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| == スパロボにおける扱い == | | == スパロボにおける扱い == |
− | 原作では最後まで未完であったが、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では完結しており、下巻を[[メダイユ公]]が所持していた。作中でも重要な役割を持っており、'''過去に起きた戦乱の歴史「[[黒歴史]]」が記されている'''。メトロポリスの内容は1億2千年前から少しずつ位相を変えて連綿と繰り返される戦い、「黒歴史の一つ」として書かれている。その中には[[アムロ・レイ]]と[[シャア・アズナブル]]の争いも記されているが、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』終盤の[[サイコフレーム]]の奇跡は起こらず、人類に絶望したシャアが目論み通りに[[アクシズ]]を地球へと落下させて死の星へと追いやった歴史もあったとみられる。また、「破壊の後の再生」の顛末および[[エグゼクター]]の詳細も書かれていた。 | + | 原作では最後まで未完であったが、『[[スーパーロボット大戦Z]]』では完結しており、下巻をメダイユ公が所持していた。作中でも重要な役割を持っており、'''過去に起きた戦乱の歴史「[[黒歴史]]」が記されている'''。メトロポリスの内容は1億2千年前から少しずつ位相を変えて連綿と繰り返される戦い、「黒歴史の一つ」として書かれている。その中には[[アムロ・レイ]]と[[シャア・アズナブル]]の争いも記されているが、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』終盤の[[サイコフレーム]]の奇跡は起こらず、人類に絶望したシャアが目論み通りに[[アクシズ]]を地球へと落下させて死の星へと追いやった歴史もあったとみられる。また、「破壊の後の再生」の顛末および[[エグゼクター]]の詳細も書かれていた。 |
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| これを読破した[[シュバルツ・バルト]]は世界の真実を知り、[[グエン・サード・ラインフォード]]は黒歴史の「負の遺産」を世界中から掻き集めて戦力とした。 | | これを読破した[[シュバルツ・バルト]]は世界の真実を知り、[[グエン・サード・ラインフォード]]は黒歴史の「負の遺産」を世界中から掻き集めて戦力とした。 |
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− | 『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において、ゴードンが主人公サイドにメトロポリスに書かれている真実を語っている<ref>ifルート53話『永遠という幻想』、本ルート54話『The Show Must Go On』</ref>。彼の言によると、本作の[[シャア・アズナブル]]とは別人のシャア<ref>本作『Zシリーズ』とは別人のアムロ・レイとシャア・アズナブルであることをシュバルツが語っている。</ref>が[[アクシズ]]を地球落下させており、パラダイムシティの廃墟は落下後の姿を「模範」としたとしてる。 | + | 『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において、ゴードンが主人公サイドにメトロポリスに書かれている真実を語っている<ref>ifルート53話『永遠という幻想』、本ルート54話『The Show Must Go On』</ref>。彼の言によると、本作の[[シャア・アズナブル]]とは別人のシャア<ref>本作『Zシリーズ』とは別人のアムロ・レイとシャア・アズナブルであることをシュバルツが語っている。</ref>が[[アクシズ]]を地球落下させており、[[パラダイムシティ]]の廃墟は落下後の姿を「模範」としたとしてる。 |
− | 第32話『忘却の霧の中』のパラダイムシティに出現した[[ジェガン]]や[[ギラ・ドーガ]]はアムロとシャアの死闘で参加した機体の成れの果てである<ref>第32話『忘却の霧の中』と第33話『Roger The Negotiator』両シナリオで、アムロが敵と戦闘し、シナリオ終了後に[[AG]]のとの話で「大気圏の摩擦熱で損傷」「1万2千年前の機体」であることが判明する。</ref>。 | + | 第32話『忘却の霧の中』のパラダイムシティに出現した[[ジェガン]]や[[ギラ・ドーガ]]は(上記別人の)アムロとシャアの死闘に参加した機体の成れの果てである<ref>第32話『忘却の霧の中』と第33話『Roger The Negotiator』両シナリオで、アムロが敵と戦闘し、シナリオ終了後に[[AG]]との話で「大気圏の摩擦熱で損傷」「1万2千年前の機体」であることが判明する。</ref>。 |
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| 続く『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』では、条件次第で味方に加入する[[ジェイソン・ベック|ベック]]から、メトロポリスを[[エンジェル]]から読ませてもらったこと、そしてそれは最終章が書き直されていたことが語られる。その最終章の内容は'''白紙'''であり、それは原作同様に未完の本となったことと、同時にその続き、即ち未来は自分たちの手で作り上げていくべきであることを意味していた。 | | 続く『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』では、条件次第で味方に加入する[[ジェイソン・ベック|ベック]]から、メトロポリスを[[エンジェル]]から読ませてもらったこと、そしてそれは最終章が書き直されていたことが語られる。その最終章の内容は'''白紙'''であり、それは原作同様に未完の本となったことと、同時にその続き、即ち未来は自分たちの手で作り上げていくべきであることを意味していた。 |
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| === 大いなる力 === | | === 大いなる力 === |
− | 黒歴史の終わりには『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』における[[ロジャー・スミス]]の断片的なメモリーに残る「[[ザ・ビッグ]]」軍団による介入があったとされており、今回の『[[スーパーロボット大戦Z]]』では「黒歴史」と関連させたアレンジが加えられている。原作では「[[ビッグヴィヌス]]」に囚われた[[エンジェル]]が[[パラダイムシティ]]の人々のメモリーをリセットを試みるが、ロジャーのネゴシエイションの成否が鍵を握っている。 | + | 黒歴史の終わりには『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』における[[ロジャー・スミス]]の断片的なメモリーに残る「[[ザ・ビッグ]]」軍団による介入があったとされており、今回の『[[スーパーロボット大戦Z]]』では「黒歴史」と関連させたアレンジが加えられている。原作では「[[ビッグヴィヌス]]」に囚われた[[エンジェル]]がパラダイムシティの人々のメモリーをリセットを試みるが、ロジャーのネゴシエイションの成否が鍵を握っている。 |
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| 『スーパーロボット大戦Z』ではビッグヴィヌスの代わりに、「[[至高神ソル|大いなる力]]」によりザ・ビッグの軍団が[[ZEUTH]]と対峙する。この大いなる力について、本作では「[[太極]]」、あるいは「[[次元力]]」と呼ばれているが、[[アサキム・ドーウィン]]は「源理の力」「オリジン・ロー」とも呼ぶ。 | | 『スーパーロボット大戦Z』ではビッグヴィヌスの代わりに、「[[至高神ソル|大いなる力]]」によりザ・ビッグの軍団が[[ZEUTH]]と対峙する。この大いなる力について、本作では「[[太極]]」、あるいは「[[次元力]]」と呼ばれているが、[[アサキム・ドーウィン]]は「源理の力」「オリジン・ロー」とも呼ぶ。 |