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690 バイト追加 、 2018年3月17日 (土) 17:28
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北大路正道と北大路恭子との間に産まれた一人娘。祖父は北大路正盛、祖母はフランス人である。花火の目の色が緑がかっているのはこの為。
 
北大路正道と北大路恭子との間に産まれた一人娘。祖父は北大路正盛、祖母はフランス人である。花火の目の色が緑がかっているのはこの為。
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北大路家は海運業に長けており、花火が3歳の時、一家はフランスに移り住んだ。欧州とアジアの航路開拓と事業拡大を目指す北大路家は、花火が17歳の時、フィリップ・ディ・マールブランシュとの婚約を取り付ける。欧州大戦で破産寸前に陥りつつも、未だ海運業界でその名を轟かせるマールブランシュ家の名声を狙った政略結婚だった。前に出ずに決められた事を守り、よき妻として殿方に尽くす「大和撫子」を目指すように育てられた花火はこれに何の疑問も持たなかったが、フィリップは違った。「恋すら知らない者が結婚など出来るのか」と問うが、「よろしければ恋を教えてもらえませんか」と答える花火。フィリップは呆然としつつも、彼女の純粋さに惹かれていった。
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北大路家は海運業に長けており、花火が3歳の時、一家はフランスに移り住んだ。欧州とアジアの航路開拓と事業拡大を目指す北大路家は、花火が17歳の時、フィリップ・ディ・マールブランシュとの婚約を取り付ける。欧州大戦で破産寸前に陥りつつも、未だ海運業界でその名を轟かせるマールブランシュ家の名声を狙った政略結婚だった。前に出ずに決められた事を守り、よき妻として殿方に尽くす「大和撫子」を目指すように育てられた花火はこれに何の疑問も持たなかったが、フィリップは違った。自堕落な父の影響から女性を嫌っていた彼は「恋すら知らない者が結婚など出来るのか」と突き放すが、「よろしければ恋を教えてもらえませんか」と答える花火。フィリップは呆然としつつも、彼女の純粋さに惹かれていった。
    
結局、フィリップと花火は出会って半月で結婚を決め、式はマールブランシュ家が建造した豪華客船「マールブランシュ号」の処女航海で行われる事となった。しかし、この航海中にエンジンのトラブルが原因の事故<ref>[[小説#サクラ大戦|小説]]『巴里前夜』2巻にて、この事故の驚くべき真相が語られている。</ref>で船は沈没、花火の目の前でフィリップは帰らぬ人となった。この日以来、花火は喪服を決して脱ごうとせず、北大路家が日本に帰国する際にも自らの意思で[[パリ|巴里]]に残り、友人である[[グリシーヌ・ブルーメール]]の邸宅に居候し、毎日欠かさずモンマルトルにあるマールブランシュ家の墓を詣でるようになった。
 
結局、フィリップと花火は出会って半月で結婚を決め、式はマールブランシュ家が建造した豪華客船「マールブランシュ号」の処女航海で行われる事となった。しかし、この航海中にエンジンのトラブルが原因の事故<ref>[[小説#サクラ大戦|小説]]『巴里前夜』2巻にて、この事故の驚くべき真相が語られている。</ref>で船は沈没、花火の目の前でフィリップは帰らぬ人となった。この日以来、花火は喪服を決して脱ごうとせず、北大路家が日本に帰国する際にも自らの意思で[[パリ|巴里]]に残り、友人である[[グリシーヌ・ブルーメール]]の邸宅に居候し、毎日欠かさずモンマルトルにあるマールブランシュ家の墓を詣でるようになった。
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;[[ロベリア・カルリーニ]]
 
;[[ロベリア・カルリーニ]]
 
:同僚。
 
:同僚。
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;北大路正道
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:父。北大路家の婿養子。第4期OVA『ル・ヌーヴォー・巴里』では、巴里に残った花火の元を訪れる。
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;北大路恭子
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:母。正道を立て、花火を大和撫子として厳しく育てた。
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:なお、花火の徹底した大和撫子としての振る舞いに両親も困惑したらしく、政略結婚には結婚で彼女が変わるのではという期待も込めていた。
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;北大路正盛
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:祖父。祖母の方はフランス人という素性以外不明。
 
;フィリップ・ディ・マールブランシュ
 
;フィリップ・ディ・マールブランシュ
:婚約者。元々は親が決めた政略結婚だったが、2人の間には確かに恋が芽生えていた。それは花火が彼を「フィリップ」と呼んでいた事が証明している。
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:婚約者。花火は彼を「フィリップ」と呼ぶようになってから今までにない感情を抱くが、グリシーヌに指摘されるまでそれが恋だと気付かなかった。元々は親が決めた政略結婚だったが、2人の間には確かに恋が芽生えていた。
 
;マスク・ド・コルボー
 
;マスク・ド・コルボー
:カラスの仮面を被った怪人。概要の通り、敵でありながら花火に多大な影響を与えた。ただし、彼女が生きる希望を取り戻すという結果はコルボーの望むところではなかった。怪人カルマールによって復活させられた際には花火に対する関心は薄れており、新たな我が君を求めつつ、カルマールの忠実な下僕となった。
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:カラスの仮面を被った怪人。概要の通り、敵でありながら花火に多大な影響を与えた。ただし、彼女が生きる希望を取り戻すという結果はコルボーの望むものではなかった。怪人カルマールによって復活させられた際には花火に対する関心は薄れており、新たな我が君を求めつつ、カルマールの忠実な下僕となった。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
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