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[[バラル]]に属する[[超機人]]の一体。古代中国の伝承に在る神獣「饕餮」を象った、人の顔に獣の体、そして虎の牙という姿をしている。
 
[[バラル]]に属する[[超機人]]の一体。古代中国の伝承に在る神獣「饕餮」を象った、人の顔に獣の体、そして虎の牙という姿をしている。
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超機人の中でもとくに凶悪な「四凶」の一体であり、四神や[[真・龍王機|応龍皇]]と異なり非常に生物的な姿をしている。また、四凶の共通点として、'''操者の肉体を喰らって稼働する'''というとんでもない特徴がある。そのため、一応操縦座は存在しているのだが、危なすぎて乗ることが出来ない。ことに饕餮王は常に飢え、餓えており、生命体と見ると見境なく襲いかかって喰らうという、もはや超機人の名が相応しからざるほどの暴悪さを持つ。挙げ句の果てに、最悪の場合己の身すら喰らうという貪欲ぶりを誇る上、並の人間では'''姿を見ただけで命を食われてしまう'''。さらに、喰われた者の魂は腹の中に封じられるため、輪廻転生から外れてまつろわぬ霊と化してしまう。
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超機人の中でもとくに凶悪な「四凶」の一体であり、四神や[[真・龍王機|応龍皇]]と異なり非常に生物的な姿をしている。また、四凶の共通点として、'''操者の肉体を喰らって稼働する'''というとんでもない特徴がある。そのため、一応操縦座は存在しているのだが、危なすぎて誰も乗ることが出来ない。ことに饕餮王は常に飢え、餓えており、生命体と見ると見境なく襲いかかって喰らうという、もはや超機人の名が相応しからざるほどの暴悪さを持つ。挙げ句の果てに、最悪の場合己の身すら喰らうという貪欲ぶりを誇る上、並の人間では'''姿を見ただけで命を食われてしまう'''。さらに、喰われた者の魂は腹の中に封じられるため、輪廻転生から外れてまつろわぬ霊と化してしまう。
    
あまりの凶悪さから創造者ですら制御することが出来ず、かつては[[窮奇王]]・渾沌王・檮机王共々バラルを離反し敵対していたが、激戦の末に敗北。夏喃達によって枷をつけられ、使役されている。かつては黄帝獄という場所に封じられていた。この封印はよほど過酷だったのか、半ば暴走状態であっても再封印をちらつかされるということを聞くほど。なお、黄帝とは中国の神話で応龍を従えて蚩尤を封じたとされる帝王で、皇帝という単語の由来とされる『三皇五帝』の一人にも数えられる。
 
あまりの凶悪さから創造者ですら制御することが出来ず、かつては[[窮奇王]]・渾沌王・檮机王共々バラルを離反し敵対していたが、激戦の末に敗北。夏喃達によって枷をつけられ、使役されている。かつては黄帝獄という場所に封じられていた。この封印はよほど過酷だったのか、半ば暴走状態であっても再封印をちらつかされるということを聞くほど。なお、黄帝とは中国の神話で応龍を従えて蚩尤を封じたとされる帝王で、皇帝という単語の由来とされる『三皇五帝』の一人にも数えられる。
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