[GAIL]]とドレイク軍の協力体制を成立させる。 | | :『BX』ではかつての恩人であり、地上への浮上後はそのコネクションにより彼と接触、[[GAIL]]とドレイク軍の協力体制を成立させる。 |
| + | ;[[ザガート]] |
| + | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では協力者だが、自身の望みの為に利用しているに過ぎなかった。 |
| + | ;[[デボネア]] |
| + | :『T』にて協力者となり、最終的に自らを取り込ませる。 |
| | | |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
158行目: |
184行目: |
| :『UX』では[[人類軍]]へ渡った後の同僚。彼女と接触したことで、ショットは『UX』の世界の真理を知ることとなる。 | | :『UX』では[[人類軍]]へ渡った後の同僚。彼女と接触したことで、ショットは『UX』の世界の真理を知ることとなる。 |
| ;[[ジン・スペンサー]]、[[アユル・ディラン]] | | ;[[ジン・スペンサー]]、[[アユル・ディラン]] |
− | :『UX』では人類軍へ渡った後、彼らの機体に強化改造を施す。ただし、これによって同期臨界はさらに命を削るようになってしまっており、多少なりともそのことを気にかけていた。 | + | :『UX』では人類軍へ渡った後、彼らの機体に強化改造を施す。ただし、これによって同期臨界はさらに命を削るようになってしまっており、多少なりともその事を気にかけていた。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| === TV版 === | | === TV版 === |
− | ;「私の本心をお前は知った…ゼットも知らんことだ。生命を私に預けてくれるな?そうすれば、このバイストン・ウェルを手に入れた時より、お前は女王だ」 | + | ;「私の本心をお前は知った…ゼットも知らんことだ。生命を私に預けてくれるな? そうすれば、このバイストン・ウェルを手に入れた時より、お前は[[女王]]だ」 |
− | :[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]に本心を話したとき。 | + | :[[ミュージィ・ポー|ミュージィ]]に本心を話した時。 |
| | | |
| === OVA === | | === OVA === |
− | ;「聖戦士じゃ… 聖戦士じゃ…」 | + | ;「[[聖戦士]]じゃ… 聖戦士じゃ…」 |
− | :シオンが乗せられた赤いオーラバトラーの装置の呼応を感じ取って。オーラロードを開くことのできる存在である聖戦士の覚醒を知り、期待に胸を躍らせている。 | + | :第1話より。[[シオン・ザバ|シオン]]が乗せられた赤いオーラバトラーの装置の呼応を感じ取って。オーラロードを開く事の出来る存在である聖戦士の覚醒を知り、期待に胸を躍らせている。 |
− | ;「わしの肉体はとうに滅んでおる。が、魂だけは、この通り死ぬことが出来んでおるのだ…」 | + | ;「わしの肉体はとうに滅んでおる。が、魂だけは、この通り死ぬ事が出来んでおるのだ…」 |
− | :ラバーンの城から脱出するため自分を人質にとろうとしたシオンに対して。朽ち果てたその肉体を露わにし、シオンたちを慄かせた。 | + | :[[ラバーン・ザラマンド|ラバーン]]の城から脱出するため自分を人質にとろうとしたシオンに対して。朽ち果てたその肉体を露わにし、シオン達を慄かせた。 |
− | ;「さらば、コモン界よ。永遠の苦しみから解放される時が来た。悪くても死、うまくいけば地上界へ戻ることができるやもしれん」 | + | ;「さらば、[[バイストン・ウェル|コモン界]]よ。永遠の苦しみから解放される時が来た。悪くても死、うまくいけば地上界へ戻ることができるやもしれん」 |
− | :核ミサイルを起動させた時の場面。 | + | :第3話より。[[核ミサイル]]を起動させた時の場面。 |
− | ;「ミサイルが地上で爆発さえしてくれれば、あの時のように異変さえ起これば…わしは永遠の命から逃れられるのじゃ」 | + | ;「ミサイルが[[地球|地上]]で爆発さえしてくれれば、あの時のように異変さえ起これば…わしは永遠の命から逃れられるのじゃ」 |
| :クライマックスで戦乱の真相に気づいたラバーンに追い詰められた時の台詞。 | | :クライマックスで戦乱の真相に気づいたラバーンに追い詰められた時の台詞。 |
| :この時既にミサイル発射までのカウントダウンがすぐそこまで迫っており、そして…。 | | :この時既にミサイル発射までのカウントダウンがすぐそこまで迫っており、そして…。 |
| | | |
| == スパロボシリーズの名台詞 == | | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− | === αシリーズ === | + | === TV版 === |
| + | ==== αシリーズ ==== |
| ;「私は勝ち目がない敵と戦うほど愚かではないのでね…」<br>「それに、人類の第二の故郷は何も他の天体だけではあるまい」 | | ;「私は勝ち目がない敵と戦うほど愚かではないのでね…」<br>「それに、人類の第二の故郷は何も他の天体だけではあるまい」 |
| :『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(ゴラオン隊ルート)第44話「赤い髪の女」で「古巣」たる極東基地を襲撃した際、嘗ての同僚である[[葉月考太郎|葉月博士]]&[[ロバート・H・オオミヤ|ロブ]]へ[[ドレイク・ルフト|ドレイク軍]]へと寝返った経緯を語った後、[[エアロゲイター]]との戦いを「勝ち目無し」と断ずる。 | | :『[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])』(ゴラオン隊ルート)第44話「赤い髪の女」で「古巣」たる極東基地を襲撃した際、嘗ての同僚である[[葉月考太郎|葉月博士]]&[[ロバート・H・オオミヤ|ロブ]]へ[[ドレイク・ルフト|ドレイク軍]]へと寝返った経緯を語った後、[[エアロゲイター]]との戦いを「勝ち目無し」と断ずる。 |
183行目: |
210行目: |
| :上述の遣り取りの直後にショットが告げた人類存続の方法。地球の科学力に対する諦観と、卑小な選民意識が入り混じったショットの主張に葉月博士は声を荒らげる。 | | :上述の遣り取りの直後にショットが告げた人類存続の方法。地球の科学力に対する諦観と、卑小な選民意識が入り混じったショットの主張に葉月博士は声を荒らげる。 |
| | | |
− | === COMPACTシリーズ === | + | ==== COMPACTシリーズ ==== |
| ;「メガボーグ、か。…私がバイストン・ウェルに召喚される前には、まだ実用化されていなかったがな。気にするな、ミュージィ。今はゴラオンに集中しろ」 | | ;「メガボーグ、か。…私がバイストン・ウェルに召喚される前には、まだ実用化されていなかったがな。気にするな、ミュージィ。今はゴラオンに集中しろ」 |
| :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第7話「怨念を断つ剣」より。[[ゴラオン]]を追い詰めた際、同じ獲物に狙いを定めた[[コマンダー・ネロス]]を一瞥して呟いた台詞。破嵐創造の[[メガノイド]]計画に関する情報も、或る程度把握していた事が窺える。 | | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第3部銀河決戦篇第7話「怨念を断つ剣」より。[[ゴラオン]]を追い詰めた際、同じ獲物に狙いを定めた[[コマンダー・ネロス]]を一瞥して呟いた台詞。破嵐創造の[[メガノイド]]計画に関する情報も、或る程度把握していた事が窺える。 |
− | ;「ようやく気付いたか‥わしは、一日たりとも忘れた事は無かった‥お前達との戦いでこのような体になったのだからな!」<br>「わしは、あれから生まれ変わる事も許されず今日まで生きてきたのだ‥いずれ、お前達もわしと同じ運命をたどる事になる。そうだ‥わしだけが罰せられるはずがない!」
| |
− | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第17話「地上に近き者」より。ショウ達と700年振りに再会したときの台詞。700年後のバイストンウェルだと思わなかったこともあるが、あまりにも変わりすぎていたのでショウ達は名前を聞くまでショットだと分からなかった。
| |
− | ;「ふははは‥もはや手遅れ‥これでようやく、わしの願いが‥!」
| |
− | :同話より。原作通りに核ミサイルを起動させた時の台詞。この場面を最後に700年後におけるショットはフェードアウトし、シオンはショウ達と共に700年前のバイストンウェルへと飛ばされた。
| |
| ;「何を言う‥貴様らもオーラバトラーを使っているではないか‥」<br>「私が作らなくとも違う形で戦いは起こったはずだ!」 | | ;「何を言う‥貴様らもオーラバトラーを使っているではないか‥」<br>「私が作らなくとも違う形で戦いは起こったはずだ!」 |
| :『COMPACT3』第31話「クロス・ファイト」より。『COMPACT3』での最期の台詞。シオン達からオーラバトラーを作らなければこんな戦いにならなかったと言われてこう返した。その様子を見たショウは、以前出会った変わり果てた姿のショットは戦乱を呼んだ罰を受けたのだと悟った。 | | :『COMPACT3』第31話「クロス・ファイト」より。『COMPACT3』での最期の台詞。シオン達からオーラバトラーを作らなければこんな戦いにならなかったと言われてこう返した。その様子を見たショウは、以前出会った変わり果てた姿のショットは戦乱を呼んだ罰を受けたのだと悟った。 |
− | :実際に『[[リーンの翼_(OVA)|リーンの翼]]』でショット、ゼットが関わらざるともオーラバトラーは制作されている。 | + | :しかし実際に『[[リーンの翼_(OVA)|リーンの翼]]』でショット、ゼットが関わらずともオーラバトラーは製作されているので、ショットの発言もまた真理である。 |
| | | |
− | === 携帯機シリーズ === | + | ==== 携帯機シリーズ ==== |
| ;「!? な、なんと…!」 | | ;「!? な、なんと…!」 |
| :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第11話「招かれざるもの」シナリオエンドデモより。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。 | | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第11話「招かれざるもの」シナリオエンドデモより。[[孫尚香ガーベラ|孫尚香]]と[[陸遜ゼータプラス|陸遜]]の姿を見て。さすがのショットもマシンそのものな姿をしている彼らに絶句してしまった。 |
205行目: |
228行目: |
| ;「………よろしいのですか?」<br/>ノーヴル「何が…?」<br/>「オーラコンバータの技術を組み込んだことにより、彼らの機体の出力は飛躍的にアップした。しかしそれは、マシンが彼らのオーラ力を…命を吸っていることに他ならない。ただでさえ命を削る同期臨界を、そんなマシンで行えばどうなるか…」<br/>ノーヴル「………待つのは『死』、だけでしょうね…」<br/>「それでもあなたは…彼らを戦場に送るのですか?」<br/>ノーヴル「………それが、彼らの望んだ道よ…」 | | ;「………よろしいのですか?」<br/>ノーヴル「何が…?」<br/>「オーラコンバータの技術を組み込んだことにより、彼らの機体の出力は飛躍的にアップした。しかしそれは、マシンが彼らのオーラ力を…命を吸っていることに他ならない。ただでさえ命を削る同期臨界を、そんなマシンで行えばどうなるか…」<br/>ノーヴル「………待つのは『死』、だけでしょうね…」<br/>「それでもあなたは…彼らを戦場に送るのですか?」<br/>ノーヴル「………それが、彼らの望んだ道よ…」 |
| :『UX』第3部第45話「ユダ」より。加藤機関の救援に向かうジン達を見送って。 | | :『UX』第3部第45話「ユダ」より。加藤機関の救援に向かうジン達を見送って。 |
| + | :彼にしては珍しくジンとアユルの命を心配するような台詞だが、どちらかというと欠陥のあるマシンを造らされたことに対する技術者としての不満から出たものかも知れない。 |
| ;「死、運命…そして、神…決して抗えない絶対的な存在と対峙した時、人は、己の無力さを知る。だが、だからこそ人は強くなれる。立ち向かおうとする意志、乗り越えようとする力…それらがやがてカタチとなり、誇り高き命となるのだろう」 | | ;「死、運命…そして、神…決して抗えない絶対的な存在と対峙した時、人は、己の無力さを知る。だが、だからこそ人は強くなれる。立ち向かおうとする意志、乗り越えようとする力…それらがやがてカタチとなり、誇り高き命となるのだろう」 |
| :『UX』第3部第46話「麗しのディストピア」より。「メメント・モリ」の境地へ到達したジンに対して。 | | :『UX』第3部第46話「麗しのディストピア」より。「メメント・モリ」の境地へ到達したジンに対して。 |
| + | :なんとなく[[皆城総士|彼]]の台詞を彷彿とさせる言い回しである。 |
| ;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」 | | ;「長旅ご苦労様でした、ヘスター事務総長」 |
| :『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。[[バジュラ本星]]にて本性を表した[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]の黒幕たちによって[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の首脳部が抹殺された事を受けて、「ハザードを呼び戻せ」と喚く[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]に[[ハザード・パシャ|ハザード]]の死を告げると共に銃口を向けて。その直後、ハザードの死とショットの裏切りに愕然とし、すべての望みが絶たれて絶望するヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。 | | :『UX』第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」より。[[バジュラ本星]]にて本性を表した[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]の黒幕たちによって[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の首脳部が抹殺された事を受けて、「ハザードを呼び戻せ」と喚く[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]に[[ハザード・パシャ|ハザード]]の死を告げると共に銃口を向けて。その直後、ハザードの死とショットの裏切りに愕然とし、すべての望みが絶たれて絶望するヘスターに無情な銃撃を浴びせ、彼女をハザードや三島たちが待つ地獄へと突き堕とす。 |
217行目: |
242行目: |
| ;「正体不明の相手にまず警告とは…。相も変わらず悠長な国と見える」 | | ;「正体不明の相手にまず警告とは…。相も変わらず悠長な国と見える」 |
| :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話。[[武田長官|長官]]からの警告を受け取っての反応。もっとも、交渉によるリスク回避の可能性を捨てて即攻撃を行う、というのもどうかと思うが。 | | :『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第10話。[[武田長官|長官]]からの警告を受け取っての反応。もっとも、交渉によるリスク回避の可能性を捨てて即攻撃を行う、というのもどうかと思うが。 |
− | ;「うぐっ…スプリガンが落ちるか…ここまで…やってみせたのだが…あっけないもの…ものだ…ミュージィ…」 | + | ;「うぐっ…スプリガンが落ちるか…ここまで…やってみせたのだが…あっけない…ものだ…ミュージィ…」 |
| :『BX』第36話にて、最期の台詞。『UX』での暗躍を思えば、本人が言う通りあっけない末路であった。 | | :『BX』第36話にて、最期の台詞。『UX』での暗躍を思えば、本人が言う通りあっけない末路であった。 |
| :…が、今作の[[サーバイン]]と[[ズワウス]]の設定を思えば、この後にOVA版通りになったことが推察される。 | | :…が、今作の[[サーバイン]]と[[ズワウス]]の設定を思えば、この後にOVA版通りになったことが推察される。 |
| | | |
− | === 単独作品 === | + | ==== 単独作品 ==== |
| ;「ま…まだ地獄を…歩めというのか…」<br/>「永劫に続く地獄を…」 | | ;「ま…まだ地獄を…歩めというのか…」<br/>「永劫に続く地獄を…」 |
− | :『CC』イベント「放たれたタマシイ」にて。不死の呪いをかけられた自身が死ぬために宇宙崩壊を引き起こそうとしたが、計画は頓挫されてしまい、彼は死ぬことの許されない地獄を味わうこととなった。 | + | :『CC』イベント「放たれたタマシイ」にて。不死の呪いをかけられた自身が死ぬために宇宙崩壊を引き起こそうとしたが、計画は頓挫されてしまい、彼は死ぬ事の許されない地獄を味わうこととなった。 |
| + | |
| + | === OVA === |
| + | ;「ようやく気付いたか…わしは、一日たりとも忘れた事は無かった…お前達との戦いでこのような体になったのだからな!」<br>「わしは、あれから生まれ変わる事も許されず今日まで生きてきたのだ…いずれ、お前達もわしと同じ運命をたどる事になる。そうだ…わしだけが罰せられるはずがない!」 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第17話「地上に近き者」より。ショウ達と700年振りに再会したときの台詞。700年後のバイストンウェルだと思わなかったこともあるが、あまりにも変わりすぎていたのでショウ達は名前を聞くまでショットだと分からなかった。 |
| + | ;「ふははは…もはや手遅れ…これでようやく、わしの願いが…!」 |
| + | :同上話より。原作通りに核ミサイルを起動させた時の台詞。この場面を最後に700年後におけるショットはフェードアウトし、シオンはショウ達と共に700年前のバイストンウェルへと飛ばされた。 |
| + | ;「さあ、デボネアよ…。私を取り込み、その力としろ」<br />「そして、世界を滅ぼせ! 私に罰を与えるだけの世界など消えてなくなればいい!」 |
| + | :『T』第49話「果てしなく広がる未来へ」にて、デボネアとの決戦の際に現れ、自らを取り込ませようとする。直後にショウからデボネアに利用されていると止められるが…。 |
| + | ;「それでもだ…。私はもう…全てに疲れたのだ…」<br />「700年後の世界の者達よ…。世界を変えた罪人の最期をその目に焼き付けるがいい」 |
| + | :同上。700年もの長きに渡り死ねず、疲れ果てた様子でデボネアと同化。その後、デボネアが討たれる事により歪んだ形ではあったがショットの望んでいた「死」も果たされる事となった。 |
| + | :動機こそ自身のエゴではあったが、哀愁もまた感じずにはいられない台詞である。 |
| | | |
| == 搭乗機体・関連機体 == | | == 搭乗機体・関連機体 == |
257行目: |
293行目: |
| | | |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *プレイステーションゲーム『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では戦場で散る事も、バイストン・ウェルに帰還する事もなく地上に残留するifの結末があり、いつの日か再び自身の野望を叶えるために表舞台から姿を消した。 | + | *[[プレイステーション]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では戦場で散る事も、バイストン・ウェルに帰還する事も無く地上に残留するifの結末があり、戦乱が終結した後に聖戦士達が統治した地上でいつの日か再び自身の野望を叶える為に表舞台から姿を消した。 |
− | **「ショットが生存する」という珍しい展開だが、原作と違って[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]に浄化が行われず、'''地上は聖戦士達の支配下に置かれて再び戦乱が起こる事を示唆する'''という後味の悪い場面であった。 | + | **「ショットが生存する」という珍しい展開だが、原作と違って[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]の浄化が行われず、「地上を統治する聖戦士」と「聖戦士を恐れる地上人」との間に溝が生まれて'''バイストン・ウェルに再び戦乱が起こる可能性が示唆される'''等、どこか後味の悪い場面であった。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |